JPH0742477Y2 - 鈴おもちゃ - Google Patents
鈴おもちゃInfo
- Publication number
- JPH0742477Y2 JPH0742477Y2 JP5043993U JP5043993U JPH0742477Y2 JP H0742477 Y2 JPH0742477 Y2 JP H0742477Y2 JP 5043993 U JP5043993 U JP 5043993U JP 5043993 U JP5043993 U JP 5043993U JP H0742477 Y2 JPH0742477 Y2 JP H0742477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bell
- pin
- hole
- mounting
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は鈴のおもちゃに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、出願人は鈴おもちゃを始め各種の
おもちゃを製造販売して来たが、これ迄の鈴おもちゃ
は、例えば、図4、5に示すように、鈴51の基部52
の中央部に外方よりニ−ドルで穴53を明け、ここに環
状部54を設けた取付ピン55を挿入し、その先端部5
6を折曲げて係止し、珠57を入れて頂部58と一体に
して鈴を作り、これに飾片59を付けて鈴取付部60と
把手部を有する本体61内に配置した針金62に取付ピ
ン55の環状部54で挿通して取付けている。
おもちゃを製造販売して来たが、これ迄の鈴おもちゃ
は、例えば、図4、5に示すように、鈴51の基部52
の中央部に外方よりニ−ドルで穴53を明け、ここに環
状部54を設けた取付ピン55を挿入し、その先端部5
6を折曲げて係止し、珠57を入れて頂部58と一体に
して鈴を作り、これに飾片59を付けて鈴取付部60と
把手部を有する本体61内に配置した針金62に取付ピ
ン55の環状部54で挿通して取付けている。
【0003】しかしながら、上記鈴の基部52に設けた
穴53は、金属板にニ−ドルを突刺して形成したものな
ので、バリ63が基部の内面側へ突出し、しかもその尖
端部はギザギザになっているから、子供が手で鈴を廻わ
すと取付ピン55が上記バリの尖端部につっかかって一
回転以上はできず、これを無理に廻わしていると取付ピ
ンが切れて、鈴が外れてしまうことがあった。
穴53は、金属板にニ−ドルを突刺して形成したものな
ので、バリ63が基部の内面側へ突出し、しかもその尖
端部はギザギザになっているから、子供が手で鈴を廻わ
すと取付ピン55が上記バリの尖端部につっかかって一
回転以上はできず、これを無理に廻わしていると取付ピ
ンが切れて、鈴が外れてしまうことがあった。
【0004】また、この鈴は、子供が手に持って矢印A
又はBの方向へ倒すようにして遊ぶこともあり、鈴が倒
れ得る範囲で動かしている場合にはかまわないが、その
限度を越えて無理矢理倒すと、折曲っている取付ピン5
5の先端部56が伸ばされて鈴が外れてしまう。そし
て、上記の如く鈴が外れた場合には、いずれも鋭利な取
付ピン55が本体61から直接突出するようになるの
で、子供等には大変に危険である(図5)。
又はBの方向へ倒すようにして遊ぶこともあり、鈴が倒
れ得る範囲で動かしている場合にはかまわないが、その
限度を越えて無理矢理倒すと、折曲っている取付ピン5
5の先端部56が伸ばされて鈴が外れてしまう。そし
て、上記の如く鈴が外れた場合には、いずれも鋭利な取
付ピン55が本体61から直接突出するようになるの
で、子供等には大変に危険である(図5)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、鈴を手で廻わ
しても自由に廻わすことができ、また、この鈴を本体と
の間で倒すようにしても自由に倒すこともできて、本体
から鈴が外れることがない安全で良い音色の鈴おもちゃ
を簡単に得ようとするものである。
しても自由に廻わすことができ、また、この鈴を本体と
の間で倒すようにしても自由に倒すこともできて、本体
から鈴が外れることがない安全で良い音色の鈴おもちゃ
を簡単に得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、鈴取付部と把
手部を有するおもちゃ本体の鈴取付部に鈴を取付けるた
めの孔を複数個形成し、この孔の内に鈴に設けた取付ピ
ンを挿入し、取付ピンを鈴取付部の内部に張設した弾性
紐に挿通して連結し、上記した鈴取付ピンと鈴の内壁の
間にワッシャ−を介在させるようにし、本体に取付けた
鈴を自由に廻わすことができ、鈴を倒しても、引張って
も容易に外れないような安全性の高い鈴おもちゃを得る
ものである。
手部を有するおもちゃ本体の鈴取付部に鈴を取付けるた
めの孔を複数個形成し、この孔の内に鈴に設けた取付ピ
ンを挿入し、取付ピンを鈴取付部の内部に張設した弾性
紐に挿通して連結し、上記した鈴取付ピンと鈴の内壁の
間にワッシャ−を介在させるようにし、本体に取付けた
鈴を自由に廻わすことができ、鈴を倒しても、引張って
も容易に外れないような安全性の高い鈴おもちゃを得る
ものである。
【0007】
【実施例】以下実施例について述べれば、金属板で成形
した鈴1の基部2の中央部に穴3を形成し、針金等の金
属線を曲げて環状部4を形成した取付ピン5を、上記環
状部が外側に位置するようにして上記穴3に挿入し、挿
入した取付ピンにワッシャ−6を嵌めて、その先端部7
を拡げるように折曲げて係止する。該ワッシャーは、穴
を形成する際にできるバリ41の先端部を覆ったり、バ
リの外側に位置してバリの高さよりも高くなり、取付ピ
ンがバリの先端部に接触しないようにするもので、板状
のワッシャーの他に種々のリング、金属やプラスチック
の成形品など各種のものが使用される。上記基部2の中
に珠8を入れ、鈴口9を設けた頂部10を当て、両者の
周縁部11でかしめると鈴となり、取付ピン5は介在す
るワッシャ−6によって鈴との間で取付ピンをねじ切る
こともなく自由に回転することができる。
した鈴1の基部2の中央部に穴3を形成し、針金等の金
属線を曲げて環状部4を形成した取付ピン5を、上記環
状部が外側に位置するようにして上記穴3に挿入し、挿
入した取付ピンにワッシャ−6を嵌めて、その先端部7
を拡げるように折曲げて係止する。該ワッシャーは、穴
を形成する際にできるバリ41の先端部を覆ったり、バ
リの外側に位置してバリの高さよりも高くなり、取付ピ
ンがバリの先端部に接触しないようにするもので、板状
のワッシャーの他に種々のリング、金属やプラスチック
の成形品など各種のものが使用される。上記基部2の中
に珠8を入れ、鈴口9を設けた頂部10を当て、両者の
周縁部11でかしめると鈴となり、取付ピン5は介在す
るワッシャ−6によって鈴との間で取付ピンをねじ切る
こともなく自由に回転することができる。
【0008】上記鈴1を取付けるおもちゃの本体12は
鈴取付部13と把手部14を備えており、鈴取付部には
鈴取付用の孔15を適宜間隔を置いて複数個設ける。図
示のものは、プラスチック材料によって円形のハンドル
状に形成した表裏部材16,17を接合して本体にして
いる。該裏部材17には、外周壁18の内側に内壁19
を設けて溝部20を形成しており、上記外周壁には溝部
に至る鈴取付用の孔15を形成するよう切欠きを適宜個
数、図では8個設けている。
鈴取付部13と把手部14を備えており、鈴取付部には
鈴取付用の孔15を適宜間隔を置いて複数個設ける。図
示のものは、プラスチック材料によって円形のハンドル
状に形成した表裏部材16,17を接合して本体にして
いる。該裏部材17には、外周壁18の内側に内壁19
を設けて溝部20を形成しており、上記外周壁には溝部
に至る鈴取付用の孔15を形成するよう切欠きを適宜個
数、図では8個設けている。
【0009】上記鈴1の取付ピン5の環状部4に飾片2
1を付けて、ゴム、繊維被覆ゴム紐その他の弾性紐22
を挿通し、弾性紐に上記所要数の鈴を取付け、弾性紐の
両端末を括って係止部23を作る。該係止部の一端を上
記内壁19に設けた切欠部24の内側に位置させ、弾性
紐をやゝ伸しながら、各鈴の取付ピンを順次孔15部分
に位置させ、他端の係止部を同様に切欠部36に係止す
ると、各鈴を鈴取付部にきちんと配置することができ
る。
1を付けて、ゴム、繊維被覆ゴム紐その他の弾性紐22
を挿通し、弾性紐に上記所要数の鈴を取付け、弾性紐の
両端末を括って係止部23を作る。該係止部の一端を上
記内壁19に設けた切欠部24の内側に位置させ、弾性
紐をやゝ伸しながら、各鈴の取付ピンを順次孔15部分
に位置させ、他端の係止部を同様に切欠部36に係止す
ると、各鈴を鈴取付部にきちんと配置することができ
る。
【0010】次に、上記裏部材17に対応して外周壁2
5、二重の内壁26、27、溝部28、29、鈴取付用
の孔15を作る切欠を有する表部材16を、上記裏部材
に嵌合せると、二重の内壁26、27の間に上記内壁1
9が嵌り込み鈴を取付けた状態の本体が形成される。図
示のものでは、表部材の中央部に連結ピン30と2個の
突起31を設けており、裏部材の連結孔32と係合孔3
3に嵌り合って連結され、回転も防止される。これは更
に超音波シ−ルドや接着剤等によって表裏部材を一体に
接着するとよい。また、上記表裏部材の中央部34には
適宜シ−ル等を貼付して美装化するとよい。
5、二重の内壁26、27、溝部28、29、鈴取付用
の孔15を作る切欠を有する表部材16を、上記裏部材
に嵌合せると、二重の内壁26、27の間に上記内壁1
9が嵌り込み鈴を取付けた状態の本体が形成される。図
示のものでは、表部材の中央部に連結ピン30と2個の
突起31を設けており、裏部材の連結孔32と係合孔3
3に嵌り合って連結され、回転も防止される。これは更
に超音波シ−ルドや接着剤等によって表裏部材を一体に
接着するとよい。また、上記表裏部材の中央部34には
適宜シ−ル等を貼付して美装化するとよい。
【0011】こうした鈴おもちゃは把手部14を持って
振ると、鈴が弾性紐で本体に係止されていることもあっ
て鈴がよく動き、良い音色を出すことができる。また、
幼児、子供が鈴を持って回しても、係止ピンとの間で自
由に回転することができて、鈴が本体から外れたりする
こともなく、また鈴を持って強く倒しても、引張って
も、それに応じてこれを係止している弾性紐が伸びて順
応するので、同じく鈴が本体から外れることもなく、幼
児、子供が安心して遊ぶことができる安全なおもちゃで
ある。
振ると、鈴が弾性紐で本体に係止されていることもあっ
て鈴がよく動き、良い音色を出すことができる。また、
幼児、子供が鈴を持って回しても、係止ピンとの間で自
由に回転することができて、鈴が本体から外れたりする
こともなく、また鈴を持って強く倒しても、引張って
も、それに応じてこれを係止している弾性紐が伸びて順
応するので、同じく鈴が本体から外れることもなく、幼
児、子供が安心して遊ぶことができる安全なおもちゃで
ある。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記したように、幼児、子供ら
が遊ぶときに鈴を回したり、倒したり、引張ったりして
もその作動に応じてこれに順応するので、鈴が本体から
とれることもなく、いつも安全に使用でき、よい音色を
響かせながら遊ぶことができる。また、その構造も簡素
なので製造も容易で経済的に得ることができる。
が遊ぶときに鈴を回したり、倒したり、引張ったりして
もその作動に応じてこれに順応するので、鈴が本体から
とれることもなく、いつも安全に使用でき、よい音色を
響かせながら遊ぶことができる。また、その構造も簡素
なので製造も容易で経済的に得ることができる。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の分解説明図である。
【図3】図1の鈴取付部の一部拡大断面図である。
【図4】従来の鈴取付部の一部拡大断面図である。
【図5】図4の鈴が外れた状態の一部拡大断面図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 鈴取付部と把手部を有する本体を備え、
上記鈴取付部に鈴取付用の複数の孔を適宜間隔を置いて
設け、該孔内に鈴取付ピンを挿入して上記鈴取付部の内
部に張設した弾性紐に挿通し、上記鈴取付ピンと鈴の内
壁の間に鈴が自由に回転できるようにワッシャ−を介在
させた鈴おもちゃ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5043993U JPH0742477Y2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 鈴おもちゃ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5043993U JPH0742477Y2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 鈴おもちゃ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715098U JPH0715098U (ja) | 1995-03-14 |
JPH0742477Y2 true JPH0742477Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12858897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5043993U Expired - Lifetime JPH0742477Y2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 鈴おもちゃ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742477Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP5043993U patent/JPH0742477Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715098U (ja) | 1995-03-14 |
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