JPH0746147Y2 - 釣り竿 - Google Patents

釣り竿

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JPH0746147Y2
JPH0746147Y2 JP1989094400U JP9440089U JPH0746147Y2 JP H0746147 Y2 JPH0746147 Y2 JP H0746147Y2 JP 1989094400 U JP1989094400 U JP 1989094400U JP 9440089 U JP9440089 U JP 9440089U JP H0746147 Y2 JPH0746147 Y2 JP H0746147Y2
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JP
Japan
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rod
holder
ring
shaped body
guide
Prior art date
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JP1989094400U
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JPH0334771U (ja
Inventor
薫 大野
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Daimaru Kogyo Ltd
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Daimaru Kogyo Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として振出し竿となる釣り竿に関し、詳し
くはリールから繰り出される道糸をガイドするガイドを
有する釣り竿に関し、更に詳しくは竿本体に遊動自在に
挿通されている遊動ガイドを竿本体に固定されている固
定ガイドに対して略直線状に揃えて固定させるのを容易
に行えるようにしようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、リールが取付けられた振出し竿においては、穂先
が2番に、2番が3番に収納されるというようにして全
体が最も大径な元竿に収納され、そして収納される各番
手の竿本体1の先端部にはリング状体3を有する固定ガ
イド7が固定されるとともに複数個の遊動ガイド2が竿
のテーパーを利用して竿本体1の外周面に固定及び回動
移動自在に設けられている。しかして収納されている各
番手の竿本体1を振出し、各テーパーを利用して1本物
の釣り竿になし、かかる場合、各竿本体1における固定
ガイド7…を竿本体1…の振出し時に直線状に揃えると
ともに、各竿本体1における遊動ガイド2…を竿本体1
…に対して回動させて固定ガイド7…と同一直線上に揃
えて、竿本体1におけるテーパーを利用して遊動ガイド
2をその大径側に固定させるものである。ところで、各
ガイド7,2…が直線状に揃えられていない場合には、各
ガイド7,2…にてガイドされる道糸が直線状にならず、
道糸が竿本体1に摺接して、道糸の繰り出し及び巻き取
りが阻害され、極端な場合には竿本体1を折ることがあ
る。
そして各竿本体1に複数個設けられている遊動ガイド2
は、第5図に示すように、リング状体3と環状のホルダ
ー4とリング状体3に一体形成されてホルダー4に外嵌
する環状連結体5とから構成され、そのホルダー4はリ
ング状体3と同じように短いものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述のような構成の遊動ガイド2において、
遊動ガイド2…を固定ガイド7…のライン上に揃えるの
に、リング状体3の向きを目安に揃えるのであり、遊動
ガイド2…を直線状に揃え難いのが現状であった。ちな
みに釣り場においては、比較的気持ちが急ぎ、ただでさ
え遊動ガイドを直線上に揃えるのが煩わしいものであ
る。又、ホルダー4は環状に形成され、竿本体1の太さ
の変動に対処できなく、太さの異なる竿本体1には使用
できず、互換性がなく、種々の径のホルダー4を製作し
なければならないという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ホルダーの簡単な改良によ
り、ホルダーを有効に利用して遊動ガイドを直線性をも
って揃えやすく、釣り場においても容易に揃え作業が行
え、しかもホルダーは竿本体の径の変更にもある程度は
対処ができ、互換性を有し、多種類の径のものを製作し
なくてもよく、結果としてコストダウンを図ることがで
きる釣り竿を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の釣り竿は、竿本体1の外周面に竿本体1のテー
パーを利用して固定及び回動移動自在になされる遊動ガ
イド2を有するとともに太い竿体に細い竿体が順次収納
される振出し竿に構成された釣り竿であって、遊動ガイ
ド2は道糸を挿通させるリング状体3と、竿本体1の外
周面に固定及びスライド回動移動されるホルダー4と、
リング状体3に一体に形成されていてホルダー4に外嵌
連結される環状連結体5とから構成され、ホルダー4の
長さは、リング状体3を備えた環状連結体5の数倍の長
さで、ホルダー4の全長にわたって竿長さ方向に直線状
になるスリット6を形成し、ホルダー4を断面C字状に
形成して成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、ホルダー4をリング状体3に比べて充分に
長く形成し、ホルダー4の全長にわたって竿長さ方向に
直線状になるスリット6を形成することによって、リン
グ状体3を備えた環状連結体5の数倍の長さのホルダー
4の全長にわたるスリット6を目安にして遊動ガイド2
を直線状に揃えやすくし、気持ちが急ぐ釣り場において
もガイドの揃え作業を容易に行え、しかもスリット6に
よりホルダー4は断面C字状になされていることによっ
て、ホルダー4の径の変更を可能にし、竿本体1の太さ
の変更にも対処し、互換性を持たせ、多種類の径のホル
ダー4を製作しなくてもよく、結果としてコストダウン
も図るようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
釣り竿Aは、複数本の竿体のうち、その穂先1aが2番1b
に、2番1bが3番1cに収納されるようにして全体が最も
大径の元竿1nに収納される振出し竿として構成され、元
竿1nにはリール8が取付けられている。そして各竿本体
1は先端側程細くなったテーパーが付けて形成され、竿
本体1の先端には固定ガイド7が固定されるとともに、
遊動ガイド2の複数個が各竿本体1のテーパーを利用し
て回動移動及び固定自在に挿通され、全体が元竿1nに収
納された格納状態で、総ての固定ガイド7及び遊動ガイ
ド2が集められるようにしてある。以下遊動ガイド2の
構成を詳述する。
遊動ガイド2は道糸を挿通させるリング状体3と、竿本
体1の外周面に固定及びスライド回動移動されるホルダ
ー4と、リング状体3に一体に形成されていてホルダー
4に外嵌連結される環状連結体5とから構成されてい
る。そしてホルダー4をリング状体3に比べて充分に長
く形成し、具体的には、リング状体3の厚さは数mmで、
ホルダー4の長さlは15mm〜20mm程度である。このホル
ダー4の全長にわたって竿長さ方向に直線状になるスリ
ット6を形成して、ホルダー4を断面C字状に形成して
ある。スリット6の巾aは1.0mm程度である。又、ホル
ダー4の外面には深さが約0.3mm程度のV溝が多数刻設
されて多数の突条9が形成されている。リング状体3と
環状連結体5とは合成樹脂にて成形されて一体化されて
いる。
しかしてホルダー4に環状連結体5を挿通させて外嵌
し、ホルダー4の多数の突条9にて環状連結体5との間
で摩擦係止を行ってホルダー4とリング状体3とを環状
連結体5にて連結する。このようにホルダー4とリング
状体3とを相対回転及び抜止めが困難に連結する連結構
成は設計変更することができるものである。そしてホル
ダー4を竿本体1に挿通しておき、ホルダー4を竿本体
1の大径側に移動させることで、遊動ガイド2を竿本体
1に固定し、そして遊動ガイド2を竿本体1の小径側に
移動させることで、遊動ガイド2を竿本体1の小径側に
集めることができるようにしてある。そして竿本体1の
小径側の端部には固定ガイド7が取付けられて、遊動ガ
イド2の抜止めを図ってある。
このような構成により、元竿1nから次々に竿本体1を引
き出し、そのテーパーを利用して一本物の竿状体になす
のであり、そして各竿本体1の先端の固定ガイド7を略
直線状に揃え、そして遊動ガイド2…をも直線状に揃え
るのに、遊動ガイド2のリング状体3に比べて充分に長
いホルダー4の全長にわたるスリット6を目安にして遊
動ガイド2を直線状に容易に揃えるのであり、気持ちが
急ぐ釣り場においてもガイドの揃え作業を容易に行える
のである。しかもスリット6によりホルダー4は断面C
字状になされていることで、ホルダー4の径の変更を可
能になし、竿本体1の太さの変更にも対処し、互換性を
持たせ、多種類の径のホルダー4を製作しなくてもよ
く、結果としてコストダウンも図るものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、ホルダーの長さは、リング状体
を備えた環状連結体の数倍の長さで、ホルダーの全長に
わたって竿長さ方向に直線状になるスリットを形成して
あるから、リング状体を備えた環状連結体の数倍の長さ
のホルダーの全長にわたるスリットを目安にして遊動ガ
イドを直線状に揃えやすくし、気持ちが急ぐ釣り場にお
いてもガイドの揃え作業を容易に行えるという利点があ
る。しかもスリットによりホルダーは断面C字状になさ
れているから、ホルダーの径の変更を可能にし、竿本体
の太さの変更にも対処し、互換性を持たせ、多種類の径
のホルダーを製作しなくてもよく、しかも多少の磨耗で
は問題が生じることもなく、結果としてコストダウンも
図ることができるという利点がある。即ち、本考案にお
いては、太い竿体に細い竿体を順次収納する振出し竿に
おいて、このような竿本の収納及び伸長時にスライド移
動させるホルダーを利用して、多数個の遊動ガイドを容
易に一直線状に揃え、加えて、そのために長くしたホル
ダーにて竿体への保持力、互換性を高め、かつ磨耗にお
いても問題を回避する点に特徴を見出すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断した斜視図、第2
図(a)(b)は同上のホルダーの側面図、断面図、第
3図は同上のホルダーとリング状体との連結状態の断面
図、第4図は同上の格納状態の平面図、第5図(a)
(b)は従来例の遊動ガイドの断面図、正面図であり、
1は竿本体、2は遊動ガイド、3はリング状体、4はホ
ルダー、5は環状連結体、6はスリットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】竿本体の外周面に竿本体のテーパーを利用
    して固定及び回動移動自在になされる遊動ガイドを有す
    るとともに太い竿体に細い竿体が順次収納される振出し
    竿に構成された釣り竿であって、遊動ガイドは道糸を挿
    通させるリング状体と、竿本体の外周面に固定及びスラ
    イド回動移動されるホルダーと、リング状体に一体に形
    成されていてホルダーに外嵌連結される環状連結体とか
    ら構成され、ホルダーの長さは、リング状体を備えた環
    状連結体の数倍の長さで、ホルダーの全長にわたって竿
    長さ方向に直線状になるスリットを形成し、ホルダーを
    断面C字状に形成して成る釣り竿。
JP1989094400U 1989-08-12 1989-08-12 釣り竿 Expired - Lifetime JPH0746147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989094400U JPH0746147Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 釣り竿

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JP1989094400U JPH0746147Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 釣り竿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0334771U JPH0334771U (ja) 1991-04-04
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JP1989094400U Expired - Lifetime JPH0746147Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 釣り竿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729439Y2 (ja) * 1977-06-06 1982-06-28
JPS593722Y2 (ja) * 1979-06-08 1984-02-01 株式会社シマノ 釣竿の釣糸用ガイド

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Publication number Publication date
JPH0334771U (ja) 1991-04-04

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