JPH0748225B2 - 複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置 - Google Patents

複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置

Info

Publication number
JPH0748225B2
JPH0748225B2 JP51132693A JP51132693A JPH0748225B2 JP H0748225 B2 JPH0748225 B2 JP H0748225B2 JP 51132693 A JP51132693 A JP 51132693A JP 51132693 A JP51132693 A JP 51132693A JP H0748225 B2 JPH0748225 B2 JP H0748225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conceptual diagram
mechanical
symbol
line segment
mechanical element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP51132693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07502481A (ja
Inventor
英治 松尾
吉典 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP51132693A priority Critical patent/JPH0748225B2/ja
Publication of JPH07502481A publication Critical patent/JPH07502481A/ja
Publication of JPH0748225B2 publication Critical patent/JPH0748225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械の動作を簡単に理解できることを目的とし
てコンピュータを利用し、斜視図表現により複雑な機構
動作を容易に理解できる機構概念図を作成する装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
機械の動作を表す手段として、従来から機械を表す三面
図、組立図、斜視図、透視図、およびそれらを動作順に
並べた動作図があり、実際の機械の形状を表現した図面
を用いて動作を説明していた。また、上記図面の理解を
正確迅速に行うため、従来より例えば弁理士会発行のパ
テント誌1985年11月号「上昇気流」の欄に概念略記画法
として機構図面を概念図で表現する提案がなされている
が、具体的な作画方法まで詳細に開示されていなかっ
た。また機構動作を実際に動いた状態で表示する手段に
ついては全く考えられていなかった。また、従来から、
コンピュータの画像データを直接ファックスに伝送する
装置は市販されていたが、機構の概念図を作画して伝送
することを同一の装置で実現するものはなかった。
一般に、従来の作画法は、機械の実体を表す製作図面に
基づいて描かれた図面を使用していたため、機械の形状
表現ばかりに重きがおかれて、機械の動作を理解するに
は不十分な点が多かった。また、機械の動作の表示を行
うためには複雑な機構解析専用のモデルを新たに作らね
ばならず煩雑な割には複雑な機構を解析し動的に表示す
ることができなかった。また、概念図のデータを直接フ
ァックスに伝送することもできなかった。
また、従来の作図法によれば、特に、斜視図の作画の際
には、直接、機構要素のシンボルとシンボル間を結ぶ直
線を作画していたので、機械を構成するシンボルを複数
個使用する必要があり、その数だけのシンボルを作画し
なければならず作画時間を多く必要とするなどの問題点
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたもの
で、機構概念図を短時間に簡単な操作で作画できる装置
を提供することを目的としており、さらに3次元座標入
力手段を必要とせずに2次元座標入力手段のみで正投影
法を基本とする斜視型機構概念図を作画できる安価な装
置を得ることを目的とし、特に、複雑な機械構造の構
成、動作の理解が短時間で容易に行える機構概念図を作
成する装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置
は、機械構造における機能の最小単位となる機構要素記
号と機械の動作の内容を表す動作記号を別々に定義する
記号定義手段と、定義された機構要素記号から機械構造
の形状図面に基づいて各構成要素に対応する所定の機構
要素記号を選択する手段と、この選択された機構要素記
号を前記機械構造の形状図面に対応付けて所定の位置に
作画する手段と、この作画された機構要素記号間を機械
構造の形状図面に対応して順次線分で結び、斜視図とし
て表現された線分結線図を組み立てる手段と、線分結線
図における各機構要素記号または線分に対応する所定の
動作記号を予め定義された動作記号から選択し、各々独
立した単独の記号として各機構要素記号または線分の近
傍に付加する手段とを備えた機構概念図作成装置におい
て、 記号定義手段は所定の機構要素記号について斜視図作成
のための異なる角度から見た複数の機構要素記号を選択
可能に配置するとともに、線分結線図を組み立てる手段
は、すでに結ばれた線分と交差して新たに線分を結ぶ場
合には、いずれかの線分の交差部分を削除するように構
成したものである。
また、複数の種類の機構要素記号をそれぞれ所定の色調
で表現可能とする色調変換手段を具備したものである。
また、機構要素記号を機構動作の前後でそれぞれ所定の
色調で表現可能とする色調変換手段を具備したものであ
る。
〔作用〕
本発明によれば、機構概念図作成装置において、所定の
機構要素記号について斜視図作成のための異なる角度か
ら見た複数の機構要素記号の選択を可能にするととも
に、線分結線図を組み立てる際に既に結ばれた線分と交
差して新たに線分を結ぶ場合には、いずれかの線分の交
差部分を削除可能とする。
また、複数の種類の機構要素記号をそれぞれ所定の色調
で表現可能とする。
また、機構要素記号を機構動作の前後でそれぞれ所定の
色調で表現可能とする。
〔実施例〕
実施例1 以下、本発明の機構概念図動作表示装置の一実施例を、
図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る機構概念図動作表示装置の第1実
施例の全体的な概略構造が示され、1は集積回路等で作
られた演算装置、2は集積回路等で作られた記憶装置、
3は磁気記録装置等で構成される補助記憶装置、4はCR
T等で構成された表示装置、5はプロッター等で構成さ
れた作画装置、6は座標位置指示装置と、キーボードで
構成される入力装置である。
第2図は第1実施例の更に詳細な機能手段を示し、7は
機械の動作を表現するための機構概念図を作画する装置
で作られた概念図データに基づき図中の動く部分と固定
の部分を認識する手段であり、8は動く部分と固定の部
分を分離する手段、9は動く部分を所望位置へ移動する
手段、10は動く部分をその場で回転する手段、11は動く
部分と固定の部分を合成する手段、12は機構概念図の動
きを時間経過に従って動的に表示する手段、13は機構概
念図の動きを時間経過に従って複数の状態の図を同時に
表示する手段、14は時間経過に従った複数の状態の図を
重ね合わせて表示する手段である。
次に第1実施例の動作について説明する。第1図のCRT
等で構成された表示装置4にはあらかじめ機械の動作を
表現するための機構概念図を作画する装置で作られたデ
ータに基づいて本発明の処理の元に成る機構概念図が表
示されている。このデータに基づき動く部分と固定の部
分を認識する手段7で概念図の中で動く部分と動かない
部分に分けるための前処理をする。
以下、コンピュータから出力された機構概念図(第3図
〜第27図、第30図、第31図)を用いて説明する。例え
ば、第3図は2つのモータにより光ディスクのピックア
ップを位置決めする装置を概念図で表したものであり、
従来手法によりその概念が図で表示されている。第4図
は本発明によってこの第3図から動く部分を取り出した
ものである。この動的部分の認識には、動く前の図と動
いた後の図から自動的に演算して行く場合と、動く部材
と動かない部材をマウス等の入力装置で人間が指し示す
場合を用意してある。
例えば、第5図(第3図から動き指示記号を除去したも
の)とこれを少し動かした第6図より、画像演算を行う
と第4図に示す動く部分だけが、取り出せる。また第5
図と第6図に動く部分を人間がマウス等の入力装置で指
し示すことにより、同様に第4図を得ることも出来る。
次に、動く部分と固定の部分を分離する手段8で第4
図、第7図に示すように、動く部材と動かない部材を分
離する。
次に、動く部分を移動する手段9で非回転移動部材を移
動する。また、回転度動部分を回転する手段10で回転す
る。
次に、動く部分と固定の部分を合成する手段11で、移
動、回転した部材と固定の部材を合成して図形を作る。
さらに、機構概念図の動きを時間経過に従って動的に表
示する手段12で時間毎の機構概念図を表示する。この例
として第8図、第9図、第10図、第11図、第12図、第13
図、第14図、第15図、第16図、第17図、第18図、第19
図、第20図、第21図、第22図、第23図、第24図に前記合
成が動きシーケンスに合せて複数のタイミングで行われ
た結果を表示した概念図を示す。
この動的表示手段は、第25図に示すごとく、25、26、27
の各状態の概念図を表示メモリ28、29を使って表示す
る。まず、25の概念図は28の表示メモリにあり、CRT等
に表示されている。このとき、表示されないメモリ29に
26の概念図を書き込む。書き込みが終了した時点で、表
示メモリ28と29の表示状態を切り換える。瞬間的に29が
表示され28は表示されないメモリとなる。28に概念第27
図を書き込み、上記の動作を繰り返す。
さらに、複数状態図表示手段13で第8図〜第24図を動作
行程図として1画面に表示することもできる。
また、時間経過に従った複数の状態の図を重ね合わせて
表示する手段14で動きのある部分を重ねて第26図、第27
図のごとく表示することもできる。
これら一連の手段は、集積回路等で作られた演算装置1
と、集積回路等で作られた記憶装置2と、磁気記録装置
等で構成される補助記憶装置2と、CRT等で構成された
表示装置3と、プロッター等で構成された作画装置5
と、座標位置指示装置と、キーボードで構成される入力
装置6により実行される。
実施例2 以下、本発明の機構概念図伝送装置の一実施例を図面を
参照して説明する。
第28図において、101は集積回路等で作られた演算装
置、102は集積回路等で作られた記憶装置、103は磁気記
録装置等で構成される補助記憶装置、104はCRT等で構成
された表示装置と、106は座標位置指示装置やキーボー
ドで構成される入力装置、118は概念図を電話回線で伝
送するための画像伝送符号化装置である。画像伝送符号
化装置118は演算装置115と記憶装置116と変調装置117で
成り立っている。119は受信側ファックスに接続される
電話回線である。
第29図は第2実施例の更に詳細な機能手段を示し、120
は機械の動作を表現するための機構概念図を作画する装
置で作られた概念図データに基づき、図形のデータを符
号化する手段、121は符号化データを蓄積する手段、122
は蓄積したデータを並びかえる手段、123はデータを音
声信号に変調する手段、124は信号を電話線に送出する
手段である。
次に動作について説明する。まず、作成した概念図のデ
ータは「0」と「1」の2値データであるため、2値デ
ータの圧縮形式である、MH符号で符号化する。これは、
ファックス伝送の一般的な符号化方法であり、1ライン
毎に「0」と「1」の個数を数えて、その数をあらかじ
め用意した符号で置き換える。この処理は図形データ符
号化手段120で行われる。これは、演算装置101と記憶装
置102と補助記憶装置103で実行される。
次に、符号化されたデータを符号化データ蓄積手段121
で蓄積する。これは、画像伝送符号化装置118の中の記
憶装置116で行われる。
次に、ファックスの通信規格に合うようにデータ並びか
え手段で、データの順序を並びかえる。これは、演算装
置115と記憶装置116でなされる。
次に、データ変調手段123で前記処理されたデータを音
声信号に変調する。さらにこの信号を信号送出手段で送
り出す。これは、変調装置117でなされ、概念図は電話
回線119を経て、相手側のファックスに伝送される。
このようにして、伝送された概念図を第30図、第31図に
示す。
実施例3 次に、本発明の機構概念図作画装置の一実施例を図面を
参照して説明する。第32図において、201は集積回路等
で作られた演算装置、202は集積回路等で作られた記憶
装置、203は磁気記録装置等で構成される補助記憶装
置、204はCRT等で構成された表示装置、205はプロッタ
ー等で構成された出力装置、206は座標位置指示装置や
キーボードで構成される入力装置、207は演算装置201に
具備された交差線調整手段、208は演算装置1に具備さ
れた波線生成手段、209は演算装置201に具備された簡易
2.5次元座標変換手段である。
第33図は表示装置204の画面内に表示されたスケルトン
斜視型画法で作成された図形を表す図であり、図におい
て、210は機構概念図の作画領域、211は作画領域210の
周囲に配置された選択領域、212は選択領域211に表示さ
れ、図形を正投影法で作画する場合に用いられる第一の
視点のシンボルメニュー、213は第二の視点のシンボル
メニュー、214は第三の視点のシンボルメニュー、であ
ってそれぞれ斜視図の異なる角度から見たシンボルを示
す。215は作画領域210作画されたシンボル要素、216は
作画領域210に作画された機構要素、217は作画領域210
の左に配置されたマーキング領域、218はマーキング領
域217の一部に生成されたマーキングである。219は作画
領域210に作画された交差する線分、220は交差する線分
219に生成された分割部である。221は複数のシンボル要
素215、機構要素216、交差する線分219、分割部220から
なる機構概念図である。
次に動作について説明する。第33図において、機構概念
図を作画する場合、まず第32図に示した入力装置206に
より選択領域211に表示されたシンボルの一つを選択す
る。つぎに入力装置206によって作画領域210の任意の一
点を指示する。そうすると、演算装置201、および記憶
装置202によって、表示装置204の指示された位置を中心
に、選択されたシンボル要素215が選択領域211に配置さ
れていた角度と同一の角度で配置される。この動作を繰
り返し、複数個のシンボル要素215を作画領域210に配置
した後、入力装置206によって各シンボル要素215を表現
すべき機構構成と同一構成となるように実線を各シンボ
ル間に表示して結合させ、機構概念図221を作画する。
作画中、既に作画された機構要素216に対して交差する
線分219を作画した場合、第34図のように演算装置201の
交差線調整手段207はまず、先に作画された機構要素216
に対して、線分219との交差点を中心に、所定の長さの
分割部220を与える。この結果、後の線分219が先の線分
216より上にある状態が表現される。一方、分割された
機構要素216が機械の構成上交差する線分219よりも紙面
の上に位置する場合、入力装置206より分割部220の変更
命令を入力する。そうすると交差線調整手段207は後に
作画された交差する線分219に分割部220を生成し、機構
要素216の分割部を削除する。また先に作画された機構
要素216と後に作画された交差する線分219が同一平面内
で構成されている場合、再度入力装置より変更命令を入
力すると交差線分調整手段207は交差する線分219からも
分割部220を削除し、交差点に固定の意義を表すシンボ
ル要素215を生成する。
つぎに作画された機構概念図221が配置されている領域
の画面縦方向の範囲を入力装置206より指示すると、演
算装置201によって指示された縦領域と略同一領域の範
囲が認識され、第33図のマーキング領域217にマーキン
グ218を生成する。作画された機構概念図を紙等に出力
する場合、入力装置206によって出力すべき機構概念図2
21を選択指示する。そうすると出力装置205は選択指示
された機構概念図221、およびマーキング218を同時に図
形として出力する。出力された機構概念図は、後にスキ
ャナー等の図形読み取り装置によってマーキング218が
配置されている高さ領域のみ図形データとして符号化さ
れる。
実施例4 作画された機構要素316に符号を付して機構要素316の名
称と対応させる場合、着目すべき機構要素316とその番
号を引出し線を用いて結合させることが必要である。引
出し線の形状は、他の機構要素と交差した場合でも図形
が判断しにくくならないように波線形状が望ましいとさ
れている。この波線形状の引出し線を表示領域210に作
画する場合、図35のようにまず、入力装置206によっ
て、着目すべき機構要素316の近傍に符号322、実施例に
おいて符号「100」を入力配置する、次に入力装置206に
よって機構要素316の任意の一点である引出し始点323
と、符号322を選択指示する、そうすると演算装置201は
引出し波線生成手段208によって引出し始点323と符号32
2の配置中心に向う近傍点324の直線距離を演算し、その
距離を2等分し、引出し始点323と近傍点324の中間点32
5の座標を認識する。つぎに引出し始点323と近傍点324
を通過する仮想直線326に直交し、引出し始点323と中間
点325の中点を通過する分割線327とあらかじめ記憶装置
202に記憶されている波高さ328の距離をおいて仮想直線
326と平行な平行直線329との交点330を認識する。同様
に分割線331と平行線332の交点323を認識し、演算装置2
01は引出し始点323、交点330、中間点325、交点333、近
傍点324を順に通過する自由曲線をスプライン補間機能
を用いて生成し、引出し波線324を作画する。
実施例5 表示装置204に作画された機構要素416の動作を機構概念
図221において表す場合、動作前の機構要素416と、動作
後の機構要素435を並記、あるいは重ね書きして表す。
例えば第36図のように、動作後の機構要素335を表示領
域210にすでにスケルトン斜視型画法によって作画され
た動作前の機構要素416を引用して作画する場合、入力
装置206によって機構要素416、回転中心436、回転軸線4
37、回転方向、回転角度を順に選択指示する。そうする
と演算装置201は簡易2.5次元座標変換手段209によって
回転軸線437に直交し、機構要素416の線分の両端点43
8、439を各々通過し、回転中心436を中心とする水平方
向に対して30°傾斜した径を1とした場合、長径が1.2
2、短径が0.7の比率となるアイソメトリック楕円形状の
仮想楕円440、441を認識する。つぎに機構要素416を選
択指示された所定の方向、角度に回転移動したときの両
端点442、443を通過する仮想直線444を認識する。つぎ
に簡易2.5次元座標変換手段209によって仮想直線444と
仮想楕円440の交点445と仮想直線444と仮想楕円441の交
点446を端点とする有限直線を生成し、表示装置204に動
作後の機構要素435を作画する。
実施例6 作画された機構概念図221を例えば特許庁などに伝送す
る場合、第37図のように、特許庁に備えられた機構概念
図読み取り装置547に機構概念図221の図形データを伝送
する。このとき、機構の構成が概念図で表現されてもさ
らに複雑であったり、あるいは動作を表現する概念図で
動作の前後の要素が互いに重なって判読しにくい場合は
あらかじめ、機構概念図221の作成者が入力装置206より
任意の機構要素216に色調指定を行う、そうすると指定
された機構要素は色調変換手段548によって所定の色調
に変換されて表示装置204に表示され、機構概念図読み
取り装置547はこの色調情報を図形データと同時に受け
取り、機構概念図読み取り装置447によって機構概念図2
21の作成者が指定した機構要素216の色調が判断でき、
例えば、明細書の本文中に「青色は動作前の装置を示
し、赤色は動作後の装置を示す。」などの説明の記載と
ともに機構の構成や動作が短時間に理解できる。
あるいはまた、オンライン伝送によらず、補助記憶装置
203によって機構概念図221の図形データと色調データを
媒体549に記録し、オンライン回線を有さない機構概念
図読み取り装置547に媒体549を郵送して、機構概念図読
み取り装置547に具備された補助記憶装置550で図形デー
タと色調データを再生し、機構概念図221の内容を判読
する。
ところで、上記実施例3、4では機構概念図221の画法
としてスケルトン斜視型画法を例に取って説明したが立
体型のみならず平面型の2次元的展開型や、その他の画
法であってもよい。
また、上記実施例3、4では、同一意義で異なる視点の
シンボルメニューを隣接させ、各視点の基準値に平行な
補助枠を隣接させて配置した例について示したが図38の
ように、同一の選択領域611内に同一視点のシンボルメ
ニュー612、613、614を一列に配置してもよい。
また、第39図のように、平面型で表示されたシンボルメ
ニューと選択可能な投影面選択メニュー751を選択領域7
11に配置して、作画領域に任意のシンボル要素を配置す
るときに、配置する投影面を入力装置206により、投影
面選択メニュー751から選択指示しても良い。この場
合、選択した投影面の視点から見たときの角度と対応す
るシンボルメニュー752を選択指示することにより、作
画領域のシンボル要素を配置する位置を指示してシンボ
ル要素が配置される。
また、上記実施例3、4では、選択領域211を表示装置2
04に表示した例について示したが、タブレットなどの補
助入力装置に選択領域を設けてもよく、あるいは第40図
のように、ガイダンスカード853などの表示用紙に各シ
ンボルメニュー852と番号854、あるいはシンボルの意義
などを対応させて表示し、入力装置206から番号854を入
力して任意のシンボル要素215を作画領域201に配置して
もよい。
また、上記実施例では、選択領域211に機構概念図221の
機械要素をシンボル化した図記号を配置した例について
示したが、機構の動作をシンボル化した運動記号255
や、引出し線をシンボル化した引出し記号256であって
もよい。
また、上記実施例4では、引出し線の波の数は2個の場
合について示したが、引出し始点323と近傍点324の距離
が分割数を増減させてその他の数の波を生成してもよ
く、あるいは入力装置206から波の数、波高さ328を選択
可能とする選択機能を波線生成手段208に付加してもよ
い。
また、上記実施例4では、波線の各通過点をスプライン
補間した自由曲線によって生成した例について示した
が、各通過点の3点を通る単一判径を有する円の一部と
直線の組合せなどによって近似し、データ量を節約して
もよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、機構概念図作成装置
において所定の機構要素記号について斜視図作成のため
の異なる角度から見た複数の機構要素記号の選択を可能
にしているので、複雑な機械構造を立体的に表現する斜
視図表現の機構概念図の作成時に、必要とする異なる角
度から見た機構要素記号を容易に選択し所定の位置に短
時間で作画することができる。
さらに、線分結線図を組み立てる際に、すでに結ばれた
線分と交差して新たに線分を結ぶ場合には、いずれかの
線分の交差部分を削除可能としているので、交差する線
分の前後関係を明瞭とした、より理解しやすい斜視図表
現の機構概念図を得ることができる。
すなわち、複雑な機械構造の動作の理解に適した最適な
斜視図表現の機構概念図を容易に作成可能とする装置を
提供することができる。
また、機構要素記号の種類あるいは機構動作の前後で所
定の色調で表現可能とすることにより、複雑な機械構造
の動作がより一層理解しやすい装置を提供することがで
きる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の第1実施例による機構概念図動作表
示装置を示すブロック構成図である。
第2図は、本発明の第1実施例に係わる機構概念図動作
表示手段の構成図である。
第3図は、本発明の第1実施例の機構概念図動作表示装
置で実現される動作表示の入力データとなる機構概念図
である。
第4図は、第1実施例において動く部分だけを取り出し
た例を示す機構概念図である。
第5図は、第1実施例において動く前の機構概念図であ
る。
第6図は、第1実施例において動いたあとの機構概念図
である。
第7図は、第1実施例において固定の部分だけを取り出
した例を示す機構概念図である。
第8図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第9図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第10図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第11図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第12図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第13図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第14図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第15図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第16図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第17図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第18図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第19図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第20図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第21図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第22図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第23図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第24図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを示す機構概念図である。
第25図は、第1実施例において機構概念図を動的に表示
する方法の説明図である。
第26図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを重ねて示した、機構概念図であ
る。
第27図は、第1実施例において機構概念図動作表示装置
により表示された動きを重ねて示した、機構概念図であ
る。
第28図は、本発明の第2実施例による機構概念図伝送装
置を示すブロック構成図である。
第29図は、本発明の第2実施例に係わる機構概念図伝送
手段のブロック構成図である。
第30図は、第2実施例において機構概念図伝送装置によ
りファックスに伝送された機構概念図である。
第31図は、第2実施例において機構概念図伝送装置によ
りファックスに伝送された機構概念図である。
第32図は、本発明の第3、4、5実施例を示すブロック
構成図である。
第33図は、本発明の第3実施例を示すスケルトン斜視型
画法によって作画した機構概念図を表示装置に表示した
例を示す平面図である。
第34図は、本発明の第3実施例の交差線調整手段の行程
を示すフローチャートである。
第35図は、本発明の第4実施例の引出し波線生成手段を
用いて作画された機構概念図の一部を示す平面図であ
る。
第36図は、本発明の第5実施例を示すスケルトン斜視型
画法によって作画した機構概念図を示す平面図である。
第37図は、本発明の実施例6を示すブロック図である。
第38図は、本発明の他の実施例を示す選択領域の平面図
である。
第39図は、本発明の他の実施例を示す選択領域の平面図
である。
第40図は、本発明の他の実施例を示す選択領域の平面図
である。
〔符号の説明〕
1……演算装置、2……記憶装置、3……補助記憶装
置、4……表示装置、5……作画装置、6……入力装
置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械構造の形状図面から形状の構成要素を
    記号化した機構概念図を作成する機構概念図作成装置で
    あって、 機械構造における機能の最小単位となる機構要素記号と
    機械の動作の内容を表す動作記号を別々に定義する記号
    定義手段と、 定義された機構要素記号から前記機械構造の形状図面に
    基づいて各構成要素に対応する所定の機構要素記号を選
    択する手段と、 この選択された機構要素記号を前記機械構造の形状図面
    に対応付けて所定の位置に作画する手段と、 この作画された機構要素記号間を前記機械構造の形状図
    面に対応して順次線分で結び、斜視図として表現された
    線分結線図を組み立てる手段と、 前記線分結線図における各機構要素記号または線分に対
    応する所定の動作記号を予め定義された動作記号から選
    択し、各々独立した単独の記号として前記各機構要素記
    号または線分の近傍に付加する手段とを備えた機構概念
    図作成装置において、 前記記号定義手段は所定の機構要素記号について斜視図
    作成のための異なる角度から見た複数の機構要素記号を
    選択可能に配置するとともに、前記線分結線図を組み立
    てる手段は、すでに結ばれた線分と交差して新たに線分
    を結ぶ場合には、いずれかの線分の交差部分を削除する
    ことを特徴とする複雑機構動作理解用の機構概念図作成
    装置。
  2. 【請求項2】複数の種類の機構要素記号をそれぞれ所定
    の色調で表現可能とする色調変換手段を具備したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複雑機構動作理
    解用の機構概念図作成装置。
  3. 【請求項3】機構要素記号を機構動作の前後でそれぞれ
    所定の色調で表現可能とする色調変換手段を具備したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複雑機構動
    作理解用の機構概念図作成装置。
JP51132693A 1991-06-03 1992-06-03 複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置 Expired - Lifetime JPH0748225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51132693A JPH0748225B2 (ja) 1991-06-03 1992-06-03 複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-131020 1991-06-03
JP3-131019 1991-06-03
JP13101991 1991-06-03
JP13102091 1991-06-03
JP3/358173 1991-12-27
JP51132693A JPH0748225B2 (ja) 1991-06-03 1992-06-03 複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置
JP4/301594 1992-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07502481A JPH07502481A (ja) 1995-03-16
JPH0748225B2 true JPH0748225B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=27316233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51132693A Expired - Lifetime JPH0748225B2 (ja) 1991-06-03 1992-06-03 複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748225B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104058433B (zh) * 2014-06-19 2015-07-08 杭州化工机械有限公司 一种铝酸钠溶液快速分离与赤泥洗涤工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07502481A (ja) 1995-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9710971B2 (en) Information processing device, position designation method and storage medium
KR100246520B1 (ko) 화상처리장치
CN102576561B (zh) 用于编辑的装置和方法
US20060143020A1 (en) Device capable of easily creating and editing a content which can be viewed in three dimensional way
JPH06208500A (ja) ハイパーテキスト付き映像データ作成装置
EP2180677A2 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving image data using mobile terminal
KR20170057736A (ko) 교육용 vr 콘텐츠 제작 시스템 및 그 제어방법
JPH1196340A (ja) 地図編集装置
WO2018173791A1 (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2005267655A (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生プログラム、コンテンツ再生プログラムを記録した記録媒体、および携帯通信端末
JP2618145B2 (ja) 図形アイコンを用いた図形作成方法及び作成装置
JP3501456B2 (ja) 三次元図形編集装置
KR20160069663A (ko) 교육용 콘텐츠 제작 시스템, 제작방법, 및 그에 사용되는 서비스 서버, 저작자 단말, 클라이언트 단말
US5500926A (en) Mechanism conceptual drawing operation display apparatus, transmission apparatus and mechanism conceptual drawing formation apparatus
JPH0748225B2 (ja) 複雑機構動作理解用の機構概念図作成装置
KR20130093186A (ko) 인터랙티브 캐릭터를 활용한 동영상 제작 장치
JP7070547B2 (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JPH08235344A (ja) シナリオ編集装置
US5426728A (en) Method for transforming form drawings into mechanism conceptional drawings
JP2753324B2 (ja) 情報処理システム
JP2558711B2 (ja) デ−タ編集装置
KR102318111B1 (ko) 사용자의 얼굴을 캐릭터에 반영하는 스티커 제공 스토리북 생성 방법 및 장치
US20020012469A1 (en) Picture image processing method, processing apparatus and recording medium
JP2006268074A (ja) Ip画像生成方法、ip画像生成プログラム、記憶媒体およびip画像生成装置
JP3134326B2 (ja) 図形編集装置