JPH074623Y2 - 光学式検出器 - Google Patents

光学式検出器

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JPH074623Y2
JPH074623Y2 JP1985059070U JP5907085U JPH074623Y2 JP H074623 Y2 JPH074623 Y2 JP H074623Y2 JP 1985059070 U JP1985059070 U JP 1985059070U JP 5907085 U JP5907085 U JP 5907085U JP H074623 Y2 JPH074623 Y2 JP H074623Y2
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mirror
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JP1985059070U
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JPS61174684U (ja
Inventor
健伍 植木
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株式会社キ−エンス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、光源と、この光源からの光信号を受光する
受光素子を有し、光源と受光素子間の検出物体の有無を
検出する光学式検出器に関する。
〔従来の技術〕 従来、生産工場において、透明のパイプ内を落下するビ
ス等の小物物品を計数するために、本出願人は第3図に
示すような構成をした光学式検出器を考えている。この
光学式検出器1aは、受光素子が直線方向に複数個連設さ
れた光源2と、広大な受光面を有する受光素子3が相対
向して設けられており、光源2および受光素子3の長手
方向の両端部に、鏡面体4がほぼ垂直に架設されてい
る。この鏡面体4は、内側(空間5に面している側)の
面のみが鏡面になっている。この光学式検出器1aは、光
源2,受光素子3並びに鏡面体4によって囲繞された空間
5を、矢印6で示すように検出物体が通過する時、ある
いは、検出物体がこの空間5に存在している状態から移
動し存在しなくなった時に、検出動作を行うような作用
をする。
この光学式検出器1aにおいて、鏡面体4が設けられてい
るため、光源2からの光信号を受光する受光素子3面上
のいかなる地点においても、均一な照度が得られる。し
たがって、従来のように受光素子3の長手方向の両端部
において、やや照度が低下するということがなく、安定
した検出動作を行うことができる。以下、この理由を詳
しく説明する。
第4図に示すように、長さ2aの均一な線光源9に、平行
に設けられている受光面10上の前記線光源9の線方向の
照度は、よく知られているように次の式で表される。
但し、 ここで、 Eh(x);受光面10上の照度 I;線光源9のある一点から発光される光量 h;線光源9から受光面10までの距離 x;線光源9の中心点の垂線と交わる、 受光面10の地点zからの受光面10上 の線光源9の線方向の距離 s;線光源9のある一点 この式により、Eh(x)は第5図に示すように、受光面
10の地点zを極大とする偶関数である。鏡面を線光源9
の両端から受光面10に垂直に架設すると、鏡面による光
の反射により前記の式は、次のようになる。
したがって、線光源9は無限長と等価になり、受光面10
のいずれの地点においても均一の照度を得ることができ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述したところの従来の光学式検出器1a(第3図参照)
において、以下に述べるような問題点があった。
まず、第1の問題点を述べる。光学式検出器1aの検出対
象領域である空間5に、通常、透明なパイプ等を貫挿さ
せ、このパイプ内を検出物体を通過させることによっ
て、検出対象領域である空間5内の検出物体の有無の検
出動作を行っている。
ところが、検出物体の変更、および、パイプの清掃,修
理,点検,交換等の際に、パイプを光学式検出器1aから
取り外すことが必要な場合がある。そのような場合に
は、パイプが接続されているところの、検出物体をパイ
プ内に送りこんでいるコンプレッサー等の機器から、一
々パイプを取り外さなければならなかった。その後、パ
イプを光学式検出器1aの空間5から抜脱することによ
り、上記目的を達成するという手間があった。また、光
学式検出器1aに故障が発生した場合にも、同様に一々パ
イプを取り外さなければならなかった。
次に、第2の問題点を述べる。この光学式検出器1aにお
いては、空間5の大きさより小さい検出物体でなけれ
ば、検出対象物とすることはできない。しかし、検出物
体の大きさおよび形状は様々である。そのために、光学
式検出器1aの空間5の大きさの異なるものを何種類も用
意しておく必要性があった。ところが、検出物体の中に
は長尺でかつ平板なものもあり、そのような検出物体に
対応するためには、光学式検出器1aの空間5の種類は非
常に多くの数が要求された。それゆえ、製品の在庫管理
上、あるいは、需要度の小さい空間5が備えられた光学
式検出器1aの製品の生産管理上等、種々の不都合な点が
発生していた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
この問題点を解決するための具体的手段は、第1ないし
第4の枠体によって囲繞された空間を形成するものであ
って、第1の枠体は前記空間側の側面に直線方向に沿っ
て複数個の発光素子が連設され、第2の枠体は前記第1
の枠体に対向して配置されるとともに前記空間側の側面
に受光部が形成され、第3、第4の枠体は前記空間側の
側面が鏡面部になされ、少なくとも一方は前記第1及び
第2の枠体端部に着脱可能に取付けられてなり、両端が
固定された透明なパイプを前記空間内に挿通する際、ま
たは前記空間より大きな物体の検出を行う際には、前記
第3または第4の枠体を取外して行うことを特徴とする
光学式検出器を構成するものである。
〔作用〕
この考案にかかる光学式検出器は、前述のような手段を
採ったので、架設された鏡面体によって受光素子のいず
れの地点においても均一な照度が得られ、さらに、この
鏡面体が着脱自在であるので、光学式検出器の検出対象
領域である、光源,受光素子並びに鏡面体によって囲繞
された空間に貫挿された、検出物体の通路である透明な
パイプ等の取り外しが極めて容易に行える。また、長尺
でかつ平板な検出物体であっても、鏡面体のいずれか、
あるいは、双方を取り外すことにより、わざわざ、この
検出物体の大きさに合致するような前記空間を備えた光
学式検出器を用いなくても、検出することが可能であ
る。
〔実施例〕
この考案を以下実施例に基づいて、詳細に説明する。
第1図に示すように、この考案にかかる光学式検出器1
は、発光素子が直線方向に複数個連設された光源2と、
この光源2に相対向して、広大な受光面を有する受光素
子である太陽電池3が設けられている。光源2および太
陽電池3の長手方向の両端部に、鏡面体4a,4bがほぼ垂
直に架設されている。この鏡面体4a,4bは、内側(空間
5に面している側)の面のみが鏡面になっている。した
がって、前述したように、光源2からの光信号は均一に
太陽電池3に受光される。この光学式検出器1は、従来
例で述べたように、光源2,太陽電池3並びに鏡面体4a,4
bによって囲繞された空間5を、矢印6で示したように
検出物体が通過する時、あるいは、検出物体がこの空間
5に存在している状態から移動し存在しなくなった時
に、検出動作を行うような作用をする。
鏡面体4aは、光源2および太陽電池3に、着脱可能なよ
うに螺子7によって螺着されている。一方、鏡面体4b
は、光源2および太陽電池3に固着されている。したが
って、第2図に示すように、螺子7を緩め、鏡面体4aを
光学式検出器1から取り外すことによって、検出物体の
通路であるパイプ等の光学式検出器1の空間5内への設
置、あるいは、除去が容易にできる。また、同図に示す
ように、平板でかつ長尺な検出物体8の検出も可能とな
る。なお、7aは螺子穴を示している。
この実施例においては、鏡面体4aのみを着脱自在にした
が、鏡面体4bのみを、あるいは、鏡面体4a,4bの双方を
着脱自在にしても良い。但し、鏡面体4a,4bの双方を着
脱自在にした場合には、光源2と太陽電池3はそれぞれ
別個に備え付けられる必要がある。
この実施例においては、鏡面体4aを螺着により光学式検
出器1に固着したが、着脱自在であれば嵌め込み式等に
より固着しても良い。
この実施例においては、受光素子として太陽電池3を用
いたが、別にこれに限定されるものではない。広大な受
光面を有する受光素子であれば、どのような受光素子を
用いても構わない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、枠
体によって囲繞された空間に透明のパイプを挿通させる
だけで、このパイプを落下する小物物品の通過を検出で
きるので、既存の設備を特に変更することがない。ま
た、空間は4つの枠体によってできているので、少なく
とも1つの枠体を固定するだけで位置決めできるので、
簡単で、しかも堅固な取付けが可能である。さらに、こ
の考案は、光源および受光素子間の検出物体の有無を検
出する光学式検出器において、光源および受光素子に鏡
面体を架設し、かつ、この鏡面体を着脱自在に構成した
ので、この光学式検出器の検出対象領域である空間に設
置される、検出物体の通路になる透明なパイプ等の取り
外しが容易にでき、検出物体の変更,パイプの修理,点
検,交換等を簡単になし得る。
なお、平板で長尺な検出物体であっても検出が可能であ
り、検出物体の大きさ,形状等に合致するように、検出
対象領域である空間を何種類も備えた光学式検出器を用
意する必要性もないので、少品種大量生産が可能であ
る。したがって、生産コストの低減化をなし得る。
さらに、検出に際して前述のような検出物体の通路にな
る透明なパイプ等を使用しない場合に、検出物体が鏡面
体に接触し、鏡面体の破損が生じた場合にも、この部分
だけを取り変えれば良く、修理費を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の斜視図、第2図は鏡面体
を取り外した状態におけるこの考案の1実施例の斜視
図、第3図は従来例の斜視図、第4図および第5図は光
学式検出器に鏡面体を架設した状態における検出動作の
原理の説明図である。 1……光学式検出器、2……光源、3……太陽電池、4
a,4b……鏡面体、7……螺子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ないし第4の枠体によって囲繞された
    空間を形成するものであって、第1の枠体は前記空間側
    の側面に直線方向に沿って複数個の発光素子が連設さ
    れ、第2の枠体は前記第1の枠体に対向して配置される
    とともに前記空間側の側面に受光部が形成され、第3、
    第4の枠体は前記空間側の側面が鏡面部になされ、少な
    くとも一方は前記第1及び第2の枠体部に着脱可能に取
    付けられてなることを特徴とする光学式検出器。
JP1985059070U 1985-04-19 1985-04-19 光学式検出器 Expired - Lifetime JPH074623Y2 (ja)

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JP1985059070U JPH074623Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19 光学式検出器

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JPS61174684U JPS61174684U (ja) 1986-10-30
JPH074623Y2 true JPH074623Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=30585152

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9249609B2 (en) 2011-05-16 2016-02-02 Nabtesco Corporation Door suspension device for supporting door and door apparatus comprising the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168066U (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 富士電機株式会社 センサ列照明用光源
JPS58191582U (ja) * 1982-06-16 1983-12-20 竹中エンジニアリング工業株式会社 検知器の検知範囲調整機構

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US9249609B2 (en) 2011-05-16 2016-02-02 Nabtesco Corporation Door suspension device for supporting door and door apparatus comprising the same

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JPS61174684U (ja) 1986-10-30

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