JPH0744088Y2 - アンテナ取付具の構造 - Google Patents

アンテナ取付具の構造

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JPH0744088Y2
JPH0744088Y2 JP3208691U JP3208691U JPH0744088Y2 JP H0744088 Y2 JPH0744088 Y2 JP H0744088Y2 JP 3208691 U JP3208691 U JP 3208691U JP 3208691 U JP3208691 U JP 3208691U JP H0744088 Y2 JPH0744088 Y2 JP H0744088Y2
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JP
Japan
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mast
reflector
mounting bracket
antenna
side plates
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JP3208691U
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JPH04126407U (ja
Inventor
茂夫 近田
Original Assignee
デイエツクスアンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アンテナ取付具の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナ取付具の構造は、図10に
示すようなものである。すなわち、起立したマスト101
にコ字状断面をしたマストホルダ102の基片103をマスト
101の外周面に当て、さらにマスト押え金具104をマスト
ホルダ102に対向させてマスト101の外周面に当て、ボル
ト105をマスト押え金具104、マストホルダ102の基片103
に押圧させて螺締する。反射鏡の裏面に螺着した反射鏡
取付金具106は両側面の上部にネジ107を挿通する孔109
を穿設し、上記孔109を中心に両側面の下部に仰角調整の
ための円弧長孔110を穿設させ、ネジ107,107,108,108を
マストホルダ102の孔に挿通し螺締する。
【0003】図11および図12がマスト101にアンテナ取
付具およびパラボラ反射鏡111を取付けた状態で、反射
鏡111の仰角は反射鏡111に固着した反射鏡取付金具106
のネジ107を中心として円弧長孔110を摺動させて行い、
図11は反射鏡の仰角が最小の状態で、図12は反射鏡111
の仰角が最大の状態を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のアンテナ取付具
の構造では、反射鏡取付金具106とマストホルダ102とを
ネジ107,107,108,108で締め付けた状態からアンテナの
組立を行っていたので、アンテナ取付具が大きく重量も
あった。また、使用しているボルト105やネジ107,108が
多かったので、組立の手間もかかっていた。
【0005】さらに、ネジ107, 108の締付けによってア
ンテナ取付具自体が歪む可能性もあった。さらにその上
に、ボルト105 やネジ107, 108を使用しているため、見
栄えも良くなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は上記の
事情に鑑み、アンテナ取付具の重量を軽くし、ネジを使
用しないようにして組立てを容易にし、アンテナ取付具
自体を歪まないようにし、見栄えのよい新たなアンテナ
取付具の構造を提供するものであって、パラボラ反射形
アンテナの反射鏡裏面中央部に2枚の側板をマストを受
け入れ可能に並列に配置し、一端を滑り止め部材で連結
したマスト取付金具で上記マスト取付金具の一端の側板
間にマストロックレバーを回動自在に枢着し、上記側板
に複数個の支持孔を有する傾斜溝と円形溝とを刻設し、
支軸を左右に突設したマストホルダを側板間に位置さ
せ、上記支軸を前記支持孔に嵌合させてマストに装着可
能とし、反射鏡の裏面に固着した反射鏡取付金具の側面
に膨出させた凸部を前記円形溝に回動可能構造に嵌合さ
せ、ノブボルトを凸部に螺着するようにしたアンテナ取
付具の構造である。
【0007】
【作用】マスト取付金具の側板間にマストを受け入れ、
マストホルダの支軸を側板の傾斜溝の支持孔に嵌合さ
せ、マストロックレバーをロックすることにより反射鏡
の方位角を調整してマストに装着し、反射鏡の裏面に固
着した反射鏡取付金具の凸部を円形溝に嵌合させてマス
ト取付金具と連結し、円形溝を中心にして反射鏡の仰角
を調整し、ノブボルトを凸部に螺着する。
【0008】
【実施例】本考案を添付する図面に示す具体的な実施例
に基づいて以下詳細に説明する。図1に示すように、マ
スト11を受け入れ抱持して固定するマスト取付金具1
は、2枚の側板2を垂直状並列に配置してその一端を側
板2間に弾力性のある合成樹脂やゴムなどのマスト滑り
止め部材3を介在し、さらにマストロックレバー4を回
動自在に枢着する。各側板2には複数個の支持孔5を有
する傾斜溝6を刻設し、さらに円形溝7を刻設する。
【0009】側板2の傾斜溝6の支持孔5には、マスト
ホルダ12の左右水平状に突出させた支軸13を嵌合させ、
マストホルダ12を側板2間に位置させ、マストホルダ12
とマスト滑り止め部材3・マストロックレバー4とで径
の異なるマスト11を挟持させるため、十分挟持できるよ
う支持孔5の箇数と傾斜溝6の勾配とが設定される。マ
スト滑り止め部材3やマストロックレバー4に近い方の
支持孔5に支軸13を嵌合させた場合は、細い径のマスト
11を挟持し、マスト滑り止め部材3やマストロックレバ
ー4から遠い方の支持孔5に支軸13を嵌合させた場合
は、太い径のマスト11が挟持できる。図示例では支持孔
5は3個であるが、適宜箇数に設定でき、傾斜溝6の勾
配も同様である。
【0010】この傾斜溝6の下端に円形溝7を連設す
る。この円形溝7は、反射鏡14の裏面中央に固着した反
射鏡取付金具24に外側に向けて膨出させた凸部15の大径
円部16と嵌合できる大きさに設定し、さらに、この円形
溝7には前記マストホルダ12の支軸13を通過させ凸部15
の細径平行部28を案内する案内溝17がある。マストホル
ダ12は、前述したように側板2間に入る大きさに設定し
てあり、マスト11との対向面はマスト11を十分に挟持で
きるように縦方向に円弧面21を形成し、また、横方向の
多数滑り止め溝22が刻設してあり、さらに、滑り止め溝
22にはパッキン23が嵌着してある。
【0011】反射鏡14の裏面中央には、前記マスト取付
金具1の側板2の内面に外面が接触するように設定して
反射鏡取付金具24が突設してある。反射鏡取付金具24の
先端側面に凸部15が外側に向けて膨出してあるが、膨出
量は前記側板2の板厚以下として、凸部15中央のネジ孔
25にノブボルト26を螺着した際、固定できるようにす
る。符号27はコンバータである。
【0012】図2〜5で、マストロックレバー4を説明
する。図2・3はマストロックレバー4のアンロック状
態で、図4・5はマストロックレバー4のロック状態で
ある。マスト取付金具1は、側板2間の一端を連結板31
で連結し、この連結板31の近傍にマスト滑り止め部材3
とマストロックレバー4が設けてある。マスト滑り止め
部材3はマスト11を十分に保持できるように、連結板31
よりマスト11寄りに当接面32を若干突出させてある。マ
ストロックレバー4はピン33により回動自在に枢着さ
れ、枢着回動部34には、アンロック状態、すなわち図2
の水平状態で下方に突出円弧面35を形成し、マストロッ
クレバー4の把持部36の先端上面には滑り止め溝37が刻
設してある。マスト11を保持固定する際は、図4に示す
ように、マストロックレバー4の把持部36を下方へ回動
させると、突出円弧面35が連結板31よりマスト11側へ突
出する。図5に示すように、マストホルダ12を他側の側
板2間に位置させて、マストロックレバー4をロック方
向に回動させると、マスト11をマストホルダ12との間で
固定する。
【0013】マスト11にアンテナ取付具を取付けるに
は、図6に示すように、マスト取付金具1をそのマスト
ロックレバー4をアンロック状態の水平状にしておき、
側板2間にマスト11を入れてマスト滑り止め部材3の当
接面32に当接させ、マストホルダ12を側板2の他側に位
置させその支軸13を適宜位置の支持孔5に嵌合させ、方
位角を調整した後、マストロック4の把持部36を下方へ
回動させて突出円弧面35でマスト11を押圧させる。
【0014】その後、反射鏡14をその反射鏡取付金具24
の側面を側板2・2の内面に当接させて、凸部15の細径
平行部28を案内溝17に嵌め摺動させて凸部15の大径円部
16を円形溝7に嵌合して支持させる。反射鏡14は円形溝
7のまわりで仰角を変化させるので、所定の仰角のとこ
ろで、凸部15のネジ孔25にノブボルト26を螺着して固定
する。
【0015】図7はマスト11に取付具および反射鏡14を
取付けた状態の斜視図である。図8および図9がマスト1
1に取付具および反射鏡14を取付けた状態で、図8は反
射鏡の仰角が最小の状態で、図9は反射鏡14の仰角が最
大の状態である。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上述のように、パラボラ反射
形アンテナの反射鏡裏面中央部に2枚の側板をマストを
受け入れ可能に並列に配置し、一端を滑り止め部材で連
結したマスト取付金具で上記マスト取付金具の一端の側
板間にマストロックレバーを回動自在に枢着し、上記側
板に複数個の支持孔を有する傾斜溝と円形溝とを刻設
し、支軸を左右に突設したマストホルダを側板間に位置
させ、上記支軸を前記支持孔に嵌合させてマストに装着
可能とし、反射鏡の裏面に固着した反射鏡取付金具の側
面に膨出させた凸部を前記円形溝に回動可能構造に嵌合
させ、ノブボルトを凸部に螺着するようにしたアンテナ
取付具の構造であるので、アンテナ取付具の重量を軽く
し、アンテナ取付具をマストに取付ける際、ネジを使用
しないで、容易に組立てが行え、また、アンテナ取付具
自体を歪まないようにでき、見栄えのよい新たなアンテ
ナ取付具の構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の具体的一実施例の分解斜視図で
ある。
【図2】図2はマストロックレバーのアンロック状態の
側面図である。
【図3】図3は図2の底面図である。
【図4】図4はマストロックレバーのロック状態の側面
図である。
【図5】図5は図4の底面図である。
【図6】図6はマストにマスト取付金具およびマストホ
ルダを装着した状態の側面図である。
【図7】図7はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態の斜視図である。
【図8】図8はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態で、反射鏡の仰角が最小の状態の側面図である。
【図9】図9はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態で、反射鏡の仰角が最大の状態の側面図である。
【図10】図10は従来のアンテナ取付具の構造を示す分解
斜視図である。
【図11】図11は図10のアンテナ取付具で、取付具
および反射鏡を取付けた状態で、反射鏡の仰角が最小の
状態の側面図である。
【図12】図12は図10のアンテナ取付具で、取付具
および反射鏡を取付けた状態で、反射鏡の仰角が最大の
状態の側面図である。
【符号の説明】
2…側板 11…マスト 3…滑り止め部材 1…マスト取付金具 4…マストロックレバー 5…支持孔 6…傾斜溝 7…円形溝 13…支軸 12…マストホルダ 14…反射鏡 24…反射鏡取付金具 15…凸部 26…ノブボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラ反射形アンテナの反射鏡裏面中
    央部に2枚の側板をマストを受け入れ可能に並列に配置
    し、一端を滑り止め部材で連結したマスト取付金具で上
    記マスト取付金具の一端の側板間にマストロックレバー
    を回動自在に枢着し、上記側板に複数個の支持孔を有す
    る傾斜溝と円形溝とを刻設し、支軸を左右に突設したマ
    ストホルダを側板間に位置させ、上記支軸を前記支持孔
    に嵌合させてマストに装着可能とし、反射鏡の裏面に固
    着した反射鏡取付金具の側面に膨出させた凸部を前記円
    形溝に回動可能構造に嵌合させ、ノブボルトを凸部に螺
    着するようにしたアンテナ取付具の構造。
JP3208691U 1991-05-09 1991-05-09 アンテナ取付具の構造 Expired - Lifetime JPH0744088Y2 (ja)

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JP3208691U JPH0744088Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 アンテナ取付具の構造

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JPH04126407U JPH04126407U (ja) 1992-11-18
JPH0744088Y2 true JPH0744088Y2 (ja) 1995-10-09

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