JPH074410U - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
- Publication number
- JPH074410U JPH074410U JP6008493U JP6008493U JPH074410U JP H074410 U JPH074410 U JP H074410U JP 6008493 U JP6008493 U JP 6008493U JP 6008493 U JP6008493 U JP 6008493U JP H074410 U JPH074410 U JP H074410U
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- traveling
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- safety
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Abstract
(57)【要約】
【目的】クレーン走行通路端部を囲む安全囲いとクレー
ン操作盤のハードおよび据え付けに要するコストの低減
を図ることを目的とする。 【構成】棚2,3に沿って入出庫用走行クレーン1の走
行通路4を設け、このクレーン走行通路4の端部を囲う
安全囲い11を、安全柵12、開閉扉13、およびクレ
ーン操作盤14によって構成した点に特徴を有する。
ン操作盤のハードおよび据え付けに要するコストの低減
を図ることを目的とする。 【構成】棚2,3に沿って入出庫用走行クレーン1の走
行通路4を設け、このクレーン走行通路4の端部を囲う
安全囲い11を、安全柵12、開閉扉13、およびクレ
ーン操作盤14によって構成した点に特徴を有する。
Description
【0001】
本考案は、棚に沿って設けられた入出庫用走行クレーンの走行通路の端部に開 閉扉付き安全囲いを設けた自動倉庫に関するものである。
【0002】
上記のような自動倉庫は、例えば発明協会公開技報第80−3562号に記載 されているように従来周知であるが、この従来周知の自動倉庫では、前記安全囲 いの開閉扉は、クレーン走行通路のクレーン走行方向と平行な横側部に配設され ていた。従って、開閉扉の前に立った作業者からは、仮に開閉扉を開いても、棚 間のクレーン走行通路内にあるクレーンを直視することが困難であり、従って、 当該クレーンが停止しているか否かなどの安全確認が困難であった。
【0003】 また、このような自動倉庫に於いては、クレーン走行通路を走行する入出庫用 走行クレーンの操作盤が配設されるが、従来のこの種の自動倉庫では、クレーン 走行通路の端部に配設される開閉扉付き安全囲いとは別に、床面上に前記クレー ン操作盤が設置されていた。従って、クレーン操作盤が、安全囲いから離れて独 立的に設置し得る自立型でなければならないので、安全囲いやクレーン操作盤自 体のコストは勿論のこと、その据え付けコストも含めて、全体の設備コストが高 くつく欠点があった。
【0004】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して示すと、本考案の自動 倉庫は、入出庫用走行クレーン(1) の走行通路(4) の端部を囲う安全囲い(11)を 備え、当該安全囲い(11)が、安全柵(12)、開閉扉(13)、及びクレーン操作盤(14) によって構成された自動倉庫であって、安全柵(12)は、クレーン走行通路(4) の 端部両側に立設され、開閉扉(13)とクレーン操作盤(14)とは、両側の安全柵(12) をコの字形につなぐようにクレーン走行通路(4) の端部正面位置に左右横方向に 並設されている点に特徴を有する。
【0005】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1に於いて 、1は並列する棚2,3間のクレーン走行通路4内を走行する入出庫用走行クレ ーンであって、ランニングフォークなどの荷移載手段5を備えた昇降キャレッジ 6を有する従来周知のものである。7,8は走行台車形式の入出庫用荷捌き装置 であって、クレーン走行通路4の一端部の左右両側に当該クレーン走行通路4と 平行に並設されたガイドレール9,10上を、クレーン走行通路4の端部ホーム ポジションHPで停止するクレーン1に隣接する荷受け渡し位置Aと当該位置A から離れた荷受け渡し位置Bとの間で往復走行することが出来る。勿論、走行台 車形式ではなく、従来周知の固定荷受け台形式の入出庫用荷捌き装置を荷受け渡 し位置Aに設置することも出来る。
【0006】 11はクレーン走行通路4のホームポジションHP側の端部をコの字形に囲む 安全囲いであって、クレーン走行通路4の端部両側に位置する左右一対の安全柵 12、開閉扉13、及びクレーン操作盤14から構成されている。開閉扉13と クレーン操作盤14とは、両側の安全柵12をコの字形につなぐように、クレー ン走行通路4の端部正面位置に、開閉扉13がクレーン操作盤14の前面と略面 一になるように、左右横方向に並設されている。なお、クレーン操作盤14は、 開閉扉13と同一高さで且つ当該開閉扉13と略面一の操作盤前面となる固定壁 15aと、この固定壁15aの上部内側に取付けられた操作盤本体15bとから 構成されている。16は入出庫用荷捌き装置7,8の外側(台車走行経路の外側 )に立設された安全柵である。
【0007】 図2及び図3に示すように、開閉扉13は、クレーン操作盤14側とは反対側 で上下一対の蝶番17により開閉自在に枢着され、クレーン操作盤14の前面固 定壁15a側に付設されたストッパープレート18により閉止位置に受け止めら れる。19は開閉扉13の外側に軸支された開閉レバーであり、内側のロックレ バー20に回転軸21を介して連動連結されている。22は固定壁14側に付設 されたロックレバー係止片であって、開閉扉13がストッパープレート18に当 接する閉止位置にある状態で、開閉レバー19でロックレバー20を正面から見 て時計方向に回転させたとき、当該ロックレバー20が係止片22に係合し、開 閉扉13の開動を阻止する。
【0008】 23は、上記のように係止片22に係合したロックレバー20の先端によって アクチュエータ23aが蹴られることにより常開接点23bが閉じるリミットス イッチであり、クレーン操作盤14の前面固定壁15aに取付けられている。こ のリミットスイッチ23の常開接点23bは、走行クレーン1の駆動回路に対し 電源をオンオフする電磁リレー24及び非常停止操作により開く非常停止用常閉 スイッチ25に直列に接続されている。
【0009】 上記の構成によれば、開閉扉13がロックレバー20で閉止位置にロックされ ているときは、リミットスイッチ23の常開接点23bが閉じているので、電源 オンオフ用電磁リレー24は励磁し、走行クレーン1の駆動回路は電源に接続さ れている。従って、クレーン操作盤14の操作盤本体15bに対する操作により クレーン1を稼動させて、入出庫作業を行わせることが出来る。
【0010】 若し、開閉レバー19でロックレバー20を反時計方向に回転させて係止片2 2から離脱させ、開閉扉13を開動させると、ロックレバー20の先端がリミッ トスイッチ23のアクチュエータ23aから離間し、当該リミットスイッチ23 の常開接点23bが開くので、非常停止用常閉スイッチ25を開いて走行クレー ン1を非常停止させるときと同様に、電源オンオフ用電磁リレー24が消磁し、 走行クレーン1の駆動回路が電源から切り離される。従って走行クレーン1が稼 動しているときは当該クレーン1が自動的に非常停止し、走行クレーン1が稼動 していないときは、クレーン1を走行させるべくクレーン操作盤14の操作盤本 体15bを操作しても当該クレーン1を稼動させることが出来ない。
【0011】 なお、上記実施例では、開閉扉13が閉止位置でロックされているときのみク レーン1を走行させ得るように構成したが、この構成は本考案に必須のものでは なく、省くことも出来る。
【0012】
以上のように実施し得る本考案の自動倉庫によれば、次のような格別の作用効 果が得られる。即ち、走行クレーンの走行通路端部を囲む安全囲いを、安全柵、 開閉扉、及びクレーン操作盤によって構成したので、この種の自動倉庫に必須の 装置であるクレーン操作盤が安全柵の一部を兼用することになり、クレーン操作 盤をこれに隣接する安全柵などの安全囲い構成部品に連結して、当該クレーン操 作盤の設置強度を高めることが出来るので、当該クレーン操作盤を完全自立型に 構成するときのような強固な脚部や床面に対する強固な固定手段が不要となり、 安全柵自体の長さが短くなることと相俟って、全体の設備コストを大幅に低減し 得る。
【0013】 また、安全囲い中の開閉扉は、従来のようにクレーン走行通路端部の横側部で はなく、このクレーン走行通路の端部正面位置にクレーン操作盤と共に並設した ので、当該開閉扉はクレーン走行通路の延長線上に位置することになる。従って 、開閉扉を開こうとする作業者からは、少なくとも開閉扉を開くだけで(開かな くてもクレーン走行通路内を見ることが出来る構成であれば開閉扉を開かない状 態で)、クレーン走行通路の全域を容易に見渡すことが出来、仮にクレーンが棚 間のクレーン走行通路内にあっても、当該クレーンが稼働中か停止しているかを 視覚で容易に確認することが出来る。このため、クレーン走行通路内に入っても 安全であるか否かを確認することが容易になり、安全性を高めることが出来る。
【0014】 また、クレーン操作盤を操作する作業者は、クレーンが走行通路内のどの位置 にあっても当該クレーンを見ながら操作盤の操作を行えるので、操作の結果を確 認しながら、或いはクレーンの運転状況を確認しながら当該操作を行うことが出 来、安全で正確なクレーン操作が容易に行える。
【0015】 更に、クレーン走行通路端部の横側部には、実施例にも示したように入出庫用 荷受け台車の走行経路や固定の荷捌き台を設置する必要があるが、本考案の構成 では、クレーン走行通路端部の横側部には開閉扉がないので、これら周辺装置を 容易に設置することが出来ると共に、開閉扉の開閉を伴う作業者の出入りを周辺 装置が妨害することもない。
【図1】 本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 安全囲いの正面図である。
【図3】 開閉扉ロック機構を示す斜視図と制御回路図
である。
である。
1 入出庫用走行クレーン 2 棚 3 棚 4 クレーン走行通路 7 入出庫用荷捌き装置(台車) 8 入出庫用荷捌き装置(台車) 11 安全囲い 12 安全柵 13 開閉扉 14 クレーン操作盤 15a 固定壁(クレーン操作盤の前面) 15b 操作盤本体 16 安全柵
Claims (2)
- 【請求項1】入出庫用走行クレーン(1) の走行通路(4)
の端部を囲う安全囲い(11)を備え、当該安全囲い(11)
が、安全柵(12)、開閉扉(13)、及びクレーン操作盤(14)
によって構成された自動倉庫であって、 安全柵(12)は、クレーン走行通路(4) の端部両側に立設
され、 開閉扉(13)とクレーン操作盤(14)とは、両側の安全柵(1
2)をコの字形につなぐようにクレーン走行通路(4) の端
部正面位置に左右横方向に並設されている自動倉庫。 - 【請求項2】クレーン走行通路(4) の端部に隣接して入
出庫用荷捌き装置(7,8) が並設された自動倉庫であっ
て、 入出庫用荷捌き装置(7,8) の外側にも安全柵(16)が並設
されて成る請求項1に記載の自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6008493U JPH074410U (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6008493U JPH074410U (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 自動倉庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074410U true JPH074410U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=13131872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6008493U Pending JPH074410U (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074410U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710003A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-19 | Hitachi Ltd | Safety device for exhaust heat recovery system |
JPS58144003A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-27 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 自動倉庫 |
JPS6327304A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-05 | Daifuku Co Ltd | 自動倉庫の荷捌場構造 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP6008493U patent/JPH074410U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710003A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-19 | Hitachi Ltd | Safety device for exhaust heat recovery system |
JPS58144003A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-27 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 自動倉庫 |
JPS6327304A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-05 | Daifuku Co Ltd | 自動倉庫の荷捌場構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960312 |