JPH0743408B2 - 表示装置用導電性透明体の導通検出装置 - Google Patents
表示装置用導電性透明体の導通検出装置Info
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- JPH0743408B2 JPH0743408B2 JP2134863A JP13486390A JPH0743408B2 JP H0743408 B2 JPH0743408 B2 JP H0743408B2 JP 2134863 A JP2134863 A JP 2134863A JP 13486390 A JP13486390 A JP 13486390A JP H0743408 B2 JPH0743408 B2 JP H0743408B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示装置用導電性透明体の導通検出装置に関
する。
する。
[従来の技術] 本出願人は、特開昭63−174216号公報に記載の表示装置
用導電性透明体を提案している。この導電性透明体は、
透明電気絶縁材料からなる基体部に、複数の導電線が互
いに短絡しないように並置されて構成されている。
用導電性透明体を提案している。この導電性透明体は、
透明電気絶縁材料からなる基体部に、複数の導電線が互
いに短絡しないように並置されて構成されている。
この導電性透明体を用いる場合には、透明体の周縁側に
設けた給電部を透明体内の導電線の電源側端子に接続
し、かつ、透明体の上記給電部配設部位から離隔した部
分に設けた表示部を透明体内の上記導電線の表示側端子
に接続して用いられる。
設けた給電部を透明体内の導電線の電源側端子に接続
し、かつ、透明体の上記給電部配設部位から離隔した部
分に設けた表示部を透明体内の上記導電線の表示側端子
に接続して用いられる。
上記導電性透明体を用いた表示装置によれば、透明体が
提供する透明空間の中に表示素子が点灯する等の意外性
を演出でき、又、透明空間の中に導電線が存在すること
を認識することがないので全体がすっきりしたデザイン
を提供できる。
提供する透明空間の中に表示素子が点灯する等の意外性
を演出でき、又、透明空間の中に導電線が存在すること
を認識することがないので全体がすっきりしたデザイン
を提供できる。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来技術には、下記、の問題点があ
る。
る。
表示部と給電部とは単一本は単一束の導電線の1対
1に対応する両端部(表示側端子と電源側端子)のそれ
ぞれに接続されなければならない。然しながら、単一本
又は単一束の導電線について、透明体の一端面に露出す
る一端部と他端面に露出する他端部のそれぞれを捜し出
す作業は多大な困難を伴う。これは、透明体内における
導電線が細く密に埋め込まれている時、導電線の認識が
困難であり、ある導電線を表示側の一端部から途中で見
失ったり、間違えることなく、電源側の他端部に向かっ
てたどり続けることに多大な時間と労力を要するためで
ある。
1に対応する両端部(表示側端子と電源側端子)のそれ
ぞれに接続されなければならない。然しながら、単一本
又は単一束の導電線について、透明体の一端面に露出す
る一端部と他端面に露出する他端部のそれぞれを捜し出
す作業は多大な困難を伴う。これは、透明体内における
導電線が細く密に埋め込まれている時、導電線の認識が
困難であり、ある導電線を表示側の一端部から途中で見
失ったり、間違えることなく、電源側の他端部に向かっ
てたどり続けることに多大な時間と労力を要するためで
ある。
表示部に給電部を接続する時、断線していない健全
な導電線を選択することに困難がある。これは、透明体
の透明性確保のために、導電線を極細素線にて構成して
いるが故に製造過程で断線を生じ易い一方において、断
線の有無を見出しにくいことによる。
な導電線を選択することに困難がある。これは、透明体
の透明性確保のために、導電線を極細素線にて構成して
いるが故に製造過程で断線を生じ易い一方において、断
線の有無を見出しにくいことによる。
本発明は、導電性透明体内において断線していない健全
な導電線の互いに1対1で対応する両端部のそれぞれを
容易に認識し、かつ選択可能とすることを目的とする。
な導電線の互いに1対1で対応する両端部のそれぞれを
容易に認識し、かつ選択可能とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、透明電気絶縁材料からなる基体部に、複数の
導電線が互いに短絡しないように並置されてなる表示装
置用導電性透明体の導通検出装置であって、電源と検出
素子とを含む検出回線の両端部のそれぞれに、上記透明
体の端面に露出する任意の導電線の両端部のそれぞれに
接触可能とされる検出端子を設け、少なくとも一方の検
出端子を導電性ゴムにて構成したものである。
導電線が互いに短絡しないように並置されてなる表示装
置用導電性透明体の導通検出装置であって、電源と検出
素子とを含む検出回線の両端部のそれぞれに、上記透明
体の端面に露出する任意の導電線の両端部のそれぞれに
接触可能とされる検出端子を設け、少なくとも一方の検
出端子を導電性ゴムにて構成したものである。
[作用] 本発明によれば、導通検出装置の一方の検出端子を透明
体の一端面に露出している導電線の一端部に押し当て
る。そして、導電性ゴムからなる他方の検出端子を透明
体の他端面に押し当て、該他端面を滑らせていく。この
時、一方の検出端子が押し当てられている導電線と同一
の導電線の他端部に導電性ゴムからなる他方の検出端子
が当たると、検出回線中の検出素子が電気的に点灯、鳴
動する等により該導電線の単一本又は単一束の導通が確
認できる。
体の一端面に露出している導電線の一端部に押し当て
る。そして、導電性ゴムからなる他方の検出端子を透明
体の他端面に押し当て、該他端面を滑らせていく。この
時、一方の検出端子が押し当てられている導電線と同一
の導電線の他端部に導電性ゴムからなる他方の検出端子
が当たると、検出回線中の検出素子が電気的に点灯、鳴
動する等により該導電線の単一本又は単一束の導通が確
認できる。
尚、導電性ゴムが、透明体端面の微細凹所にも柔軟に入
り込むから、いかなる表面性状の端面に露出する導電線
端部にも確実かつ容易に接触できる。
り込むから、いかなる表面性状の端面に露出する導電線
端部にも確実かつ容易に接触できる。
従って、導電性透明体内において断線していない健全な
導電線の互いに1対1で対応する両端部のそれぞれを容
易に認識し、かつ選択できる。
導電線の互いに1対1で対応する両端部のそれぞれを容
易に認識し、かつ選択できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る導通検出装置の使用状
態を示す模式図、第2図は表示装置の一例を示す断面
図、第3図は導電性透明体の一部を示す平面図、第4図
は第3図の要部拡大平面図、第5図は第3図の要部拡大
斜視図、第6図は第4図のVI−VI線に沿う断面図、第7
図は表示装置の全体斜視図である。
態を示す模式図、第2図は表示装置の一例を示す断面
図、第3図は導電性透明体の一部を示す平面図、第4図
は第3図の要部拡大平面図、第5図は第3図の要部拡大
斜視図、第6図は第4図のVI−VI線に沿う断面図、第7
図は表示装置の全体斜視図である。
表示装置1は、第2図、第7図に示す如く、脚部2に導
電性透明体3を支持し、かつ脚部2に給電部4を内蔵す
るとともに、透明体3に表示部5を備えている。
電性透明体3を支持し、かつ脚部2に給電部4を内蔵す
るとともに、透明体3に表示部5を備えている。
以下、導電性透明体3と給電部4と表示部5の構成につ
いて説明する。
いて説明する。
(A)導電性透明体3の構成 導電性透明体3は、無彩色もしくは有彩色の透明電気絶
縁材料(樹脂材料、ガラス等)からなる板状の基体部11
の内部に、導電メッシュ12を埋設している。
縁材料(樹脂材料、ガラス等)からなる板状の基体部11
の内部に、導電メッシュ12を埋設している。
導電メッシュ12は、第3図、第4図に示す如く、複数の
相互に短絡しないように平行をなす導電線15を、電気絶
縁線16を組材として網状に組込んでなるものである。
相互に短絡しないように平行をなす導電線15を、電気絶
縁線16を組材として網状に組込んでなるものである。
導電線15は、直径又は幅0.1mm以下の極細素線によって
形成されている。上記素線は、金線、銀線、銅線、亜鉛
線、ステンレス線等の金属素線から形成される他、ポリ
エステル線等の樹脂素線の表面に金属を蒸着もしくはメ
ッキすること等によって形成される。
形成されている。上記素線は、金線、銀線、銅線、亜鉛
線、ステンレス線等の金属素線から形成される他、ポリ
エステル線等の樹脂素線の表面に金属を蒸着もしくはメ
ッキすること等によって形成される。
電気絶縁線16も、直径又は幅0.1mm以下の極細素線によ
って形成される。上記素線は、ポリエステル線、ナイロ
ン線等の樹脂素線によって形成される。
って形成される。上記素線は、ポリエステル線、ナイロ
ン線等の樹脂素線によって形成される。
即ち、導電性透明体3は、導電メッシュ12を構成する導
電線15、電気絶縁線16として極細素線を用いているた
め、全体が無彩色もしくは有彩色の透明体としてみられ
る。この時、隣接する導電線15の間隔、及び隣接する電
気絶縁線16の間隔は、看者の透明感を考慮して設定さ
れ、例えば、直径0.1mm程度の導電線15、電気絶縁線1
6を用いる場合には、隣接する導電線15の間隔、隣接す
る電気絶縁線16の間隔をそれぞれ10mm程度以上に粗く設
定するのが好ましく、直径20μm程度の導電線15、電
気絶縁線16を用いる場合には、隣接する導電線15の間
隔、電気絶縁線16の間隔を1mm程度に密に設定すること
ができる。
電線15、電気絶縁線16として極細素線を用いているた
め、全体が無彩色もしくは有彩色の透明体としてみられ
る。この時、隣接する導電線15の間隔、及び隣接する電
気絶縁線16の間隔は、看者の透明感を考慮して設定さ
れ、例えば、直径0.1mm程度の導電線15、電気絶縁線1
6を用いる場合には、隣接する導電線15の間隔、隣接す
る電気絶縁線16の間隔をそれぞれ10mm程度以上に粗く設
定するのが好ましく、直径20μm程度の導電線15、電
気絶縁線16を用いる場合には、隣接する導電線15の間
隔、電気絶縁線16の間隔を1mm程度に密に設定すること
ができる。
上記導電性透明体3は、複数の導電線15の相互に交差し
ない状態で配設するものであるため、各導電線15を電気
的に2以上の部分に分離することができる。従って、表
示素子の正負の各給電端子を、透明基体部11の中間部も
しくは外縁部において、各導電線15に接続し、これによ
り、表示素子に給電することができる。
ない状態で配設するものであるため、各導電線15を電気
的に2以上の部分に分離することができる。従って、表
示素子の正負の各給電端子を、透明基体部11の中間部も
しくは外縁部において、各導電線15に接続し、これによ
り、表示素子に給電することができる。
この時、上記導電性透明体3の導電線15は、各導電線
の各個を1本毎独立した電力線或いは信号線として用い
る他、複数の導電線をそれらの端子において集束する
ことにより一定の大電流を通電可能とする電力線束或い
は信号線束として用いることができる。
の各個を1本毎独立した電力線或いは信号線として用い
る他、複数の導電線をそれらの端子において集束する
ことにより一定の大電流を通電可能とする電力線束或い
は信号線束として用いることができる。
又、導電性透明体3は、電気絶縁線16を組材とする導電
メッシュ12を基体部11の内部もしくは表面に配設するも
のであるから、各導電線15を確実かつ容易に一定の間隔
に保って配設できる。
メッシュ12を基体部11の内部もしくは表面に配設するも
のであるから、各導電線15を確実かつ容易に一定の間隔
に保って配設できる。
然るに、導電性透明体3にあっては、第2図、第3図、
第4図、第5図に示す如く、基体部11の周縁側に所定の
間隔を介して複数の孔17が設けられ、各孔17のそれぞれ
に、当該孔17の内壁に露出する単一本又は単一束の導電
線15の端面と導通する導電性電源側ピン18が植設されて
いる。
第4図、第5図に示す如く、基体部11の周縁側に所定の
間隔を介して複数の孔17が設けられ、各孔17のそれぞれ
に、当該孔17の内壁に露出する単一本又は単一束の導電
線15の端面と導通する導電性電源側ピン18が植設されて
いる。
又、導電性透明体3にあっては、第2図、第3図、第4
図、第5図に示す如く、基体部11の各電源側ピン18の植
設部位から離隔した部分で、各電源側ピン18のそれぞれ
と導通している上述の各単一本又は単一束の導電線15に
対応する部位のそれぞれにも孔19を設け、各孔19のそれ
ぞれに、当該孔19の内壁に露出する単一本又は単一束の
導電線15の端面と導通する導電性表示側ピン20が植設さ
れている。
図、第5図に示す如く、基体部11の各電源側ピン18の植
設部位から離隔した部分で、各電源側ピン18のそれぞれ
と導通している上述の各単一本又は単一束の導電線15に
対応する部位のそれぞれにも孔19を設け、各孔19のそれ
ぞれに、当該孔19の内壁に露出する単一本又は単一束の
導電線15の端面と導通する導電性表示側ピン20が植設さ
れている。
この時、基体部11に対する上記ピン18(又は20)の植設
構造は、より詳細には下記(1)〜(4)の如くである
(第6図参照)。
構造は、より詳細には下記(1)〜(4)の如くである
(第6図参照)。
(1)の基体部11に少なくとも1本の導電線15の端面が
露出する孔17(又は19)を穿設する。
露出する孔17(又は19)を穿設する。
(2)孔17(又は19)の内壁全面に導電性ペースト21を
塗布する。
塗布する。
(3)孔17(又19)にピン18(又は20)を挿入し、ペー
スト21とピン18(又は20)とを半田22により半田付けす
る。
スト21とピン18(又は20)とを半田22により半田付けす
る。
即ち、導電線15とピン18(又は20)とはペースト21、半
田22を介して良好な導通が取られ、ピン18(又は20)に
は外部導線を半田付け、ねじ止め構造、ソケット嵌合構
造等により接続できる。
田22を介して良好な導通が取られ、ピン18(又は20)に
は外部導線を半田付け、ねじ止め構造、ソケット嵌合構
造等により接続できる。
尚、ピン18、20は、中空のものや、金属板を筒状に丸め
たもので等であっても良い。
たもので等であっても良い。
尚、互いに対応する電源側ピン18と表示側ピン20とがそ
れぞれ植設されるべき孔17、19は、同一の導電線15の1
対1に対応する両端部を含む位置に穿設される必要があ
るが、この導電線15の1対1に対応する両端部の検出作
業は導通検出装置100にて後述する如くになされる。
れぞれ植設されるべき孔17、19は、同一の導電線15の1
対1に対応する両端部を含む位置に穿設される必要があ
るが、この導電線15の1対1に対応する両端部の検出作
業は導通検出装置100にて後述する如くになされる。
(B)給電部4の構成 給電部4は、変圧器31を内蔵し、内部バッテリを備え、
或いは外部電源に接続される。そして、給電部4から延
びる給電線は導電線15の前記電源側ピン18に接続され
る。尚、電源側ピン18は脚部2の内部に納められる。
或いは外部電源に接続される。そして、給電部4から延
びる給電線は導電線15の前記電源側ピン18に接続され
る。尚、電源側ピン18は脚部2の内部に納められる。
(C)表示部5の構成 表示部5は導電性透明体3の給電部4が配設されている
部位から離隔した部分に設けられ、導電線15の前記表示
側ピン20に接続される。
部位から離隔した部分に設けられ、導電線15の前記表示
側ピン20に接続される。
然るに、表示部5は、導電性透明体3に設けた装着用切
欠部3Aに着脱される表示フレーム33と、表示フレーム33
内に設けられる多数の電球34と、表示フレーム33内に設
けられるとともに導電線15の前記表示側ピン20と接続さ
れて各電球34の点灯順位等の表示状態を制御する制御回
路35とを備えて構成されている。36は各電球34の背後の
設けられた反射板である。尚、表示側ピン20は表示フレ
ーム33の内部に納められる。
欠部3Aに着脱される表示フレーム33と、表示フレーム33
内に設けられる多数の電球34と、表示フレーム33内に設
けられるとともに導電線15の前記表示側ピン20と接続さ
れて各電球34の点灯順位等の表示状態を制御する制御回
路35とを備えて構成されている。36は各電球34の背後の
設けられた反射板である。尚、表示側ピン20は表示フレ
ーム33の内部に納められる。
上記(A)〜(C)にて構成された表示装置1は、給電
部4から供給される電力を導電性透明体3内の導電線15
にて表示部5に伝えられ、表示部5の各電球34は制御回
路35により点灯制御される結果、例えば第7図に示す如
くの各種文字等をドット表示できる。そして、各種表示
文字等を経時的に変更表示することにて、所望の電光メ
ッセージを表示できる。
部4から供給される電力を導電性透明体3内の導電線15
にて表示部5に伝えられ、表示部5の各電球34は制御回
路35により点灯制御される結果、例えば第7図に示す如
くの各種文字等をドット表示できる。そして、各種表示
文字等を経時的に変更表示することにて、所望の電光メ
ッセージを表示できる。
そして、この表示装置1によれば、導電性透明体3が提
供する透明空間の中に電球が点灯する意外性を演出で
き、又、該透明空間の中に導電線15が存在することを認
識することがないので、全体がすっきりしたデザインを
提供できる。
供する透明空間の中に電球が点灯する意外性を演出で
き、又、該透明空間の中に導電線15が存在することを認
識することがないので、全体がすっきりしたデザインを
提供できる。
又、導電性透明体3の導電線15が給電する対象として
は、電球の他、蛍光灯、ネオン管、発光ダイオード、マ
イクロミニチュアランプ、エレクトロルミネセンスパネ
ル、プラズマ表示パネル等の発光体の他、液晶表示パネ
ル、エレクトロクロミック表示、テレビ等の表示パネ
ル、スピーカ等の音声表示素子等がある。
は、電球の他、蛍光灯、ネオン管、発光ダイオード、マ
イクロミニチュアランプ、エレクトロルミネセンスパネ
ル、プラズマ表示パネル等の発光体の他、液晶表示パネ
ル、エレクトロクロミック表示、テレビ等の表示パネ
ル、スピーカ等の音声表示素子等がある。
然るに、前述した導通検出装置100は、第1図に示す如
く、検出回線101に、電源102、抵抗102A、発光ダイオー
ド103(検出素子)を含み、その両端部のそれぞれに、
透明体3の両端面のそれぞれに露出する導電線15の両端
部のそれぞれに接触可能とされる検出端子104、105を設
けている。そして、検出端子105を導電性ゴムにて構成
している。
く、検出回線101に、電源102、抵抗102A、発光ダイオー
ド103(検出素子)を含み、その両端部のそれぞれに、
透明体3の両端面のそれぞれに露出する導電線15の両端
部のそれぞれに接触可能とされる検出端子104、105を設
けている。そして、検出端子105を導電性ゴムにて構成
している。
以下、上記導通検出装置100の使用方法について説明す
る。
る。
導通検出装置100の検出端子104を、導電性ペースト106
を介して、透明体3の一端面に露出している導電線15の
一端部に押し当てる。そして、導電性ゴムからなる検出
端子105を、透明体3の他端面に押し当て、該他端面を
滑らせていく。この時、検出端子104が導電性ペースト1
06を介して押し当てられている導電線15と同一の導電線
15の他端部に検出端子105が当たると、検出回線101中の
発光ダイオード103が点灯することにより、該導電線15
の単一本の導通、及び該導電線15の1対1に対応する両
端部が確認できる。
を介して、透明体3の一端面に露出している導電線15の
一端部に押し当てる。そして、導電性ゴムからなる検出
端子105を、透明体3の他端面に押し当て、該他端面を
滑らせていく。この時、検出端子104が導電性ペースト1
06を介して押し当てられている導電線15と同一の導電線
15の他端部に検出端子105が当たると、検出回線101中の
発光ダイオード103が点灯することにより、該導電線15
の単一本の導通、及び該導電線15の1対1に対応する両
端部が確認できる。
従って、導電性透明体3において、互いに対応する電源
側ピン18と表示側ピン20とがそれぞれ植設されるべき孔
17、19の穿設位置は、上述の検出端子104、105にて見出
された、透明体3端面に露出している導電線15の両端部
近くにて該導電線15を含む位置に定められる(第3図、
第4図参照)。
側ピン18と表示側ピン20とがそれぞれ植設されるべき孔
17、19の穿設位置は、上述の検出端子104、105にて見出
された、透明体3端面に露出している導電線15の両端部
近くにて該導電線15を含む位置に定められる(第3図、
第4図参照)。
これにより、導電性透明体3内において断線していない
健全な導電線15の互いに1対1で対応する両端部のそれ
ぞれを容易に認識し、かつ選択できる。
健全な導電線15の互いに1対1で対応する両端部のそれ
ぞれを容易に認識し、かつ選択できる。
尚、検出端子105を構成する導電性ゴムは、透明体3端
面の微細凹所にも柔軟に入り込むから、いかなる表面性
状の端面に露出する導電線15端部にも確実かつ容易に接
触できる。
面の微細凹所にも柔軟に入り込むから、いかなる表面性
状の端面に露出する導電線15端部にも確実かつ容易に接
触できる。
上述の導通検出装置100を用いた具体的実施の結果、ア
クリル板内に直径40μmの銅単線を0.4mmピッチで埋設
した導電性透明体において、該銅単線を容易に確認でき
ることが認められた。
クリル板内に直径40μmの銅単線を0.4mmピッチで埋設
した導電性透明体において、該銅単線を容易に確認でき
ることが認められた。
尚、上記実施例では、導通検出装置100の検出端子104、
105が検出した導電線15の両端部そのものを、表示側端
子と電源側端子として用いず、該導電線15の両端部近く
に孔17、19を穿設し、該孔17、19の内壁に露出する該導
電線15の端面を表示側端子と電源側端子として用いた。
但し、本発明の実施においては、導通検出装置100の検
出端子104、105が検出した、透明体3端面に露出する導
電線15の両端部そのものを、表示側端子と電源側端子と
して用いても良い。
105が検出した導電線15の両端部そのものを、表示側端
子と電源側端子として用いず、該導電線15の両端部近く
に孔17、19を穿設し、該孔17、19の内壁に露出する該導
電線15の端面を表示側端子と電源側端子として用いた。
但し、本発明の実施においては、導通検出装置100の検
出端子104、105が検出した、透明体3端面に露出する導
電線15の両端部そのものを、表示側端子と電源側端子と
して用いても良い。
尚、本発明の実施において、検出素子は、発光ダイオー
ドに限らず、電球、ブザー等を用いることもできる。
ドに限らず、電球、ブザー等を用いることもできる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、導電性透明体内において
断線していない健全な導電線の互いに1対1で対応する
両端部のそれぞれを容易に認識し、かつ選択できる。
断線していない健全な導電線の互いに1対1で対応する
両端部のそれぞれを容易に認識し、かつ選択できる。
第1図は本発明の一実施例に係る導通検出装置の使用状
態を示す模式図、第2図は表示装置の一例を示す断面
図、第3図は導電性透明体の一部を示す平面図、第4図
は第3図の要部拡大平面図、第5図は第3図に要部拡大
斜視図、第6図は第4図のVI−VI線に沿う断面図、第7
図は表示装置の全体斜視図である。 3…導電線透明体、11…基体部、15…導電線、100…導
通検出装置、101…検出回線、102…電源、103…発光ダ
イオード、104、105…検出端子。
態を示す模式図、第2図は表示装置の一例を示す断面
図、第3図は導電性透明体の一部を示す平面図、第4図
は第3図の要部拡大平面図、第5図は第3図に要部拡大
斜視図、第6図は第4図のVI−VI線に沿う断面図、第7
図は表示装置の全体斜視図である。 3…導電線透明体、11…基体部、15…導電線、100…導
通検出装置、101…検出回線、102…電源、103…発光ダ
イオード、104、105…検出端子。
Claims (1)
- 【請求項1】透明電気絶縁材料からなる基体部に、複数
の導電線が互いに短絡しないように並置されてなる表示
装置用導電性透明体の導通検出装置であって、電源と検
出素子とを含む検出回線の両端部のそれぞれに、上記透
明体の端面に露出する任意の導電線の両端部のそれぞれ
に接触可能とされる検出端子を設け、少なくとも一方の
検出端子を導電性ゴムにて構成した表示装置用導電性透
明体の導通検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134863A JPH0743408B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 表示装置用導電性透明体の導通検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134863A JPH0743408B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 表示装置用導電性透明体の導通検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429071A JPH0429071A (ja) | 1992-01-31 |
JPH0743408B2 true JPH0743408B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=15138236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2134863A Expired - Lifetime JPH0743408B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 表示装置用導電性透明体の導通検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743408B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102483435B (zh) * | 2009-04-21 | 2016-06-08 | 约翰国际有限公司 | 用于微电路测试器的导电开尔文接触件 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP2134863A patent/JPH0743408B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429071A (ja) | 1992-01-31 |
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