JPH0742436Y2 - ホッピングスケート - Google Patents

ホッピングスケート

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JPH0742436Y2
JPH0742436Y2 JP1989012937U JP1293789U JPH0742436Y2 JP H0742436 Y2 JPH0742436 Y2 JP H0742436Y2 JP 1989012937 U JP1989012937 U JP 1989012937U JP 1293789 U JP1293789 U JP 1293789U JP H0742436 Y2 JPH0742436 Y2 JP H0742436Y2
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hopping
skate
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skates
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博 堀端
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博 堀端
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 (a)産業上の利用分野 本考案はホッピングスケート特に季節外又は降雪無き地
域でのスキー或はカントリースキーの練習、下半身の鍛
錬、バランス感覚の向上等に利用される特殊スケートに
係り、其の目的とする所は、時、所を問わず容易にしか
も比較的安全にスキー状のスポーツを楽しみ得る新規の
運動器具を提供せんとするものである。
(b)従来の技術 本出願人は昭和63年実用新案登録願第12478号に於て、
ローラーボード型ホッピングスケートを提案し、取り付
けられた靴下のコイルスプリングのホッピング動作に依
り、或る種の推力を発生させてローラーボード又はロー
ラースケート状の滑走を行なう事を提案した。
(c)考案が解決しようとしている問題点。
上記のホッピングローラーボード又はホッピングスケー
トは、一応所期の目的を達成することが出来たが、靴本
体がコイルスプリングを介してローラーボード又はスケ
ート本体上に取り付けられているので、滑走姿勢が不安
定で、方向転換及び速度制御が稍難しい欠点があった。
又、本ボードに於ては、安全性を重視したので、比較的
大容量且つ重質の物となる欠点があった。
(2)考案の構成 (a)問題点を解決する為の手段 斯の如きホッピングローラーボードを軽量かつ小容量に
するためには、可能な限りローラー間の寸法を詰めてロ
ーラーボード本体を細く且つ短くする事が必要であっ
た。
此の必要条件を満たすと全体的に不安定となり、方向転
換制御も難しくなるので、スキーの如くストックを使用
する事が必要となった。
更に又、斯の如きコイルスプリングは、可能な限り捻挫
等の事故を防ぐため、其の上下中央取り付け片を同一平
面上に巻き上げ、其ら両者を足首軸線に対して直角に外
方向に配置してボード本体上に取り付け、足首の外方え
のねじれを防止する必要があった。
更に足首の捻挫を防止するためには、其の部分の筋肉を
比較的柔軟に維持するのが効果的であるから、靴本体の
くるぶし部にレッグウォーマー又はレッグバンド等を一
体的又は個別的に取り付けて此の部分を温めて防止し
た。
又、傾斜地等に於ては、比較的高速となるので、ボード
本体の前後に弾力性物質の制動部片を取り付けて可及的
速やかに其のスピードを制御する如く構成した。
(b)考案の作用 斯の如き構成に依り、本考案のホッピングボードは比較
的軽量且つ小型となって小回りが利き、ストックの使用
に依り、方向転換と不安定性を制御し、上記コイルスプ
リングの特殊構造と特殊配置にに依って足首の捻挫の機
会を最小とし、其の前後に取り付けられた弾力性制動部
片に依って比較的容易にスピード制御が出来るので、安
全且つ軽快に種々な滑走スポーツを楽しみ得る如く作用
している。
(c)実施例 本考案のホッピングスケートは、第一図に示す如く、少
なくとも2個のローラーを備えた一対のローラーボード
型スケート台座(2)(2)と、ボルト(9)等の取り
付け手段に依って此に取り付けられた夫々二個ずつのコ
イルスプリング対(4)(4)と、更に此等スプリング
対に前記ボルト(9)に等しい取り付け手段で装着され
た一足の靴(1)(1′)と、一対のストック(3)
(3′)とより成る。
前記スケート台座(2)(2′)は又、其の前後に夫々
軟質材例えばゴム又はプラスチック製のプロテクター
(6)(6′)と、ボルト(12)(12′)に依って取り
付けられた制動部片(11)(11′)とを備えている。此
等制動部片は、其の下側ナット部を(13)で示す填材で
被覆密閉するのが好ましい。
更に前記ストック(3)(3′)は、其の先端を軟質材
例えばゴム又はプラスチック(7)(7′)で被覆し、
其の上端を同材料の握部(8)(8′)で被覆し、滑走
時に自己及び他人を傷付けない様に配慮されている。
一方、本考案のコイルスプリング(4)(4′)は、第
三図及び第四図に示す様に、其の最上下片(16)(1
6′)及び上下中央取り付け片(14)(14′)が可能な
限り夫々の取り付け面即ちシューズソール(10)及びス
ケート台座(2)に接触する様に捲回されるのが好まし
く、又前記上下中央取り付け片は、同一平面位置に夫々
位すると同時に中点方向に直角に巻き込まれ、可能な限
り前二者との接触面を広げて、プレイヤーのスケート上
での姿勢を安定なものとする如く配慮されている。
更に又夫々の取り付け配置に於ては、第三図乃至第五図
に示すように、前記取り付け片(14)(14′)は、其の
中点位置で捲回された取り付け座(15)(15′)に依
り、固着ボルト(9)等を介して、スケート台座(2)
(2′)の外側に向い直角に取り付けられる。
斯の如き取り付け方法に依り、第四図に明らかに示す如
く、夫々の上下中央取り付け片(14)(14′)のほとん
どの下面及び最上下コイルスプリング片(16)(16′)
の約半分の下面は、取り付け面と密着し、プレイヤーの
静止荷重時の姿勢安定性を確保している。
しかしながら、其の動作中、例えばホッピング中、矢印
方向に(W)の運動荷重が掛かった場合には、其の各ス
プリング片(16)(16′)及び(17)(17′)等は点線
の如く変移して、前者以下は後者上に(17″)(18″)
の如く重なり、角度(α)だけ(I)側に傾斜する。本
来歩行時又は走行時の足首の捻挫は、其の関節が外側に
捻られた時に発生し、内側の場合には起りえない現象で
ある。
従って第四乃至第五図に示す如く、夫々の中央取り付け
片(14)(14′)を、スケート台座(2)の外側(O)
方向に直角に取り付ければ、ホッピング、ダンシング動
作中に加わる動作荷重に依っての足首の捻りは防止さ
れ、捻挫の心配は払拭される。
斯の如く本考案のコイルスプリングは、其の静止荷重時
の取り付け面えの最大接触と、動作荷重時の足首の外側
えの捻りの防止とに依り、巷間心配される捻挫事故えの
対策を万全なものとしている。
更に又第七図に示す如く、くるぶし部を靴(1)
(1′)と一体的又は個別的に、レツグウォーマー又は
レッグバンド(21)で緊締し、此の部分を保温し、筋肉
を柔軟にならしめて、捻挫を防止すると同時にファッシ
ョン性を高めることも可能である。
第六図は本考案の制動並びに方向転換の要領を示してい
る。即ちスケート台座(2)上のプレイヤーは、コイル
スプリング、ストック、又は自分自身の推力の発生力に
依って、当該スケートを滑走せしめるが、比較的速度の
早くない平地等では、其の制動をストックのみで充分行
ない得る。しかし傾斜地又は高速時では此れのみで不十
分であるから、前記した制動部片(11)(11′)を使用
して行なっている。
即ち、滑走中のプレイヤーは、ストック(3)(3′)
及び自己自身の体重の移動に依って其のバランスを保っ
ているが、制動時にはスケート台座(2)前後に体重を
掛けて、前記制動部片(11)(11′)を点線(11′′)
(11′′′)の如く傾け、大地(E)と接触させて制動
する。勿論此の場合のストックは、適当に制動動作をし
ながら適当位置を支承して、体重の移動動作を支援す
る。
此の制動動作で重要な事は、高速時には前方の制動部片
(11)で制御せず、後方制動部片(11′)で行う事であ
る。何となれば、高速時の前方制動部片での制御は、慣
性に依る前倒の危険が有るからである。
一方、此の前方制動部片(11)は、登板時の歩行動作に
極めて都合良く、此の部分の大地との爪先接触後の”蹴
り”動作で、スプリングのスラスト作用のみでは登坂出
来ない坂道を、通常の歩行又は駆け足動作の如く、難な
く登坂する事が出来る効果も備えている。
又其の方向転換の場合は、第五図及び第六図に示す如
く、右転換時には左前を、左転換時には右前を、夫々ス
トック(3)(3′)で支承して(R)(L)方向に移
行せしめる。
此の様にして本考案のホッピングスケートは、適当にス
ピードを楽しみつつ自在に方向転換する事ができ、一方
ではホッピング動作による種々な運動を楽しむ事が出来
る。
更に又、本考案のホッピングスケートは第七図に示す如
く、上記した構造の一対のスプリングを使用した一対の
ホッピングシューズを、ネジ又はベルト(20)に依って
其の安定基板(19)を介してスケート台座(2)上に装
着し、上記と同様に動作する事が出来る。
此の場合、弾力性ある安定基板(19)は、一種のクッシ
オン作用を果たして、プレイヤーえの衝撃を和らげる。
尚、ローラー(5)(5′)は、単列複数、複列複数い
ずれの構造であっても良く、其の配列幅は好みに応じて
変化させる事も出来る。
(d)考案の効果 上記の如き構成及び作用になる本考案のホッピングスケ
ートは、以下のごとき優れた諸効果を備えている。
(イ)ホッピングシューズ、ローラースケート、スキー
の三種のスポーツ器具の作用を付帯しているので、其の
動作が変化に富んでいる。
(ロ)特殊なコイルスプリングの構造及び取付け方法に
依って、比較的安定である。
(ハ)ストックの作用でバランスが取り易く、方向転換
も容易である。
(ニ)コイルスプリングのばね作用でスケートの推力を
付けると同時に、方向転換時の体重の移動が容易であ
る。
(ホ)簡単な制動部片で適宜スピードを制御出来るので
安全である。
(ヘ)くるぶし保温用のレッグウォーマー又はレッグバ
ンドは、捻挫防止に役立つと同時にファッション効果を
高めている。
(ト)一年中時と所を選ばす使用出来るので、季節外の
スキー、スケートの練習用に使用される。
(チ)器具が比較的重いので、其の使用に依ってウェイ
トコントロールに有効である。
【図面の簡単な説明】
第一図は本考案のホッピングスケートの斜視図。 第二図は本考案のホッピングスケート本体の一部切断正
面図。 第三図は本考案のコイルスプリングの矢印III−IIIに沿
って切断した切断平面図。 第四図は第三図のコイルスプリングの正面図。 第五図は第二図のホッピングスケート本体の平面図で、
滑走時の方向転換方法を示す図面。 第六図は本考案のホッピングスケートの制動方法を示す
説明図。 第七図は本考案の他の実施態様を示す側面図である。 図中、(1)(1′)はホッピングシューズ本体、
(2)(2′)はローラースケート本体、(3)
(3′)はストック、(4)(4′)はコイルスプリン
グ、(5)(5′)はローラー、(6)(6′)はプロ
テクター、(11)(11′)は制動部片、(14)(14′)
は中央取付け片、(16)(16′)は最上下コイルスプリ
ング片、(19)は安定基板、(20)は取付けベルトであ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個のローラーを備え、前後両
    端下に軟質材より成る一対の制動部片を装備した一対の
    スケート台座と、此の上に各一対のコイルスプリングを
    介して装着された一足のシューズと、両端を軟質材で被
    覆した一対のストックとより成り、前記コイルスプリン
    グの最上下片には、夫々コイル中点に向いほぼ同一平面
    上に直角に巻き込まれた上下中央取付け片を備えると供
    に、此等取付け片は足首縦軸線に対して直角に外方向に
    配置する如く、前記シューズソール及びスケート台座上
    に装着されている事を特徴とするホッピングスケート。
  2. 【請求項2】少なくとも2個のローラーを備え、前後両
    端下に軟質材より成る一対の制動部片を装着した一対の
    スケート台座と、一足のシューズ、各一対のコイルスプ
    リング及び一対の軟質安定基板より成るホッピングシュ
    ーズと、両端を軟質材で被覆した一対のストックとより
    成り、前記コイルスプリングの最上下片には、夫々コイ
    ル中点に向いほぼ同一平面上に直角に巻き込まれた上下
    中央取付け片を備えると供に、此等取付け片は足首縦軸
    線に対して直角に外方向に配置する如く、前記シューズ
    ソール及び軟質安定基板上に装着され、更に前記軟質安
    定基板はネジ又はベルトで上記スケート台座上に装着さ
    れている事を特徴とするホッピングスケート。
JP1989012937U 1989-02-06 1989-02-06 ホッピングスケート Expired - Lifetime JPH0742436Y2 (ja)

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JPH02104071U JPH02104071U (ja) 1990-08-17
JPH0742436Y2 true JPH0742436Y2 (ja) 1995-10-04

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ID=31222821

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5379635A (en) * 1976-12-24 1978-07-14 Kikuji Honda Safety vehicle
JPS53115765U (ja) * 1977-02-21 1978-09-14
JPS5681763U (ja) * 1979-11-28 1981-07-02
JPS58139184U (ja) * 1982-03-16 1983-09-19 水落 良栄 スプリング付ロ−ラ−スケ−ト

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JPH02104071U (ja) 1990-08-17

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