JPH0746373Y2 - カーテンコータ - Google Patents

カーテンコータ

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JPH0746373Y2
JPH0746373Y2 JP224590U JP224590U JPH0746373Y2 JP H0746373 Y2 JPH0746373 Y2 JP H0746373Y2 JP 224590 U JP224590 U JP 224590U JP 224590 U JP224590 U JP 224590U JP H0746373 Y2 JPH0746373 Y2 JP H0746373Y2
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switching
coater
liquid supply
traveling
supply head
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JP224590U
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JPH0394974U (ja
Inventor
紀夫 岩波
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は原紙等に塗料を塗布するカーテンコータに関す
るものである。
[従来の技術] 従来のカーテンコータは、一般に第5図に示す様に、ウ
エブ2が水平に搬送されるコータライン1の上部に設け
られたフレーム3等に固定された上部支持体4に、ボル
ト等を介して給液ヘッド5を取付ける様にした構成を有
している。図中6はウエブ2の送りロール、7は塗液で
ある。
ウエブ2の表面に塗液7を塗布する場合、ウエブ2がコ
ータライン1上を移動中に、給液ヘッド5から塗液7を
ウエブ2上面幅方向にカーテン状に自然落下又は噴出さ
せている。
[考案が解決しようとする課題] 通常、カーテンコータでは、給液ヘッド5の洗浄等のメ
ンテナンス、あるいは塗液7の種類の変更等の場合に、
運転を一時停止して給液ヘッド5を開放し、メンテナン
スあるいは塗液切替等の作業を行う様にしている。
上述の従来のカーテンコータの場合、給液ヘッド5がコ
ータライン1上に固定して配設されているため、上記メ
ンテナンスあるいは塗液切替作業のすべての時間中運転
を停止していなければならないのでカーテンコータの操
業効率上ネックとなっている。
これに対して、従来、例えば2種類の塗液を使用するカ
ーテンコータで、同一コータライン上に2台の給液ヘッ
ドを直列に配設し、塗液の種類の変更時に交互に切り替
える様にしたものはあるが、この場合、コータライン自
体が長くなり、かえって設備費が不経済となる上、給液
ヘッド自体は依然としてコータライン上に固定して配設
されているのでメンテナンス作業時はやはり運転を停止
する必要がある等の問題があった。
本考案は、上記実情に鑑み、給液ヘッドのメンテナンス
あるいは塗液切替作業の際、カーテンコータの運転停止
時間を大幅に短縮し得る様にしたカーテンコータを提供
することを目的としてなしたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、コータライン上に支持されウエブ上面幅方向
に塗液をカーテン状に塗布し得る給液ヘッドを備えたカ
ーテンコータにおいて、前記給液ヘッドを吊り下げ保持
する走行装置を備え、且つ該走行装置を保持して前記コ
ータライン上に出入し得る複数の切替用走行路を備えた
ことを特徴とするものである。
[作用] コータライン上に位置した給液ヘッドにより運転中に、
切替用走行路上にメンテナンスあるいは塗液切替作業が
終了している他の給液ヘッドを待機させ、カーテンコー
タの給液ヘッドがメンテナンスあるいは塗液切替を必要
とする場合、走行装置を介してコータライン上の給液ヘ
ッドをコータライン外の切替用走行路上に移動させると
同時に、切替用走行路上の他の給液ヘッドをコータライ
ン上に移動させる。これにより、上記移動時以外はカー
テンコータを停止しておく必要がないのでカーテンコー
タの運転停止時間を大幅に短縮することが出来る。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例であり、ウエブ2上
方に、コータライン1に進入し得る様水平に交叉する走
行路8と、該走行路8に走行路切替部9を介して接続す
る複数(第1図では2つ)の切替用走行路8a,8bとを、
フレーム等の固定物10から直立する複数(第2図では3
本)の支柱11を介して所要の高さに配設する。
前記走行路8には、軌道12-1,12-2が、又、切替用走行
路8a及び8bには軌道12a,12a′及び12b,12b′がそれぞれ
敷設され、更に、前記走行路切替部9には、切替用の湾
曲軌道13及び直線軌道14が設けられている。
該湾曲軌道13及び直線軌道14は、前記切替用走行路8a,8
bの内側の軌道12a′,12b′が交叉する交叉部B付近で、
小さな挾み角αを有して一体的に結合され、流体圧シリ
ンダ15のロッド16の伸縮とリンクレバー17の回動とによ
り、前記結合部付近に嵌合する様にフレーム(図示せ
ず)等に固着されたピン18を中心として一体的に回動し
得る様になっている。これにより、湾曲軌道13を、前記
軌道12-2と軌道12a′とに接続させ、又は、直線軌道14
を、前記軌道12-1と軌道12b′とに接続させて走行路を
切り替え得る様にする(第3図参照)。
前記走行路8及び切替用走行路8a,8b上に、モータ19及
び駆動装置20により前記軌道12-1,12-2,13,14,12a,12
a′,12b,12b′上を走行し得る車輪21及び車台22を備え
た複数(第1図及び第2図では2台)の走行装置23を配
置し、該走行装置23の車台22の下部に、給液ヘッド5を
吊り下げ保持し得る吊り下げ部材24を固着する。
なお、図中25は、送りロール6を支承する軸受、26は、
軸受25を支持し得る様支柱11に固着されたブラケットで
ある。
上述の構成で、カーテンコータの給液ヘッド5のメンテ
ナンスあるいは塗液切替作業を行う場合の作用を次に説
明する。
予め、切替用走行路8a上に、メンテナンスあるいは塗液
切替作業が終り整備されている他の給液ヘッド5を、走
行装置23により吊り下げ保持して待機させておき、同時
に、流体圧シリンダ15のロッド16を第3図の矢印イの様
に短縮し湾曲軌道13及び直線軌道14を第3図の矢印イ′
の方向に実線の様に回動することにより、直線軌道14
を、走行路8の軌道12-1と切替用走行路8bの軌道12b′
とに接続させておく。
コータライン1上の給液ヘッド5のメンテナンスあるい
は塗液切替作業が必要になった場合、カーテンコータの
運転を一時停止すると同時に直ちに、コータライン1上
の走行装置23を走行路8から走行切替部9を経て切替用
走行路8bへ移動させる。次いで直ちに、流体圧シリンダ
15のロッド16を第3図の矢印ロの様に伸長し湾曲軌道13
及び直線軌道14を第3図の矢印ロ′の方向に2点鎖線の
様に回動することにより、湾曲軌道13を走行路8の軌道
12-2と切替用走行路8aの軌道12a′とに接続させ、切替
用走行路8a上の既に整備が終了している他の給液ヘッド
5を保持した走行装置23を、走行路切替部9を経てコー
タライン1上に移動させ、カーテンコータの運転を再開
する。
以後、給液ヘッド5のメンテナンスあるいは塗液切替作
業があるごとに、切替用走行路8a,8bを交互に切り替え
ることにより、上記と同様の操作を繰り返す。尚、上記
切替時、湾曲軌道13及び直線軌道14が小さな挾み角αで
固定されているので、給液ヘッド5は何等支障なく走行
路切替部9を通過することが出来る。
以上により、カーテンコータの運転停止は、走行路切替
部9の切替時及び走行装置23の移動時にのみ略限定され
るので、カーテンコータの運転停止時間を大幅に短縮す
ることが可能となる。
第4図は本考案の他の実施例であり、コータライン1と
交叉した両側に延びる切替用走行路8c,8dを、支柱11を
介してウエブ2上方所要の高さに配設し、給液ヘッド5
を吊り下げ保持した走行装置23がコータライン1と切替
用走行路8a又は8dとの間で移動し得る様にしたものであ
る。
予め、切替用走行路8c上に、メンテナンスあるいは塗液
切替作業が終り整備されている他の給液ヘッド5を、走
行装置23により吊り下げて待機させておく。
コータライン1上の給液ヘッド5のメンテナンスあるい
は塗液切替作業が必要になった場合、カーテンコータの
運転を一時停止すると同時に直ちに、コータライン1上
の走行装置23を走行路8dへ第4図の2点鎖線の様に移動
させると共に、切替用走行路8c上の既に整備が完了して
いる他の給液ヘッド5を保持した走行装置23をコータラ
イン1上に移動させ、カーテンコータの運転を再開す
る。
以後、給液ヘッド5のメンテナンスあるいは塗液切替作
業があるごとに、切替用走行路8c,8dを交互に切り替え
ることにより、上記と同様の操作を繰り返す。
該実施例でも、カーテンコータの運転停止は、走行装置
23の移動時にのみ略限定されるのでカーテンコータの運
転停止時間を大幅に短縮することが出来る。
第1図〜第4図中第5図と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしている。
なお、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明した様に本考案によれば、カーテンコータの運
転停止時間を短縮出来るので操業効率を向上させ、又、
コータライン外で給液ヘッドの整備作業が出来るので作
業自体も容易になる等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図の
II−II矢視図、第3図は第1図のA部拡大図、第4図は
本考案の他の実施例の正面図、第5図は従来装置の概略
側面図である。 図中1はコータライン、2はウエブ、5は給液ヘッド、
7は塗液、8は走行路、8a,8b,8c,8dは切替用走行路、2
3は走行装置を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コータライン上に支持されウエブ上面幅方
    向に塗液をカーテン状に塗布し得る給液ヘッドを備えた
    カーテンコータにおいて、前記給液ヘッドを吊り下げ保
    持する走行装置を備え、且つ該走行装置を保持して前記
    コータライン上に出入し得る複数の切替用走行路を備え
    たことを特徴とするカーテンコータ。
JP224590U 1990-01-12 1990-01-12 カーテンコータ Expired - Lifetime JPH0746373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP224590U JPH0746373Y2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 カーテンコータ

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JP224590U JPH0746373Y2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 カーテンコータ

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Publication Number Publication Date
JPH0394974U JPH0394974U (ja) 1991-09-27
JPH0746373Y2 true JPH0746373Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=31506123

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JP224590U Expired - Lifetime JPH0746373Y2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 カーテンコータ

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