JPH0743114U - セメント混合攪拌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】粉塵の発生を容易に防止でき、しかも、セメン
トと水とを常時、正確に一定の割合で攪拌できるセメン
ト混合攪拌装置を提供する。 【構成】上面に蓋体１１が装備されて略密閉された攪拌
槽１と、貯溜槽２と、制御手段とを備えてなる。攪拌槽
１は、スプリングコンベア３と水供給手段４を介し、重
量計量機より重量を計量しつつ一定量の配合割合でセメ
ント及び水が入れられ、又、攪拌羽根５１により攪拌さ
れる。一方、貯溜槽２は、攪拌槽１により攪拌されたセ
メント混合物をその都度、受容する。又、受容したセメ
ント混合物を、セメント混合物攪拌手段２２により固化
しないように適宜攪拌し、任意な時に吐出手段２３によ
って外部に吐出できものとする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、セメントと水とを混合して攪拌するセメント混合攪拌装置に関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、セメントと水とを混合して攪拌するセメント混合攪拌装置として、攪拌 槽内に混合攪拌手段を備えるとともに、攪拌したセメント混合物を外部に吐出す る吐出手段を設置したものが知られている。そして、予め所定の割合になるよう に測定したセメントと水とを攪拌槽内に入れ、攪拌後、これを吐出手段により吐 出するものである。しかし、この装置では、攪拌した一回分のセメント混合物を 吐出し終えると、その都度、所定の割合でセメントと水とを攪拌槽内に入れなけ ればならず、連続的に攪拌したセメント混合物を供給できないという課題があっ た。 そこで、本出願人は、連続的に攪拌したセメント混合物を供給できるセメント 混合攪拌装置を考案した。 このセメント混合攪拌装置は、図４に示すように攪拌槽ａに水供給手段ｂと、 セメント供給手段ｃとを備えたものとし、又、水供給手段ｂを、定量ポンプｂ１ により水を一定量ずつ送るようにするとともに、セメント供給手段ｃを、コンベ アｃ１の可動時間によりセメントを一定量ずつ送るようにしたものである。そし て、攪拌槽ａ内において、混合攪拌手段ｆによって攪拌したセメント混合物を上 面開口から吐出手段ｄにより吐出し、内部のセメント混合物が少なくなってくる とセンサーｅによりそれを検知させ、順次、定量ポンプｂ１及びコンベアｃ１を 所定時間可動させることにより、一定量のセメント及び水を補給・攪拌し、連続 的に攪拌したセメント混合物を供給できるようにしたものである。 しかしながら、このセメント混合攪拌装置においては、コンベアｃ１の可動時 間によって攪拌槽ａ内に一定量のセメントを送るものであるため、コンベアｃ１ によりセメントを常時、正確に一定量ずつ移送するのは難しく、攪拌槽ａ内でセ メントと水との配合割合に誤差を生じてしまう。又、攪拌したセメント混合物が 少なくなってくると順次、自動的にセメント及び水を補給するものであるため、 上記のような誤差や定量ポンプｂ１又はコンベアｃ１の作動不良等により水又は セメントの送り量が一回でもくるいを生じた場合には、攪拌槽ａ内全体のセメン ト混合物の配合割合がずれてしまう。しかも、両者の配合割合がずれてもそれを 確認できないため、知らないままに使用してしまっているという課題がある。 一方、セメントを攪拌槽ａ内に入れる際、粉塵が発生してまう。この場合、上 面開口を密閉することも考えられるが、攪拌したセメント混合物を上面開口から 吐出手段ｄにより吐出しているため、上面開口を密閉しようとしても吐出手段ｄ が邪魔になり密閉が大がかりなものになってしまい、密閉が難しいという課題を 有する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、以上の実情に鑑み提案されたものでその目的とするところは、粉塵 の発生を容易に防止でき、しかも、セメントと水とを常時、正確に一定の割合で 攪拌できるセメント混合攪拌装置を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、以下の特徴を有するセメント混合攪拌装置を提供することにより上 記課題を解決する。 本考案のセメント混合攪拌装置は、所定量のセメントと所定量の水とを受容し てそれらを攪拌する攪拌槽１と、この攪拌槽１により攪拌されたセメント混合物 を受容して貯溜する貯溜槽２とを備える。 攪拌槽１は、内部に受容した受容物の重量を測定し得る重量測定手段と、受容 したセメントと水とを混合して攪拌する混合セメント混合物攪拌手段５とを備え る。 貯溜槽２は、攪拌槽１に連設されることにより攪拌槽１内の攪拌されたセメン ト混合物を適宜受容可能とされる。更に、この貯溜槽１の内部には、セメント混 合物攪拌手段２２が備えられ、このセメント混合物攪拌手段２２によって攪拌槽 １から送られてきたセメント混合物を適宜攪拌しつつ貯溜できるようになされた ものである。

【０００５】

【作用】

本考案においては、貯溜槽２に、攪拌されたセメント混合物を攪拌できるセメ ント混合物攪拌手段２２を備えるため、貯溜槽２に貯溜したセメント混合物が固 化するのを防止できる。従って、攪拌したセメント混合物を吐出する吐出手段２ ３を貯溜槽２に設けるようにすれば、攪拌槽１にはセメント等を入れる手段だけ を施せば良いものとなり、攪拌槽１を簡単な構造のものにでき、セメントを入れ る際の粉塵の防止策を容易に行うことができる。 又、攪拌槽１に内部に受容した受容重量を測定し得る重量測定手段を備えるた め、攪拌槽１に受容したセメントや水の重量を正確に測定することができ、常時 、セメントと水とを一定割合にしたセメント混合物を得ることができる。 一方、攪拌槽１で一定割合で攪拌したセメント混合物を、その都度、貯溜槽２ で貯溜しておくことができ、仮に攪拌槽１でセメントと水との配合割合にずれを 起こしてた場合でも、攪拌槽１の分だけを処分すれば良く、貯溜槽２内のセメン ト混合物に混入するのを未然に防止できる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面を基に本考案の一実施例を具体的に説明する。 図１は、本考案のセメント混合攪拌装置の一実施例の概略図である。 本考案のセメント混合攪拌装置は、攪拌槽１と、この攪拌槽１の下方側に配設 された貯溜槽２と、制御手段とを備えてなる。

【０００７】 攪拌槽１は、所定量のセメントと所定量の水とを受容し、それらを攪拌するも のであり、上面には蓋体１１が装備され、この蓋体１１により内部が略密閉状態 とされている。この攪拌槽１は、セメント供給手段３と、水供給手段４と、重量 測定手段とを備えているとともに、内部には、セメントと水とを混合して攪拌す る混合攪拌手段５を備えている。

【０００８】 セメント供給手段３は、粉状のセメントを攪拌槽１に供給するものであり、こ の実施例では、管内にスプリング３１（図２に図示）を回転可能に配したスプリ ングコンベア３によって行われている。このスプリングコンベア３の基端は、図 １に示すように所定量のセメントを貯溜したセメントサイロ３２に接続され、セ メントサイロ３２内に配設されたスクリューコンベア等の移送手段３２ａによっ てスプリングコンベア３の基端側まで送られてきた所定量のセメントを受け、そ れをモーター３３等の駆動源により回転するスプリング３３が、先端側まで移送 する。一方、スプリングコンベア３の先端は、図２に示すように攪拌槽１の側面 に接触しないように貫かれ、攪拌槽１内に臨まされて接続されている。又、スプ リングコンベア３の貫いた攪拌槽１の側面の隙間には、全周に渡って覆い部材３ ４が取り付けれ、内部の密閉状態を保持できるようになされている。

【０００９】 尚、このセメント供給手段は、スプリングコンベア３によるものに限らず、例 えば管内にスクリューを配したスクリューコンベア、あるいはバケットコンベア でも良く、セメントを連続供給できるものであれば良い。又、この実施例では、 スクリューコンベアの基端を、セメントサイロ３２に接続しそのセメントサイロ ３２からセメントを供給しているが、この態様のものに限らず、例えばスクリュ ーコンベアの基端にホッパーを付設し、ホッパーからスクリューコンベアの基端 にセメントを供給するようにしても良い。一方、スプリングコンベア１１の先端 側を、攪拌槽１の側面に貫くようにしているが、例えば攪拌槽１の蓋体１１を貫 いた接続管を付設し、これにスプリングコンベア１１の先端側を密閉して接続す るようにしても良い。尚、セメントローリー車（図示せず）からセメントを供給 装置によってセメントサイロ３２の投入口３５へ投入するようにすると、粉塵防 止の点から好ましいものとなる。

【００１０】 図１に戻って説明を続けると、水供給手段４は、水を攪拌槽１に供給するもの であり、この実施例では、基端が水槽や水道口（図示せず）に接続されたホース ４１と、このホース４１の経路中に配された吐出ポンプ４２とから構成されてい る。又、このホース４１の先端側は、上記スプリングコンベア３の先端側と同様 に覆い部材によって内部の密閉状態を保持するように攪拌槽１の側面を貫き、攪 拌槽１内に臨まされて接続されている。尚、吐出ポンプ４２は、所定時間に一定 量の水を送る定量吐出ポンプが好ましいが、本考案では、後述のように攪拌槽１ に入る水の重量を測定する重量測定手段を備えているため、定量吐出ポンプに限 らず、水を送れるものであれば良い。

【００１１】 重量測定手段は、攪拌槽１内に投入されたセメントや水の重量を測定するため のものである。この実施例では、攪拌槽１の下端に取り付けられた重量計量機（ 図示せず）によって、内部に入れられたセメント等と攪拌槽１自体の全体の重量 を計量し得るようになされている。そして、計量された重量は、攪拌槽１の側壁 に取り付けられた図３に示す重量表示部６に表されるようになされている。この 重量表示部６は、重量測定値表示部６１と、重量設定値表示部６２とを有してい る。重量測定値表示部６１は、重量測定機によって測定した全体の重量から予め 攪拌槽１自体の重量を差し引いて内部に入れられたセメント等の重量のみをデジ タル表示できるようになされている。一方、重量設定値表示部６２は、セメント の重量設定値を表示するセメント重量設定値６２ａと、セメント及び水の双方の 合計した重量設定値を表示する合計重量設定値６２ｂとをデジタル表示できるよ うになされている。尚、これらのデジタル表示を紙上又は電気的に記録しておく ことにより、後述の計量結果を必要に応じて確認することができる。

【００１２】 再び、図１に戻り説明を続けると、混合攪拌手段５は、従来の混合攪拌手段と 同様のもので良く、この実施例では、攪拌槽１の底部に配設された攪拌羽根５１ と、この攪拌羽根５１を回転させる電動機５２とから構成されている。

【００１３】 貯溜槽２は、攪拌槽１により攪拌されたセメント混合物を受容して貯溜するた めのもので、上部が攪拌槽１の下部に接続され、攪拌槽１からセメント混合物を 受容できるようになされている。又、その接続部には、混合攪拌手段５における 電動機５１と電気的に接続された自動開閉弁２１が付設されており、この自動開 閉弁２１によって適宜自動的に開閉し得るようになされている。尚、本実施例で は、貯溜槽２を攪拌槽１の下方に配設し、攪拌されたセメント混合物を自動開閉 弁２１の開放に伴い自重により攪拌槽１から貯溜槽２に自然に流れ落ちることに より、貯溜槽２内に入るようにしているが、この態様のものに限らず、例えば攪 拌槽１下部にスクリュウコンベア等の移送手段を設け、それにより攪拌槽１のセ メント混合物を貯溜槽２に送るようにしても良い。

【００１４】 又、この貯溜槽２の内部には、セメント混合物攪拌手段２２と、吐出手段２３ と、水位調整手段２４とが備えられている。このセメント混合物攪拌手段２２は 、上記の攪拌槽１における混合攪拌手段５と同構成を採り、貯溜槽２の底部に配 設された攪拌羽根２２ａと、この攪拌羽根２２ａを回転させる電動機２２ｂとか ら構成されている。

【００１５】 吐出手段２３は、一端が貯溜槽２の底部付近に位置するホース２３ａと、この ホース２３ａの経路中に配設されたポンプ２３ｂと、このポンプ２３ｂの吐出側 に配された開閉弁２３ｃとを備え、ポンプ２３ｂの作動により貯溜槽２内にセメ ント混合物を吐出できるようになされている。

【００１６】 水位調整手段２４は、貯溜槽２の上部側に配設された第１センサ２４ａと、底 部側に配設された第２センサ２４ｂとを備えている。尚、ここで、水位とは便宜 的な名称で、実際にはセメント混合物の量を測定するものである。

【００１７】 制御手段は、貯溜槽２の水位調整手段２４、攪拌槽１のセメント供給手段３、 水供給手段４及び重量測定手段とを電気的機械的に連動させ、各々の作動を自動 制御するものであり、この制御手段により装置全体が自動連続的に作動・停止し 得るようになされている。

【００１８】 次に、この装置全体の機能について説明する。 先ず、装置を作動させる前に、重量設定値表示部６２のセメント重量設定値６ ２ａと、合計重量設定値６２ｂとを設定しておく。例えば図３に示すようにセメ ント重量設定値６２ａを８０とし、合計重量設定値６２ｂを１２０としておく。 そして、この状態から制御手段のスイッチを入れる。これにより、先ず、スプリ ングコンベア３が可動し、セメント混合物サイロ３２から攪拌槽１内にセメント が入れられる。その際、攪拌槽１が略密閉状態とされているため、セメントをい れる際の粉塵が攪拌槽１外に出るようなことを防止できる。そして、攪拌槽１内 に入ったセメントの重量が８０ｋｇになると、制御手段によりスプリングコンベ ア３の可動が停止し、セメントの供給が止まる。又、セメントの供給が止まると 同時に、吐出ポンプ４２が作動し、攪拌槽１内に水が入れられる。そして、攪拌 槽１内において、セメントと水との合計重量が１２０ｋｇになると、吐出ポンプ ４２が停止し、水の供給が止まる。これにより、セメントと水とを、正確に重量 比２対１の配合割合で攪拌槽１内に自動連続供給できる。

【００１９】 次に、混合攪拌手段５の電動機５２が作動し、攪拌羽根５１の回転によりセメ ントと水とが混合されつつ攪拌される。そして、所定時間だけ、攪拌羽根５１が 作動した後停止すると、自動開閉弁２１が開き、攪拌されたセメント混合物が貯 溜槽２に落とされる。以上により、攪拌槽１で所定の配合割合で攪拌された１回 分のセメント混合物が貯溜槽２に貯められる。そして、この攪拌槽１の操作は、 セメント混合物量が貯溜槽２における水位調整手段２４の第１センサ２４ａに達 するまで繰り返し行われる。

【００２０】 一方、所定量のセメント混合物を受容した貯溜槽２は、適宜セメント混合物攪 拌手段２２により攪拌されたセメント混合物の固化が防止されており、任意な時 に吐出手段２３によって適宜量だけ、吐出できる。尚、貯溜槽２におけるセメン ト混合物攪拌手段２２は、攪拌されたセメント混合物の固化を防止できる程度に 定期的又は任意に回転させれば良い。

【００２１】 そして、吐出手段２３によって貯溜槽２内のセメント混合物が吐出され、水位 調整手段２４の第２センサ２４ｂ以下になると、制御手段がこれを感知し、攪拌 槽１を作動させる。即ち、スプリングコンベア３、吐出ポンプ４２、混合攪拌手 段５の電動機１１が順次作動し、上記攪拌槽１の操作が第１センサ２４ａに達す るまで繰り返される。

【００２２】 以上のように構成することにより、貯溜槽２に吐出手段２３を設け、攪拌され たセメント混合物を貯溜槽２から取り出すため、攪拌槽１の密閉が簡単なものと なり、粉塵の防止が容易に行うことができる。

【００２３】 又、常時、所定量のセメントと水とを配合したセメント混合物を連続的に供給 できる。又、途中でスプリングコンベア３や吐出ポンプ４２に不具合が発生し、 セメントと水との配合割合にずれを起こしてた場合においても、攪拌槽１でバッ チ操作されるため、攪拌槽１の分だけを処分すれば良く、貯溜槽２内のセメント 混合物に混入するのを未然に防止できる。

【００２４】 尚、本実施例では、重量計量機を、攪拌槽１の全体を計量するものとしている が、これに限らず、例えば攪拌槽１内に、セメント等の内容物を入れられる上面 を開口した収納容器を配設し、これに攪拌羽根５１を内設するとともに、収納容 器と攪拌槽１との間に重量計量機を設置して内容物を計量しても良い。このよう にする場合は、スプリングコンベア３及び水供給手段４のホース４１の端部と攪 拌槽１とを接触させて固定しても良く、より確実に攪拌槽１を密閉できる。 又、本実施例では、攪拌槽１に蓋体１１を設けたものとしているが、配合割合 のみを考慮する場合は、蓋体１１を設けなくても良く、適宜変更できる。

【００２５】

【考案の効果】

以上、実施例で述べたように本考案は、貯溜槽にセメント混合物攪拌手段を備 えるため、貯溜槽に貯溜したセメント混合物が固化するのを防止でき、常時、セ メント混合物を連続的に供給できる。従って、吐出手段を貯溜槽に設けるように すれば、攪拌槽にはセメント等を入れる手段だけを施せば良いものとなり、攪拌 槽を簡単な構造のものにでき、セメントを入れる際の粉塵の防止策を容易に行う ことができる。 一方、攪拌槽に受容したセメントや水の重量を正確に測定することができ、常 時、一定割合でセメント混合物を得ることができる。しかも、攪拌槽で攪拌した セメント混合物を、その都度、貯溜槽で貯溜しておくことができ、仮に攪拌槽で セメントと水との配合割合にずれを起こしてた場合でも、攪拌槽の分だけを処分 すれば良く、貯溜槽内のセメント混合物に混入するのを未然に防止できる。従っ て、一定割合で混合攪拌したセメント混合物を、常時貯溜槽から連続供給できる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のセメント混合攪拌装置の一実施例の概
略図である。

【図２】攪拌槽とスプリングコンベアとの接続部の断面
説明図である。

【図３】攪拌槽における重量表示部の説明図である。

【図４】従来例の概略説明図である。

【符号の説明】

１ 攪拌槽 ２ 貯溜槽 ３ スプリングコンベア ４ 水供給手段 ５ 混合セメント混合物攪拌手段 ６ 重量表示部 ２２ セメント混合物攪拌手段 ２３ 吐出手段 ２４ 水位調整手段 ３２ セメントサイロ ６１ 重量測定値表示部 ６２ 重量設定値表示部 ６２ａ セメント重量設定値 ６２ｂ 合計重量設定値

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】所定量のセメントと所定量の水とを受容し
   てそれらを攪拌する攪拌槽(1) と、この攪拌槽(1) によ
   り攪拌されたセメント混合物を受容して貯溜する貯溜槽
   (2) とを備え、 攪拌槽(1) が、内部に受容した受容物の重量を測定し得
   る重量測定手段と、受容したセメントと水とを混合して
   攪拌する混合攪拌手段(5) とを備え、 貯溜槽(2) が、攪拌槽(1) に連設されることにより攪拌
   槽(1) 内の攪拌されたセメント混合物を適宜受容可能と
   され、更に、この貯溜槽(1) の内部には、セメント混合
   物攪拌手段(22)が備えられ、このセメント混合物攪拌手
   段(22)によって攪拌槽(1) から送られてきたセメント混
   合物を適宜攪拌しつつ貯溜できるようになされたもので
   あることを特徴とするセメント混合攪拌装置。