JPH074523Y2 - 冷蔵庫の温度測定装置 - Google Patents
冷蔵庫の温度測定装置Info
- Publication number
- JPH074523Y2 JPH074523Y2 JP1366190U JP1366190U JPH074523Y2 JP H074523 Y2 JPH074523 Y2 JP H074523Y2 JP 1366190 U JP1366190 U JP 1366190U JP 1366190 U JP1366190 U JP 1366190U JP H074523 Y2 JPH074523 Y2 JP H074523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- temperature
- door
- case
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷蔵庫の温度測定装置に係り、とくに上部が開
口になっており、この開口を開閉可能に覆うように扉を
取付けるようにした上開き式の冷蔵庫の温度測定装置に
関する。
口になっており、この開口を開閉可能に覆うように扉を
取付けるようにした上開き式の冷蔵庫の温度測定装置に
関する。
上部開口を覆うように扉を取付けるようにした上開き式
の冷蔵庫において、この扉の底面側の所定の位置、例え
ばそのほぼ中央部に凹部を形成するとともに、この凹部
内に温度センサを備えたケースを回動可能に取付けるよ
うにしたものであって、扉を閉じると重力によってケー
スが下方に垂下され、庫内の平均温度に近い値を検出し
得るようにしたものである。
の冷蔵庫において、この扉の底面側の所定の位置、例え
ばそのほぼ中央部に凹部を形成するとともに、この凹部
内に温度センサを備えたケースを回動可能に取付けるよ
うにしたものであって、扉を閉じると重力によってケー
スが下方に垂下され、庫内の平均温度に近い値を検出し
得るようにしたものである。
第５図は従来の上開き式の車載用冷蔵庫を示すものであ
って、この車載用冷蔵庫は直方体状のキャビネット１を
備えており、その上部開口２に扉３を開閉可能に取付け
るようにしている。またキャビネット１内にはエバポレ
ータ４が配されており、このエバポレータ４によって庫
内の冷却を行なうようにしている。そしてエバポレータ
４の表面に取付けられたサーミスタ等の温度センサ５に
よって庫内の温度を測定するようにしていた。
って、この車載用冷蔵庫は直方体状のキャビネット１を
備えており、その上部開口２に扉３を開閉可能に取付け
るようにしている。またキャビネット１内にはエバポレ
ータ４が配されており、このエバポレータ４によって庫
内の冷却を行なうようにしている。そしてエバポレータ
４の表面に取付けられたサーミスタ等の温度センサ５に
よって庫内の温度を測定するようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 このように従来は、エバポレータ４の表面に取付けられ
た温度センサ５によって庫内の温度を検出するととも
に、この温度の検出に応じてコントロールユニットを介
してコンプレッサの駆動を制御するようにしていた。従
ってこのような従来の冷蔵庫によれば、その中に負荷を
入れると、負荷温度はそれほど下がらないのにエバポレ
ータ４自身の温度が早く下がり、このような温度の低下
を温度センサ５が速やかに検出することになり、これに
よってサーモスタットがOFFに切換えられるようにして
いた。この状態は第４図に示されており、このようにし
て温度制御を行なうようにすると、負荷を入れた後に連
続運転によって速やかに負荷を冷却することができない
という欠点があった。
た温度センサ５によって庫内の温度を検出するととも
に、この温度の検出に応じてコントロールユニットを介
してコンプレッサの駆動を制御するようにしていた。従
ってこのような従来の冷蔵庫によれば、その中に負荷を
入れると、負荷温度はそれほど下がらないのにエバポレ
ータ４自身の温度が早く下がり、このような温度の低下
を温度センサ５が速やかに検出することになり、これに
よってサーモスタットがOFFに切換えられるようにして
いた。この状態は第４図に示されており、このようにし
て温度制御を行なうようにすると、負荷を入れた後に連
続運転によって速やかに負荷を冷却することができない
という欠点があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、庫内の平均温度に近い温度を検出できるようにする
とともに、自然冷却において、収納された負荷の温度を
速やかに下げるようにコントロールすることができる冷
蔵庫の温度測定装置を提供することを目的とするもので
ある。
て、庫内の平均温度に近い温度を検出できるようにする
とともに、自然冷却において、収納された負荷の温度を
速やかに下げるようにコントロールすることができる冷
蔵庫の温度測定装置を提供することを目的とするもので
ある。
本考案は、上部が開口になっており、この開口を開閉可
能に覆うように扉を取付けるようにした冷蔵庫におい
て、前記扉の底面側に凹部を形成し、温度センサを収納
したケースを前記凹部内に回動可能に取付けるようにし
たものである。
能に覆うように扉を取付けるようにした冷蔵庫におい
て、前記扉の底面側に凹部を形成し、温度センサを収納
したケースを前記凹部内に回動可能に取付けるようにし
たものである。
従って扉を閉じると、扉の底面側の凹部に取付けられて
いるケースは重力によって垂下され、その中に配されて
いる温度センサによって庫内の温度が測定されることに
なり、エバポレータの表面から離れた位置で庫内の平均
温度を検出するようになる。
いるケースは重力によって垂下され、その中に配されて
いる温度センサによって庫内の温度が測定されることに
なり、エバポレータの表面から離れた位置で庫内の平均
温度を検出するようになる。
第１図は本考案の一実施例に係る温度測定装置を備える
冷蔵庫を示すものであって、この冷蔵庫は車載用の上開
き式の冷蔵庫から構成されている。冷蔵庫のキャビネッ
ト10はほぼ直方体状に構成されており、アウタパネル11
とインナパネル12との間に発泡樹脂から成る断熱材13を
充填した構造になっている。そしてこのキャビネット10
内にはエバポレータ14が配されており、駆動ユニット15
内のコンプレッサによって圧縮された冷媒をエバポレー
タ14内を循環させるようにしている。
冷蔵庫を示すものであって、この冷蔵庫は車載用の上開
き式の冷蔵庫から構成されている。冷蔵庫のキャビネッ
ト10はほぼ直方体状に構成されており、アウタパネル11
とインナパネル12との間に発泡樹脂から成る断熱材13を
充填した構造になっている。そしてこのキャビネット10
内にはエバポレータ14が配されており、駆動ユニット15
内のコンプレッサによって圧縮された冷媒をエバポレー
タ14内を循環させるようにしている。
キャビネット10の上部開口18には扉19が開閉可能に取付
けられるようになっている。扉19はアウタパネル20とイ
ンナパネル21とを備えるとともに、これらの間に同じく
発泡樹脂から成る断熱材22を充填した構造になってい
る。そして扉19の底面側には第２図に示すように凹部23
が形成されており、この凹部23内には温度センサ24を収
納したケース25がピン26を介して回動可能に収納されて
いる。
けられるようになっている。扉19はアウタパネル20とイ
ンナパネル21とを備えるとともに、これらの間に同じく
発泡樹脂から成る断熱材22を充填した構造になってい
る。そして扉19の底面側には第２図に示すように凹部23
が形成されており、この凹部23内には温度センサ24を収
納したケース25がピン26を介して回動可能に収納されて
いる。
従ってこのような温度センサ24を有するケース25は第１
図に示すように、扉19を閉じるとケース25自身の重力に
よってピン26を中心として回動して垂下され、キャビネ
ット10内に臨むようになる。すなわちこのケース25の先
端部に設けられている温度センサ24がエバポレータ14の
表面から遠い位置において、庫内の平均温度に近い値の
温度を検出することになる。従ってこのような構造によ
って温度センサ24を保持すると、自然冷却において、エ
バポレータに対して負荷となる収納物の温度を早く下げ
るようにコントロールすることが可能になる。温度セン
サ24は駆動ユニット15と接続されており、庫内温度が所
定の温度以上に上昇すると、駆動ユニット15のコンプレ
ッサが駆動されることになり、このコンプレッサによっ
てエバポレータ14内に冷媒が循環され、これによってキ
ャビネット10内の温度を下げるようにしている。
図に示すように、扉19を閉じるとケース25自身の重力に
よってピン26を中心として回動して垂下され、キャビネ
ット10内に臨むようになる。すなわちこのケース25の先
端部に設けられている温度センサ24がエバポレータ14の
表面から遠い位置において、庫内の平均温度に近い値の
温度を検出することになる。従ってこのような構造によ
って温度センサ24を保持すると、自然冷却において、エ
バポレータに対して負荷となる収納物の温度を早く下げ
るようにコントロールすることが可能になる。温度セン
サ24は駆動ユニット15と接続されており、庫内温度が所
定の温度以上に上昇すると、駆動ユニット15のコンプレ
ッサが駆動されることになり、このコンプレッサによっ
てエバポレータ14内に冷媒が循環され、これによってキ
ャビネット10内の温度を下げるようにしている。
また温度センサ24を収納するケース25はピン26によって
扉19の凹部23に回動可能に支持されているために、扉19
を閉じる際に第３図に示すようにケース25が負荷となる
収納部物に接触しても、ケース25が自由に回動するので
とくに問題はない。むしろ負荷の表面に近い温度を測定
できるために、内容物を早く冷却するのには好ましい状
態になる。また第１図において鎖線で示すように扉19を
開くと、この扉19の回動角度に応じてセンサ24を保持す
るケース25が凹部23内に収納されることになり、これに
よってケース25が邪魔になることがない。なおケース25
内の温度センサ24とパワーサプライとの間の接続は屈曲
可能なリード線によって接続されているために、断線事
故等の発生が防止されることになる。
扉19の凹部23に回動可能に支持されているために、扉19
を閉じる際に第３図に示すようにケース25が負荷となる
収納部物に接触しても、ケース25が自由に回動するので
とくに問題はない。むしろ負荷の表面に近い温度を測定
できるために、内容物を早く冷却するのには好ましい状
態になる。また第１図において鎖線で示すように扉19を
開くと、この扉19の回動角度に応じてセンサ24を保持す
るケース25が凹部23内に収納されることになり、これに
よってケース25が邪魔になることがない。なおケース25
内の温度センサ24とパワーサプライとの間の接続は屈曲
可能なリード線によって接続されているために、断線事
故等の発生が防止されることになる。
以上のように本考案は、扉の底面側に凹部を形成し、温
度センサを収納したケースを凹部内に回動可能に取付け
るようにしたものである。従ってこのような構造によれ
ば、扉を閉じると温度センサを収納したケースが庫内に
垂下されて庫内の平均温度に近い値を検出するようにな
り、自然冷却において、収納物の速度を早く下げるよう
にコントロールすることが可能になる。
度センサを収納したケースを凹部内に回動可能に取付け
るようにしたものである。従ってこのような構造によれ
ば、扉を閉じると温度センサを収納したケースが庫内に
垂下されて庫内の平均温度に近い値を検出するようにな
り、自然冷却において、収納物の速度を早く下げるよう
にコントロールすることが可能になる。
第１図は本考案の一実施例に係る温度測定装置を備える
冷蔵庫の縦断面図、第２図は同扉を逆様にした状態の外
観斜視図、第３図は温度センサのケースが収納物と接触
した状態を示す縦断面図、第４図は従来の冷蔵庫の温度
変化を示すグラフ、第５図は同従来の冷蔵庫の縦断面図
である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 10……キャビネット 14……エバポレータ 15……駆動ユニット 18……上部開口 19……扉 23……凹部 24……温度センサ 25……ケース 26……ピン
冷蔵庫の縦断面図、第２図は同扉を逆様にした状態の外
観斜視図、第３図は温度センサのケースが収納物と接触
した状態を示す縦断面図、第４図は従来の冷蔵庫の温度
変化を示すグラフ、第５図は同従来の冷蔵庫の縦断面図
である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 10……キャビネット 14……エバポレータ 15……駆動ユニット 18……上部開口 19……扉 23……凹部 24……温度センサ 25……ケース 26……ピン
Claims (1)
- 【請求項１】上部が開口になっており、この開口を開閉
可能に覆うように扉を取付けるようにした冷蔵庫におい
て、前記扉の底面側に凹部を形成し、温度センサを収納
したケースを前記凹部内に回動可能に取付けるようにし
たことを特徴とする冷蔵庫の温度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1366190U JPH074523Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 冷蔵庫の温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1366190U JPH074523Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 冷蔵庫の温度測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106434U JPH03106434U (ja) | 1991-11-01 |
| JPH074523Y2 true JPH074523Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31517065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1366190U Expired - Lifetime JPH074523Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 冷蔵庫の温度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074523Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1366190U patent/JPH074523Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03106434U (ja) | 1991-11-01 |
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