JPH0742431Y2 - スポーツ用心肺強化器 - Google Patents

スポーツ用心肺強化器

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JPH0742431Y2
JPH0742431Y2 JP1992015911U JP1591192U JPH0742431Y2 JP H0742431 Y2 JPH0742431 Y2 JP H0742431Y2 JP 1992015911 U JP1992015911 U JP 1992015911U JP 1591192 U JP1591192 U JP 1591192U JP H0742431 Y2 JPH0742431 Y2 JP H0742431Y2
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JP
Japan
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mask
air
adjusting
pressure
exhaust fan
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Application number
JP1992015911U
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English (en)
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JPH0576464U (ja
Inventor
東二 松岡
Original Assignee
東二 松岡
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスポーツ用心肺強化器に
係るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】ローマ
・オリンピックのマラソンで優勝したアベベ選手によっ
て世界に紹介された高所トレーニングは、トレーニング
の方法に特徴があるのではなく、トレーニングを行う場
所そのものにその特徴がある。
【0003】即ち、標高2000mから2500mの高
所においては、気圧が約600mmHgから約560mmHg,
空気中の酸素量も平地のそれに比べて約22%から約2
6%減少すると言われている。
【0004】そのため、高所の人々は体の中で運動筋に
酸素を運び老廃物を排除する赤血球やヘモグロビンの数
が平地の人々より多くなり、これがマラソンや水泳競技
のような苛酷でスタミナの持続性が要求される競技に役
立つことが認められている。事実、世界の競技者の中で
は、組織的に高所合宿訓練を行ったりしているが、この
トレーニング法は有効なトレーニングの方法ではあるが
時間の問題や経費がかかり中々大変なトレーニングであ
った。
【0005】そのため、一部の競技者の間では、エアロ
ビック・エクサイザ・トレーニング法と称し、濃度の薄
い酸素を封入したボンベ瓶を背負って、この酸素を吸引
しながらトレーニングをする方法で行われたりしている
が、これとても2Kgから3Kgのボンベを背負っての
トレーニングのため、多くの選手にとっては負担が重く
敬遠気味であった。
【0006】本考案は上記問題を解決し、手軽に高所ト
レーニングや山登り等の訓練が実施し得るスポーツ用心
肺強化器を開発することを技術的課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0008】顔に少なくとも口を覆うように固定する止
機構1を有するマスク2に吸気調節機構3を付設し、前
記マスク2に減圧調節管4を突設し、この減圧調節管4
の延長部にマスク2内の空気を吸引して排出する排気扇
部5を設け、前記減圧調節管4の適所にマスク2内の空
気を所望の大気圧より低い気圧に調節する呼吸圧力調節
機構6を設け、この呼吸圧力調節機構6を前記排気扇部
6に関設したことを特徴とするスポーツ用心肺強化器に
係るものである。
【0009】
【作用】吸気調節機構3によりマスク2内に吸気される
空気量を調節し、排気扇部5によりマスク2内の空気を
吸引して排出する空気量を呼吸圧力調節機構6により調
節してマスク2内を所望の大気圧より低い気圧に調節す
る。
【0010】
【実施例】図面は本考案の好適な実施例を図示したもの
である。
【0011】伸縮できるバンド8でマスク2を顔にしっ
かりと固定し、マスク2の前部に開口孔2’を設け、こ
の開口孔2’に先端閉塞壁面を有する短筒状のキャップ
体9の基部のフランジ部を被覆止着し、このキャップ体
9の胴部に大気と連通する開口孔10を設け、この開口孔
10を挟んで胴部にガイド鍔9’・9’を突設状態に周設
し、このガイド鍔9’・9’間に吸気調節孔11を有する
リング状の吸気調節帯体12を被嵌し、この吸気調節帯体
12をキャップ体9の胴部円周方向に手動回動して吸気調
節孔11と開口孔10との重合状態を変えることにより開口
孔10の開口度を自在に調節できるように設ける。
【0012】前記マスク2に耐圧ビニールチューブ製の
減圧調節管4を突設し、この減圧調節管4の延長部寄り
に呼吸圧力調節機構6を設ける。
【0013】この呼吸圧力調節機構6を実施例では両端
開放の短管状の筒体13に大気を連通する連通孔14を設
け、この連通孔14を挟んで筒体13にガイド鍔13’・13’
を突設状態に周設し、このガイド鍔13’・13’間に排気
調節孔15を有するリング状の排気帯体16を被嵌し、この
排気調節帯体16を手動により筒体13の円周方向に回動し
て前記と同様排気調節孔15により連通孔14の開口度を自
在に調節できるように設ける。
【0014】減圧調節管4の延長部にマスク2内の空気
を吸引して排出する排気扇部5を設け、この排気扇部5
を小型電動機18の回転軸に小型排気扇19を連設して構成
し、この排気扇部5をトレーニングする人の腰にバンド
で止着する。
【0015】尚、図中符号20は小型排気扇19により吸引
された空気を軸方向に向きを変えて電気機全体を冷却し
ながから排出する固定案内羽根、符号21はマスク2内の
気圧を標示するゲージである。
【0016】また、この小型電動機18を交流100V電
源アダプタにより駆動させたり、充電式電池や単三電池
により駆動させたり、自動車用電源からも駆動させたり
するよう設ける。
【0017】この小型排気扇14の吸気系統を前記のよう
に構成したので、小型排気扇19はマスク2内の空気と呼
吸圧力調節機構6の連通孔14より導入される空気とを吸
引することになるので、連通孔14の開口度を絞ることに
よりそれだけ多くマスク2内の空気が吸引され、それだ
けマスク2内の気圧が大気圧より低い気圧に調節され
る。
【0018】本実施例は上記のように構成したので、下
記の作用効果を有する。
【0019】マスク2に突設した吸気調節機構3の開口
孔10の開口度を、吸気調節帯体12により調節して開口孔
10よりマスク2内に吸気される空気の量を調節し、マス
ク2内の空気を吸引して排出する排気扇部5のマスク2
内空気の吸引量を前記呼吸圧力調節機構6の連通孔14の
開口度を排気調節帯体16により調節してマスク2内の空
気を所望の大気圧より低い気圧に調節する。
【0020】
【考案の効果】本考案は上記のように構成したので、マ
スクに突設した吸気調節機構によりマスク内に吸気され
る空気の量を調節し、排気扇部によりマスク内の空気を
吸引して排出する空気量を呼吸圧力調節機構により調節
してマスク内の空気を所望の大気圧より低い気圧に調節
できるので、高所トレーニングをする人や山登りする人
がこの装置を腰に止着して吸気調節機構と呼吸圧力調節
機構とを調節することによりマスク内の気圧を所望の気
圧に調節してトレーニングを行うことができる軽量小型
で取り扱い容易なスポーツ用心肺強化器となる。また、
本考案は上述のように、排気扇部を携帯可能に設計で
き、従って単にマスクを顔に固定するだけで高所トレー
ニングが実現できる携帯性に秀れた画期的なスポーツ用
心肺強化器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部を切り欠ける斜視図である。
【図2】本考案の吸気調節機構の断面図である。
【図3】本考案の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 止機構 2 マスク 3 吸気調節機構 4 減圧調節管 5 排気扇部 6 呼吸圧力調節機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔に少なくとも口を覆うように固定する
    止機構を有するマスクに吸気調節機構を付設し、前記マ
    スクに減圧調節管を突設し、この減圧調節管の延長部に
    マスク内の空気を吸引して排出する排気扇部を設け、前
    記減圧調節管の適所にマスク内の空気を所望の大気圧よ
    り低い気圧に調節する呼吸圧力調節機構を設け、この呼
    吸圧力調節機構を前記排気扇部に関設したことを特徴と
    するスポーツ用心肺強化器。
JP1992015911U 1992-03-26 1992-03-26 スポーツ用心肺強化器 Expired - Lifetime JPH0742431Y2 (ja)

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JP1992015911U JPH0742431Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 スポーツ用心肺強化器

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Publication Number Publication Date
JPH0576464U JPH0576464U (ja) 1993-10-19
JPH0742431Y2 true JPH0742431Y2 (ja) 1995-10-04

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ID=11901965

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006107117A1 (ja) * 2005-04-04 2006-10-12 Kenji Okoshi 炭酸ガス曝露呼吸訓練具
JP2011234933A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Ulvac Japan Ltd 呼吸補助装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109878A (ja) * 1986-10-27 1988-05-14 株式会社 セキネ 基礎体力向上トレ−ニング装置
JP3016958U (ja) * 1995-04-13 1995-10-17 アルファクス電算システム株式会社 マイクロチップの移送装置

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JPH0576464U (ja) 1993-10-19

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