JPH074322Y2 - ブームシリンダ操作装置 - Google Patents

ブームシリンダ操作装置

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JPH074322Y2
JPH074322Y2 JP1988033634U JP3363488U JPH074322Y2 JP H074322 Y2 JPH074322 Y2 JP H074322Y2 JP 1988033634 U JP1988033634 U JP 1988033634U JP 3363488 U JP3363488 U JP 3363488U JP H074322 Y2 JPH074322 Y2 JP H074322Y2
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JP
Japan
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boom
switching valve
switching
pump
swing
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JP1988033634U
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JPH01139101U (ja
Inventor
宏 山本
行信 松田
寿一 小竹
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パワーショベルのブームシリンダの操作装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
ブーム上げ操作に対し、ブームシリンダのストロークエ
ンド時、車体にショックが伝わる。このためにブームシ
リンダの内部にクッション機構をもたせていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、ブームシリンダの内部にクッション機構をもた
せてもブーム上げシリンダストロークエンドでの車体シ
ョックは軽減することができず、オペレータの操作性に
悪影響を与えていた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところはシリンダストロークエンド時の衝撃
が緩和されてオペレータの操作性が良好になるブームシ
リンダ操作装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係るブームシリン
ダ操作装置は、可変容量型の一方のポンプ13と切換弁に
よりブームシリンダ7,8のボトム側への圧力流体の給排
を行なう第1のブーム油圧回路と、可変容量型の他方の
ポンプ18と切換弁によりブームシリンダ7,8のボトム側
とロッド側への圧力流体の給排を行なう第2のブーム油
圧回路と、上記両切換弁を連動してブームシリンダ7,8
のボトム側への圧力流入位置に切換えるパイロット操作
油圧回路と、一方のポンプ13に接続した切換弁の切換え
パイロット圧回路を開閉する電磁切換弁27とを備えたブ
ームシリンダ操作装置において、ブームの振り上げ角θ
を検出するブーム振り上げ角検出手段と、このブーム振
り上げ角検出手段からの信号によって、上記電磁切換弁
27を遮断する切換弁遮断手段と、ブーム振り上げ角検出
手段からの信号によって、上記両ポンプ13,18のポンプ
流量を減少するポンプ流量減少制御手段とを備えた構成
となっている。
〔作用〕
ブームシリンダがストロークエンド手前になるとブーム
振り上げ角検出手段が信号を出力し、この検出信号を基
に、電磁切換弁27が遮断されると共に、両ポンプ13,18
のポンプ流量が減少される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面中1はブームシリンダ操作回路であり、このブーム
シリンダ操作回路1はブーム低速操作弁2とブーム高速
操作弁3とを備えており、ブーム低速操作弁2のポンプ
ポート2aは可変容量型のポンプ18の吐出側に管路4を介
して接続してあり、ブーム低速操作弁2の接続ポート2b
は管路5,6を介して左右のブームシリンダ7,8のロッド側
に接続してあり、また接続ポート2cは管路9,10を介して
ブームシリンダ7,8のボトム側に接続してあり、管路9,1
0の合流部16にパイロットチェック弁11が設けてある。
また前記ポンプ18の吸込側はタンク12に通じている。
また、ブーム高速操作弁3のポンプポート3aは可変容量
型のポンプ13の吐出側に管路14を介して接続してあり、
ブーム高速操作弁3の接続ポート3bは管路15を介して前
記管路9,10の合流部1路に接続してある。前記ブーム低
速操作弁2及びブーム高速操作弁3の切換作動は、操作
レバー23の動きをPPCバルブ24で油圧に変換してパイロ
ット圧とし、このパイロット圧でなされるものであり、
このPPCバルブ24からブーム低速操作弁2のパイロット
ポート及びブーム高速操作弁3のパイロットポートにか
けてそれぞれパイロット回路25,25′,26が設けてあり、
このパイロット回路26に電磁開閉弁27が設けてある。
前記ポンプ18,13の斜板角制御はサーボ機構28,28′によ
りなされるものである。
また、第2図に示すように車体側のレボフレーム19には
ブーム20の振り上げ角θを検出する検出器21が設けてあ
り、この検出器21の検出信号S0はコントローラ22に入力
されるようにしてあり、コントローラ22は電磁開閉弁27
のソレノイド27′及びサーボ機構28,28′に制御指令信
号S1、S2、S3を出力する。
次に作動を説明する。
前記操作レバー23を上げ操作することによりPPCバルブ2
4によってパイロット回路25′,26に油圧を立てて、これ
らパイロット圧によりブーム低速操作弁2及びブーム高
速操作弁3をそれぞれに上げ側に切換えてブームシリン
ダ7,8を伸長作動する。
前記検出器21はブームシリンダ7,8のストロークエンド
の少し手前の振り上げ角θ1を検出し、コントローラ22
に検出信号S0を送る。
コントローラ22は電磁開閉弁27のソレノイド27′に遮断
信号S1を送り、この電磁開閉弁27が作動して、パイロッ
ト回路26を遮断し、ブーム高速操作弁3が中立に切換っ
て、ブームシリンダ7,8への油を供給を中止する。
同時に、前記サーボ機構28,28′に、コントローラ22か
ら制御指令信号S2、S3が出力されて、これらサーボ機構
28,28′が作動してポンプ2,3の斜板角を小さくし、ポン
プ流量を絞る。
このために、ブームシリンダ7,8への油流量は第3図の
ように減少し、ストロークエンド時の衝撃を緩和する。
〔考案の効果〕
本考案は上記のようになるから、ブームシリンダ7,8が
ストロークエンド手前になったことをブーム振り上げ角
検出手段にて検知してその検出信号を出力することによ
り、この検出信号を基に、2個のポンプ13,18のうちの
一方のポンプ13からの圧力流体の合流が遮断されると共
に、両ポンプ13,18のポンプ流量が減されて、このブー
ムシリンダ7,8のストロークエンド時の衝撃が緩和さ
れ、オペレータの操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成説明図、第2図はブーム
の振り上げ角の説明図、第3図はブーム振り上げ角とブ
ームシリンダへの油流量の関係図である。 2はブーム低速操作弁、3はブーム高速切換弁、7,8は
ブームシリンダ、13,18はポンプ、21は検出器、22はコ
ントローラ、27は電磁開閉弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/04 8512−3H F15B 11/04 B

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容量型の一方のポンプ13と切換弁によ
    りブームシリンダ7,8のボトム側への圧力流体の給排を
    行なう第1のブーム油圧回路と、 可変容量型の他方のポンプ18と切換弁によりブームシリ
    ンダ7,8のボトム側とロッド側への圧力流体の給排を行
    なう第2のブーム油圧回路と、 上記両切換弁を連動してブームシリンダ7,8のボトム側
    への圧力流入位置に切換えるパイロット操作油圧回路
    と、 一方のポンプ13に接続した切換弁の切換えパイロット圧
    回路を開閉する電磁切換弁27とを備えたブームシリンダ
    操作装置において、 ブームの振り上げ角θを検出するブーム振り上げ角検出
    手段と、 このブーム振り上げ角検出手段からの信号によって、上
    記電磁切換弁27を遮断する切換弁遮断手段と、 ブーム振り上げ角検出手段からの信号によって、上記両
    ポンプ13,18のポンプ流量を減少するポンプ流量減少制
    御手段とを備えたことを特徴とするブームシリンダ操作
    装置。
JP1988033634U 1988-03-16 1988-03-16 ブームシリンダ操作装置 Expired - Lifetime JPH074322Y2 (ja)

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JPH01139101U JPH01139101U (ja) 1989-09-22
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JPS6126756U (ja) * 1984-07-20 1986-02-18 株式会社小松製作所 掘削機の掘削作業機用油圧回路

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