JPH074381A - ターボポンプ - Google Patents

ターボポンプ

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JPH074381A
JPH074381A JP3346884A JP34688491A JPH074381A JP H074381 A JPH074381 A JP H074381A JP 3346884 A JP3346884 A JP 3346884A JP 34688491 A JP34688491 A JP 34688491A JP H074381 A JPH074381 A JP H074381A
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JP
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pressure
low
pump
path
shaft
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Application number
JP3346884A
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Inventor
Jean-Philippe N Girault
エヌ.ジラール ジャン−フィリップ
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Societe Europeenne de Propulsion SEP SA
Original Assignee
Societe Europeenne de Propulsion SEP SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Societe Europeenne de Propulsion SEP SA filed Critical Societe Europeenne de Propulsion SEP SA
Publication of JPH074381A publication Critical patent/JPH074381A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K9/00Rocket-engine plants, i.e. plants carrying both fuel and oxidant therefor; Control thereof
    • F02K9/42Rocket-engine plants, i.e. plants carrying both fuel and oxidant therefor; Control thereof using liquid or gaseous propellants
    • F02K9/44Feeding propellants
    • F02K9/46Feeding propellants using pumps
    • F02K9/48Feeding propellants using pumps driven by a gas turbine fed by propellant combustion gases or fed by vaporized propellants or other gases
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/04Units comprising pumps and their driving means the pump being fluid driven
    • F04D13/043Units comprising pumps and their driving means the pump being fluid driven the pump wheel carrying the fluid driving means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D3/00Axial-flow pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D9/00Priming; Preventing vapour lock
    • F04D9/04Priming; Preventing vapour lock using priming pumps; using booster pumps to prevent vapour-lock

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、高速で回転する高圧ポンプ
に生じるキャビテーションを除去するための予圧ポンプ
を備え、そして高い性能を保ちながら全体として高いコ
ンパクト性能を有するターボポンプを提供することにあ
る。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明では、低
圧の予圧ポンプと高圧ポンプとを具備し両者は直列に連
結されており、予圧ポンプにより予圧された中圧流体
を、戻り経路により高圧インペラの方向に180゜流れ
の向きを変更して高圧インペラに供給し、該高圧インペ
ラにより昇圧した高圧流を、第2軸に固定された前記予
圧ポンプを駆動する水車に供給して以て予圧ポンプを駆
動し、次いで該高圧流を腕部内に形成された半径方向の
経路を介してターボポンプの入口の低圧流を横切るよう
にして環状経路に排出し、該環状経路はターボポンプの
吐出口に連通している吐き出し経路に連通する構成と
し、そして前記高圧ポンプをガスタービンにより駆動す
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体を予圧する予圧ポ
ンプを一体的に有する分流ターボポンプに関する。ター
ボポンプは、様々な分野において利用されているが、特
に宇宙において推進剤を加圧するために利用されてい
る。ターボポンプの流量を増加させると同時にサイズと
重量を小さくする研究により、高速で回転するターボポ
ンプが利用されるようになった。高速回転させると、キ
ャビテーションの発生する危険性が増加する。そのため
に、高圧インペラの入口の圧力を高めてキャビテーショ
ンの発生を防止する予圧ポンプを有した高圧ポンプがす
でに提案されている。
【0002】
【従来の技術】様々な低圧予圧ポンプの駆動方法や、低
圧系と高圧系の様々な系統がすでに提案されている。図
2に線図で示す予圧ポンプの従来の駆動方法は、分岐系
統により構成されてきた。この場合、高圧ポンプ1によ
り吐き出された高圧流体の一部7は、高圧ポンプの出口
から、予圧ポンプ3を駆動する低圧水車(ハイドローリ
ックタービン)4へ循環される。低圧ポンプ3に供給さ
れた低圧流体5は昇圧されて、高圧ポンプ1の入口に連
通するその出口において中圧流体6となり、たとえ高圧
ポンプ1が高速回転しても、該高圧ポンプ1内において
キャビテーションの発生は防止される。前記高圧流体7
は、前記低圧軸3を駆動する前記水車4を通って循環
し、そして該高圧流体7の流量は、高圧の作動流体8に
対して僅かな流量となっている。高圧ポンプ1の軸41
は、高圧ガス入口9と低圧ガス出口10を有する従来の
ガスタービンにより駆動される。
【0003】線図2に示されたポンプの実施例を図3に
図示する。このポンプは、“液体ロケットエンジンのタ
ーボポンプ”と題されたナサ(NASA)の論文(SP
−8107の53頁から55頁)に掲載されている。図
3には予圧ポンプ3が図示されており、該予圧ポンプ3
は、高圧ポンプ1から吐き出された高圧流体8の一部7
により駆動される水車4により駆動され、前記高圧ポン
プ1はガスタービン(図示せず)により駆動される。図
2、3を参照して説明したシステムは、シール手段する
ことが困難で嵩高な高圧部から低圧部への接続が必要と
なり、大きな圧損を伴う小さな流量の循環流が必要とな
り、機能的妥協を提供せず、そして高圧ポンプの高圧イ
ンペラにおけるキャビテーションを防止できな。更に、
低圧ポンプを高圧ポンプの前方に配置する、“直列(イ
ンライン)構造”は、水車装置を増加させ嵩高くなる。
【0004】図4から図7は、予圧ポンプ13と高圧ポ
ンプ11が協働する、翼列系統(カスケードサーキッ
ト)を利用したシステムを示している。図4はこのシス
テムの理論的線図を示しており、該システムにおいて高
圧ポンプ11から吐き出された全流量が、僅かに膨張し
ながら低圧予圧ポンプ13を駆動する水車11に作用
し、前記水車11は低圧軸42により前記予圧ポンプ1
3を駆動し、前記低圧ポンプは入口で低圧流体15を吸
入し、高圧ポンプ11に供給される中圧流体11に昇圧
する。図4のシステムでは従来高圧ポンプ11の軸41
から、ポンプの出口流体が、高圧ガスの入口と低圧ガス
の出口を有したガスタービン12に取り込まれる。図
5、6は、図4の実施例を予圧ポンプ13へ適用を示し
ている。図5はガスタービン12(図示せず)から離隔
した構成要素を図示しており、図6は、ガスタービン1
22により駆動される主軸軸41と、水車により駆動さ
れる軸42の配置を略示し、前記軸41、42は夫々軸
受43、44によりフレームに対して支持されている。
図6は、前記軸41、42と共に回転する回転要素を略
示している。すなわち水車14と、低圧第2軸42に固
定された低圧ポンプ13と、高圧主軸41に固定された
高圧ポンプ11である。
【0005】図7は、カスケードサイクルを利用した図
4と同様の系統による他の実施例を示しており、そして
それは、また1981にウィリーにより出版された、
O.E.バルジェの“ターボマシン“の429頁に記載
されている。この場合水車14は、高圧ポンプ11の高
圧インペラの下流に配置された回転ディフューザにより
構成されており、そしてそれは図4の予圧ポンプと同様
の機能を有する低圧インデューサ13に固定されてお
り、そして該インデューサ13は前記高圧ポンプ11の
上流に配置されている。図7に示した装置による実験で
は、軸受の複雑な問題や、或いは低速、低出力に限定さ
れるという問題が生じた。
【0006】図8は、ガスタービン24により駆動され
る軸42に予圧ポンプ23が据え付けられ、前記ガスタ
ービン24は、主軸21を駆動する1次ガス(メインガ
スフロー)がら供給される。図8において参照番号29
は1次ガスタービン(メインガスタービン)22に供給
される高圧ガスを示しており、参照番号32は、2次ガ
スタービン(オーグジュアリガスタービン)から排気さ
れる低圧ガスを示している。参照番号25、26、28
は夫々予圧ポンプ23の入口の低圧流体と、予圧ポンプ
23から吐き出され、そして高圧ポンプ21に供給され
る中圧流体と、そして高圧ポンプ21から吐き出された
高圧流体を示している。図8に示されたシステムは、然
しながらポンプ近傍の低温部とガスタービン近傍の高温
部との膨張の差から生じる問題があり、その問題により
液体の系統とガスの系統との間のシール手段が問題とな
り、その結果図示されたサイクルを害することとなる。
図8に示されたサイクルは利用される液体が、液体酸素
等の化学的に非常に活性な場合には禁止されなければな
らない。一般的に図8に示されたシステムは、ユニット
重量に対して高い出力が得られるが、然しながら複雑な
システムであり、2つのターボ機械を備えることからか
なり嵩高くなる。こうした構成は組み立てることが困難
であり、多くの部品点数を必要とし、推進チャンバから
吊り下げられる構造に困難な振動問題を生じさせる、複
数の固定点を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非常
に高速で回転する高圧ポンプに生じるキャビテーション
を除去、或いは発生を制限するための予圧ポンプを備
え、そして高い性能を保ちながら全体として高いコンパ
クト性能を有するターボポンプを提供して、上述した従
来技術の問題点を解決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明では、低圧の予圧ポンプを一体化して具備し
たターボポンプであって、単一のケーシング内に、ター
ビンにより駆動される主軸と、前記主軸と同軸の第2軸
と、前記ケーシングの内側で、低圧流体の入口近傍に、
前記第2軸に据え付けられた少なくとも1つの低圧イン
デューサと、前記低圧インデューサの下流に前記第2軸
に据え付けられた少なくとも1つの低圧インペラと、前
記ケーシングに固定され、そして前記低圧インペラの下
流に配置され、該ターボポンプの軸線に平行な方向に中
圧流体を整流する(レストア)ための低圧バッフルと、
前記バッフルから出た中圧流を、該ターボポンプの軸線
と平行に高圧インペラの方向に180゜流れの向きを変
える戻り経路とを具備し、前記高圧インペラは、前記第
2軸の内側に前記主軸に据え付けられ、該高圧インペラ
により作られた高圧の全遠心流を、ブーストタービンに
向けて主軸に沿って吐き出すようになっており、該ブー
ストタービンは前記第2軸と前記低圧の予圧ポンプに固
定され、そして前記主軸と前記第2軸との間に配置され
ており、そしてオリフィスと、前記ブーストタービンか
ら吐き出された流体を通過させるための前記主軸に形成
された軸経路とを通過させて、次いで該ターボポンプの
入口に配置された半径方向の腕部を介して、前記ケーシ
ングに固定された吐き出し経路に吐き出されるようにな
っており、前記高圧インペラは高圧ポンプを構成し、該
高圧ポンプは前記低圧ポンプにより構成される低圧の予
圧ポンプと接続されており、前記低圧ポンプは前記低圧
インデューサと前記低圧インペラより構成されることを
特徴とするターボポンプが提供される。前記ターボポン
プは好ましくは、前記戻り経路と前記高圧インペラとの
間に前記主軸に据え付けられた高圧インデューサを更に
具備している。
【0009】低圧ポンプと、該低圧ポンプと協働する高
圧ポンプとの間で動力を分け合う原理により、本発明の
ターボポンプは、分割されたタイプのポンプよりも同じ
か、或いはそれ以上の高い効率と、高い回転速度をえる
ことが可能となる。図2、3、4から7に示した従来技
術による系統よりも短い系統により、より小さな直列
(インライン)の圧力損失と、従って高い効率が得られ
る。1次ポンプ(メインポンプ)入口の流体を昇圧す
る、昇圧された流体により駆動される予圧ポンプから構
成されるスーパチャージャーと一体化されたターボ機械
を組み込んだ本発明によるターボポンプの、特にコンパ
クトな構造は、機械の全重量、体積を著しく削減すると
共に、製造困難な部品を必要とせずに部品点数を削減す
る。これらの利点は、特にロケットエンジンのターボポ
ンプとの関係において重要である。と言うのは、機械の
構造やその推進系への組み付けは、部品点数や、ロケッ
トエンジンとの接合部を削減することにより一般的に単
純化されるからである。
【0010】機械を組み立て、そして推進系に組みつけ
る時間を削減することは、製造費を削減することとな
る。部品点数や、振動に対する感受性や、部品を組み立
てる際の複雑さを削減することは、操作の信頼性を向上
させることとなる。液体やガスの回収、取り扱いのため
の特別の系統が必要でないことや、渦巻き形やトーラス
形に比較して単純な吐き出し経路を使用することができ
るために、全体のデザインは簡単化され、それにより製
造費用が削減される。
【0011】本発明による他の実施例において、前記予
圧ポンプは前記低圧流を画定し、該低圧流は該ターボポ
ンプの軸線に実質的に平行な流れであり、それに対して
前記高圧インペラは、高圧流を、前記腕部を介して前記
低圧流の機械的エネルギ変換を伴わずに同低圧流を通過
させることによって、該ターボポンプの軸線に実質的に
垂直な面内で前記吐き出し経路に吐き出す。前記タービ
ンにより高速で駆動される前記主軸は、第1に前記バッ
フルと、前記高圧インデューサまたは高圧インペラとの
間に配置された静圧軸受により前記ケーシングに対して
据え付けられ、第2に前記戻り経路のバックプレートに
備えられた軸受により支持されており、該軸受は、高速
回転する軸を支持するのに適している。前記第2軸はロ
ーラ軸受と玉軸受を介して前記主軸に据え付けられてい
る。この4つの軸受の配置により高圧の主軸の高速回転
と、前記水車により駆動される低圧部の自由な回転が達
成される。前記低圧ポンプと高圧ポンプとの間に配置さ
れた軸受は、高圧の主軸と低圧の第2軸との回転さに相
当する比較的低速な回転をすることとなる。その結果、
軸受の損摩は小さくなり、寿命が長くなる。
【0012】更に他の実施例において、前記戻り経路の
バックプレートに据え付けられた前記軸受は玉軸受であ
って、前記低圧流により潤滑、冷却され、該低圧流は前
記主軸に形成された短い再循環経路を介して前記軸経路
から供給され、そして短い経路を介して前記戻り経路に
吐き出される。また他の実施例において、前記戻り経路
のバックプレートに据え付けられた前記軸受は、前記中
圧流は前記戻り経路の壁部内の短い再循環経路を介して
前記低圧バッフルの出口から供給される中圧流の供給を
受ける流体軸受(フルードベアリング)またはフォイル
軸受である。更に他の実施例において、前記戻り経路の
バックプレートに据え付けられた前記軸受はアクティブ
マグネティック軸受であって、該軸受は前記高圧流によ
り冷却され、該高圧流は短い経路を介して前記主軸に形
成された軸経路から供給される。該ターボポンプは、前
記腕部と、前記主軸の前縁端部との間に配置された上述
の全ての軸受が、前記軸経路から供給される高圧流によ
り冷却され、そして該高圧流は前記吐き出し経路に吐き
出される点に特徴がある。このような配置により余分な
配管を除去し、損失を最小限に押さえ、そして流量、圧
力、温度を前記主軸を支持する軸受の最適な条件にする
ことが可能となる。またこの配置は構造を単純なものと
し、そして部品点数を削減し、以て製造費用の削減と操
作の信頼性の向上に寄与する。
【0013】該ターボポンプは、前記低圧ポンプのロー
タを形成する前記第2軸と、前記高圧ポンプのロータを
形成する前記主軸に固定された部材との間に、動的(ダ
イナミック)シール手段を具備しており、該動的シール
手段はワイパーラビリンス、或いはリング、または浮動
(フローティング)リング等の流体シール手段を具備し
て成る。更に好ましい実施例において、反対に方向付け
られた一連の第1、第2のシール手段を具備し、該シー
ル手段は、夫々前記第2軸(104)と高圧ポンプのロ
ータとの間に、前記第2軸と前記ケーシングに固定され
た低圧バッフルとの間に配置されている。前記流体シー
ル手段は、高圧ポンプから低圧ポンプへの漏れを最小限
にし、そして低圧部と高圧部との間の漏れを所要量に厳
しく調節して、以て漏れの最適な制御に寄与する。従っ
て好ましい実施例において、これらの軸受を潤滑する流
量は付加的な部品やアッセンブリを必要とせず、そして
これは機械を操作する一般的な構成(スキーム)と矛盾
しない。
【0014】本発明の他の実施例によれば該ターボポン
プは、動的シール手段を具備し、該シール手段は、先ず
前記低圧ポンプのロータの一部を形成する前記第2軸に
固定された部材と、前記分流経路との間に、第2に前記
半径方向の腕部と前記主軸との間に配置され、そして該
シール手段は、ワイパラビリンス等の流体軸受手段を具
備して成り、前記高圧流と入口の前記低圧流との間の流
量を最小にするようなクリアランスをとる。本発明の他
の特徴によれば、ターボポンプは動的(ダイナミック)
シール手段を具備し、該シール手段は、前記低圧ポンプ
のロータの一部を形成する前記第2軸に固定された部材
と、前記分流経路との間に配置されたワイパラビリンス
等の流体軸受手段であって、そして該流体軸受手段は前
記高圧流と入口の前記低圧流との間の流量を最小にする
ようなクリアランスをとる。更に他の実施例において、
前記ケーシングと一体化された部材(キャスティング)
は、補強リブを具備し、そして戻り経路を画定し、該部
材と前記主軸との間に衝撃吸収環状ガスケットが配置さ
れている。この構造は、回転アッセンブリの強固にし、
それにより寿命が長くなる。
【0015】前記主軸を駆動する前記ガスタービンは、
該ターボポンプのケーシングに半径方向のスタッドによ
り結合されたケーシングを具備している。従って好まし
くない構造上の硬直することなく、ポンプとタービンと
の間の断熱が達成される。
【0016】前記腕部内に形成された経路は、環状経路
(トーラス)に連通し、該環状経路はそれ自体前記吐き
出し経路に連通している。前記前記主軸、及び同主軸の
軸経路と前記半径方向の腕部との間に配置されたオリフ
ィスは、前記低圧インペラと高圧インペラとに隣接する
前記半径方向の腕部の内面に接している。この配置によ
り圧損が減少し、組み立てが簡略化されることとなる。
以下に本発明の特徴や利点を、添付図面を参照する本発
明の好ましい実施例に基づき更に詳細に説明する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明による予圧ポンプを一体的に
有するターボポンプの全体図であり、該ターボポンプは
特にロケットエンジンの推進剤を加圧するのに使用され
ることを予定している。本発明の本質的特徴によれば、
単一のケーシング102は高圧ポンプ(HPポンプ)の
アクティブコンポーネントを含んで成り、該高圧ポンプ
は、主軸101を介して外部ガスタービン103によ
り、低圧ポンプ(LPポンプ)のアクティブコンポーネ
ントと共に駆動され、該低圧ポンプのアクティブコンポ
ーネントは、前記主軸101と同軸の第2次軸104に
接合されており、該第2次軸104は、水車(ハイドロ
ーリックタービン)(132)に固定された低圧インペ
ラ(LPインペラ)により直接駆動され、該水車(13
2)は前記高圧ポンプの出口から供給される。前記主軸
101に備えられた高圧ポンプの高圧インペラ114
は、低圧インペラ110の内側に一体化されており、前
記高圧インペラ114から所定の圧力、流量にて機械の
ため吐き出された高圧流が、吐き出し経路106を全体
として通過できるようになっており、それにより高圧流
体を使用するように製造されている要素に供給される吐
出流108を画定し、同時に前記水車132を駆動する
ようになっている。
【0018】前記低圧インペラ110は、流体107の
入口105の近傍に配置されており、同低圧インペラ1
10に対して翼列に(インカスケード)装着された高圧
インペラ114の入口に中圧流体の流れを供給すること
により、同高圧インペラ114に予圧作用を果たし、前
記中圧流体は、高速回転中の高圧インペラ114内のキ
ャビテーションの発生を防止する。低圧ポンプにより構
成される入口の予圧ステージが存在することによる高い
レベルの性能によりコンパクト性が損なわれることは無
い。と言うのは、前記低圧ポンプと前記高圧ポンプを機
械と同軸にして、低圧ポンプ本体を高圧ポンプの本体と
一体化するためである。上述したように、前記低圧イン
ペラ110を駆動するために水車(ハイドローリックタ
ービン)132が低圧ポンプステージに結合されててお
り、そして該水車132は、前記第2軸104の内側
に、前記高圧インペラ114の出口の直近の前記低圧イ
ンペラ110と同じ半径平面(ラジアルプレーン)内に
ほぼ設置されている。該駆動水車を前記低圧の予圧イン
ペラ110内に一体化することは、装置のコンパクト性
を高めるのに寄与している。前記低圧ポンプは、前記第
2シャフト104から構成されるロータを具備し、該ロ
ータはその入口にインデューサ109を備え、該インデ
ューサ109は大きな入口直径を有した第1吸引ステー
ジを構成し、高い吸引容量を得ることを容易にしてい
る。前記低圧インペラ110を構成する低圧ポンプの少
なくとも1つのステージは、前記水車を動作可能にする
ための整流作用を果たす中空の翼132を具備してい
る。
【0019】図1に示す実施例において前記低圧ポンプ
は、ただ1つのインデューサ109と、1つの低圧イン
ペラ110を有しており、該インデューサ109と低圧
インペラ110は前記水車132と同軸に構成されてい
るが、然しながら他の実施例において、低圧ポンプは水
車の機能を有する整流されたインペラ110から上流に
配置された複数のステージ109a、109b、109
cを有することも可能である。前記低圧ポンプの出口と
高圧ポンプの入口の接続は、前記バッフル111を含ん
で成り、該バッフル111は、低圧ポンプと高圧ポンプ
を組み合わせたケーシングに据え付けられており、そし
て機械の軸上に水圧流(ハイドローリックフロー)を戻
して、前記高圧インペラ114の入口において液体の渦
流(プレローテーション)を除去するようになってお
り、前記高圧インペラ114の入口は、戻り経路112
と協働して前記バッフル111から出た中圧流をその出
口で、該ターボポンプの軸線と平行に前記高圧インペラ
114の方向に180゜流れの向きを変える。
【0020】図10は、前記戻り経路112と共にポン
プのバックプレート153の拡大図を図示する。前記戻
り経路112は、リブまたはフィン151、152を具
備し、そして前記ケーシング102と一体化され、それ
によって衝撃吸収のためのガスケット125の備えられ
ている前記シャフト101と戻り経路112の間の位置
143から離隔しても構造的な剛性を増加するようにな
っている。こうした特徴によりロータリアッセンブリの
強度と長寿命を得ることができる。前記バックプレート
アッセンブリ153にハウジング149を設け、該ハウ
ジング149は、前記戻り経路112の外側に軸受け1
26をシーリングシステム140と共に受承し(図
1)、該軸受126は前記ガスタービン103に結合し
た主軸101の後端部を受承する。
【0021】前記ガスタービン103のケーシング12
0は、端部115を貫通する半径方向のスタッド116
により固定され、前記端部115は、前記バックプレー
ト153に形成されたフランジ117と係合する(図
1)。上述の方法は、構造的な強度を損なうことなくポ
ンプとタービンとの間の良好な熱的衝撃を吸収するよう
に成っている。
【0022】前記主軸101により直接駆動される高圧
ポンプのロータ130は、インデューサ(該インデュー
サは必要に応じて備えられる)113とインペラ114
により構成される。前記高圧インペラ114から吐き出
された軸方向の高圧流は、半径方向の経路163を通過
して、前記主軸101に形成された軸経路142に入る
前に、前記第2軸を駆動する水車132の翼を通過す
る。前記高圧流は、短い半径方向の経路154を介して
前記主軸101の前縁端部近傍から吐出され、前記半径
方向の経路154は前記腕部162に形成された経路内
に連通し、該腕部162内に形成された経路は、環状経
路161に連通し、該環状経路161は前記吐き出し経
路106に連通している(図1、9参照)。該高圧流は
同時に、該ターボポンプに使用されている様々な軸受を
潤滑、冷却する。
【0023】前記主軸101と第2軸104を支持する
様々な種類の軸受けを使用した実施例を以下に詳細に説
明する。高速で回転する前記主軸101は、第1に前記
ケーシング102に一体化された前記腕部162と、該
主軸101の端部との間に配置された一対の玉軸受12
8により支持され、第2に高速回転する軸を支持するの
に適した、例えば前記戻り経路のバックプレート153
に備えられた一対の玉軸受等の軸受手段により支持され
る。前記第2低圧軸104は、それ自体ローラ軸受13
1と一対の玉軸受127を介して、前記主軸101に据
え付けられており、前記ローラ軸受131は該第2軸の
後縁端部と、前記高圧インペラ114の整流器との間に
配置され、前記一対の玉軸受127は、前記水車132
から吐き出された高圧流により潤滑、冷却するために前
記半径方向の経路163近傍で、該第2軸104と主軸
101との間に配置されている。この4つの軸受の配置
により前記主軸101の高速回転と、水車による低圧部
の自由な回転(フリーローテーション)が可能となる。
前記低圧ポンプと高圧ポンプとの間に配置される軸受
は、前記主軸101の回転速度と前記第2軸の回転速度
との回転数の差に対応する比較的低速で回転するため、
損傷が比較的遅くなる。
【0024】図1は、前記ガスタービン103に隣接す
る位置に配置された前記主軸101を支持する軸受12
6の実施例を示している。図1から理解されるように、
例えば一対の玉軸受により構成されている該軸受126
は、高圧の再循環流により潤滑、冷却され、該高圧の再
循環流は、短い経路141を介して前記軸経路142よ
り供給され、次いで短い再循環経路112により前記戻
り経路を画定する前記バッフル153を貫通して、前記
インデューサ113の上流の中圧領域に排出される。こ
うした配置により余分な配管を除去し、損失を最小限に
押さえ、そして流量、圧力、温度を前記主軸101を支
持する軸受126の最適な条件にすることができる。図
1に図示される前記一対の軸受126は、高速回転に適
した他の種の軸受とすることもできる。従って該軸受1
26は、図1に図示した経路139と相似する再循環経
路を介して供給される中圧流体の流体軸受、或いはフォ
イル軸受とすることもできる。同様に該軸受126は、
再循環経路139を介して供給される中圧流体により冷
却されるアクティブマグネティック軸受とすることもで
きる。前記ガスケット(シーリングシステム)140
は、前記ガスタービン103が配置されている領域に対
して全ての状態下でシール作用を果たす。
【0025】前記ガスタービン103は、前記主軸10
1の端部に直接装着された1段またはそれ以上の翼列1
21、122を具備して成り、前記高圧ポンプ、及び低
圧ポンプに必要な動力を供給する。タービン車121は
長接続手段(ロングタイ)123により前記主軸101
上に同主軸101と同軸に装着されており、そし弾性ス
ラスト部材により各部品間の伸び差(ディファレンシャ
ルエキスパンジョン)が制限される。前記タービン10
3は、高温ガス供給経路118と、環状の画室119と
を具備して成るケーシング120を具備して成り、前記
環状の画室119により高温ガスは、前記タービン車1
21の翼列に供給される。上述のように前記タービン1
03のケーシング120の一方端部115は、前記高圧
ポンプ、及び低圧ポンプのケーシング102に、半径方
向のスタッド116を含んで成る接続手段により接続可
能である。
【0026】図1は、前記低圧ポンプを構成する前記第
2軸104と、前記高圧ポンプのロータを構成する前記
主軸101に取着された部材130、114との間の、
動的シール手段(ダイナミックシーリング)を図示す
る。ワイパーラビリンスや、リング、或いは浮動リング
といった流体シール手段147、148が、前記ロータ
104と前記高圧インペラ114の支持部130との間
に配置される。流体シール手段146が前記第2軸10
4と、前記低圧バッフル111との間に、前記流体シー
ル手段147、148とは反対の向きに配置される。動
的シール手段144、145が、前記第2軸の低圧イン
ペラ110と、前記分流経路162との間に配置され、
同様にこれら動的シール手段は、ワイパーラビリンスと
いった流体密封手段を含んで成り、該シール手段によれ
ば、出口の高圧流163と入口107の低圧流との間の
流量を最小限にすることができる。様々の流体シール手
段の作動クリアランスが、低圧ポンプへの漏れ(リー
ク)流量を低圧/高圧軸受の厳しい要求に規制し、それ
により漏れの取扱を最適化する。従って本発明の好まし
い実施例において、前記軸受を潤滑する流体は付加的な
装置、或いは部品を必要とせずに得られる。
【0027】図11は前記主軸101が、前記腕部16
2の経路を越えて延設されていない場合の実施例を示し
ている。該主軸101の端部154と、前記軸経路14
2の端部は、前記インペラ110、114に隣接して配
置された前記半径方向の経路142の内壁面に接する平
面上に配置されている。この構成により圧力損失が減少
し、図1において前記オリフィス154を越えて配置さ
れた軸受128の1つを支持する部材を無くすことが可
能となる。残された軸受128は、強化されるか、一対
の軸受としなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による予圧ポンプを一体
的に具備した分流ターボポンプの軸線で切断した断面図
である。
【図2】従来技術による予圧ポンプを具備したターボポ
ンプの系統図である。
【図3】図2の系統図で示される予圧ポンプを具備した
ターボポンプの一実施例の略示構造図である。
【図4】従来技術による予圧ポンプを具備したターボポ
ンプの系統図である。
【図5】図4の系統図で示される予圧ポンプを具備した
ターボポンプの一実施例の略示構造図である。
【図6】図5を更に簡略化して示した構造図である。
【図7】図4の系統図で示される予圧ポンプを具備した
ターボポンプの第2の実施例の略示構造図である。
【図8】従来技術による予圧ポンプを具備したターボポ
ンプの系統図である。
【図9】図1のターボポンプの入口の正面図であり、一
部を切断して図示している。
【図10】図1のターボポンプの実施例の高圧ポンプの
バックプレートの詳細断面図である。
【図11】本発明による第2の実施例のターボポンプ
を、その軸線で切断した断面図である。
【符号の説明】
101…主軸 102…ケーシング 103…ガスタービン 104…第2軸 105…ターボポンプの入口 106…吐き出し経路 107…低圧流 109…低圧インデューサ 110…低圧インペラ 111…バッフル 112…戻り経路 114…高圧インペラ 132…ブーストタービン 142…軸経路 154…オリフィス 163…オリフィス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧の予圧ポンプを一体化して具備した
    ターボポンプであって、 単一のケーシング(102)内に、 タービン(103)により駆動される主軸(101)
    と、 前記主軸(101)と同軸の第2軸(104)と、 前記ケーシング(102)の内側で、低圧流体(10
    7)の入口(105)近傍に、前記第2軸(104)に
    据え付けられた少なくとも1つの低圧インデューサ(1
    09)と、 前記低圧インデューサ(109)の下流に前記第2軸に
    据え付けられた少なくとも1つの低圧インペラ(11
    0)と、 前記ケーシング(102)に固定され、そして前記低圧
    インペラ(110)の下流に配置され、該ターボポンプ
    の軸線に平行な方向に中圧流体を整流する(レストア)
    ための低圧バッフル(111)と、 前記バッフル(111)から出た中圧流を、該ターボポ
    ンプの軸線と平行に高圧インペラ(114)の方向に1
    80゜流れの向きを変える戻り経路(112)とを具備
    し、 前記高圧インペラ(114)は、前記第2軸(104)
    の内側に前記主軸(101)に据え付けられ、該高圧イ
    ンペラ(114)により作られた高圧の全遠心流を、ブ
    ーストタービン(132)に向けて主軸に沿って吐き出
    すようになっており、該ブーストタービン(132)は
    前記第2軸と前記低圧の予圧ポンプに固定され、そして
    前記主軸と前記第2軸との間に配置されており、そして
    オリフィス(163、154)と、前記ブーストタービ
    ン(132)から吐き出された流体を通過させるための
    前記主軸(101)に形成された軸経路(142)とを
    通過させて、次いで該ターボポンプの入口に配置された
    半径方向の腕部(162)を介して、前記ケーシング
    (102)に固定された吐き出し経路(106)に吐き
    出されるようになっており、 前記高圧インペラ(114)は高圧ポンプを構成し、該
    高圧ポンプは前記低圧ポンプにより構成される低圧の予
    圧ポンプと接続されており、前記低圧ポンプは前記低圧
    インデューサ(109)と前記低圧インペラ(110)
    より構成されることを特徴とするターボポンプ。
  2. 【請求項2】 前記戻り経路(112)と前記高圧イン
    ペラ(114)との間に前記主軸(101)に据え付け
    られた高圧インデューサ(113)を更に具備すること
    を特徴とする請求項1に記載のターボポンプ。
  3. 【請求項3】 前記予圧ポンプは、前記低圧流を画定
    し、該低圧流は該ターボポンプの軸線に実質的に平行な
    流れであり、それに対して前記高圧インペラ(114)
    は、高圧流を前記主軸(101)の内部に軸方向に吐き
    出し、次いで該ターボポンプの軸線に略垂直な面内で前
    記吐き出し経路(106)に吐き出し、化学的に交換さ
    れることなく前記半径方向の腕部(162)を介して前
    記低圧流を通過させるように成っていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のターボポンプ。
  4. 【請求項4】 前記タービン(103)により高速で駆
    動される前記主軸(101)は、第1に前記バッフル
    (111)と、前記半径方向の腕部(162)と、前記
    主軸(101)の前縁端部との間に配置された転がり軸
    受(128)により前記ケーシング(102)に対して
    据え付けられ、第2に前記戻り経路(112)のバック
    プレートに備えられた軸受(126)により支持されて
    おり、該軸受(112)は、高速回転する軸を支持する
    のに適していることを特徴とする請求項2に記載のター
    ボポンプ。
  5. 【請求項5】 前記第2軸(104)は、ローラ軸受
    (131)と玉軸受(127)を介して前記主軸(10
    1)に据え付けられていることを特徴とする請求項4に
    記載のターボポンプ。
  6. 【請求項6】 前記戻り経路(112)のバックプレー
    トに据え付けられた前記軸受(126)は、前記高圧流
    の少ない流量により潤滑、冷却され、前記高圧流は、短
    い再循環経路(141)を介して前記軸経路(142)
    から供給され、前記再循環経路(141)は前記主軸
    (101)内に形成されており、短い経路(139)を
    介して前記戻り経路(112)に循環されることを特徴
    とする請求項4または5に記載のターボポンプ。
  7. 【請求項7】 前記戻り経路(112)のバックプレー
    トに据え付けられた前記軸受(126)は、高圧流の供
    給を受ける流体軸受(フルードベアリング)またはフォ
    イル軸受であり、該軸受(126)は、前記高圧流の少
    ない流量により潤滑、冷却され、前記高圧流は、短い再
    循環経路(141)を介して前記軸経路(142)から
    供給され、前記再循環経路(141)は前記主軸(10
    1)内に形成されており、短い経路(139)を介して
    前記戻り経路(112)に循環されることを特徴とする
    請求項4または5に記載のターボポンプ。
  8. 【請求項8】 前記戻り経路(112)のバックプレー
    トに据え付けられた前記軸受(126)は、アクティブ
    マグネティック軸受であり、該軸受(126)は、高圧
    流の供給を受ける流体軸受(フルードベアリング)また
    はフォイル軸受であり、該軸受(126)は、前記高圧
    流の少ない流量により潤滑、冷却され、前記高圧流は、
    短い再循環経路(141)を介して前記軸経路(14
    2)から供給され、前記再循環経路(141)は前記主
    軸(101)内に形成されており、短い経路(139)
    を介して前記戻り経路(112)に循環されることを特
    徴とする請求項4または5に記載のターボポンプ。
  9. 【請求項9】 前記半径方向の腕部(162)と前記主
    軸(101)の前縁端部との間に配置された転がり軸受
    (128)は、高圧の作動流体により潤滑、冷却され、
    該高圧の作動流体は前記軸経路(142)から供給さ
    れ、そして前記吐き出し経路(106)に循環されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のターボポンプ。
  10. 【請求項10】 前記低圧ポンプのロータを形成する前
    記第2軸(104)と前記高圧ポンプのロータを形成す
    る前記主軸(101)に固定された部材(130、11
    4)との間に動的(ダイナミック)シール手段を具備
    し、 該動的シール手段はワイパーラビリンス、或いはリン
    グ、または浮動(フローティング)リング等の流体シー
    ル手段を具備して成ることを特徴とする請求項1から1
    0の何れか1項に記載のターボポンプ。
  11. 【請求項11】 反対に方向付けられた一連の第1、第
    2のシール手段(147、148;146)を具備し、 該シール手段(147、148;146)は、夫々前記
    第2軸(104)と高圧ポンプのロータ(130)との
    間に、前記第2軸(104)と前記ケーシング(10
    2)に固定された低圧バッフル(111)との間に配置
    されていることを特徴とする請求項10に記載のターボ
    ポンプ。
  12. 【請求項12】 動的シール手段(144)を具備し、 該シール手段(144)は、先ず前記低圧ポンプのロー
    タの一部を形成する前記第2軸に固定された部材と、前
    記分流経路(162)との間に、第2に前記半径方向の
    腕部(162)と前記主軸(104)との間に配置さ
    れ、そして該シール手段は、ワイパラビリンス等の流体
    軸受手段を具備して成り、前記高圧流(163)と入口
    の前記低圧流(107)との間の流量を最小にするよう
    なクリアランスをとることを特徴とする請求項1から1
    1の何れか1項に記載のターボポンプ。
  13. 【請求項13】 前記ケーシング(102)と一体化さ
    れた部材(キャスティング)(153)は、補強リブ
    (151、152)を具備し、そして戻り経路(11
    2)を画定し、該部材(153)と前記主軸(101)
    との間に衝撃吸収環状ガスケット(143)が配置され
    ていることを特徴とする請求項4または5に記載のター
    ボポンプ。
  14. 【請求項14】 前記主軸(101)を駆動する前記ガ
    スタービン(103)は、該ターボポンプのケーシング
    (102)に半径方向のスタッド(116)により結合
    されているケーシング(120)を具備していることを
    特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載のター
    ボポンプ。
  15. 【請求項15】 前記腕部(162)内に形成された経
    路は、環状経路(トーラス)(161)に連通し、該環
    状経路(161)はそれ自体前記吐き出し経路(10
    6)に連通していることを特徴とする請求項1から15
    の何れか1項に記載のターボポンプ。
  16. 【請求項16】 前記前記主軸(101)、及び同主軸
    (101)の軸経路(142)と前記半径方向の腕部
    (162)との間に配置されたオリフィス(154)
    は、前記低圧インペラ(110)と高圧インペラ(11
    4)とに隣接する前記半径方向の腕部(162)の内面
    に接する平面内に配置されていることを特徴とする請求
    項1から15に記載のターボポンプ。
JP3346884A 1990-12-31 1991-12-27 ターボポンプ Pending JPH074381A (ja)

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