JPH0745250Y2 - フリーキック練習装置 - Google Patents

フリーキック練習装置

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JPH0745250Y2
JPH0745250Y2 JP1992072993U JP7299392U JPH0745250Y2 JP H0745250 Y2 JPH0745250 Y2 JP H0745250Y2 JP 1992072993 U JP1992072993 U JP 1992072993U JP 7299392 U JP7299392 U JP 7299392U JP H0745250 Y2 JPH0745250 Y2 JP H0745250Y2
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doll
board
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JP1992072993U
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JPH0629568U (ja
Inventor
暁 福井
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福井 曉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はキックしたボールを人形
板等の標的に当てるためのフリーキック練習装置に関す
るものであり、特にボールが当ったときの人形板等の破
損防止と装置自体の重量軽減を図り得るフリーキック練
習装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりフリーキック練習装置として、
人間に模した人形板を台上に固定したものが知られてい
る。例えば実願昭58−23328号のフリーキック練
習板がこれである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
フリーキック練習装置では、構造上重量が重くなり、取
扱に困難をきたすので、軽量化を図ろうとすると強度が
不足し、ボールが当たった際の衝撃により人形板が破
損し易いという問題点があり、かといって破損しないよ
う充分な強度の厚板を使用すれば重量が重くなり、装置
の軽量化ができないという問題点があった。本考案はこ
のような事情を背景としてなされたものであり、本考案
の目的はボールが当たったことによって人形板が破損す
ることを防止し、かつ装置自体の重量の増加を抑え得る
フリーキック練習装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような目的
を達成するためになされたものであり、本考案は下記の
ように構成される。移動可能な基台上に支持部材を立設
すると共に支持部材には軸状部材を横方向に設け、かつ
軸状部材には単数もしくは複数の人形もしくは人形板を
取付け、しかも前記軸状部材は前記人形もしくは人形板
と回動可能に係合し、各人形もしくは人形板は蹴り当て
られたボールに押されて前記軸状部材を軸心としてそれ
ぞれボール進行方向に後退できるようにし、かつ人形も
しくは人形板はそれぞれの重心より上方で支持させて取
り付けるようにし、さらに人形もしくは人形板の下端
部、あるいは基台もしくは基台上の静止部材のいずれか
一方に弾性部材を取付け、弾性部材が上記の他方に接す
ることにより人形もしくは人形板を仮止め可能とし、し
かも前記軸状部材は前記支持部材に着脱可能に取り付け
られると共に、前記人形もしくは人形板は前記軸状部材
に着脱可能に取付けられるようにしたフリーキック練習
装置である。ここに「人形」とは人間に似せた場合に限
らずボールの標的となり得る形状のものをも含み、「人
形板」とは人間を模した場合に限らずボールの標的とな
り得る形状の板材をも含むものである。「仮止め可能」
とは人形もしくは人形板に外力を加えないときや外力が
小さいときには静止しているが、ボールを蹴り当てる等
一定限度以上の外力を加えると弾性部材が変形して人形
もしくは人形板が動くことが可能になることを意味す
る。
【0005】
【作用】以上のように構成された本考案において、軸状
部材により支持された人形もしくは人形板は、ボールが
当った際、軸状部材を軸心としてボールの進行方向に
退し、衝撃を緩和するように働く。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1〜図3において、10は基台であり、断
面四角形で空洞の構造部材12、14、16がH形に結
合され、構造部材14の下方両端部には2個のフリーキ
ャスタ18が取付けられると共に、構造部材12の下方
両端部に2つの脚部19が突設されて構成されている。
なお、21は構造部材12に取付けられたハンドルであ
り、装置の移動時に使用する。例えば、格納庫・据付場
所間の移動や据付場所変更時の移動等の際には、ハンド
ル21を両手で持ち上げ、フリーキャスタ18を転動さ
せて移動する。基台10には1対の固定パイプ20が立
設されると共に補強部材22により補強され、支持部材
としての垂直パイプ24が抜差可能に取付けられてい
る。1対の垂直パイプ24間には、パイプ接手26を介
して軸状部材としての水平パイプ28が横方向に取付け
られている。なお、パイプ接手26は垂直パイプ24、
水平パイプ28に対し着脱可能とされている。水平パイ
プ28には複数個の人形板30がそれぞれ回動可能に取
付けられている。
【0007】人形板30は図4に示すように人間の形状
を模した板状部材であり、裏面側には重心よりやや上方
位置に保持パイプ32が取付けられ、その内部に挿通さ
れる水平パイプ28に対し動可能とされている。従っ
て、人形板30は水平パイプ28に対して着脱可能であ
る。なお、保持パイプ32は、自身に溶接された接手金
具34を介して人形板30に取付けられている。36は
水平パイプ28に挿通されたカラーであり、隣接する人
形板30同士が干渉しないよう一定の間隔を保持させる
ものである。なお、保持パイプ32を人形板30の横幅
より長くすればカラー36は不要である。また、人形板
30の下方には、補強板38が取付けられると共に、弾
性部材としてのゴム板40が取付けられている。なお、
図4に示す人形板30は両足の下端部間が離れた状態に
カットされているが、これに代えて下端部間を一体に連
結させてもよい。この場合補強板38は省略してもよ
い。人形板30は重心より上方を支持されているので、
常に頭が上、足が下になるが、人形板30は板厚中心よ
り若干離れた裏面側の位置で支持されているので、回転
モーメントが働き人形板30はそのままでは前向きに傾
くが、図5に示すようにゴム板40が構造部材16に当
接することにより、真直に直立した状態に保持されて、
仮止めされる。従って、キックの度に人形板の姿勢を直
す煩わしさを解消するのに役立つ。また、ゴム板40は
装置を移動させる際に人形板30がゆらゆら搖れ動くこ
とを防止するのに役立つ。従って、装置の移動が容易で
ある
【0008】以上のように構成された実施例装置におい
て、図5に示すようにキックされたボール41が当れば
人形板30は後方に押され、水平パイプ28を軸心とし
後退し、傾くことになる。もちろん、ボール41が水
平パイプ28より上方に当たれば、人形板30は図5と
逆方向に傾くことになる。なお、ゴム板40は弾性変形
して構造部材16を乗越えるので、ボール41が当った
際人形板30が動することの妨げとはならない。この
ように、各人形板30はそれぞれ後方に動くことができ
るので、ボールが当たった際の衝撃が緩和され、人形板
30が破損することを防止できる。このように、衝撃が
緩和され、人形板30の破損がしにくくなるので、人形
板30の板厚はそれ程厚くしなくてもよい。従って、
実施例装置ではボールの衝撃に耐え破損を防止し得ると
共に、同時に重量を軽くすることができる。 また、水
平パイプ28、垂直パイプ24、人形板30が互に着脱
可能とされ、かつ垂直パイプ24は基台10に着脱可能
に取付けられているので、これらを分解することにより
梱包容積を非常に小さくでき、梱包の手間と梱包費用、
運賃を軽減できる。従来フリーキック練習装置は梱包容
積が大きく、重量も重かったので、費用が高くなり、近
所の鉄工所で作られる程度で一般に市販することが困難
であったが、本実施例装置によればこのような不都合を
解消することができる。
【0009】上記実施例のパイプ接手26に代えて、図
6、図7に示すパイプ接手42を使用することも可能で
ある。パイプ接手42は2つのパイプ把持部44、46
が背面同士を合わせた状態でピン47により回動可能に
結合され、把持されたパイプ24、28が互に任意の角
度をとり得るようにされたものである。パイプ把持部4
4は本体部材48と、本体部材48にピンにより回動可
能に取付けられた押付挟持部材50と締付部材52とを
備え、かつ本体部材48は取付けるべきパイプの外周部
の半分以上を取り囲む略円弧状部分を有し、押付挟持部
材50はパイプ24に沿い得る円弧状部分を有すると共
に先端部には後述するボルトが嵌り得るU字状の凹部が
形成され、締付部材52はボルトが回転可能に取付けら
れると共にナットが螺合されてなるものである。締付部
材52のナットを緩め、押付挟持部材50を開き、パイ
プ24をくわえさせた後、締付部材52のボルトを押付
挟持部材50の凹部に嵌め込み、ナットを締付けると、
挟持部44は容易にパイプ24に取付けることができ
る。パイプ挟持部46はパイプ挟持部44と同一の形
状、寸法に構成されたものであり、挟持部44と同じ要
領で使用される。パイプ28の取付は下記の要領で行な
われる。すなわち、パイプ挟持部44、46は互に回動
可能に結合されているので、図7(ロ)に示すように水
平パイプ28を傾けて取付けることができ、締付後人形
板30の保持パイプ32に水平パイプ28を挿通して取
付け、しかる後パイプ28を水平に持ち上げてから、同
様にして水平パイプ28の他端部を他の垂直パイプ24
に取付けると完了する。従って作業者1人で取付けが可
能であり、作業能率の向上を図ることができる。また、
本体部材48は取付けるべきパイプの外周部半分以上を
取り囲む円弧状部分すなわちパイプを受け得る部分を有
しており、この円弧状部分は本体部材48の押付部材取
付側を横向きとし、ボルト取付側を上向きとすることに
より、押付挟持部材50の掛止を外した状態でもパイプ
の一端を引掛けることができるので、水平パイプの取付
けが簡単に行ない得る利点がある。
【0010】上記実施例において、人形板30は人間の
形状を模しているが、これに代えて形状を単純化して長
方形としたり、その他種々の形状とすることも可能であ
り、また立体化した人形等とすることも可能である。ま
たゴム板40は構造部材16側に取付け、人形板30の
下端部に接するようにしてもよい。また、基台10上に
静止部材を取付け、これにゴム板40を取り付けるよう
にすることも可能である
【0011】以上本考案の一実施例について説明した
が、本考案はこのような実施例に何等限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることはもちろんである。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。人形板(もしくは人
形)はボールが当たった際、軸状部材を心としてボー
ルの進行方向に後退するようにされているので、ボール
衝撃が緩和され、人形板(もしくは人形)等の破損が
防止できる。従って、破損防止のために人形板(もしく
は人形)等の厚さ寸法を大きくする等しなくてもよいの
で、耐衝撃性を保持しつつ、練習装置の重量の軽減を図
ることができる。練習装置の重量が軽くなると、例えば
練習装置を収容した格納庫と練習場との移動が容易とな
り、取扱がしやすくなる。さらに、軸状部材は支持部材
に対して着脱可能に取付けられると共に人形板(もしく
は人形)は軸状部材に対して着脱可能とされているの
で、分解により梱包容積を非常に小さくでき、その結果
梱包費用と運賃を軽減できる利点がある。また、人形板
(もしくは人形)は弾性部材により仮止めされているの
で、移動時に人形板(もしくは人形)がゆらゆらするの
を防止でき、練習場での移動が容易である。また、風等
により人形板(もしくは人形)が動くことを防止できる
利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の右側面図である。
【図4】同実施例の部分分解斜視図である。
【図5】同実施例の作用状態を示す説明図である。
【図6】同実施例に使用できる他の部品を示す斜視図で
ある。
【図7】(イ)、(ロ)はそれぞれ図6に示す部品の部
分平面図と、使用説明図である。
【符号の説明】
10 基台 24 垂直パイプ(支持パイプ) 28 水平パイプ(軸状部材) 30 人形板 40 ゴム板(弾性部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な基台上に支持部材を立設する
    と共に支持部材には軸状部材を横方向に設け、かつ軸状
    部材には単数もしくは複数の人形もしくは人形板を取付
    け、しかも前記軸状部材は前記人形もしくは人形板と回
    動可能に係合し、各人形もしくは人形板は蹴り当てられ
    たボールに押されて前記軸状部材を軸心としてそれぞれ
    ボール進行方向に後退できるようにし、かつ人形もしく
    は人形板はそれぞれの重心より上方で支持させて取り付
    けるようにし、さらに人形もしくは人形板の下端部、あ
    るいは基台もしくは基台上の静止部材のいずれか一方に
    弾性部材を取付け、弾性部材が上記の他方に接すること
    により人形もしくは人形板を仮止め可能とし、しかも前
    記軸状部材は前記支持部材に着脱可能に取り付けられる
    と共に、前記人形もしくは人形板は前記軸状部材に着脱
    可能に取付けられるようにしたフリーキック練習装置。
JP1992072993U 1992-09-25 1992-09-25 フリーキック練習装置 Expired - Lifetime JPH0745250Y2 (ja)

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JP1992072993U JPH0745250Y2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 フリーキック練習装置

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JP1992072993U JPH0745250Y2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 フリーキック練習装置

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Publication Number Publication Date
JPH0629568U JPH0629568U (ja) 1994-04-19
JPH0745250Y2 true JPH0745250Y2 (ja) 1995-10-18

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ID=13505449

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JP1992072993U Expired - Lifetime JPH0745250Y2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 フリーキック練習装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130773U (ja) * 1983-02-19 1984-09-01 福井 暁 フリ−キツク練習板

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JPH0629568U (ja) 1994-04-19

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