JPH0741543B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPH0741543B2
JPH0741543B2 JP288290A JP288290A JPH0741543B2 JP H0741543 B2 JPH0741543 B2 JP H0741543B2 JP 288290 A JP288290 A JP 288290A JP 288290 A JP288290 A JP 288290A JP H0741543 B2 JPH0741543 B2 JP H0741543B2
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JP
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work
plate
surface plate
clamp
presser foot
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JP288290A
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満治 今泉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は多種の円筒状ワークを内径を基準に取付ける
ためのクランプ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
まず従来のクランプ装置を図に基づいて説明する。第5
図は従来装置を示す側面図である。図において、1は内
径インロー部1a加工済の円筒状ワーク、2はワーク1の
内径インローと嵌着するインロー2aとクランプボルト穴
2bを有し、機械テーブル6にセンター合せして取り付け
られる取付具定盤、3はワーク1を定盤2に固定するた
めのクランパー、4,5はそれらの動作を助ける支持金と
クランプボルト、7は定盤2をテーブル6に固定する取
付ボルト、8は座金である。
次に動作について説明する。機種専用の取付定盤2を機
械テーブル6上にセンター合せをしてボルト7で取付け
る。次にすでに内径インロー部1a加工済のワーク1を搬
入し取付定盤2のインロー部2aに挿入し嵌着させる。そ
してワーク座1bと同一高さの支持金4とクランプボルト
5を介してワーク座1bに橋渡しされたクランパー3でワ
ークの周囲3〜4か所を定盤2に固定する。なお定盤2
にはあらかじめ多数個のクランプ用ボルト穴2bが放射状
にネジ加工されており、適宜選択して使用する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のワーククランプ装置は以上のように構成されてい
るので、ワーク専用の取付定盤をワークの機種変更毎に
取り換えてセンター合せ調整をし、またワーク取付に際
してはワーク取付座高に合せて、クランプボルト、クラ
ンパー、支持金等を選択調整する必要があり、動作が煩
雑であるという課題があった。
本発明は上記のような課題を解消するためになされたも
ので、多種類のワークを一つの取付定盤で取り付けるこ
とができるようにしたワーククランプ装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るワーククランプ装置は、定盤にワーク内
径インローを載置する複数の円形インロー及び中心点よ
り放射状に複数の方向に溝を設け、その溝にステップ板
を固定するとともに、そのステップ板にクランプブロッ
クを移動可能に取り付けたものである。
〔作用〕
上記のように構成されたワーククランプ装置において
は、定盤インロー部にワークインロー部を嵌合させると
ともにワーククランプ座をクランプブロックにより押え
付けることにより、ワークをクランプするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。第1図は、この発明の一実施例による円筒状ワー
ククランプ装置を示す正面断面図、第2図は同じく側面
断面図、第3図は平面図、第4図は動作状態を示す側面
図である。1は円筒状のワーク、6は機械テーブル、10
はインロー10b及び3方向に溝10aを備えた定盤、11はワ
ークをクランプする押え金、12はこの押え金11の長穴11
aに挿入されて加圧力をつける締付ボルト、13は押え金1
1の重量を自在に保持するためのスプリング、14はワー
ク座1bの高さと合せ押え金11の高さとを同一に保つため
の支持調整ボルト、15はスプリング13と押え金11の間に
嵌装され押え金11の摺動を助ける座金、16はワーク座と
対抗して締付ボルトの反力を受ける支持連結金であり、
その底面には三角状の凸凹16aが等ピッチに施されるこ
とにより、後述のステップ板22と咬合し、又その一部に
締付ボルト12を通す穴16bが設けられている。17は締付
ボルト12の先端ねじ部12aと螺合し上面には三角状の凸
凹17aが等ピッチに施されることにより、ステップ板22
裏面で咬合する斜面ナット、18は締付ボルト12の頭部の
球面と接合する球面座金、19はステップ板22を定盤10に
固着するボルト、20は定盤放射状溝10a内を自由に摺動
する支持連結金16を案内するガイド板、21はガイド板20
をステップ板22に固定するボルト、22は表裏の両面に三
角状の凸凹ピッチ22a,22bを備えることにより支持連結
金16と斜面ナット17に夫々咬合し、中央に締付ボルト12
を通すための長穴22cを設け、定盤10の放射状溝10aに固
定されるステップ板、23は定盤10の裏面中央インロー穴
にセットされ機械テーブル6の中心に位置決めするため
の中心位置決め板、24は中心位置決め板23を定盤10に固
着するためのボルトである。なお、30は上記押え金11、
締付ボルト12、スプリング13、支持金調整ボルト14、座
金15、支持金連結金16、斜面ナット17、球面座金18など
から成り、1つのブロックとして移動するクランパーブ
ロックである。
次に動作について説明する。あらかじめ第4図に示すよ
うに定盤10には各種ワーク1のクランプ座1bの交点1cが
一直線上に位置するようインロー部10bを設けてあり、
それと平行にステップ板22が取付けられるよう3方向放
射状に溝10aが施されてある。また定盤10の裏面にはイ
ンロー径10bと同心に取付けられた中心位置決め板23が
あり、これを介して機械テーブル6の中心に定盤10がセ
ットされてある。一方、ワーク1のクランプ座1bと同一
高さになるよう支持ボルト14が調整され、また締付ボル
ト12を大きくゆるめて、支持金16と斜面ナット17をステ
ップ板22の三角状の凸凹ピッチから離脱させクランプブ
ロック30を外周側に移しておく。
以上のように機械テーブル6上にセットされた定盤10上
にワーク1が搬入され、定盤インロー部10bにワークイ
ンロー部1aを嵌合させる。
次にクランプブロック30を円周側に引寄せ、ワーククラ
ンプ座1b上に押え金11をのせ、締付ボルト12を締め込
む。締め込み過程において支持連結金16と斜面ナット17
の三角状凸凹にステップ板22の凸凹を咬合させ、ワーク
1をクランプする。3方向溝10aのクランプをそれぞれ
行うことにより取付作業は完了する。
次にワーク1の取外しは締付ボルト12をゆるめ、押え金
11を外周側へ長穴11aの分だけ摺動させることによりワ
ーク座1bから押え金11を外すことによりワークは搬出さ
れる。
次のワークが同一種類のワークの場合押え金11の摺動の
みで良いが、異種のワーク径を有するワークの場合は上
記要領で取付作業を行う。
なお上記実施例では、手動によるクランプ装置について
説明したが、動力を空気圧,油圧,電気的メカを使って
も上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、定盤にワーク内径イン
ローを載置する複数の円形インロー及び中心点より放射
状に複数の方向に溝を設け、その溝にステップ板を固定
するとともに、そのステップ板にクランプブロックを移
動可能に取り付けることにより、多種類のワークを一つ
の取付定盤で取り付けることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による円筒状ワーククラン
プ装置を示す正面断面図、第2図は同じく側面断面図、
第3図は平面図、第4図は動作状態を示す側面図、第5
図は従来のクランプ装置を示す側面図である。 図中、1はワーク、10は定盤、11は押え金、12は締付ボ
ルト、13はスプリング、16は支持連結板、17は斜面ナッ
ト、20はガイド板、22はステップ板、23は中心位置決め
板、30はクランプブロックである。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク内径インローを載置する複数の階段
    状の円形インロー及び中心点より放射状に複数の方向に
    溝を設けた定盤、この定盤の各溝中に斜めに固定された
    ステップ板、このステップ板に移動可能に取り付けら
    れ、ワーククランプ座と係合する押え金を有するクラン
    プブロックを備えたクランプ装置。
JP288290A 1990-01-10 1990-01-10 クランプ装置 Expired - Lifetime JPH0741543B2 (ja)

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CN110926512A (zh) * 2019-11-08 2020-03-27 中国航空工业集团公司洛阳电光设备研究所 一种重大型探测系统五轴转台试验组合工装及装夹方法

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