JPH074183A - オープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体 - Google Patents

オープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体

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JPH074183A
JPH074183A JP15031293A JP15031293A JPH074183A JP H074183 A JPH074183 A JP H074183A JP 15031293 A JP15031293 A JP 15031293A JP 15031293 A JP15031293 A JP 15031293A JP H074183 A JPH074183 A JP H074183A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オープンシールド工法において、コンクリー
ト函体等の地下構造物相互を簡単にかつ迅速に剛接合し
て、カーブ施工時等の目地ずれに耐えられるようにでき
る。 【構成】 地下構造物用コンクリート函体4は、一方の
接合面は、函体4内に向けて内径が漸次拡径するアンカ
ー受孔17を設け、他方の接合面は、桿体18の先端部にこ
の桿体18の中心軸に沿う楔挿入孔19を穿設するととも
に、同楔挿入孔19と桿体18の外周面との間に亘って放射
状の切込み20を設け、楔挿入孔19に楔22をセットしたア
ンカー23を突設し、相互に接続するコンクリート函体4
は一方の函体のアンカー23の先端部をその先端部の楔挿
入孔19にセットされた楔22とともに他方の函体のアンカ
ー受孔17に嵌入するように縦列させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、市街地に上下水道、共
同溝、電信、電話等の布設地下道等の地下構造物を施工
するオープンシールド工法およびそれに使用するコンク
リート函体に関する。
【0002】
【従来の技術】オープンシールド工法は、開削工法(オ
ープンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合
理性に富む工法である。図7にその概略を示すと、図中
1はオープンシールド機で、これは左右の側壁板1aと
これら側壁板1aに連結する底板1bとからなる前面、
後面及び上面を開口したシールド機である。該オープン
シールド機1は前記側壁板1aと底板1bの先端を刃口
として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くに推
進ジャッキ2を後方に向け上下に並べて配設する。
【0003】図示は省略するが、発進坑内にこのオープ
ンシールド機1を設置して、シールド機1の推進ジャッ
キ2を伸長して発進坑内の反力壁に反力をとってシール
ド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコ
ンクリート函体4を上方から吊り降し、シールド機1の
テール部1c内で縮めた推進ジャッキ2の後方にセット
する。推進ジャッキ2と反力壁の間にはストラットを配
設して適宜間隔調整をする。また、発進坑は土留壁で構
成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの土留
壁を一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入等で発進
坑の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
【0004】ショベル等の掘削機9でオープンシールド
機1の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土する。こ
の排土工程と同時またはその後に推進ジャッキ2を伸長
してシールド機1を前進させる。この前進工程の場合、
コンクリート函体4の前にはボックス鋼材又は型鋼を用
いた枠体よりなる押角8を配設する。そして前記第1番
目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート
函体4をシールド機1のテール部1c内に吊り降す。以
下、同様の排土工程、前進工程、コンクリート函体4の
セット工程を適宜繰返して、順次コンクリート函体4を
オープンシールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置
し、さらにこのコンクリート函体4の上面に埋戻し5を
施す。
【0005】なお、コンクリート函体4をシールド機1
のテール部1c内に吊り降す際には、コンクリートブロ
ック等による高さ調整材7をコンクリート函体4下に配
設し、このテール部1c内でコンクリート函体4の左右
および下部の空隙にグラウト材6を充填する。
【0006】このようにして、オープンシールド機1が
到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了す
る。
【0007】このようなオープンシールド工法では、前
記のごとくコンクリート函体4は、シールド機1のテー
ル部内に吊り降され、オープンシールド機1の前進とと
もに該テール部1cから出て地中に残されていくもので
ある。そして、コンクリート函体4は鉄筋コンクリート
製のもので、図8に示すように左側板4a,右側板4b
と上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面が
開口10として開放されている。
【0008】ところで前記のごときオープンシールド工
法で、コンクリート函体4はシールド機1のテール部1
c内に吊り降ろした際に既に設置してあるコンクリート
函体4と接続する必要がある。このコンクリート函体4
同士の接続方法としては、実開昭49-45110号公報にもあ
るようなボックスカルバートの継手が利用できる。
【0009】その詳細を図9に示すと、図中11はボルト
穴で、コンクリート函体4のそれぞれの角隅部にあって
コンクリート函体4の端面12より直角方向に、かつボル
ト13の全長を格納しうる所定の長さに設ける。14はコン
クリート函体4の内部に開口し、ボルト穴11に導通する
溝で、ボルト穴11の長さをほぼ2等分する中間位置にそ
れぞれボルト穴11にほぼ直角に設ける。
【0010】このようにして、シールド機1のテール部
1c内に吊り降ろすまでは、図9に鎖線で示すようにコ
ンクリート函体4のボルト穴11にボルト13を格納してお
き、コンクリート函体4の相互を接続するに当たって、
ボルト穴11よりボルト13を矢印方向に引き出し、相対す
るコンクリート函体4のボルト穴11に挿入し、相対する
コンクリート函体4に設けた溝14までボルト13の先端を
引き出す。しかる後にナット15をそれぞれコンクリート
函体4の溝14からボルト13の両先端部に螺入して締め付
けを行う。このような作業をそれぞれのコンクリート函
体4の四隅について行うことによってコンクリート函体
4相互の接続作業が完了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような継手方法で
は、ボルト13の引き出し等の面倒な操作を行わなければ
ならない。
【0012】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、コンクリート函体等の地下構造物相互を簡単にかつ
迅速に接合できるオープンシールド工法およびそれに使
用するコンクリート函体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、左右側壁板の内側に推進ジャッキを配設し、
前面、後面及び上面を開口したオープンシールド機の前
面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土する工程と、
推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力にして
シールド機を前進させる工程と、シールド機のテール部
内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函
体を上方から吊り降してセットする工程とを適宜繰り返
して順次コンクリート函体を縦列に埋設するオープンシ
ールド工法において、左右側板と上床板と下床板とから
なり、開口面を中央に設ける前後端面を接合面として、
この接合面相互を合わせて縦列に接続する地下構造物用
コンクリート函体は、一方の接合面は、函体内に向けて
内径が漸次拡径するアンカー受孔を設け、他方の接合面
は、桿体の先端部にこの桿体の中心軸に沿う楔挿入孔を
穿設するとともに、同楔挿入孔と桿体外周面との間に亘
って放射状の切込みを設け、楔挿入孔に楔をセットした
アンカーを突設し、相互に接続するコンクリート函体は
一方の函体のアンカー先端部をその先端部の楔挿入孔に
セットされた楔とともに他方の函体のアンカー受孔に嵌
入するように縦列させること、もしくは、前後の接合面
から函体内に向けて内径が漸次拡径するアンカー受孔を
設け、桿体の先端部にこの桿体の中心軸に沿う楔挿入孔
を穿設するとともに、同楔挿入孔と桿体外周面との間に
亘って放射状の切込みを設け、楔挿入孔に楔をセットし
たアンカーを一方の函体の接合面のアンカー受孔内に一
端をその先端部の楔挿入孔にセットされた楔とともに嵌
入してセットし、該アンカーの他端をその先端部の楔挿
入孔にセットされた楔とともに他方の函体のアンカー受
孔に嵌入するようして縦列させることを要旨とするもの
である。
【0014】
【作用】本発明によれば、接合すべきコンクリート函体
相互は、一方の函体の接合面から突設するアンカーを他
方の函体の接合面のアンカー受孔に嵌入するようし、こ
れら接合面を合わせる。推進ジャッキを伸長してコンク
リート函体を反力にしてシールド機を前進させる際に、
前記接合面相互はぴったり重なるように押圧力を受け、
前記アンカーは楔がアンカー受孔の最深部で加圧されて
桿体の楔挿入孔に深く入り込み、これにより桿体が放射
状に拡開され、アンカー受孔内に定着されてコンクリー
ト函体相互が結合される。
【0015】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。先に本発明のコンクリート函体について説明
すると、このコンクリート函体4は鉄筋コンクリート製
のものであり、前記図8に示すように左側板4a,右側
板4bと上床板4cと下床板4dとからなるもので、前
後面が開口10となる。
【0016】本発明は、図1、図3に示すように、一方
のコンクリート函体4は前後の接合面のうち一方の接合
面から函体4内に向けて内径が漸次拡径するアンカー受
孔17を設けた。このアンカー受孔17は内径が漸次拡径す
るテーパー付き鋼製筒を埋設して形成すればよい。
【0017】コンクリート函体4のもう一方の接合面の
は、桿体18の先端部にこの桿体18の中心軸に沿う楔挿入
孔19を穿設するとともに、同楔挿入孔19と桿体18外周面
との間に亘って放射状の切込み20を設けて遊離片21とな
るようにし、楔挿入孔19に楔22をセットしたアンカー23
を突設する。
【0018】これらアンカー受孔17やアンカー23を設け
る位置や数は特に限定はないが、コンクリート函体4の
コーナー部を中心とするのが望ましく、アンカー24a付
きの鋼製接合板24をコンクリート函体4の接合面に埋設
し、アンカー23はこの鋼製接合板24に根本を螺合するな
どして突設し、アンカー受孔17を構成する前記テーパー
付き鋼製筒はその口部をこの鋼製接合板24に嵌め込む。
【0019】次に、かかる本発明のコンクリート函体4
を使用するオープンシールド工法について説明するが、
工法の全体の概要としては前記図7に示す通りで詳細説
明は省略するが、オープンシールド機1での掘進及びコ
ンクリート函体4のセット工程を繰返して、順次コンク
リート函体4をオープンシールド機1の前進に伴い縦列
に地中に残置し、さらにこのコンクリート函体4の上面
に埋戻し5を施す。
【0020】その場合に、シールド機1の内に吊り下ろ
すコンクリート函体4はシールド機1内で先に設置した
コンクリート函体4とは、一方のコンクリート函体4の
接合面から突設するアンカー23を他方のコンクリート函
体4の接合面のアンカー受孔17に嵌入するようしてこれ
ら接合面を合わせる。
【0021】この状態で、推進ジャッキ2を伸長してコ
ンクリート函体4を反力にしてオープンシールド機1を
前進させると、既設のコンクリート函体4と吊り降ろし
たコンクリート函体4の接合面の相互はぴったり重なる
ように推進ジャッキ2による押圧力を受ける。
【0022】その結果、図2に示すように前記アンカー
23は楔22がアンカー受孔17の最深部で加圧されて桿体18
の楔挿入孔19に深く入り込み、これにより桿体18の遊離
片21が放射状に拡開され、アンカー受孔17内に定着され
てコンクリート函体4の相互が結合される。
【0023】図4、図5は本発明の第2実施例を示すも
ので、コンクリート函体4は前後の接合面の両方にアン
カー受孔17を設けるものとした。
【0024】そして、アンカー23は桿体18の両先端部に
この桿体18の中心軸に沿う楔挿入孔19を穿設するととも
に、中央部を残して該楔挿入孔19と桿体18外周面との間
に亘って放射状の切込み20を設けて遊離片21となるよう
にし、楔挿入孔19に楔22をセットした。
【0025】このアンカー23は楔挿入孔19に楔22をセッ
トした状態でシールド機1の内に吊り下ろすコンクリー
ト函体4か、シールド機1内で先に設置したコンクリー
ト函体4のいずれか一方の函体の接合面のアンカー受孔
17にかるく差し込んでおく。
【0026】このようにして一方のコンクリート函体4
の接合面から突設するアンカー23を他方のコンクリート
函体4の接合面のアンカー受孔17に嵌入するようしてこ
れら接合面を合わせる。
【0027】この状態で、推進ジャッキ2による押圧力
を受けると、図5に示すように前記アンカー23は楔22が
アンカー受孔17の最深部で加圧されて桿体18の楔挿入孔
19に深く入り込み、これにより桿体18の遊離片21が放射
状に拡開され、アンカー受孔17内に定着されてコンクリ
ート函体4の相互が結合される。
【0028】なお、前記実施例はオープンシールド工法
でコンクリート函体4を使用する場合について説明した
が、このようなコンクリート函体4に限らず、他の地下
構造物でも利用できる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明のオープンシー
ルド工法およびそれに使用するコンクリート函体は、コ
ンクリート函体等の地下構造物相互を簡単にかつ迅速に
接合し、しかもずれることなく接合して目開きを防止で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオープンシールド工法およびそれに使
用するコンクリート函体の第1実施例を示す要部の結合
前の縦断正面図である。
【図2】本発明のオープンシールド工法およびそれに使
用するコンクリート函体の第1実施例を示す要部の結合
後の縦断正面図である。
【図3】本発明のオープンシールド工法およびそれに使
用するコンクリート函体の第1実施例を示す要部の結合
前の斜視図である。
【図4】本発明のオープンシールド工法およびそれに使
用するコンクリート函体の第2実施例を示す要部の結合
前の縦断正面図である。
【図5】本発明のオープンシールド工法およびそれに使
用するコンクリート函体の第2実施例を示す要部の結合
後の縦断正面図である。
【図6】アンカーの側面図である。
【図7】オープンシールド工法の概要を示す縦断側面図
である。
【図8】コンクリート函体の従来例を示す斜視図であ
る。
【図9】従来のコンクリート函体の接合を示す縦断側面
図である。
【符号の説明】
1…オープンシールド機 1a…側壁板 1b…底板 1c…テール部 2…推進ジャッキ 3…隔壁 4…コンクリート
函体 4a…左側板 4b…右側板 4c…上床板 4d…下床板 5…埋戻し 6…グラウト材 7…高さ調整材 8…押角 9…掘削機 10…開口 11…ボルト穴 12…端面 13…ボルト 14…溝 15…ナット 16…係合突起 17…アンカー受孔 18…桿体 19…楔挿入孔 20…切込み 21…遊離片 22…楔 23…アンカー 24…鋼製接合板 24a…アンカー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右側壁板の内側に推進ジャッキを配設
    し、前面、後面及び上面を開口したオープンシールド機
    の前面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土する工程
    と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体等による
    地下構造物を反力にしてシールド機を前進させる工程
    と、シールド機のテール部内で縮めた推進ジャッキの後
    方に新たな地下構造物を上方から吊り降してセットする
    工程とを適宜繰り返して順次地下構造物を縦列に埋設す
    るオープンシールド工法において、地下構造物は、一方
    の接合面は、内方に向けて内径が漸次拡径するアンカー
    受孔を設け、他方の接合面は、桿体の先端部にこの桿体
    の中心軸に沿う楔挿入孔を穿設するとともに、同楔挿入
    孔と桿体外周面との間に亘って放射状の切込みを設け、
    楔挿入孔に楔をセットしたアンカーを突設し、相互に接
    続する地下構造物は一方の地下構造物のアンカー先端部
    をその先端部の楔挿入孔にセットされた楔とともに他方
    の地下構造物のアンカー受孔に嵌入するように縦列させ
    ることを特徴とするオープンシールド工法。
  2. 【請求項2】 左右側壁板の内側に推進ジャッキを配設
    し、前面、後面及び上面を開口したオープンシールド機
    の前面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土する工程
    と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力に
    してシールド機を前進させる工程と、シールド機のテー
    ル部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリー
    ト函体を上方から吊り降してセットする工程とを適宜繰
    り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設するオープ
    ンシールド工法において、左右側板と上床板と下床板と
    からなり、開口面を中央に設ける前後端面を接合面とし
    て、この接合面相互を合わせて縦列に接続する地下構造
    物用コンクリート函体は、一方の接合面は、函体内に向
    けて内径が漸次拡径するアンカー受孔を設け、他方の接
    合面は、桿体の先端部にこの桿体の中心軸に沿う楔挿入
    孔を穿設するとともに、同楔挿入孔と桿体外周面との間
    に亘って放射状の切込みを設け、楔挿入孔に楔をセット
    したアンカーを突設し、相互に接続するコンクリート函
    体は一方の函体のアンカー先端部をその先端部の楔挿入
    孔にセットされた楔とともに他方の函体のアンカー受孔
    に嵌入するように縦列させることを特徴とするオープン
    シールド工法。
  3. 【請求項3】 左右側板と上床板と下床板とからなり、
    開口面を中央に設ける前後端面を接合面として、この接
    合面相互を合わせて縦列に接続する地下構造物用コンク
    リート函体において、一方の接合面から函体内に向けて
    内径が漸次拡径するアンカー受孔を設け、他方の接合面
    から、桿体の先端部にこの桿体の中心軸に沿う楔挿入孔
    を穿設するとともに、同楔挿入孔と桿体外周面との間に
    亘って放射状の切込みを設け、楔挿入孔に楔をセットし
    たアンカーを突設したことを特徴とするオープンシール
    ド工法に使用するコンクリート函体。
  4. 【請求項4】 左右側壁板の内側に推進ジャッキを配設
    し、前面、後面及び上面を開口したオープンシールド機
    の前面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土する工程
    と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力に
    してシールド機を前進させる工程と、シールド機のテー
    ル部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリー
    ト函体を上方から吊り降してセットする工程とを適宜繰
    り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設するオープ
    ンシールド工法において、左右側板と上床板と下床板と
    からなり、開口面を中央に設ける前後端面を接合面とし
    て、この接合面相互を合わせて縦列に接続する地下構造
    物用コンクリート函体は、前後の接合面から函体内に向
    けて内径が漸次拡径するアンカー受孔を設け、桿体の先
    端部にこの桿体の中心軸に沿う楔挿入孔を穿設するとと
    もに、同楔挿入孔と桿体外周面との間に亘って放射状の
    切込みを設け、楔挿入孔に楔をセットしたアンカーを一
    方の函体の接合面のアンカー受孔内に一端をその先端部
    の楔挿入孔にセットされた楔とともに嵌入してセット
    し、該アンカーの他端をその先端部の楔挿入孔にセット
    された楔とともに他方の函体のアンカー受孔に嵌入する
    ようして縦列させることを特徴とするオープンシールド
    工法。
JP5150312A 1993-06-22 1993-06-22 オープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体 Expired - Lifetime JP2844157B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018012984A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 植村 誠 オープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194411U (ja) * 1983-06-14 1984-12-24 株式会社 三友クリエ−ト工芸 結着装置
JPH05132941A (ja) * 1991-11-06 1993-05-28 Koichi Uemura オープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体

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