JPH0742547U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0742547U
JPH0742547U JP7012093U JP7012093U JPH0742547U JP H0742547 U JPH0742547 U JP H0742547U JP 7012093 U JP7012093 U JP 7012093U JP 7012093 U JP7012093 U JP 7012093U JP H0742547 U JPH0742547 U JP H0742547U
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徹 佐藤
勝彦 吉田
徹 岩崎
博司 角田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯重量およびコストの低減を同時に実現す
る。 【構成】 電池出力部2を備えたケース本体1と、DC
/AC変換出力部10を備えたケース本体9を別個に設け
る。ケース本体1のシガーソケット37から直流電圧を供
給する。また、ケース本体9のACコンセント61から交
流電圧を供給する。出力側の使用電力量が多い場合に、
補助電源部5を有するケース本体6を接続する。 【効果】 直流電圧で駆動する電子機器71のみ用いる場
合、ケース本体9は不要となる。また、使用電力量に応
じてケース本体6を設ければよく、携帯重量を軽くし
て、無駄な機能を省略できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主にキャンプ場などの屋外の使用に好適な携帯用の電源装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のキャンプ場などの屋外で使用される携帯用の電源装置は、鉛蓄 電池などの電池をケース本体に収納し、電池から取り出された直流出力をシガー ソケットなどのDC接続手段を介して外部に供給するものや、電池とこの電池か らの直流出力を交流に変換するインバータとを一体のケース本体に収納し、電池 からの直流出力とインバータからの交流出力とを各々DC接続手段およびAC接 続手段より外部に取り出せるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術において、前者の電池のみをケース本体に収納するタイプのもの は、例えばテレビなどの交流電圧で駆動する電子機器に対して使用不可能であり 、使用できる範囲が極端に制限される。一方、後者の電池とインバータとを一体 化したタイプのものは、交流出力が不要な場合においてもインバータを携帯して これを持ち運ばなければならず、重量および全体形状が大きくなって実用上極め て使い勝手が悪い。さらに、使用電力量が多い場合には、同一の装置を別に購入 用意しなければならず、使用者側のコストアップを引き起こすといった問題も生 じる。
【0004】 本考案は上記各問題点を解決するものであり、出力側の使用条件や使用電力量 が変わっても、携帯重量およびコストの低減を実現できる電源装置を提供するこ とをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、電池を内蔵しその直流出力を外部に取り出すためのDC接続手段を 備えた電池出力部と、この電池出力部からの直流出力を交流出力に変換しその交 流出力を外部に取り出すためのAC接続手段を備えたDC/AC変換出力部と、 使用電力量に応じて前記電池出力部に電気的に接続可能な補助電源部とを個別の ケース本体毎に設けるとともに、前記各出力部および補助電源部を一体に連結す る着脱可能な連結手段を設けたものである。
【0006】 また、本考案は、前記各出力部および補助電源部を各々設けるケース本体を連 結した略中央上部又は略重心位置上部に移動可能なハンドルを設けたものである 。
【0007】
【作用】
請求項1に記載の構成により、直流電圧で駆動する電子機器のみを使用する場 合、電池出力部を収納したケース本体を単独で用意すればよい。これに対して、 交流電圧で駆動する電子機器を使用する場合は、電池収納部およびDC/AC変 換出力部を収納した各ケース本体を連結手段で連結して同時に持ち運べばよく、 また、電子機器の使用電力量が多い場合にのみ、補助電源部を収納したケース本 体も持ち運べばよい。
【0008】 また、請求項2に記載の構成により、ハンドルを適宜移動させるだけで、簡単 に各出力部および補助電源部を単数あるいは複数持ち運べる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図1乃至図5を参照して説明する。装置全体 の外観を示す図1において、1は電池出力部2を収納するABS樹脂製のケース 本体であり、このケース本体1は右本体部3,左本体部3Aおよびフロントパネ ル4などの各部品により形成されている。また、図中ケース本体1の左側には補 助電源部5を収納するABS樹脂製のケース本体6が設けられており、これは出 力側の使用電力量が多い場合に、電池出力部2に選択的に接続されるものである 。ケース本体6は前記ケース本体1と同様に右本体部7,左本体部7Aおよびフ ロントパネル8などからなり、ケース本体1と側面の形状および大きさが同一に 形成される。一方、9は図中ケース本体1の右側に設けられたABS樹脂製のケ ース本体であり、その内部には、電池出力部2からの直流出力を交流出力に変換 するDC/AC変換出力部10が設けられる。ケース本体9は、右本体部11,左本 体部11Aおよびフロントパネル12などから構成され、前記ケース本体1と側面の 形状および大きさが同一に形成される。また、図6に示すように、各フロント4 ,8,12の上部には、外方への突出部が形成されている。
【0010】 電池出力部2周辺の構成を図1および図2に基づいて詳述すると、21はケース 本体1の下部に載置固定された電池たる鉛蓄電池であり、この鉛蓄電池21から例 えば直流12Vの出力電圧が外部に供給される。また、左本体部3Aの下部には 、鉛蓄電池21を交換するための開閉可能な蓋体22が設けられる。23はケース本体 1の上部に形成された空洞状の収納室であり、その内部には鉛蓄電池21の各端子 (図示せず)に接続されるコード付きのコネクタ24,25およびシガープラグ26 が収納される。収納室23の開口部には裏カバー27が開閉自在に設けられ、この裏 カバー27を開けることにより、前記各コネクタ24,25およびシガープラグ26を外 部に取り出せるようになっている。また、右本体部3および左本体部3Aには、 各々一対の雌螺子孔28,28Aが設けられる。ケース本体1の上部には略U字状を なす陥没部29が設けられるとともに、この陥没部29の上部に離間して、ケース本 体1を持ち運ぶための移動可能なハンドル30が設けられる。ハンドル30の両端に は腕部31が突出形成され、この腕部31が陥没部29の両側部に形成された切込溝32 に挿入される。また、ハンドル30の一側にはスプリング33の弾性力により切込溝 32に係止するハンドルストッパ34が設けられており、スプリング33の付勢に抗し てハンドルストッパ34と切込溝32との係止状態を解除すると、ハンドル30を切込 溝32に沿って摺動できるようになっている。なお、35は過電流保護用のヒューズ (図示せず)を内蔵するヒューズホルダである。一方、図1に示すフロントパ ネル4の上部には、鉛蓄電池21の充電時における充電率および放電時の残量を表 示する4個のLED表示部36が並設される。また、フロントパネル4の略中央部 には、鉛蓄電池21からの直流出力を外部に取り出すためのDC接続手段たるシガ ーソケット37が設けられる。さらに、38は放電/停止用のメインスイッチ,39は 鉛蓄電池21を充電するための入力ジャックである。
【0011】 次に、図1および図3に基づき補助電源部5周辺の構成を説明すると、この補 助電源部5も前記電池出力部2と同様に直流12Vを出力する鉛蓄電池41を内蔵 するとともに、蓋体42を取り外して鉛蓄電池41を交換できるようになっている。 また、収納室43の内部にはコード付きのコネクタ24Aが収納されており、裏カバ ー44を開けてコネクタ24Aを外部に取り出し、これを電池出力部2のコネクタ24 に連結すると、鉛蓄電池21,41が並列接続される。45,45Aは右本体部7および 左本体部7Aに設けられた抜孔、また、46は抜孔45,45Aを貫通し、かつケース 本体1の雌螺子孔28,28Aに螺合する着脱可能な連結手段たる連結ボルトであり 、連結ボルト46を左本体部7A側の各抜孔45,45Aから挿入し、この連結ボルト 46の先端部を後本体3A側の雌螺子孔28,28Aに螺合させることで、ケース本体 1とケース本体6との連結が図られる。さらに、ケース本体6の上部には前記陥 没部29および切込溝32と同一形状の陥没部47と切込溝48が設けられており、ハン ドル30はケース本体1のみならず、補助電源部5側のケース本体6にも移動でき るようになっている。なお、49はヒューズホルダである。
【0012】 引き続いて、図1および図4に基づき、DC/AC変換出力部10周辺の構成を 説明する。同図において、51は基台52に載置されたトランス、53は各種電子部品 が搭載される回路基板であり、これらのトランス51および回路基板53などにより 電池出力部2からの直流出力を交流出力に変換するインバータ54が構成される。 また、55はコネクタ25Aを収納する収納室であり、裏カバー56を開けてコネクタ 25Aを外部に取り出し、これをコネクタ25に連結すると、電池出力部2からの直 流電圧がインバータ54に供給されるようになっている。右本体部11および左本体 部11Aには、前記ケース本体6と同じく一対の抜孔57,57Aが設けられ、この抜 孔57,57Aに右本体部11側から連結手段たる連結ボルト58を挿入して、先端部を 右本体3側の雌螺子孔28,28Aに螺合することにより、ケース本体1とケース本 体9との連結が図られる。さらに、ケース本体9の上部には前記陥没部29および 切込溝32と同一形状の陥没部59と切込溝60が設けられ、切込溝60にハンドル30の 腕部31を挿入することで、ハンドル30をDC/AC変換出力部10側のケース本体 9にも移動できるようになっている。一方、フロントパネル12の略中央部には、 インバータ54により例えば交流100Vに電圧変換された出力を外部に取り出す ためのAC接続手段たるACコンセント61が設けられている。また、フロントパ ネル12にはフロントパネルシート62が設けられており、このフロントパネルシー ト62内に、インバータ54の作動を示すパワー表示部63と、サーキットブレーカー を内蔵する復帰型のカレントプロテクタ64と、メインスイッチ65と、使用電力量 に応じて出力電力を切り換える出力切換スイッチ66が各々独立して設けられる。
【0013】 図5は本装置における電気的な接続を示したものであり、同図において、ハン ドクリーナーやビデオカメラなどの直流電圧で駆動する電子機器71のシガープラ グ72を、ケース本体1のシガーソケット37に挿入接続すると、電池出力部2から の直流出力が、シガーソケット37を介して電子機器71に供給される。また、シガ ープラグ26は車輌本体73のダッシュボードに設けられた例えば直流12Vを出力 するシガーソケット74に挿入接続され、このシガーソケット74からの電力供給に より、電池出力部2の鉛蓄電池21を充電できるようになっている。
【0014】 さらに、75は図示しないコンセントからの交流100Vを所定の直流12Vに変 換するAC/DC変換アダプタであり、入力プラグ76を入力ジャック39に挿入接 続すると、AC/DC変換アダプタ75からの直流出力により電池出力部2の鉛蓄 電池21が充電される。また、コネクタ24,24Aを接続すると、シガーソケット74 あるいはAC/DC変換アダプタ75からの電力供給により、補助電源部5の鉛蓄 電池41に対して、二次電池出力部を構成する充電コントロール基板および保護回 路(図示せず)を介して充電を行うことができる。DC/AC変換出力部10から はACコンセント61を介して所定の交流電圧が出力され、このACコンセント61 にテレビ,ラジオ付きカセットテープレコーダ,ワードプロセッサなどの交流電 圧で駆動する電子機器77のプラグ78が適宜挿入接続される。
【0015】 上記構成の携帯用電源装置において、直流電圧で駆動する電子機器71のみを屋 外などで使用する場合、交流電圧を出力するDC/AC変換出力部10を備えたケ ース本体9は不要となり、負荷側の電子機器71の使用電力量が比較的小さければ 、結果的に電池出力部2を収納するケース本体1のみ必要となる。この場合、ハ ンドルストッパ34を操作しながら、ハンドル30をケース本体1の略重心位置上部 にスライド固定させることにより、ハンドル30を掴んでケース本体1を自由に持 ち運ぶことができる。そして、所望の場所で使用したい電子機器71のシガープラ グ72をケース本体1のシガーソケット37に挿入し、メインスイッチ38を投入すれ ば、鉛蓄電池21からの直流電圧がシガーソケット37を介して電子機器71側に供給 される。また、例えば電子機器71を長時間使用する場合など、電子機器71の使用 電力量が鉛蓄電池21単体では不足する場合には、ケース本体1とともに補助電源 部5を備えたケース本体6が必要となる。ケース本体6はケース本体1の左本体 部3A側に連結ボルト46を介して取付け固定され、ケース本体1,6間を連結し た略中央上部に跨がってハンドル30をスライド固定することにより、一体化され たケース本体1,6を自由に持ち運ぶことができる。そして、この状態でケース 本体1,6の裏カバー27,44を開けて各収納室23,43からコネクタ24,24Aを取 り出し、コネクタ24,24Aどうしを接続すれば、電池出力部2の鉛蓄電池21とと もに補助電源部5内の鉛蓄電池41からも、所望の直流電圧がシガーソケット37を 介して電子機器71に供給される。
【0016】 一方、直流電圧で駆動する電子機器71のみならず、交流電圧で駆動する電子機 器77を使用する場合、ケース本体2とともに、DC/AC変換部10を有するケー ス本体9も必要となる。すなわち、この場合には、連結ボルト58を介してケース 本体9をケース本体1の右本体部3側に取付け固定するとともに、ケース本体1 ,9間を連結した略中央上部に跨がってハンドル30をスライド固定する。そして 、ケース本体1,9の裏カバー27,56を開けて各収納室23,55からコネクタ25, 25Aを取り出し、このコネクタ25,25Aどうしを接続すれば、電池出力部2から の直流出力はDC/AC変換出力部10内のインバータ54で交流出力に変換される 。このとき、電子機器77のプラグ78をACコンセント61に差し込み、メインスイ ッチ65を投入すると、パワー表示部63が点灯して、インバータ54からの交流電圧 がACプラグ61を介して電子機器77に供給される。また、電子機器77とは別に、 シガーソケット37から電子機器71に直流電圧を同時に供給することもできる。
【0017】 DC/AC出力変換部10は、出力変換スイッチ66を操作することにより、電子 機器77の使用電力量に応じてその出力電力を2段階に切り換えることができるが 、各電子機器71,77の総使用電力量が鉛蓄電池21単体では不足する場合、さらに 補助電源部5を備えたケース本体6が必要となる。この場合には、連結ボルト46 を用いてケース本体1の左本体3A側にケース本体6を取付け固定するとともに 、コネクタ24,24Aどうしを接続することにより、各ケース本体1,6,9を一 体化した状態で使用することが可能となる。
【0018】 一方、電子機器71,77に所定の直流あるいは交流電圧が供給されるのに伴って 、鉛蓄電池21あるいは鉛蓄電池41は徐々に放電し、LED表示部36に表示される 放電時の残量も次第に減ってくる。この放電した鉛蓄電池21を充電するためには 、メインスイッチ38を放電停止にした状態で、入力ジャック39にAC/DC変換 アダプタ75の入力プラグ76を接続し、AC/DC変換アダプタ75から所定の交流 電圧を供給すれば、鉛蓄電池21の両端に直流電圧が印加される。また、AC/D C変換アダプタ75の代わりに、収納室23よりシガープラグ26を取り出し、このシ ガープラグ26を例えば車輌73のシガーソケット74に挿入接続しても、鉛蓄電池21 の両端に印加された直流電圧により充電することができる。このとき、コネクタ 24,24Aを接続すれば、電池出力部2の鉛蓄電池21のみならず、補助電源部5の 鉛蓄電池41の両端にも直流電圧が印加され、しかも、充電中の充電率はLED表 示部36を介して表示される。
【0019】 以上のように上記実施例によれば、鉛蓄電池21を内蔵する直流出力供給用の二 次電圧出力部2と、インバータ54を内蔵する交流出力供給用のDC/AC変換出 力部10とを、別々のケース本体1,9に収納することによって、出力側の使用条 件が直流電圧で駆動する電子機器71に限られる場合には、二次電圧出力部2を備 えたケース本体1単独の使用が可能となり、DC/AC変換出力部10を備えたケ ース本体9をいちいち携帯する必要がない。したがって、使用者の用途に応じて 不要な機能を有するケース本体9の携帯を省略することで、装置全体の軽量化を 実現することが可能となり、実用上極めて使い勝手がよい電源装置を提供できる 。また、補助電源部5の機能を有するケース本体6を別個に設けることで、電子 機器71,77の使用電力量が多い場合にのみ、補助電源部5を備えたケース本体6 を連結ボルト46によりケース本体1に装着すればよく、従来のように装置一式を 別に購入することによるコストアップの要因を取り除くことができる。
【0020】 さらに、二次電圧出力部2,補助電源部5およびDC/AC変換出力部10間に 移動可能なハンドル30を設けたことにより、このハンドル30を適宜切込溝32に沿 って移動させるだけで、簡単にケース本体1,6,9を単数あるいは複数持ち運 ぶことができるようになる。
【0021】 また、実施例上の効果として、各フロント4,8,12の上部に形成された突出 部により、この突出部より下部に設けられたフロントパネルシート62などの各機 構に、外部から物が当たることを防止できるとともに、ある程度防滴機能を持た せることができる。また、コネクタ25Aへの供給電圧は直流12Vであるので、 コネクタ25Aに図示しないプラグアダプタを接続すれば、直接自動車のシガーソ ケット74と前記プラグアダプタを取り付けたコネクタ25Aとを接続することによ り、DC/AC変換出力部10を備えたケース本体9の単独使用も可能である。よ って、仮にDC/AC変換出力部10使用中に鉛蓄電池21,41が放電しきっても、 継続してDC/AC変換出力部10を使用できる。
【0022】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲に おいて種々の変形実施が可能である。例えば、実施例中では電池として鉛蓄電池 を用いたが、所定の直流出力を得ることのできる電池であれば、他のタイプのも のも適用可能である。また、異なる種類の電子機器に対応してDC接続手段やA C接続手段を複数設けてもよい。さらに、補助電源部を備えたケース本体を複数 用意するだけで、負荷側の使用電力量が多くても十分に対応できる。また、実施 例とは逆に、補助電源部を電池出力部の右側に配置し、DC/AC変換出力部を 本体出力部の左側に配置してもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案の電源装置は、電池を内蔵しその直流出力を外部に取り出すためのDC 接続手段を備えた電池出力部と、この電池出力部からの直流出力を交流出力に変 換しその交流出力を外部に取り出すためのAC接続手段を備えたDC/AC変換 出力部と、使用電力量に応じて前記電池出力部に電気的に接続可能な補助電源部 とを個別のケース本体毎に設けるとともに、前記各出力部および補助電源部を一 体に連結する着脱可能な連結手段を設けたものであり、出力側の使用条件や使用 電力量が変わっても、携帯重量およびコストの低減を実現できる。
【0024】 また、本考案の電源装置は、前記各出力部および補助電源部を各々設けるケー ス本体間を連結した略中央上部又は略重心位置上部に移動可能なハンドルを設け たものであり、簡単にこれらの各出力部および補助電源部を単数あるいは複数持 ち運ぶことができる。
【提出日】平成6年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図1乃至図5を参照して説明する。装置全体 の外観を示す図1において、1は電池出力部2を収納するABS樹脂製のケース 本体であり、このケース本体1は右本体部3,左本体部3Aおよびフロントパネ ル4などの各部品により形成されている。また、図中本体ケース1の左側には補 助電源部5を収納するABS樹脂製のケース本体6が設けられており、これは出 力側の使用電力量が多い場合に、電池出力部2に選択的に接続されるものである 。ケース本体6は前記ケース本体1と同様に右本体部7,左本体部7Aおよびフ ロントパネル8などからなり、ケース本体1の側面の形状および大きさが同一に 形成される。一方、9は図中ケース本体1の右側に設けられたABS樹脂製のケ ース本体であり、その内部には、電池出力部2からの直流出力を交流出力に変換 するDC/AC変換出力部10が設けられる。ケース本体9は、右本体部11,左本 体部11Aおよびフロントパネル12などから構成され、前記ケース本体1と側面の 形状および大きさが同一に形成される。また、図6に示すように、各フロント ネル 4,8,12の上部には、外方への突出部が形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 また、実施例上の効果として、各フロントパネル4,8,12の上部に形成され た突出部により、この突出部より下部に設けられたフロントパネルシート62など の各機構に、外部から物が当たることを防止できるとともに、ある程度防滴機能 を持たせることができる。また、コネクタ25Aへの供給電圧は直流12Vである ので、コネクタ25Aに図示しないプラグアダプタを接続すれば、直接自動車のシ ガーソケット74と前記プラグアダプタを取り付けたコネクタ25Aとを接続するこ とにより、DC/AC変換出力部10を備えた本体ケース9の単独使用も可能であ る。よって、仮にDC/AC変換出力部10使用中に鉛蓄電池21,41が放電しきっ ても、継続してDC/AC変換出力部10を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す装置全体の正面図であ
る。
【図2】同上電池出力部を収納するケース本体の一部切
欠断面図である。
【図3】同上補助電源部を収納するケース本体の一部切
欠断面図である。
【図4】同上DC/AC変換出力部を収納するケース本
体の断面図である。
【図5】同上電気的な接続を示す概略説明図である。
【図6】同上装置全体の斜視図である。
【符号の説明】
1,6,9 ケース本体 2 電池出力部 5 補助電源部 10 DC/AC変換出力部 21 鉛蓄電池(電池) 37 シガーソケット(DC接続手段) 46,58 連結ボルト(連結手段) 61 ACコンセント(AC接続手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩崎 徹 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内 (72)考案者 角田 博司 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を内蔵しその直流出力を外部に取り
    出すためのDC接続手段を備えた電池出力部と、この電
    池出力部からの直流出力を交流出力に変換しその交流出
    力を外部に取り出すためのAC接続手段を備えたDC/
    AC変換出力部と、使用電力量に応じて前記電池出力部
    に電気的に接続可能な補助電源部とを個別のケース本体
    毎に設けるとともに、前記各出力部および補助電源部を
    一体に連結する着脱可能な連結手段を設けたことを特徴
    とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記各出力部および補助電源部を各々設
    けるケース本体間を連結した略中央上部又は略重心位置
    上部に移動可能なハンドルを設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の電源装置。
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