JPH0743257Y2 - 下水枡等の汚泥除去具 - Google Patents

下水枡等の汚泥除去具

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JPH0743257Y2
JPH0743257Y2 JP1710292U JP1710292U JPH0743257Y2 JP H0743257 Y2 JPH0743257 Y2 JP H0743257Y2 JP 1710292 U JP1710292 U JP 1710292U JP 1710292 U JP1710292 U JP 1710292U JP H0743257 Y2 JPH0743257 Y2 JP H0743257Y2
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JP
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scooping
sludge
handle
window
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JP1710292U
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JPH0618490U (ja
Inventor
寛 部屋
Original Assignee
有限会社広島上水
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、下水枡の如き狭い場
所に沈積する汚泥を取り除くための汚泥除去具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】下水枡の如き狭い場所に沈積する汚泥の
除去は、従来シャベルや鍬等で掬い上げていたのである
が、開口部が狭くて深いためシャベルや鍬を動かすこと
ができにくくて汚泥を除去することが困難であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】下水枡の如き狭い場所
に沈積した汚泥は上記の如く除去が困難であるため、こ
れが容易に除去できる簡単な道具を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
のこの考案は、金属円板の外周に上向きの周縁を折り曲
げまたは別物を溶接等により固着して形成した本体の板
面の適数箇所に、半径方向のほぼ全長にわたる長さの細
長い掬い窓を設け、該掬い窓の半径方向の一辺から斜め
下向きに折れ曲がって、該掬い窓の下方に位置する掬い
羽根を、切り曲げまたは別物を溶接等により固着して形
成し、上記本体の板面に複数個の水抜き孔を穿つととも
に、上面中心に棒状の柄を直立して固定し、該柄の上端
にハンドルを取り付けた下水枡等の汚泥除去具である。
【0005】
【作用】本考案汚泥除去具を下水枡の如き狭い場所に真
っ直ぐにいれて本体の下面を沈積している汚泥の上面に
当てた状態でハンドルを持って掬い羽根が汚泥に食い込
む方向に廻すと、汚泥が掬い羽根により掬われて掬い窓
から本体上に掬い上げられるから、そのまま引き上げる
ことにより水は水抜き孔及び掬い窓から流下して汚泥が
除去できる。
【0006】
【実施例】以下この考案を、例示図を参照として説明す
ると、図1は本考案汚泥除去具の一部切断側面図、図2
は平面図であって、(1)は本体で、円形鋼板の円周を
曲げ起こして周縁(2)を形成している。
【0007】(3)は掬い窓、(4)は掬い羽根で、本
体(1)の板面の180°の位置の2か所に、半径方向
のほぼ全長にわたって幅狭く、半径方向の折曲げ線
(5)から本体(1)に対して鋭角な角度(α)をもっ
て下向きに切り曲げて掬い羽根(4)を形成したことに
より、この掬い羽根(4)の上方に掬い窓(3)を開口
したものてある。
【0008】(6)は水抜き孔で、本体(1)の板面の
複数箇所に放射状に穿った長孔からなり、水中に突き込
むときに水を通して突き込み易くするとともに、本体
(1)上に掬い上げた汚泥から水を抜くためのものであ
る。
【0009】(7)はソケット、(8)は柄、(9)は
ハンドルで、本体(1)の上面中心に突設したソケット
(7)に棒状の柄(8)の下端を嵌めて固定し、この直
立した柄(8)の上端に、柄(8)とともにT字形をな
す棒状のハンドル(9)が横方向に固着されている。
【0010】以上の構成からなる本案汚泥除去具を下水
枡(10)内に真っ直ぐに入れて、沈積している汚泥
(11)の上面に本体(1)の下面を当てて、ハンドル
(9)を持って掬い羽根(4)が汚泥に食い込む方向に
回転させると、汚泥(11)は掬い窓(3)から本体
(1)上に掬い上げられて、周縁(2)により周囲から
こぼれ落ちるのを防止するから、柄(8)を持って引き
上げれば、水分は水抜き孔(6)及び掬い窓(3)から
流下して汚泥(11)を除去することができる。
【0011】この場合、四角い枡では四隅が残ることに
なるが、これは適当な箆状物で中央に寄せた後本案汚泥
除去具により掬い上げればよい。
【0012】なお、以上の実施例では周縁(2)及び掬
い羽根(4)は本体(1)を折り曲げて形成したものを
示したが、別のものを溶接等して形成してもよい。
【0013】
【考案の効果】以上説明したこの考案に係わる下水枡等
の汚泥除去具によれば、一定の位置で回転させるのみで
汚泥を掬い上げることができるので、下水枡の如き狭い
場所に沈積した汚泥をきわめて容易に除去することがで
き、下水関係のメンテナンス上まことに便利重宝なもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案汚泥除去具の1実施例を示す部分切り欠き
側面図であって、併せて使用状態を示す図である。
【図2】図1をA−B線方向に見た図である。
【符号の説明】
1 本体 2 周縁 3 掬い窓 4 掬い羽根 5 折曲げ線 6 水抜き孔 7 ソケット 8 柄 9 ハンドル 10 下水枡 11 汚泥

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属円板の外周に上向きの周縁を形成した
    本体の板面の適数箇所に、半径方向のほぼ全長にわたる
    長さの細長い掬い窓を設け、該掬い窓の半径方向の一辺
    から斜め下向きに折れ曲がって、該掬い窓の下方に位置
    する掬い羽根を形成し、上記本体の板面に複数個の水抜
    き孔を穿つとともに、上面中心に棒状の柄を直立して固
    定し、該柄の上端にハンドルを取り付けたことを特徴と
    する、下水枡等の汚泥除去具。
JP1710292U 1992-02-21 1992-02-21 下水枡等の汚泥除去具 Expired - Lifetime JPH0743257Y2 (ja)

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JPH0618490U JPH0618490U (ja) 1994-03-11
JPH0743257Y2 true JPH0743257Y2 (ja) 1995-10-09

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