JPH0747359Y2 - 結合装置 - Google Patents

結合装置

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JPH0747359Y2
JPH0747359Y2 JP5811089U JP5811089U JPH0747359Y2 JP H0747359 Y2 JPH0747359 Y2 JP H0747359Y2 JP 5811089 U JP5811089 U JP 5811089U JP 5811089 U JP5811089 U JP 5811089U JP H0747359 Y2 JPH0747359 Y2 JP H0747359Y2
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JP
Japan
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fluid
container
pipe
connecting pipe
supply
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JP5811089U
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JPH02148996U (ja
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広一 吉池
順二 山形
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石川島播磨重工業株式会社
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は流体の供給体に設けられた接続管と流体を収容
する容器とを着脱自在に接続するための結合装置に関す
る。
[従来の技術] 一般に、固定された流体供給体から順次搬送される容器
に、流体を注入する場合、流体供給体の注入部の下方に
容器を位置させ、他方、注入部に接続管を上下移動自在
に設け、この接続管を油圧シリンダなどで伸縮して、容
器と接続するようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の油圧シリンダを用いて伸縮させる
従来の結合装置では、流体が高温の場合には使用でき
ず、また油圧シリンダでは油の劣化という問題もあり、
そのため、この装置の保守に手間がかかるという問題が
あった。
本考案は上述の問題点を解決すべくなされたものであっ
て、その目的とするところは、耐高温性やシール性に優
れ、しかも装置の保守に手間がかからない結合装置を提
供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、流体の供給体の下
部開口部に流体を注入する接続管を上下移動自在に嵌挿
し、その接続管の下端の連接口と、上記流体を収容する
容器の開口部とを接続するための結合装置において、上
記接続管上端外周に上部フランジ部を設け、上記供給体
の開口部に上記上部フランジ部と対向して下部フランジ
部を設けると共に、これら上、下部フランジ部の間に同
心状に複数の上下伸縮自在なベローズ管を設け、かっこ
れらベローズ管の間に流体を送出入させる流体給排手段
を接続して設けて構成される。
[作用] 先ず、注入前に上、下部フランジ部に複数設けられたベ
ローズ管の間に圧力流体が送入され、このベローズ管が
伸長し、これと共に上記接続管は上昇される。
次に、流体を収容する容器が、その開口部を上記接続管
の連接口に向けて配置されたのち、ベローズ管の間に送
入されている圧力流体が給排手段で排出される。この圧
力流体の排出でベローズ管が収縮し、これと共に接続管
は容器に向けて下降する。そして、容器の開口部と上記
接続管の連接口が接続される。
接続後に、流体が供給体から接続管を通って容器に収容
される。
流体の容器への流入が終了すると、ベローズ管の間に圧
力流体の給排管から圧力流体が送入され、このベローズ
管が伸長する。これと共に接続管は上方に移動して、容
器と離脱される。
このように、ベローズ管の間に圧力流体を給排する簡単
な操作で、接続管と容器とを着脱させることができ、高
温の流体を高いシール性を保持して、流体から容器に流
入させることができる。
[実施例] 本考案にかかる好適な実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示し、放射性廃液を処理
する容器と、放射性廃液を供給する供給体とを接続する
結合装置を示している。
この第1実施例の結合装置1は、図示するように、廃液
の供給体2の接続管5と、容器7の開口部8とを接続す
るために設けられる。
この供給体2の下方には内筒10が下方に向けて設けら
れ、この内筒10を囲繞して外筒11が形成される。
そして、この外筒11の下部開口部4から、内筒10と摺動
して昇降する接続管5が設けられる。
この接続管5の下端部には連接口6が形成され、この連
接口6が上記容器7の開口部8と着脱されるようになっ
ている。
この接続管5の上端部には、外筒11の内周面に向けて延
出された上部フランジ部14が形成されている。一方、上
記供給体2の外筒11の下端部には接続管5の外周面に向
けた下部フランジ部15が、上部フランジ部14に対向して
形成されている。この上部フランジ部14と下部フランジ
部15との間には、複数の耐熱金属性のベローズ管2が同
心円状に溶接して設けられている。したがって、供給体
2と接続管5とは、このベローズ管16で気密的にシール
され、流体が漏洩しないようになっている。
上記上部フランジ部14と下部フランジ部15との間に設け
られた複数のベローズ管16のそれぞれの間隙に圧縮空気
を送入し、排出する空気給排管17が設けられる。この空
気給排管17は隔離して配置された給排手段18に連接され
る。この給排手段18は圧縮空気の供給源と給排を制御す
る開閉弁でなっている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、接続管5が結合装置1の内筒10に沿って上方に移
動される。
給排手段18からの圧縮空気が空気給排管17を通って、
上、下部フランジ部14,15間に設けられているベローズ
管16の間に送入される。この圧縮空気の送入で、ベロー
ズ管16が上方に伸長する。このベローズ管16の伸長と共
に接続管5は内筒10の内周面に沿って上昇される。
前記接続管5の上昇の後、容器7が接続管5の下方に移
動され、この容器7の開口部8と接続管5の連接口6と
が連接される位置に配置される。
その後、容器7に向けて接続管5が下降される。
上、下部フランジ部14,15間のベローズ管16間に送入さ
れている圧縮空気が給排手段18で空気給排管17から排出
される。
この圧縮空気の排出で、ベローズ管16が収縮されると共
に、接続管5はその自重で降下し、接続管5の連接口6
が容器7の開口部8と接続され、適宜な手段で結合され
る。接続管5を所定位置まで降下させるため、必要によ
りこの圧縮空気は給排手段18で吸気される。
廃液が供給体2の内筒10から接続管5を流下して、容器
7に収容される。
容器7に所定量の廃液が収容されたのち、接続管5の連
接口6と容器7の開口部8との結合が外される。
そして再び、給排手段18から圧縮空気が給排管17からベ
ローズ管16の間に送入され、ベローズ管16が伸長し、こ
れと共に接続管5が上昇され、この接続管5は容器7か
ら離間される。そして、容器7が移動される。
この実施例のベローズ管16は耐熱金属製なので、高温の
流体の流通に耐えられる。また、ベローズ管16を伸縮さ
せる圧力流体に圧縮空気を用いるので、圧力油の劣化な
どを配慮する必要がない。また、給排手段18を遠隔の場
所に設置することができるので、この結合装置1を遠隔
地から操作させ、高温や放射性を有する廃液を容器7に
収容することができる。
次に第2実施例の結合装置21について説明する。
第2図は、この実施例にかかる結合装置21を示し、放射
性廃液を溶融した流体をメルタ9から容器であるキヤニ
スタ27に収容するため、遠隔操作によりメルタ9の供給
体22の接続管25を伸縮させ。キヤニスタ27に接続するよ
うに設けられる。
この供給体22には、メルタ9の下方に設けられる。この
供給体22の中央部にはメルタ9と接続されているノズル
31が設けられ、このノズル31の下方に、流下する廃液を
接続管25に導くガイド管32が設けられている。
この供給体22の下端部には外筒11が形成され、この外筒
11の下部開口部12には上下方向に移動自在な接続管25が
嵌挿されている。この結合装置21の供給体22と接続管25
との間のベローズ管16および圧縮空気の給排手段18は第
1実施例と同じくの構成され、同じように作用される。
本実施例の特徴とするところは、接続管25の内壁には適
宜間隔をもって所定数の清掃棒33が上記ガイド管32に向
けて設けて突設されている。この清掃棒33の先端部34が
ガイド管32の内面を摺動されるようになっていることに
ある。
したがって、接続管25が降下されキヤニスタ27と接続さ
れている際は、この清掃棒33は図中、鎖線の右の状態に
ある。一方、接続管25が上昇され、キヤニスタ27と離脱
されている際は、この清掃棒33は接続管25と共に上昇さ
れ、図中、鎖線の左の状態になる。これにより、この接
続管25と共に昇降する清掃棒33の先端部34は、ガイド管
32の内面を摺動しながら昇降するようになっている。
本実施例においては、キヤニスタ27と接続管25の着脱さ
れる度に、このガイド管32の内面を清掃棒33が摺動する
ので、この面に付着している溶融物を掻き落し除去させ
ることができる。
上述の実施例は放射性廃棄物の処理設備に用いられる接
続管の結合装置について説明したが、例えば製鉄設備や
化学プラントなどにおいても、この結合装置は適用でき
る。
[考案の効果] 本考案によれば、伸縮シール部に圧力流体を給排する簡
単な操作で、この結合装置を伸縮でき、高いシール性を
保持して、接続管と容器とを着脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる第1実施例の側断面図、第2図
は同じく第2実施例の側断面図である。 図中、1は結合装置、2は供給体。4は供給体の下部開
口部、5は接続管、6は接続管の連接口、7は容器、8
は容器の開口部、14は上部フランジ部、15は下部フラン
ジ部、16はベローズ管、18は給排手段である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−171302(JP,A) 特開 平2−109803(JP,A) 特開 昭58−216590(JP,A) 特開 昭59−221285(JP,A) 実開 昭62−146702(JP,U) 実開 昭63−114996(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の供給体の下部開口部に流体を注入す
    る接続管を上下移動自在に嵌挿し、その接続管の下端の
    連接口と、上記流体を収容する容器の開口部とを接続す
    るための結合装置において、上記接続管上端外周に上部
    フランジ部を設け、上記供給体の下部開口部に上記上部
    フランジ部と対向して下部フランジ部を設けると共に、
    これら上、下フランジ部の間に同心状に複数の上下伸縮
    自在なベローズ管を設け、かっこれらベローズ管の間に
    圧力流体を送出入させる流体給排手段を接続して設けた
    ことを特徴とする結合装置。
JP5811089U 1989-05-22 1989-05-22 結合装置 Expired - Lifetime JPH0747359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5811089U JPH0747359Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 結合装置

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JP5811089U JPH0747359Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148996U JPH02148996U (ja) 1990-12-18
JPH0747359Y2 true JPH0747359Y2 (ja) 1995-11-01

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ID=31583422

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JP5811089U Expired - Lifetime JPH0747359Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 結合装置

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JP2008105699A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Shibuya Kogyo Co Ltd 充填バルブ
JP5160489B2 (ja) * 2009-03-25 2013-03-13 住友金属テクノロジー株式会社 高圧材料強度試験装置

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JPH02148996U (ja) 1990-12-18

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