JPH04126407U - アンテナ取付具の構造 - Google Patents
アンテナ取付具の構造Info
- Publication number
- JPH04126407U JPH04126407U JP3208691U JP3208691U JPH04126407U JP H04126407 U JPH04126407 U JP H04126407U JP 3208691 U JP3208691 U JP 3208691U JP 3208691 U JP3208691 U JP 3208691U JP H04126407 U JPH04126407 U JP H04126407U
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- JP
- Japan
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- mast
- reflector
- mounting bracket
- antenna
- side plates
- Prior art date
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ネジを使用しないで組立てを容易にし、角度
調整を簡単にできる。 【構成】 パラボラ反射形アンテナの反射鏡裏面中央部
材に2枚の側板2をマスト11を受け入れ可能に並列に配
置し、一端を滑り止め部材3で連結したマスト取付金具
1でその一端の側板2間にマストロックレバー4を回動
自在に枢着し、上記の側板2に複数個の支持孔5を有す
る傾斜溝6と円形溝7とを刻設し、支軸13を左右に突設
したマストホルダ12を側板2間に位置させ、上記支軸13
を前記支持孔5に嵌合させてマスト11に装着可能とし、
反射鏡14の裏面に固着した反射鏡取付金具24の側面に膨
出させた凸部15を前記円形溝7に嵌合させ、ノブボルト
26を凸部15に螺着する。 【効果】 アンテナ取付具の重量を軽くし、ネジを使用
しないで容易に組立てが行え、アンテナ取付具自体を歪
まないようにでき、見栄えのよいアンテナ取付具の構造
を提供する。
調整を簡単にできる。 【構成】 パラボラ反射形アンテナの反射鏡裏面中央部
材に2枚の側板2をマスト11を受け入れ可能に並列に配
置し、一端を滑り止め部材3で連結したマスト取付金具
1でその一端の側板2間にマストロックレバー4を回動
自在に枢着し、上記の側板2に複数個の支持孔5を有す
る傾斜溝6と円形溝7とを刻設し、支軸13を左右に突設
したマストホルダ12を側板2間に位置させ、上記支軸13
を前記支持孔5に嵌合させてマスト11に装着可能とし、
反射鏡14の裏面に固着した反射鏡取付金具24の側面に膨
出させた凸部15を前記円形溝7に嵌合させ、ノブボルト
26を凸部15に螺着する。 【効果】 アンテナ取付具の重量を軽くし、ネジを使用
しないで容易に組立てが行え、アンテナ取付具自体を歪
まないようにでき、見栄えのよいアンテナ取付具の構造
を提供する。
Description
【0001】
本考案は、アンテナ取付具の構造に関するものである。
【0002】
従来のアンテナ取付具の構造は、図10に示すようなものである。すなわち、起
立したマスト101にコ字状断面をしたマストホルダ102の基片103をマスト101の外
周面に当て、さらにマスト押え金具104をマストホルダ102に対向させてマスト101
の外周面に当て、ボルト105をマスト押え金具104、マストホルダ102の基片103に
押圧させて螺締する。反射鏡の裏面に螺着した反射鏡取付金具106は両側面の上
部にネジ107を挿通する孔109を穿設し、上記孔109を中心に両側面の下部に仰角調
整のための円弧長孔110を穿設させ、ネジ107,107,108,108をマストホルダ102の
孔に挿通し螺締する。
【0003】
図11および図12がマスト101にアンテナ取付具およびパラボラ反射鏡111を取付
けた状態で、反射鏡111の仰角は反射鏡111に固着した反射鏡取付金具106 のネジ
107を中心として円弧長孔110を摺動させて行い、図11は反射鏡の仰角が最小の状
態で、図12は反射鏡111の仰角が最大の状態を示す。
【0004】
上記のアンテナ取付具の構造では、反射鏡取付金具106とマストホルダ102とを
ネジ107,107,108,108で締め付けた状態からアンテナの組立を行っていたので、
アンテナ取付具が大きく重量もあった。
また、使用しているボルト105やネジ107,108が多かったので、組立の手間もか
かっていた。
【0005】
さらに、ネジ107, 108の締付けによってアンテナ取付具自体が歪む可能性もあ
った。
さらにその上に、ボルト105 やネジ107, 108を使用しているため、見栄えも良
くなかった。
【0006】
そこで、本考案は上記の事情に鑑み、アンテナ取付具の重量を軽くし、ネジを
使用しないようにして組立てを容易にし、アンテナ取付具自体を歪まないように
し、見栄えのよい新たなアンテナ取付具の構造を提供するものであって、パラボ
ラ反射形アンテナの反射鏡裏面中央部に2枚の側板をマストを受け入れ可能に並
列に配置し、一端を滑り止め部材で連結したマスト取付金具で上記マスト取付金
具の一端の側板間にマストロックレバーを回動自在に枢着し、上記側板に複数個
の支持孔を有する傾斜溝と円形溝とを刻設し、支軸を左右に突設したマストホル
ダを側板間に位置させ、上記支軸を前記支持孔に嵌合させてマストに装着可能と
し、反射鏡の裏面に固着した反射鏡取付金具の側面に膨出させた凸部を前記円形
溝に回動可能構造に嵌合させ、ノブボルトを凸部に螺着するようにしたアンテナ
取付具の構造である。
【0007】
マスト取付金具の側板間にマストを受け入れ、マストホルダの支軸を側板の傾
斜溝の支持孔に嵌合させ、マストロックレバーをロックすることにより反射鏡の
方位角を調整してマストに装着し、反射鏡の裏面に固着した反射鏡取付金具の凸
部を円形溝に嵌合させてマスト取付金具と連結し、円形溝を中心にして反射鏡の
仰角を調整し、ノブボルトを凸部に螺着する。
【0008】
本考案を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて以下詳細に説明する。
図1に示すように、マスト11を受け入れ抱持して固定するマスト取付金具1は
、2枚の側板2を垂直状並列に配置してその一端を側板2間に弾力性のある合成
樹脂やゴムなどのマスト滑り止め部材3を介在し、さらにマストロックレバー4
を回動自在に枢着する。各側板2には複数個の支持孔5を有する傾斜溝6を刻設
し、さらに円形溝7を刻設する。
【0009】
側板2の傾斜溝6の支持孔5には、マストホルダ12の左右水平状に突出させた
支軸13を嵌合させ、マストホルダ12を側板2間に位置させ、マストホルダ12とマ
スト滑り止め部材3・マストロックレバー4とで径の異なるマスト11を挟持させ
るため、十分挟持できるよう支持孔5の箇数と傾斜溝6の勾配とが設定される。
マスト滑り止め部材3やマストロックレバー4に近い方の支持孔5に支軸13を嵌
合させた場合は、細い径のマスト11を挟持し、マスト滑り止め部材3やマストロ
ックレバー4から遠い方の支持孔5に支軸13を嵌合させた場合は、太い径のマス
ト11が挟持できる。図示例では支持孔5は3個であるが、適宜箇数に設定でき、
傾斜溝6の勾配も同様である。
【0010】
この傾斜溝6の下端に円形溝7を連設する。この円形溝7は、反射鏡14の裏面
中央に固着した反射鏡取付金具24に外側に向けて膨出させた凸部15の大径円部16
と嵌合できる大きさに設定し、さらに、この円形溝7には前記マストホルダ12の
支軸13を通過させ凸部15の細径平行部28を案内する案内溝17がある。
マストホルダ12は、前述したように側板2間に入る大きさに設定してあり、マ
スト11との対向面はマスト11を十分に挟持できるように縦方向に円弧面21を形成
し、また、横方向の多数滑り止め溝22が刻設してあり、さらに、滑り止め溝22に
はパッキン23が嵌着してある。
【0011】
反射鏡14の裏面中央には、前記マスト取付金具1の側板2の内面に外面が接触
するように設定して反射鏡取付金具24が突設してある。反射鏡取付金具24の先端
側面に凸部15が外側に向けて膨出してあるが、膨出量は前記側板2の板厚以下と
して、凸部15中央のネジ孔25にノブボルト26を螺着した際、固定できるようにす
る。符号27はコンバータである。
【0012】
図2〜5で、マストロックレバー4を説明する。
図2・3はマストロックレバー4のアンロック状態で、図4・5はマストロッ
クレバー4のロック状態である。
マスト取付金具1は、側板2間の一端を連結板31で連結し、この連結板31の近
傍にマスト滑り止め部材3とマストロックレバー4が設けてある。マスト滑り止
め部材3はマスト11を十分に保持できるように、連結板31よりマスト11寄りに当
接面32を若干突出させてある。マストロックレバー4はピン33により回動自在に
枢着され、枢着回動部34には、アンロック状態、すなわち図2の水平状態で下方
に突出円弧面35を形成し、マストロックレバー4の把持部36の先端上面には滑り
止め溝37が刻設してある。マスト11を保持固定する際は、図4に示すように、マ
ストロックレバー4の把持部36を下方へ回動させると、突出円弧面35が連結板31
よりマスト11側へ突出する。図5に示すように、マストホルダ12を他側の側板2
間に位置させて、マストロックレバー4をロック方向に回動させると、マスト11
をマストホルダ12との間で固定する。
【0013】
マスト11にアンテナ取付具を取付けるには、図6に示すように、マスト取付金
具1をそのマストロックレバー4をアンロック状態の水平状にしておき、側板2
間にマスト11を入れてマスト滑り止め部材3の当接面32に当接させ、マストホル
ダ12を側板2の他側に位置させその支軸13を適宜位置の支持孔5に嵌合させ、方
位角を調整した後、マストロック4の把持部36を下方へ回動させて突出円弧面35
でマスト11を押圧させる。
【0014】
その後、反射鏡14をその反射鏡取付金具24の側面を側板2・2の内面に当接さ
せて、凸部15の細径平行部28を案内溝17に嵌め摺動させて凸部15の大径円部16を
円形溝7に嵌合して支持させる。反射鏡14は円形溝7のまわりで仰角を変化させ
るので、所定の仰角のところで、凸部15のネジ孔25にノブボルト26を螺着して固
定する。
【0015】
図7はマスト11に取付具および反射鏡14を取付けた状態の斜視図である。
図8および図9がマスト11に取付具および反射鏡14を取付けた状態で、図8は
反射鏡の仰角が最小の状態で、図9は反射鏡14の仰角が最大の状態である。
【0016】
本考案は、上述のように、パラボラ反射形アンテナの反射鏡裏面中央部に2枚
の側板をマストを受け入れ可能に並列に配置し、一端を滑り止め部材で連結した
マスト取付金具で上記マスト取付金具の一端の側板間にマストロックレバーを回
動自在に枢着し、上記側板に複数個の支持孔を有する傾斜溝と円形溝とを刻設し
、支軸を左右に突設したマストホルダを側板間に位置させ、上記支軸を前記支持
孔に嵌合させてマストに装着可能とし、反射鏡の裏面に固着した反射鏡取付金具
の側面に膨出させた凸部を前記円形溝に回動可能構造に嵌合させ、ノブボルトを
凸部に螺着するようにしたアンテナ取付具の構造であるので、アンテナ取付具の
重量を軽くし、アンテナ取付具をマストに取付ける際、ネジを使用しないで、容
易に組立てが行え、また、アンテナ取付具自体を歪まないようにでき、見栄えの
よい新たなアンテナ取付具の構造を提供できる。
【図1】図1は本考案の具体的一実施例の分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】図2はマストロックレバーのアンロック状態の
側面図である。
側面図である。
【図3】図3は図2の底面図である。
【図4】図4はマストロックレバーのロック状態の側面
図である。
図である。
【図5】図5は図4の底面図である。
【図6】図6はマストにマスト取付金具およびマストホ
ルダを装着した状態の側面図である。
ルダを装着した状態の側面図である。
【図7】図7はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図8】図8はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態で、反射鏡の仰角が最小の状態の側面図である。
状態で、反射鏡の仰角が最小の状態の側面図である。
【図9】図9はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態で、反射鏡の仰角が最大の状態の側面図である。
状態で、反射鏡の仰角が最大の状態の側面図である。
【図10】図10は従来のアンテナ取付具の構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図11】図11はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態で、反射鏡の仰角が最小の状態の側面図である。
状態で、反射鏡の仰角が最小の状態の側面図である。
【図12】図12はマストに取付具および反射鏡を取付けた
状態で、反射鏡の仰角が最大の状態の側面図である。
状態で、反射鏡の仰角が最大の状態の側面図である。
2…側板
11…マスト
3…滑り止め部材
1…マスト取付金具
4…マストロックレバー
5…支持孔
6…傾斜溝
7…円形溝
13…支軸
12…マストホルダ
14…反射鏡
24…反射鏡取付金具
15…凸部
26…ノブボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 パラボラ反射形アンテナの反射鏡裏面中
央部に2枚の側板をマストを受け入れ可能に並列に配置
し、一端を滑り止め部材で連結したマスト取付金具で上
記マスト取付金具の一端の側板間にマストロックレバー
を回動自在に枢着し、上記側板に複数個の支持孔を有す
る傾斜溝と円形溝とを刻設し、支軸を左右に突設したマ
ストホルダを側板間に位置させ、上記支軸を前記支持孔
に嵌合させてマストに装着可能とし、反射鏡の裏面に固
着した反射鏡取付金具の側面に膨出させた凸部を前記円
形溝に回動可能構造に嵌合させ、ノブボルトを凸部に螺
着するようにしたアンテナ取付具の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208691U JPH0744088Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | アンテナ取付具の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208691U JPH0744088Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | アンテナ取付具の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126407U true JPH04126407U (ja) | 1992-11-18 |
JPH0744088Y2 JPH0744088Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31915120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3208691U Expired - Lifetime JPH0744088Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | アンテナ取付具の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744088Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP3208691U patent/JPH0744088Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0744088Y2 (ja) | 1995-10-09 |
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JPH0129845Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |