JPH074760A - 流れ切り換え装置及び冷蔵庫 - Google Patents

流れ切り換え装置及び冷蔵庫

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JPH074760A
JPH074760A JP6069153A JP6915394A JPH074760A JP H074760 A JPH074760 A JP H074760A JP 6069153 A JP6069153 A JP 6069153A JP 6915394 A JP6915394 A JP 6915394A JP H074760 A JPH074760 A JP H074760A
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piston
switch
high pressure
pressure
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JP6069153A
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James Day
ジェームス・デイ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B5/00Compression machines, plants or systems, with several evaporator circuits, e.g. for varying refrigerating capacity
    • F25B5/04Compression machines, plants or systems, with several evaporator circuits, e.g. for varying refrigerating capacity arranged in series
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
    • H01H35/38Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow actuated by piston and cylinder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
    • H01H35/40Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow actuated by devices allowing continual flow of fluid, e.g. vane
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より安価で良好な冷却効率を実現することの
できる冷媒流れ切り換え装置及び冷蔵庫を提供する。 【構成】 冷凍システムの高圧及び低圧蒸発器から交互
に圧縮機に冷媒を運ぶ冷媒流れ切り換え装置、及びこの
ような冷凍システムを用いた冷蔵庫が、冷媒を高圧及び
低圧蒸発器から交互に圧縮機へ運ぶ冷媒流れ切り換え弁
218を含んでいる。切り換え弁218は、圧力スイッ
チ219によって制御されている。圧力スイッチ219
は、高圧蒸発器からの冷媒と低圧蒸発器からの冷媒との
間の圧力差を利用して、スイッチ・アセンブリ278を
循環的に開閉し、スイッチ219を低圧位置と高圧位置
との間で移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願との関係】本出願は、本出願人に譲渡された
係属中の米国特許出願番号第07/612290号と関
連する。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には冷凍システ
ムに関し、更に具体的に言えば、冷媒を蒸発器から圧縮
機ユニットへ運ぶための圧力制御された自律的な切り換
え(スイッチング)弁を有している多重蒸発器を備えた
冷凍システムに用いられる、圧力スイッチとしても知ら
れているセンサに関する。
【0003】
【従来の技術】典型的な冷凍システムでは、冷媒が閉回
路内を連続的に循環する。本明細書で用いる「回路」と
いう用語は物理的な装置を指すのに対し、本明細書で用
いる「サイクル」という用語は、回路の動作、例えば冷
凍回路における冷媒サイクルを指す。本明細書で用いる
「冷媒」という用語は、液相、蒸気相及び/又は気相の
冷媒を指す。閉回路の部品が冷媒に温度/圧力変化を受
けさせ、その結果、エネルギの変換が起こる。冷凍シス
テムの典型的な部品は、例えば圧縮機と、凝縮器と、蒸
発器と、制御弁と、接続配管とを含んでいる。
【0004】冷凍システムを評価する際に、エネルギ効
率は重要な因子である。典型的には、より高価でより効
率のよい部品を用いることにより、冷凍しようとする区
域に隣接して余分の絶縁体を追加することにより、又は
その他のコストのかかる追加によって、エネルギ効率を
高めている。従って、冷凍システムのエネルギ効率を高
めると、システムのコスト増になるのが普通である。そ
のため、冷凍システムの効率を高め、且つシステムのコ
スト増を最小限に抑えることが望ましい。
【0005】冷凍システムを利用しているある装置で
は、冷凍する必要のある区域が2つ以上あり、少なくと
も1つの区域は他の区域よりも一層強い冷凍を必要とす
る。フリーザ区画と、新鮮食品区画とを含んでいる典型
的な家庭用冷蔵庫が、このような装置の一例である。フ
リーザ区画は約−25℃と約−10℃との間に保たれて
おり、新鮮食品区画は約+1℃と約+8℃との間に保た
れていることが好ましい。
【0006】このような温度条件を満たすために、典型
的な冷凍システムは、蒸発器に結合されている圧縮機を
含んでいる。本明細書で用いる「結合」及び「接続」と
いう用語は、互換性をもって用いられている。2つの部
品が結合され又は接続されたと言うとき、これは、(1
つ又は複数の)他の部品がそれら2つ部品の間に配置さ
れていても、これら2つの部品が冷媒の流れの点で、何
等かの形で直接的に又は間接的に結合(リンク)されて
いることを意味する。
【0007】典型的な家庭用冷凍庫の場合の冷凍システ
ムに戻って説明すると、蒸発器は、約−25℃(−15
℃〜−35℃の実際の範囲が典型的には用いられてい
る。)に保たれており、空気が蒸発器のコイルに吹き付
けられている。蒸発器によって冷却された空気の流れ
は、例えば障壁によって制御されている。蒸発器によっ
て冷却された空気の第1の部分はフリーザ区画に向けら
れており、第2の部分は新鮮食品区画に向けられてい
る。
【0008】新鮮食品区画を冷却するためには、例えば
約−5℃(又は約−10℃〜約0℃の範囲内)で運転さ
れる蒸発器を利用することも可能である。従って、家庭
用冷蔵庫で利用されている典型的な冷凍システムは、フ
リーザ区画にとっては適切であるが、新鮮食品区画に対
しては必要以上に低い温度で蒸発器を運転することによ
って、その冷凍効果を発生している。このため、典型的
な家庭用冷蔵庫は、新鮮食品区画を必要以上に冷却する
ために、より多くのエネルギを用いており、低下したエ
ネルギ効率で運転されている。
【0009】この家庭用冷蔵庫の例は、一例として述べ
たに過ぎない。家庭用冷蔵庫以外の多くの装置は、不必
要に低い温度で運転される蒸発器を含んでいる冷凍シス
テムを利用している。エネルギ消費量を少なくして運転
される冷凍システムが、米国特許番号第5156016
号に記載されている。この冷凍システムは、少なくとも
2つの蒸発器と、複数の圧縮機又は複数の段を有してい
る1つの圧縮機とを利用している。このシステムは高圧
及び低圧冷媒の間の圧力差を利用して、ベローを内部に
有している切り換え弁を作動させる。しかしながら、2
5kg/cm2 で運転され、100kg/cm2 又はそ
れ以上で破壊せずに機能し得ることが要求される冷凍シ
ステムでは、このような弁のコストは非常に高い。この
ような条件の下で機能する、より安価で同じ効率を有す
る冷凍システムに対する要望がある。
【0010】
【発明の要約】本発明は、冷媒を高圧又は低圧蒸発器手
段から交互に冷凍システムの圧縮機手段へ運ぶ流れ切り
換え装置を対象とする。この流れ切り換え装置は、冷媒
を低圧及び高圧蒸発器手段から交互にそれぞれ圧縮機手
段へ流すことができるよう低圧位置と高圧位置との間で
移動するように構成されている切り換え弁と、高圧蒸発
器手段と低圧蒸発器手段との間に設けられており、切り
換え弁に接続されていると共に切り換え弁を低圧位置と
高圧位置との間で移動させるように構成されている圧力
スイッチとを備えており、この圧力スイッチは、その内
部に摺動自在に配置されている鉄金属のピストンによっ
て第1の部分と第2の部分とに分割されており、高圧蒸
発器手段と低圧蒸発器手段との間に冷媒流れ関係をもっ
て配置されているピストン・ハウジングと、ピストン・
ハウジングと摺動自在な関係をもって配置されていると
共に、揺動アームに装着された第1及び第2の磁化接合
部を有している揺動アーム室と、ピストンが第1の位置
にあるときに当該スイッチ・アセンブリが開くと共に切
り換え弁を低圧位置へ移動させ、ピストンが第2の位置
にあるときに当該スイッチ・アセンブリが閉じると共に
切り換え弁を高圧位置へ移動させるように、切り換え弁
に電気的に接続されているスイッチ・アセンブリとを備
えている。
【0011】本発明は更に、冷蔵庫を対象とする。この
冷蔵庫は、圧縮機手段と、圧縮機手段から吐出された冷
媒を受け取るように接続されている凝縮器手段と、新鮮
食品区画と、凝縮器手段から吐出された冷媒の少なくと
も一部を受け取るように接続されており、新鮮食品区画
を冷凍する第1の蒸発器手段と、フリーザ区画と、凝縮
器手段から吐出された冷媒の少なくとも一部を受け取る
ように接続されており、フリーザ区画を冷凍する第2の
蒸発器手段と、上に述べた冷媒流れ切り換え装置とを備
えている。
【0012】本発明は、所望の冷凍温度で動作する複数
の蒸発器を利用することにより、エネルギ効率を高め
る。更に、一実施例では、複数の圧縮機や、複数の段を
有している1つの圧縮機の代わりに、1段圧縮機を利用
することにより、エネルギ効率を改善することに伴うコ
ストを最小限に抑える。
【0013】
【実施例】本発明は、冷凍システム、特に家庭用冷蔵庫
−フリーザに最大の効用があるものと考えられる。しか
しながら、本発明は、多重空気調和(エア・コンディシ
ョナ)ユニットの制御のようなこの他の冷凍用途にも効
用がある。従って、本明細書で用いる「冷凍システム」
という用語は、冷蔵庫−フリーザを指すのみでなく、他
の形式の冷凍用途をも指す。
【0014】次に、図面について更に詳しく説明する。
図1は本発明の好ましい形式の冷凍システム200を示
す。冷凍システム200は圧縮機ユニット202を含ん
でおり、圧縮機ユニット202は、凝縮器204に結合
されている。毛細管206が凝縮器204の出口に結合
されており、高圧蒸発器としても知られている第1の蒸
発器208が毛細管206の出口に結合されている。高
圧蒸発器としても知られている第1の蒸発器208の出
口が相分離器210の入口に結合されており、相分離器
210は、その入口の近くに配置されているスクリーン
212と、ガス又は蒸気収容部214と、液体収容部2
16とを含んでいる。場合によって蒸気収容部214又
は単に蒸気部214と呼ぶが、相分離器210のこの部
分の内部には、ガス及び/又は蒸気が配設されていても
よいことを承知されたい。蒸気部214は、好ましくは
電力が給電されるソレノイドによって作動される冷媒流
れ切り換え弁218に対して、導管220を介して高圧
冷媒を第1の入力として供給するように結合されてい
る。特に、導管220の取り入れ口は、蒸気部214を
通って液体収容部216へ通過する液体冷媒がこの取り
入れ口に入らないように、蒸気部214内に配置されて
いる。
【0015】液体収容部216の出口は、膨張弁又は毛
細管のような膨張装置222(これは絞りと呼ぶことも
ある。)に結合されている。低圧蒸発器としても知られ
ている第2の蒸発器224が膨張装置222の出口に結
合されており、第2の蒸発器224の出口が冷媒流れ切
り換え弁218に対する第2の入力として、低圧冷媒を
供給するように結合されている。
【0016】「電力入力」という文字を付した外部電源
からの電流を受け取るサーモスタット227が、圧縮機
ユニット202に接続されている。サーモスタット22
7は、ユーザが調節自在であることが好ましい。冷却が
必要なときに、サーモスタット227が発する出力信号
が、圧縮機ユニット202を作動させる。例えば家庭用
冷蔵庫では、サーモスタット227はフリーザ区画内に
配設されていることが好ましい。
【0017】毛細管206は、相分離器の蒸気部214
を冷媒流れ切り換え弁218と接続している導管220
と熱的に接触していると共に、第2の蒸発器224を冷
媒流れ切り換え弁218に結合している導管230とも
熱的に接触している。熱的な接触は、例えば、毛細管2
06の外側、並びに導管220及び230の外側の一部
を横に並べてはんだ付けすることによって行われる。毛
細管206は図1では、導管220及び230の周りに
巻き付けられているものとして示してあるが、これは熱
伝達関係を示す概略表示したものである。この熱伝達は
向流形式で行われる。即ち、毛細管206を流れる冷媒
が進む方向は、導管220及び230内の冷媒の流れと
は反対向きである。周知のように、流れが同じ方向に進
む熱交換装置ではなく、向流形熱交換装置を用いると、
熱交換効率が高くなる。
【0018】電源228から給電される圧力スイッチ2
19が、導管221及び231に結合されていると共
に、弁218にも電気的に接続されている。スイッチ2
19は、導管221及び231の間の圧力差によって作
動されるが、スイッチ219が発生する電気信号が、弁
218をトリガする。動作について説明すると、例で言
えば、第1及び第2の蒸発器208及び224は、約−
5℃及び−25℃の温度の冷媒をそれぞれ収容してい
る。膨張装置222は、適当な中孔の寸法及び長さを有
している毛細管又は膨張弁であってもよいが、第2の蒸
発器224の出口に辛うじて過熱された蒸気の流れを生
ずるように調節されている。
【0019】切り換え弁218は、それぞれの蒸発器2
08及び224を通って圧縮機ユニット202へ通過す
る冷媒の流れを制御する。冷凍の必要が生じたときに、
サーモスタット227が圧縮機ユニット202を作動さ
せる。切り換え弁218が導管230及び232の流れ
を連通させるように構成されているとき、第2の蒸発器
224からの蒸気が圧縮機ユニット202に入る。これ
は、以下状態1と呼ぶ状態である。この代わりに、切り
換え弁218が導管220及び232の流れを連通させ
るように構成されているとき、相分離器210からの蒸
気が圧縮機ユニット202に入る。これは、状態2と呼
ぶ。圧縮機ユニット202に対する入口圧力は、切り換
え弁218が状態1にあるときには、約1.5kg/c
2 絶対圧であり、状態2にあるときには、約3kg/
cm2 絶対圧である。一方の状態から他方の状態への切
り換えが、これから更に詳しく説明するように、圧力ス
イッチ219によって行われる。
【0020】毛細管206は、凝縮器204を出て行く
液体のある程度の過冷却(即ち、飽和温度以下での冷
却)を行うと共に、冷媒の流れを計量し、凝縮器204
及び第1の蒸発器208の間に圧力差を保つような寸法
にすることが好ましい。更に、毛細管206と相分離器
210からの導管220との間で熱交換が行われ、導管
220及び230での水分の凝縮を防止すると共に、第
1の蒸発器208へ流れる毛細管206内の冷媒を冷却
する。
【0021】第1の蒸発器208から液相及び蒸気相で
出て行く冷媒が相分離器210に入り、液体冷媒は液体
収容部216に溜まり、蒸気は蒸気部214に溜まる。
導管220が蒸気部214からの蒸気を、一般的には約
−5℃で切り換え弁218に供給する。サーモスタット
227が圧縮機ユニット202を作動させるとき、弁2
18は状態1、即ち省略(ディフォルト)状態にある。
相分離器210の液体収容部216からの液体は、絞り
222を通って第2の蒸発器224に流れるときに蒸発
する。従って、絞り222から第2の蒸発器224に入
る液体冷媒の温度及び圧力はかなり低下し、蒸発器22
4を約−25℃まで更に冷却する。弁218が状態1に
あるとき、冷媒は、ゆっくりとであるけれども、第1の
蒸発器208を流れる。相分離器210内に所望のレベ
ルの液体冷媒を保つのに十分な冷媒をシステム200に
供給することが典型的である。
【0022】弁218が状態1にあるときの圧縮機ユニ
ット202の入力の圧力は、冷媒が−25℃で2相平衡
する圧力によって決定される。弁218が状態2にある
ときの圧縮機ユニット202の圧力は、−5℃における
冷媒の飽和圧力によって決定される。凝縮器204が凝
縮器として作用するためには、その温度は周囲よりも高
くなければならない。例えば、凝縮器204内の冷媒は
40℃であってもよい。勿論、冷媒の圧力は選択された
冷媒に関係する。
【0023】図1に示す冷凍システム200は、同じ冷
却能力を有する蒸発器1台のシステムよりも必要とする
エネルギが少ない。効率のある利点は、温度が一層高い
蒸発器208を出て行く蒸気が、温度が一層低い蒸発器
224を出て行く蒸気の一層低い圧力ではなく、中間圧
力から圧縮されることによるものである。従って、すべ
ての冷媒がフリーザの出口圧力から圧縮された場合より
も、必要とする圧縮の仕事が一層少ない。
【0024】図2及び図3は、本発明の好ましい実施例
の流れ切り換え装置を更に詳しく示す。この流れ切り換
え装置は、流れ切り換え弁218と、圧力スイッチ21
9とを含んでいる。弁218には、導管220、22
1、230、231及び232が一体に形成されている
ことが示されている。しかしながら、この代わりに、弁
218は、溶接、はんだ付け又は機械的な結合のような
結合方法により、導管220、221、230、231
及び232に結合されている入口導管及び出口導管を有
していてもよい。図2及び図3は、それぞれ状態1及び
状態2にある弁218を示す。
【0025】図2及び図3は、導管220及び230か
ら弁218への入力、並びに導管232への枝分れ出力
を示している。このため、弁218は、図1に示すよう
に、導管220又は導管230のいずれかからの冷媒の
流れを、圧縮機202に接続されている導管232に供
給することができる。円柱形スプール274が弁ハウジ
ング276内に摺動自在に配置されており、Oリング2
75によって封じ(シール)が施されている。ソレノイ
ド278はスプール274に結合されており、ソレノイ
ド278が励磁されると、ソレノイド278は弁ハウジ
ング276内でスプール274を移動させる。第1の圧
縮ばね280のような第1の偏圧(バイアス)手段が、
一端282では弁ハウジング276に接続されており、
スプール274に取り付けられているソレノイド鉄心2
84の上に載っかっており、そして他端286ではスプ
ール274に接続されている。
【0026】ソレノイド278に対する電気エネルギ
は、電源228から供給される。後で説明する圧力スイ
ッチ219のスイッチ・アセンブリの不動スイッチ接点
262及び可動スイッチ接点264が互いに電気的に接
続されているときに、即ち、圧力スイッチ219のスイ
ッチ・アセンブリが閉じているときに、ソレノイド27
8は励磁される。不動スイッチ接点262が可動スイッ
チ接点264から電気的に切り離されているときに、即
ち、圧力スイッチ219のスイッチ・アセンブリが開い
ているときに、ソレノイド278は非励磁にされる。
【0027】図2に示す状態1では、スプール274の
環状溝288が、弁218の入口に接続されている導管
230と、弁218の出口に接続されている導管232
との間で流体の流れが連通するようにする。圧力スイッ
チ219のスイッチ・アセンブリのスイッチ接点262
及び264が互いに電気的に切り離されており、圧縮さ
れていない状態にある第1のばね280がスプール27
4をハウジング274の端282から遠去かる向きに押
しているので、ソレノイド278は非励磁状態にある。
【0028】図3に示す状態2では、スプール274の
環状溝288は、弁218の入口に接続されている導管
220と、弁218の出口に接続されている導管232
との間で冷媒の流れが連通するようにする。スイッチ接
点262及び264が互いに電気的に接続されており、
スプール274に接続されているソレノイド鉄心284
がスプールをハウジング274の端284に一層近付け
るように引っ張り、第1のばね280をハウジング27
4の端282に対して圧縮する。
【0029】図2及び図3に示すスプール274の移動
のタイミングが、圧力スイッチ219によって定められ
る。圧力スイッチ219は、一端で導管231に接続さ
れており、他端で導管221に接続されている円筒形ピ
ストン・ハウジング240を含んでいる。ピストン・ハ
ウジング240は円筒形であって、頑丈な重合体、アル
ミニウム、銅、ステンレス鋼又は真鍮のような非磁性材
料で作成されていることが好ましい。真鍮がピストン・
ハウジング240に対して好ましい。
【0030】ハウジング240内に摺動自在のピストン
242が収容されており、ハウジング240の内壁と摺
動自在の接触を成しているピストンの壁には、Oリング
244のような密封部材が取り付けられている。ピスト
ン242は、鋼、鉄合金、ニッケル又はコバルトのよう
な磁性材料で作成されている。鋼がピストン242に対
して好ましい。
【0031】ピストン242は、ハウジング240の内
部の空所を2つの部分、即ち導管231に接続されてい
る第1の部分243と、導管221に接続されている第
2の部分245とに分割している。Oリング244は、
冷媒が第1の部分243から第2の部分245へ漏れる
のを防止する。図2に示す状態1では、ピストン242
は第1の(ディフォルト)位置にあり、図3に示す状態
2では、ピストン242は第2の位置にある。第2の圧
縮ばね246のような第2の偏圧(バイアス)手段がハ
ウジング240の第1の部分243内に配置されてお
り、その両端がハウジング240の末端部材及びピスト
ン242の頂部と(図示のように)接触しているか、又
は固定されている。このため、ばね246は、ばね24
6が及ぼす圧力がハウジング240の部分245内に発
生される圧力よりも大きいときに、ピストン242を第
1の位置へ押圧する。
【0032】圧力スイッチ219は更に、ピストン・ハ
ウジング240の外面と摺動自在の関係を有するように
配置されている揺動アーム室248を含んでいる。室2
48は半月形断面を有しており、その凹の弯曲がハウジ
ング240外面の凸の弯曲と合わさっており、この外面
に沿って密に面間接触していることが好ましい。ソレノ
イド278の励磁及び非励磁のタイミングの調節が、ケ
ーブル又は棒のような細長い回転自在の部材268によ
って行われる。この部材は、ねじ山を設けた部分を有し
ており、この部分が室248に接続されており、矢印で
示す向きに、室248をハウジング240に開けて摺動
させる。細長い部材268のねじ山を設けた部分が、好
ましく不動のねじ山を設けたブロック270のそのねじ
山と合わさるねじ部分を通り抜けている。細長い部材2
68は更に、つまみ272を有しており、ユーザがこの
つまみを手で調節することができる。細長い部材268
のねじ部分は、冷蔵庫の新鮮食品区画内の種々の所望の
温度と合うように較正されている。オペレータの便宜の
ため、つまみ272は、新鮮食品区画内の所望の温度と
合う目盛を有していることが好ましい。
【0033】圧力スイッチ219は更に、揺動アーム2
50を含んでいる。揺動アーム250は、揺動アーム室
248内で枢着点251で枢着されており、枢着点25
1によって等分される頑丈な細長い部材で構成されてい
ることが好ましい。両方共に永久磁化された第1の接合
部252及び第2の接合部254が、好ましくは枢着点
251から等しい距離の所で、揺動アーム250の末端
に固定されている。第1の接合部252及び第2の接合
部254は、任意の適当な永久磁気材料で作成されてい
るが、磁化鋼であることが好ましい。
【0034】いずれも磁気材料の薄片である第1のパッ
ド256及び第2のパッド258が、第1の接合部25
2及び第2の接合部254とそれぞれ向かい合って揺動
アーム室248の壁に固定されており、揺動アーム25
0が時計回りに回転すると、第2の接合部254は第2
のパッド258と接触し、揺動アーム250が反時計回
りに回転すると、第1の接合部252は第1のパッド2
56と接触するようになっている。図2に示す状態1で
は、揺動アーム250は開位置にあり、図3に示す状態
2では、揺動アーム250は閉位置にある。従って、ピ
ストン242が第1の位置にあるときに、それが第1の
接合部252を第1のパッド256に磁気的に引き付
け、ピストン242が第2の位置にあるときに、それが
第2の接合部254を第2のパッド258に磁気的に引
き付ける。それぞれ接合部252及び254に対するパ
ッド256及び258の磁気引力は、ピストン242が
第1の位置と第2の位置との間を移動している時間の
間、揺動アーム250の偶発的な移動を防止する。
【0035】可動スイッチ接点264が、揺動アーム2
50の1つの脚に固定されているスイッチ・アーム26
0の末端に固定されている。スイッチ・アーム260は
頑丈な細長い部材であることが好ましい。接点262が
可動スイッチ接点264と向かい合うように配置されて
おり、揺動アーム250の第1の接合部252が第1の
パッド256と接触するときに、接点262が可動スイ
ッチ接点264から切り離され、第2の接合部254が
第2のパッド258と接触するときに、接点262が可
動スイッチ接点264に接続されるようになっている。
不動スイッチ接点262及び可動スイッチ接点264
は、弁218のソレノイド278を循環的(サイクリッ
ク)に励磁すると共に非励磁にする電気回路のスイッチ
・アセンブリを形成している。
【0036】接点262及び264は、銅、アルミニウ
ム、金、銀又は白金のような導電材料で作成されている
が、銅であることが好ましい。特に銅の場合の接点26
2及び264の表面は、所望によっては、金又は白金層
で被覆して、アークの発生による表面の酸化を防止する
ことができる。接点262及び264に接続されている
銅線のような電気導体が、電源228からの電力をソレ
ノイド278に供給する。不動スイッチ接点262が可
動スイッチ接点264と接触しているときに、ソレノイ
ド278は励磁され、不動スイッチ接点262が可動ス
イッチ接点264から切り離されているときに、ソレノ
イド278は非励磁にされる。適当な不感帯を有する磁
気近接スイッチを、図2及び図3に示すスイッチ・アセ
ンブリの代わりに用いることができることに注意された
い。
【0037】動作について説明すると、ピストン・ハウ
ジング240の第2の部分245内に高まりつつある
(例えば)絶対圧3kg/cm2 の冷媒圧力が、ピスト
ン242を第1の位置(図2)から第2の位置(図3)
へ押し始める。ピストン242は、第1の位置から第2
の位置へ移動するときに、第2の圧縮ばね246の一定
の力、及び導管231内に存在する低圧(例えば約1.
5kg/cm2 )の冷媒に逆らって押す。特定のばね、
ピストン、及び圧力スイッチ219の室の寸法の選び方
は、所望の動作特性に合わせられている。揺動アーム2
50は、ピストン242から第1の接合部252に加え
られる磁力により、開位置に保たれている。スイッチ接
点262及び264が接触していないので、ソレノイド
278に給電する電気回路が遮断されており、ソレノイ
ド278は非励磁にされている。このため、第1のばね
280によって押されるスプール274は、導管230
及び232が溝288を介して連通することができるよ
うにする。
【0038】ピストン242が図3に示す第2の位置へ
移動するとき、ピストン242が第1の位置及び第2の
位置の中間にある間、第1のパッド256は第1の接合
部252を所定位置に保持されている。一旦ピストン2
42が第2の位置に達すると、それが第2の接合部25
4に磁気的な引っ張る力を加え、接合部254は第2の
パッド258にスナップ式に係合し、スイッチ接点26
4を不動接点262に対して閉じ、こうして、ソレノイ
ド278に給電する電気回路を閉じる。このとき、ソレ
ノイド278は励磁され、そのため、スプール274は
第1のばね280に逆らって押されて、導管220及び
232を接続するように溝288を移動させる。
【0039】一旦導管220からの高圧冷媒が図1に示
す圧縮機202に供給されると、導管221内の圧力が
下がり、第2のばね246はピストン242に力を加え
て、第2の位置から第1の位置へ移動させ始める。ピス
トン242が第2の位置及び第1の位置の中間にある
間、第2のパッド258は第2の接合部254を所定位
置に保持されている。一旦ピストン242が第1の位置
に達すると、それが第1の接合部252に磁気的な引っ
張る力を加え、そのため、揺動アーム250の第1の接
合部252はスナップ式に第1のパッド256に係合
し、この後、このサイクルが繰り返される。
【0040】エネルギ効率及びコストを主に問題とする
場合、圧縮機ユニット202は1段圧縮機にすべきであ
る。所望のそれぞれの冷凍温度で動作するように選択さ
れた複数の蒸発器を利用することにより、最小限のコス
トで改善されたエネルギの利用が達成される。図1に示
す冷凍システムは、同じ冷却容量を有する蒸発器1つ、
圧縮機1台の回路よりも必要とするエネルギが少ない。
効率のある利点は、温度が一層高い方の蒸発器208を
出て行く蒸気が、温度が一層低い方の蒸発器224を出
て行く蒸気の一層低い圧力からではなく、中間圧力から
圧縮されることによるものである。相分離器210から
の蒸気はフリーザ用蒸発器224からの蒸気よりも圧力
が一層高いので、温度が一層低い蒸発器224からの蒸
気を圧縮するときに比べて、相分離器210からの蒸気
を所望の圧縮機出口圧力まで圧縮するとき、圧力比が一
層小さく、必要とする圧縮の仕事が一層少ない。
【0041】図4は、前に述べた新鮮食品区画304を
形成している絶縁壁302と、フリーザ区画306とを
含んでいる家庭用冷蔵庫300のブロック図である。図
4は例として示すに過ぎず、特に異なる温度で冷凍する
ことを必要とする別々の区画を有している1つの装置を
示している。家庭用冷蔵庫では、新鮮食品区画304及
びフリーザ区画306は典型的には、約+1℃〜+8℃
及び約−25℃〜約−10℃にそれぞれ保たれている。
【0042】本発明によれば、第1の蒸発器308(高
圧蒸発器)が新鮮食品区画304内に配置されており、
第2の蒸発器310(低圧蒸発器)がフリーザ区画30
6内に配置されている。本発明は、蒸発器の物理的な位
置に制限されるものではなく、図4に示す位置は例に過
ぎない。これらの蒸発器は、冷蔵庫内のどこかに又は冷
蔵庫の外側に設けられていてもよく、各々の蒸発器から
の冷却空気を導管、障壁等を介して、適当な区画に送る
ことができる。
【0043】第1及び第2の蒸発器308及び310
は、圧縮機/凝縮器区画316内に配置されていること
が示されている圧縮機ユニット202及び凝縮器204
によって駆動される。制御つまみ272が新鮮食品区画
304内に設けられており、温度センサ320がフリー
ザ区画306に設けられている。制御つまみ272は、
図2及び図3に示す可撓性ケーブル268等のような結
合手段を介して、図2及び図3に示すピストン・ハウジ
ング219に対する揺動アーム室248の位置を調節
し、こうして、区画304内の温度を制御する。温度セ
ンサ320は、その設定に応じた信号を圧縮機202に
送り、運転し又は停止させる。第1の蒸発器308は約
−10℃〜約0℃で運転され、第2の蒸発器310は約
−35℃〜約−15℃で運転されることが典型的であ
り、こうして、新鮮食品区画及びフリーザ区画を前に述
べた温度範囲内に保つ。
【0044】運転中、例として言うと、容量が0.54
3 である典型的な家庭用冷蔵庫の制御つまみ272
は、本発明の冷媒流れ切り換え装置(図4には示してい
ない)に結合されている。制御つまみ272が、例えば
新鮮食品区画304内で+3℃に設定されていると、こ
の設定は、第1の蒸発器308で約−4℃の冷媒温度及
び絶対圧約3.2kg/cm2 の圧力に対応する。圧縮
機ユニット202が第1の蒸発器308を真空にするに
つれて、蒸発器308内に存在している冷媒の一部が沸
騰し、こうして、第1の蒸発器308内に存在している
冷媒の圧力及び温度を約2.5kg/cm2 (絶対圧)
及び約−6℃にそれぞれ下げる。上に述べた一例として
の冷蔵庫の条件の下で約21秒の典型的なサイクルの
間、蒸発器308からの高圧冷媒は約5秒の間、弁21
8によって圧縮機ユニット202に運ばれ、蒸発器31
0からの低圧冷媒は約16秒の間、弁218を介して圧
縮機ユニット202に運ばれる。圧縮機ユニット202
に対する高圧及び低圧冷媒の運搬時間の割り当ては、第
1の蒸発器308及び第2の蒸発器310の冷却容量の
関数である。上に述べた冷蔵庫では、第1の蒸発器30
8及び第2の蒸発器310の間の容量比は、一般的には
約3:1である。この容量比は、第1の蒸発器308の
第2の蒸発器310に対するkcal/時で表した除熱
容量比で定義される。このため、上に述べた例では、第
1の蒸発器308は、第2の蒸発器310の割合の約3
倍の割合で、その区画から熱を取り去る。弁218のサ
イクル動作は、フリーザ区画306内にあるサーモスタ
ット320に設定された温度に達するまで続く。設定さ
れた温度に達したとき、圧縮機ユニット202は、サー
モスタット320からの他の指令信号を受け取るまで、
運転を停止する。
【0045】各々の蒸発器を作動させ且つ不作動にする
温度又は温度範囲をユーザが選択できるように、制御つ
まみ272及びセンサ320は、ユーザが調節し得るこ
とが好ましい。こうすると、冷媒流れ切り換え装置の動
作がユーザによって調節される。図4に示すように、こ
の例の冷凍システムは、所望の冷凍温度で動作するよう
に選択された2つの蒸発器を含んでいる。しかしなが
ら、本発明は、2つよりも多くの蒸発器を用いることも
できる。複数の蒸発器を利用することにより、用いるエ
ネルギを少なくすることができる。
【0046】ある冷凍システムでは、本発明によって提
供されるエネルギ効率及びコスト減のすべてが厳密に必
要でないことがあると考えられる。このため、本発明
は、前述の実施例に比べて効率及びコストを変えるよう
に修正することができる。例えば、複数の圧縮機、若し
くは複数の段を有している1つの圧縮機、又はその任意
の組み合わせを利用することができる。図2及び図3の
好ましい実施例で示した弁218の1つのソレノイド2
78の代わりに、前に引用した係属中の米国特許出願番
号第07/612290号に記載されているものと同様
な、各々の端にソレノイドを有しているスプール、即ち
二重ソレノイドを用いることができる。このようなシス
テムは、図2及び図3に示すような揺動アームの各々の
側に配置されている2つのスイッチ・アームによって作
動される2つのスイッチ・アセンブリを有している2つ
の独立の電気回路を利用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施例の冷媒流れ切り換え装置を利用
した冷凍システムの概略図である。
【図2】図1の冷凍システムに含まれている冷媒流れ切
り換え装置が第1の位置(状態1)にあるときを更に詳
しく示す図である。
【図3】図1の冷凍システムに含まれている冷媒流れ切
り換え装置が第2の位置(状態2)にあるときを更に詳
しく示す図である。
【図4】新鮮食品蒸発器とフリーザ蒸発器とを有してい
る冷凍システムを用いた家庭用冷蔵庫のブロック図であ
る。
【符号の説明】
200 冷凍システム 202 圧縮機ユニット 208 高圧蒸発器 218 冷媒流れ切り換え弁 219 圧力スイッチ 224 低圧蒸発器 240 ピストン・ハウジング 242 ピストン 243 第1の部分 245 第2の部分 248 揺動アーム室 250 揺動アーム 252、254 磁化接合部 262 不動接点 264 可動接点 278 ソレノイド

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍システムの低圧及び高圧蒸発器手段
    から交互に圧縮機手段へ冷媒を運ぶ流れ切り換え装置で
    あって、 前記冷媒を前記低圧及び高圧蒸発器手段から交互にそれ
    ぞれ前記圧縮機手段へ流すことができるよう低圧位置と
    高圧位置との間で移動するように構成されている切り換
    え弁と、 前記高圧蒸発器手段と前記低圧蒸発器手段との間に設け
    られており、前記切り換え弁に接続されていると共に該
    切り換え弁を前記低圧位置と前記高圧位置との間で移動
    させるように構成されている圧力スイッチとを備えてお
    り、 該圧力スイッチは、 その内部に摺動自在に配置されている鉄金属のピストン
    により第1の部分と第2の部分とに分割されており、前
    記高圧蒸発器手段と前記低圧蒸発器手段との間で冷媒を
    流すように配置されているピストン・ハウジングと、 該ピストン・ハウジングに対して摺動自在に配置されて
    いると共に、揺動アームに装着された第1及び第2の磁
    化接合部を有している揺動アーム室と、 前記ピストンが第1の位置にあるときに当該スイッチ・
    アセンブリが開くと共に前記切り換え弁を前記低圧位置
    へ移動させ、前記ピストンが第2の位置にあるときに当
    該スイッチ・アセンブリが閉じると共に前記切り換え弁
    を前記高圧位置へ移動させるように、前記切り換え弁に
    電気的に接続されているスイッチ・アセンブリとを含ん
    でいる流れ切り換え装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え弁は、ソレノイドで作動さ
    れている請求項1に記載の流れ切り換え装置。
  3. 【請求項3】 前記切り換え弁は、弁ハウジング内に摺
    動自在に配置されているスプールと、該スプールの溝を
    前記低圧位置及び前記高圧位置と循環的に整合させるよ
    うに前記スプールに装着されている第1の偏圧手段とを
    含んでいる請求項1に記載の流れ切り換え装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の偏圧手段は、圧縮ばねである
    請求項3に記載の流れ切り換え装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチは、前記高圧蒸発器手段の
    所定の温度範囲に従って、前記切り換え弁を前記低圧位
    置と前記高圧位置との間で移動させる循環的なタイミン
    グを調節するタイミング調節手段を含んでいる請求項1
    に記載の流れ切り換え装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチは、前記ソレノイドが励磁
    されていないときに前記ピストンを前記第1の位置へ押
    圧すべく前記ピストン・ハウジングの前記第1の部分内
    に配置されている第2の偏圧手段を含んでいる請求項1
    に記載の流れ切り換え装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチは、前記高圧蒸発器手段の
    所定の温度範囲に従って、前記切り換え弁を前記低圧位
    置と前記高圧位置との間で移動させる循環的なタイミン
    グを調節するタイミング調節手段を含んでおり、該タイ
    ミング調節手段は、前記所定の温度範囲に従って前記揺
    動アーム室を前記ピストン・ハウジングに対して摺動さ
    せるように、前記揺動アーム室に固定されている調節自
    在の部材を含んでいる請求項1に記載の流れ切り換え装
    置。
  8. 【請求項8】 前記タイミング調節手段は、ユーザによ
    り調節自在である請求項7に記載の流れ切り換え装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の接合部は、前記ピストンが前
    記第1の位置にあるときに、前記ピストンと前記第1の
    接合部との間の磁気引力により前記室の壁に対して押さ
    え付けられており、前記第2の接合部は、前記ピストン
    が前記第2の位置にあるときに、前記ピストンと前記第
    2の接合部との間の磁気引力により前記室の壁に対して
    押さえ付けられている請求項6に記載の流れ切り換え装
    置。
  10. 【請求項10】 前記揺動アーム室の壁に固定されてい
    ると共に前記第1及び第2の接合部と向かい合うように
    それぞれ配置されており、前記ピストンが前記第1の位
    置から前記第2の位置へ、及び前記第2の位置から前記
    第1の位置へ移動する時間の間に、前記揺動アームの移
    動を防止する第1及び第2の磁気パッドを更に含んでい
    る請求項9に記載の流れ切り換え装置。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ・アセンブリは、不動接
    点と、前記揺動アームに固定されているスイッチ・アー
    ムに装着された可動スイッチ接点とを含んでおり、前記
    可動スイッチ接点は、前記スイッチ・アセンブリが閉じ
    たときに前記不動接点と接続されて前記ソレノイドを励
    磁すると共に、前記可動スイッチ接点は、前記スイッチ
    ・アセンブリが開いたときに前記不動接点から切り離さ
    れて前記ソレノイドを非励磁にするように構成されてい
    る請求項6に記載の流れ切り換え装置。
  12. 【請求項12】 冷凍システムの高圧又は低圧蒸発器手
    段のいずれかから交互に圧縮機手段へ冷媒を運ぶ冷媒流
    れ切り換え装置であって、 前記高圧蒸発器手段に対して冷媒が流れるように配置さ
    れており、ソレノイドで作動される冷媒流れ切り換え弁
    であって、該弁は、前記ソレノイドが励磁されていない
    ときに前記冷媒が前記低圧蒸発器手段から前記圧縮機手
    段へ流れることができるようにすると共に、前記ソレノ
    イドが励磁されているときに前記冷媒が前記高圧蒸発器
    手段から前記圧縮機手段へ流れることができるように構
    成されている、冷媒流れ切り換え弁と、 その内部に摺動自在に配置されている鉄金属のピストン
    により第1の部分と第2の部分とに分割されており、前
    記高圧蒸発器手段と前記低圧蒸発器手段との間に冷媒を
    流すように配置されているピストン・ハウジングであっ
    て、前記第1の部分は、その内部に第1の偏圧手段を有
    している、ピストン・ハウジングと、前記ピストン・ハ
    ウジングに対して摺動自在に配置されており、揺動アー
    ムに装着された第1及び第2の磁化接合部を有している
    揺動アーム室と、前記ピストンが第1の位置にあるとき
    に当該スイッチ・アセンブリが開いて前記ソレノイドを
    非励磁にし、前記ピストンが第2の位置にあるときに当
    該スイッチ・アセンブリが閉じて前記ソレノイドを励磁
    するように、電源に接続されているスイッチ・アセンブ
    リとを含んでいる圧力スイッチとを備えた冷媒流れ切り
    換え装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチは、前記低圧蒸発器手段
    の所定の温度範囲に従って前記ソレノイドを励磁すると
    共に非励磁にする循環的なタイミングを調節するタイミ
    ング調節手段を含んでおり、該タイミング調節手段は、
    前記低圧蒸発器手段の前記所定の温度範囲に従って前記
    揺動アーム室を前記ピストン・ハウジングに対して移動
    させるように、前記揺動アーム室に固定されている調節
    自在の部材を含んでいる請求項12に記載の冷媒流れ切
    り換え装置。
  14. 【請求項14】 圧縮機手段と、 該圧縮機手段から吐出された冷媒を受け取るように接続
    されている凝縮器手段と、 新鮮食品区画と、 前記凝縮器手段から吐出された冷媒の少なくとも一部を
    受け取るように接続されており、前記新鮮食品区画を冷
    却する第1の蒸発器手段と、 フリーザ区画と、 前記凝縮器手段から吐出された冷媒の少なくとも一部を
    受け取るように接続されており、前記フリーザ区画を冷
    却する第2の蒸発器手段と、 冷凍システムの高圧又は低圧蒸発器手段のいずれかから
    交互に圧縮機手段へ冷媒を運ぶ冷媒流れ切り換え装置と
    を備えており、 該切り換え装置は、 前記冷媒を前記低圧及び高圧蒸発器手段から交互にそれ
    ぞれ前記圧縮機手段へ流すことができるよう低圧位置と
    高圧位置との間で移動するように構成されている切り換
    え弁と、 前記高圧蒸発器手段と前記低圧蒸発器手段との間に設け
    られており、前記切り換え弁に接続されていると共に該
    切り換え弁を前記低圧位置と前記高圧位置との間で移動
    させるように構成されている圧力スイッチとを含んでお
    り、 該圧力スイッチは、 その内部に摺動自在に配置されている鉄金属のピストン
    により第1の部分と第2の部分とに分割されており、前
    記高圧蒸発器手段と前記低圧蒸発器手段との間に冷媒を
    流すように配置されているピストン・ハウジングと、 該ピストン・ハウジングに対して摺動自在に配置されて
    いると共に、揺動アームに装着された第1及び第2の磁
    化接合部を有している揺動アーム室と、 前記ピストンが第1の位置にあるときに当該スイッチ・
    アセンブリが開くと共に前記切り換え弁を前記低圧位置
    へ移動させ、前記ピストンが第2の位置にあるときに当
    該スイッチ・アセンブリが閉じると共に前記切り換え弁
    を前記高圧位置へ移動させるように、前記切り換え弁に
    電気的に接続されているスイッチ・アセンブリとを含ん
    でいる冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 前記切り換え弁は、ソレノイドで作動
    されている請求項14に記載の冷蔵庫。
  16. 【請求項16】 前記圧力スイッチの動作は、ユーザに
    より調節自在である請求項14に記載の冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2の蒸発器手段は、前
    記新鮮食品区画及び前記フリーザ区画を約+1℃〜約+
    8℃及び約−25℃〜約−10℃にそれぞれ維持するよ
    うに構成されている請求項14に記載の冷蔵庫。
JP6069153A 1993-04-08 1994-04-07 流れ切り換え装置及び冷蔵庫 Withdrawn JPH074760A (ja)

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