JPH0743449Y2 - 流体圧シリンダ装置 - Google Patents

流体圧シリンダ装置

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JPH0743449Y2
JPH0743449Y2 JP12017689U JP12017689U JPH0743449Y2 JP H0743449 Y2 JPH0743449 Y2 JP H0743449Y2 JP 12017689 U JP12017689 U JP 12017689U JP 12017689 U JP12017689 U JP 12017689U JP H0743449 Y2 JPH0743449 Y2 JP H0743449Y2
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JP
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fluid pressure
drive
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pressure cylinder
cylinder device
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倹児 豊田
透 太田
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太陽鉄工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体圧によって往復直線駆動する流体圧シリ
ンダ装置に関し、例えば自動組み立て装置における部品
搬送装置などに利用される。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より、自動組み立て装置などにおいて、部品や工具
などの搬送物を搬送するために、往復直線駆動する流体
圧シリンダ装置がしばしば用いられている。
このような流体圧シリンダ装置では、ピストンロッドの
回転を防止するため、またピストンロッドの先端に取り
付けられる機器を強固に支持するため、複数個の流体圧
シリンダを並列に連結したり、又は、1個の流体圧シリ
ンダとこれに平行なガイドロッドとを連結したりするこ
とが行われている。
しかし、これら従来の流体圧シリンダ装置の使用に当た
っては、ピストンロッドやガイドロッドの先端部、又は
これらを互いに連結する連結ブロックの一側面に、ワー
クを把持するためのチャック装置、又はそのチャック装
置の如きアプリケーション機器を回転駆動するためのロ
ータリアクチュエータなど、駆動する種々の負荷機器が
取り付けられる。
これら負荷機器は、その動力源として圧流体が必要であ
り、また電磁弁の制御や検出センサーの出力ケーブルな
どとして信号線が必要である。
従来においては、これら圧流体及び信号線のための配管
及び配線を、流体圧シリンダ装置の外側の空いた空間を
利用して行っているが、流体圧シリンダ装置の作動にと
もなって負荷機器が移動するため、これら配管及び配線
もフレキシブルなものとする必要がある。
そのため、配管及び配線が非常に嵩張ったものとなり、
外観体裁が悪いとともに、配管及び配線の作業が容易で
はなく、配管及び配線の脱落や断線などの事故が発生し
易く、装置全体の信頼性が低いという問題があった。
本考案は、上述の問題に鑑み、負荷機器に必要な圧流体
や信号線を内蔵し、配管及び配線を容易にするととも
に、配管及び配線の脱落や断線などの事故の発生を防止
して信頼性を高めることのできる流体圧シリンダ装置を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の課題を解決するため、複数のガイドロ
ッドと、流体圧によって駆動され前記ガイドロッドに沿
って往復移動する駆動ブロックと、前記ガイドロッドの
両端部に取り付けられた連結ブロックとを有してなる流
体圧シリンダ装置において、前記連結ブロックには、外
部の機器に対して電気的な接続を行うための連結側端子
と、外部の機器に対して流体的な接続を行うための連結
側ポートと、前記連結側ポートに連通され且つ前記駆動
ブロックの方向に伸びるパイプロッドとが設けられてお
り、前記駆動ブロックには、外部の機器に対して電気的
な接続を行うための駆動側端子と、外部の機器に対して
流体的な接続を行うための駆動側ポートと、前記駆動側
ポートに連結され且つ前記パイプロッドが密封状態で嵌
入可能な流通穴とが設けられており、前記ガイドロッド
の内の少なくとも1個には、前記連結側端子と前記駆動
側端子とを接続するカールケーブルが、当該ガイドロッ
ドの外周を取り巻いて設けられてなることを特徴として
構成される。
〔作用〕
駆動ブロックが流体圧によって駆動されると、当該駆動
ブロックに対して、ガイドロッド又はピストンロッド、
及び連結ブロックが移動する。
連結ブロックに設けられた連結側端子及び連結側ポート
と、駆動ブロックに設けられた駆動側端子及び駆動側ポ
ートとは、それぞれカールケーブル又はパイプロッドに
よって電気的又は流体的に接続されており、それぞれの
端子又はポートに対して固定的な配管及び配線を行うこ
とで、これら相互間の接続が行われる。
連結ブロックと駆動ブロックとの相対的な移動にともな
って、パイプロッドは流通穴内を密封された状態で嵌入
し、カールケーブルはガイドロッドに沿って伸縮する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案に係る流体圧シリンダ装置1の正面図、
第2図は流体圧シリンダ装置1の右側面図、第3図は流
体圧シリンダ装置1の左側面図、第4図は流体圧シリン
ダ装置1の底面図、第5図は第1図のV−V線断面矢視
図、第6図は第1図のVI−VI線断面矢視図である。
流体圧シリンダ装置1は、ピストンロッド11、ピストン
ロッド11の中央部に取り付けられたピストン12、ピスト
ンロッド11と平行なガイドロッド13、ピストンロッド11
とガイドロッド13との両端部においてこれらを互いに連
結するように取り付けられた連結ブロック14,15、連結
ブロック14,15の間に取り付けられたセンサーレール1
6、ピストンロッド11及びガイドロッド13に沿って相対
的に移動する駆動ブロック17などから構成されている。
駆動ブロック17には、ピストン12が気密に摺動するシリ
ンダ室21、シリンダ室21へ圧縮空気を給排する給排ポー
ト22,23、ピストンロッド11が気密に摺動するロッドカ
バー24,24が設けられており、これらによって、空気圧
シリンダACが構成されている。
また、駆動ブロック17には、ガイドロッド13が摺動可能
に貫通するガイドブシュ31、後述するカールケーブル45
を収納する収納穴32、ストローク端での衝撃を吸収する
ショックアブゾーバ33,33、ストロークを規制するため
のストッパボルト34,34、平行な4個の流通穴35,35…、
各流通穴35に連通するポート36,36…、電気的接続を行
うためのコネクタ37、取り付け用のナット38などが設け
られている。
図の下方の連結ブロック15には、4個のポート41,41…
と、これら各ポート41に連通し駆動ブロック17の方向に
延びて各流通穴35にそれぞれ気密に嵌入するパイプロッ
ド42,42…、電気的接続を行うための4個のコネクタ43,
43…、負荷機器を取り付けるための取付け螺子穴44,44
…などが設けられている。
また、コネクタ37とコネクタ43との間を電気的に接続す
るカールケーブル45が、ガイドロッド13の外周を取り巻
いて設けられている。
センサーレール16の適当位置には、マグネット51,51
が、それぞれ取付け用の螺子に挟まれて固定されてい
る。これらのマグネット51により作動してストローク端
を検出する検出センサー52,52が、駆動ブロック17に取
り付けられたレール53に位置調整可能に取り付けられて
いる。
したがって、駆動ブロック17に設けられた各ポート36
と、連結ブロック15に設けられた各ポート41とは、これ
らの相対位置に係わらず、パイプロッド42及び流通穴35
を介して互いにそれぞれ連通している。また、駆動ブロ
ック17に設けられたコネクタ37と、連結ブロック15に設
けられたコネクタ43とも、これらの相対位置に係わら
ず、カールケーブル45によって接続されている。
コネクタ43は4ピン、コネクタ37は8ピンであり、これ
らのピン間、及びコネクタ37のピンと各検出センサー52
の出力ケーブル52aとの間が共通線も含めてうまく接続
されており、例えば4個のコネクタ43にセンサーを接続
した場合に、それらの検出信号及び検出センサー52の検
出信号がコネクタ37から取り出せるようになっている。
上述の流体圧シリンダ装置1は、例えば駆動ブロック17
を固定した状態において、給排ポート22,23からの圧縮
空気の給排にともなって、ピストン12が上下方向に移動
し、これによって連結ブロック14,15が昇降移動する。
このとき、パイプロッド42は流通穴35と常に気密を保っ
て摺動し、カールケーブル45はガイドロッド13に沿って
伸縮する。
連結ブロック15に適当な負荷機器を取り付け、それらへ
の配管及び配線にポート41及びコネクタ43を用いること
により、配管及び配線の作業が容易であり、配管及び配
線を短く且つ外観体裁良く行うことができるとともに、
配管及び配線が他の装置などに引っ掛かったりする恐れ
がなく、配管及び配線の脱落や断線などの事故の発生を
防止して信頼性を高めることができる。
上述の実施例において、ポート36、ポート41、コネクタ
37、及びコネクタ43の個数、ピン数、形状、取り付け位
置などは、上述した以外の種々のものとすることができ
る。流体圧シリンダ装置1の各部の構造、形状、材質、
寸法などは、上述した以外の種々のものとすることがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案によると、本考案の流体圧シリンダ装置に取り付
けられる負荷機器などへの配管及び配線を容易にすると
ともに、配管及び配線の脱落や断線などの事故の発生を
防止し、装置全体の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る流体圧シリンダ装置の正面図、第
2図は流体圧シリンダ装置の右側面図、第3図は流体圧
シリンダ装置の左側面図、第4図は流体圧シリンダ装置
の底面図、第5図は第1図のV−V線断面矢視図、第6
図は第1図のVI−VI線断面矢視図である。 1…流体圧シリンダ装置、11…ピストンロッド(ガイド
ロッド)、13…ガイドロッド、14,15…連結ブロック、1
7…駆動ブロック、35…流通穴、36…ポート(駆動側ポ
ート)、37…コネクタ(駆動側端子)、41…ポート(連
結側ポート)、42…パイプロッド、43…コネクタ(連結
側端子)、45…カールケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のガイドロッドと、 流体圧によって駆動され前記ガイドロッドに沿って往復
    移動する駆動ブロックと、 前記ガイドロッドの両端部に取り付けられた連結ブロッ
    クと を有してなる流体圧シリンダ装置において、 前記連結ブロックには、 外部の機器に対して電気的な接続を行うための連結側端
    子と、 外部の機器に対して流体的な接続を行うための連結側ポ
    ートと、 前記連結側ポートに連通され且つ前記駆動ブロックの方
    向に伸びるパイプロッドと が設けられており、 前記駆動ブロックには、 外部の機器に対して電気的な接続を行うための駆動側端
    子と、 外部の機器に対して流体的な接続を行うための駆動側ポ
    ートと、 前記駆動側ポートに連結され且つ前記パイプロッドが密
    封状態で嵌入可能な流通穴と が設けられており、 前記ガイドロッドの内の少なくとも1個には、前記連結
    側端子と前記駆動側端子とを接続するカールケーブル
    が、当該ガイドロッドの外周を取り巻いて設けられ てなることを特徴とする流体圧シリンダ装置。
JP12017689U 1989-10-13 1989-10-13 流体圧シリンダ装置 Expired - Fee Related JPH0743449Y2 (ja)

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JP4979076B2 (ja) * 2007-06-14 2012-07-18 ヤマハ発動機株式会社 ロボット
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