JPH074505U - 人工芝生 - Google Patents

人工芝生

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Publication number
JPH074505U
JPH074505U JP3400393U JP3400393U JPH074505U JP H074505 U JPH074505 U JP H074505U JP 3400393 U JP3400393 U JP 3400393U JP 3400393 U JP3400393 U JP 3400393U JP H074505 U JPH074505 U JP H074505U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
loop
base cloth
tip
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP3400393U
Other languages
English (en)
Inventor
栄治 浜崎
Original Assignee
東武株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東武株式会社 filed Critical 東武株式会社
Priority to JP3400393U priority Critical patent/JPH074505U/ja
Publication of JPH074505U publication Critical patent/JPH074505U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 美観に優れた人工芝生を提供する。 【構成】 基布2に、2色のパイル3a,3bが交互に形成
してある。緑色を現したい左部分は緑色のパイル3aをハ
イループとし先端をカットしてあり、白色のパイル3bを
ロウループとしてある。また白色を現したい右部分は白
色のパイル3bをハイループとし先端をカットしてあり、
緑色のパイル3aをロウループとしてある。そうするとハ
イループを形成した色のみが表面化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフ練習場のスタンスマット等のマットに使用する人工芝生に関 する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来からゴルフ練習場のスタンスマット等のマットに使用される人工芝生は、 平板状のクッション部材の上に、その一面側にパイルが形成してある基布を接着 したものであり、単色(例えば緑色)のものがほとんどである。一部、線が着色 してあるもの,異なる色からなる単色のマットを組み合わせて並べたものもある 。 しかしながら、単色のものは味気なく、美観に優れない。またその他のものは 単純な模様しかなく、複雑な模様を表すことは困難であった。 本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、色によってハイループと ロウループとを作り分け、ハイループの先端をカットして形成されたパイルを備 えることにより、複雑な模様が形成された人工芝生を提供することを目的とする 。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る人工芝生は、基布に合成樹脂からなる糸を使用してパイルを形成 してある人工芝生において、複数色の糸を使用し、所要のパターンでハイループ とロウループとを形成してあり、前記ハイループの先端をカットしてあるパイル を前記基布に備えることを特徴とする。
【0004】
【作用】
本考案にあっては、色によってハイループとロウループとを作り分け、ハイル ープの先端をカットしてパイルを形成してあるので、表面にはハイループを形成 した色のみが現れる。そしてどの色をハイループとし、またロウループとするか を模様のパターンに応じて設定すれば、複雑な模様も容易に表すことが可能であ る。
【0005】
【実施例】
以下、本考案をその実施例を示す図面に基づき具体的に説明する。 図1は、本考案に係る人工芝生を示す平面図であり、図2は、この模式的拡大 断面図である。図2において1は、1辺が1mの正方形であり厚さ2cmの平板状 をなし、SBR(スチレンブタジエンラバー)及び塩化ビニル樹脂からなるクッ ション部材である。このクッション部材1の上には基布2に合成樹脂からなるパ イル3を形成したものが貼り付けてあり、パイル3の表面には図1に示す如く、 緑地に白色で、ゴルフショット時の、ゴルフクラブを振り上げたとき,ゴルフボ ールを打つ寸前,打った直後,ゴルフクラブの先端が体の略横に位置するとき, 及びゴルフクラブの先端が体の後ろに位置するときの一連のフルスウィング動作 を順次示す模様が形成されている。
【0006】 基布2は、ポリエステルフィラメントを平織りし、加工仕上げとしてグレイ樹 脂セットを施したものである。本実施例では小泉製麻製のHF1616−2−G RY(WT2000D×WT2000D/16×16)を使用しており、以下の ような物性を有する。 目付 300±30 g/m2 強力 タテ 400±40 kg/5cm ヨコ 400±40 kg/5cm 伸度 タテ 43±10 % ヨコ 48±10 % 乾熱収縮 タテ 1.0±0.5 %(130℃×30分) ヨコ 1.0±0.5 %( 〃 )
【0007】 パイル3を形成するための合成樹脂は、捲縮加工(A.B加工)を施された3 600デニールのナイロン6(ユニプラス社製)である。捲縮加工は、まず45 0デニール×4フィラメントに下撚としてS撚80回/mを施したものを2本用 意して、これを双糸として使用し、上撚はZ撚50回/mとしている。そして本 実施例ではこれを緑色に着色した糸と白色に着色した糸とをパイル糸として使用 し、パイル3を形成している。
【0008】 次に以上の如き構成の人工芝生の製造方法について説明する。 まず基布2にパイル3を形成するための緯糸として、緑色のパイル糸と白色の パイル糸とを基布2の幅方向に交互に多数並べ、基布2の一面側にループを形成 しながらこれらのパイル糸を織り込んでいく。このとき所要の模様を形成するた めにループ長を加減し、所要位置にて2色のパイル糸の一方をハイループ(13mm )とし、他方をロウループ(3.5mm)として形成しておく。一般にループは、先端 に糸を通したニードルを基布2に突き刺し、パイル糸をルーパーに引っ掛けて形 成するが、このときの糸送り部におけるパイル糸の張力を変えることによりハイ ループとロウループとを作り分けることができる。ハイループは、その形成時に その先端をカットする。
【0009】 このようにハイループとロウループとを形成すると、ハイループを形成したパ イル糸の色のみが表面化し、ロウループを形成したパイル糸は埋没することにな る。図2の左部分は、緑色のパイル3aがハイループをカットしたものであり、白 色のパイル3bがロウループである。また右部分は、白色のパイル3bがハイループ をカットしたものであり、緑色のパイル3aがロウループである。これにより図2 の左部分では緑色が表面化し右部分では白色が表面化する。 そして基布2の搬送に伴って各ステッチ毎に、所要の位置で所要の色のパイル 糸を使い分けてハイループとロウループとを形成し、且つハイループの先端をカ ットしていき、所要の模様パターンを反復して形成する。その後この基布2のパ イル3が形成されていない面を前記クッション部材1に接着し、所要大きさに裁 断して、例えばスタンスマットとする。
【0010】 またハイループ,ロウループの作り分けにコンピュータを使用すれば、自動的 に模様を形成することができる。即ちコンピュータに形成すべき模様のパターン を入力しておき、各位置においてどちらの色をハイループにするかを設定する。 そしてコンピュータにて糸送り部によるパイル糸の張力を、所望するループに相 当する量に制御しながらパイル3を形成していく。
【0011】 上述のようにハイループとロウループとを形成して模様形成を行うと、模様形 成のための糸色の配置換え,糸の切断等の作業を行う必要がない。従って各位置 における表面色の変換は容易であり、図1に示す如き複雑な模様が形成された人 工芝生を容易に製造することができる。そして上述の如く模範的なゴルフスウィ ングの模様が形成された人工芝生をゴルフ練習場のスタンスマットに使用すれば 、ゴルフ練習者がフォームの参考とすることができる。 なお本実施例では2色のパイル3a, 3bを形成したが、3色以上の多色であって もよい。また本案に係る人工芝生はスタンスマット以外にも適用可能であること はいうまでもない。またクッション部材は必要に応じて適宜形成すればよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案に係る人工芝生は、合成樹脂からなる複数色の糸を使用し て、所要箇所で色により作り分けられたハイループとロウループとのうちハイル ープの先端をカットされたパイルを備えることにより、複雑な模様を表すことが 可能となるので、様々な模様が形成された個性的なものが提供でき、美観が向上 する等、本考案は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る人工芝生を示す平面図である。
【図2】本考案に係る人工芝生を示す模式的拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 クッション部材 2 基布 3,3a, 3b パイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布に合成樹脂からなる糸を使用してパ
    イルを形成してある人工芝生において、複数色の糸を使
    用し、所要のパターンでハイループとロウループとを形
    成してあり、前記ハイループの先端をカットしてあるパ
    イルを前記基布に備えることを特徴とする人工芝生。
JP3400393U 1993-06-23 1993-06-23 人工芝生 Pending JPH074505U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3400393U JPH074505U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 人工芝生

Applications Claiming Priority (1)

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JP3400393U JPH074505U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 人工芝生

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JPH074505U true JPH074505U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12402273

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JP3400393U Pending JPH074505U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 人工芝生

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