JPH074127A - キャビネット引き出しロック - Google Patents

キャビネット引き出しロック

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Publication number
JPH074127A
JPH074127A JP6130609A JP13060994A JPH074127A JP H074127 A JPH074127 A JP H074127A JP 6130609 A JP6130609 A JP 6130609A JP 13060994 A JP13060994 A JP 13060994A JP H074127 A JPH074127 A JP H074127A
Authority
JP
Japan
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lock
locking
component
moving
lock bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP6130609A
Other languages
English (en)
Inventor
Duane G Mcclung
ジー マックラング デュエイン
Paul G Dame
ジー デイム ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MillerKnoll Inc
Original Assignee
Herman Miller Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Herman Miller Inc filed Critical Herman Miller Inc
Publication of JPH074127A publication Critical patent/JPH074127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/46Locks or fastenings for special use for drawers
    • E05B65/462Locks or fastenings for special use for drawers for two or more drawers
    • E05B65/463Drawer interlock or anti-tilt mechanisms, i.e. when one drawer is open, at least one of the remaining drawers is locked
    • E05B65/464Drawer interlock or anti-tilt mechanisms, i.e. when one drawer is open, at least one of the remaining drawers is locked comprising two or more lock elements aligned in end-to-end abutting relation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/46Locks or fastenings for special use for drawers
    • E05B65/462Locks or fastenings for special use for drawers for two or more drawers

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  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 選択された引き出し又は棚をロックするため
の、より効果的で簡単なキャビネットロック装置を提供
する。 【構成】 ロック装置は、第1構成部品4が閉じ位置か
ら開き位置に移動するための通路を形成する第1軌道に
支持された第1構成部品4を有し、第1位置から、第1
構成部品4を第1軌道に沿って開き位置に移動させる第
2位置へ移動可能な第1ロックバー24を有する。ま
た、第2構成部品を有し、閉じ位置から開き位置に移動
するための通路を形成する第2軌道で支持されている。
第2ロックバーは、第1位置から、第2構成部品を第2
軌道に沿って開き位置に移動させる第2位置に移動可能
である。また、第1構成部品4および第2構成部品5を
各々その閉じ位置でロックするために、第1ロックバー
24および第2ロックバー46が第1位置から第2位置
に移動するのを阻止するロック機構78を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開いた引き出し以外の
全ての引き出しをロックするためのキャビネット引き出
しロックに関する。本発明の他の観点では、本発明は、
キャビネットの引き出しの全てを同時にロックするため
のキャビネット引き出しロックに関する。
【0002】
【従来の技術】キャビネット又は机には、複数の引き出
し又は棚を有するのが一般的である。一つの引き出しを
開けたとき、選択された引き出し又は棚が開かれるのを
阻止することがしばしば望まれる。この選択された引き
出し又は棚が開かれるのを阻止することは、キャビネッ
トの倒れに至らしてしまうことがあるこれら引き出し又
は棚の不用意な開放を阻止するのを助ける。Wright等に
付与された米国特許第 3,404,929号、Dean等に付与され
た米国特許第 3,866,993号、Andersonに付与された米国
特許第 3,881,793号に記載されているように、これらの
開放を阻止するために、選択された引き出し間に相互ロ
ック装置を使うことが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、選択
された引き出し又はキャビネットをロックするための、
より効果的でより簡単なキャビネットロック装置を提供
することにある。許可されてない者から内容物を守るた
めに、引き出し又は棚の全てをこれらの閉位置でロック
することが望まれる。引き出しの全てをロックすために
ロック装置を用いることが一般的である。しかしなが
ら、このようなロック装置は、通常、複雑な構造および
複数の動作要素を必要とする。本発明の目的は、より効
果的な方法でキャビネットの引き出し又は棚の全てをロ
ックすることができるロック装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、第1側壁
および第2側壁を備えたコンテナのロック装置に向けら
れた本発明で達成される。このロック装置は、第1構成
部品を有し、第1構成部品はこれが閉位置から開位置に
移動する通路を形成する第1軌道で支持される。ロック
装置は、第1位置から、第1構成部品を第1軌道に沿っ
て開位置に移動させる第2位置に移動可能な第1ロック
バーを有する。ロック装置は、第2構成部品を有し、第
2構成部品は、これが閉位置から開位置に移動する通路
を形成する第2軌道で支持される。第2ロックバーが、
第1位置から、第2構成部品を第2軌道に沿って開位置
に移動させる第2位置に移動可能である。また、ロック
装置は、第1構成部品および第2構成部品が各々閉位置
でロックされるように、第1ロックバーが第1位置から
第2位置に移動するのを阻止し且つ第2ロックバーが第
1位置から第2位置に移動するのを阻止するロック位置
に傾斜に沿って移動可能なロック機構を有する。
【0005】
【実施例】本発明は、図1ないし図9に示す好ましい実
施例を参照することにより、最も良く理解される。図1
には、上下に配置された複数の引き出し4、5を有する
キャビネット2が全体的に示されている。キャビネット
2は、選択された引き出しをロックし及び/又は全ての
引き出しをロックするための本発明の引き出しロック装
置を採用している。本発明は、引き出しに限定されず、
棚のような開位置から閉位置に引っ込み且つ一以上の物
を支持する他の可動構成部品に用いてもよいことは勿論
である。また、本発明は、キャビネットだけに限定され
ず、一以上の引き込み可能な構成部品を用いる他のコン
テナ装置、例えば机に用いることができる。かくして、
以下の説明において、キャビネットは、開位置から閉位
置に引っ込む構成部品を備えたあらゆるコンテナである
とみなされる。図1は、左側面6と右側面8とを有する
矩形のキャビネット2が示されている。側面6、8は、
本発明のロック装置を収容するために2重の壁構造を有
するのが好ましい。キャビネット2は、頂面10と底面
(図示せず)とを有する。また、キャビネット2は、引
き出し4、5が開位置から閉位置及びその逆に移動する
ための開口を構成する前面12を有する。更に、キャビ
ネット2は、背面(図示せず)を有する。ここに、これ
ら側面、底面、頂面、前面、背面は、鋼鉄、木、パーテ
ィクルボード、合成樹脂、あるいは構造ウレタンのよう
な弾性材料で作られ、また、溶接、ボルト・ナット、ネ
ジ、リベット、あるいは接着剤のような周知の方法で互
いに接合されている。これらキャビネットの面を接合す
ると、引き出し4、5を受け入れるための空間が形成さ
れる。キャビネット2の大きさは、意図する目的によっ
て選択される。
【0006】図1のキャビネット2では、2つの引き出
し4、5が示されている。各引き出し4、5は、第1側
壁14、第2側壁16、底面18、前面20、後面(図
示せず)を有する。引き出しのこれらの面は、鋼鉄、
木、パーティクルボード、合成樹脂、あるいは構造ウレ
タンのような弾性材料で作られ、また、溶接、ボルト・
ナット、ネジ、リベット、あるいは接着剤のような周知
の方法で互いに接合されている。引き出し又は棚の大き
さ、形、数が、引き出し又は棚の意図した用途によって
変わることは言うまでもない。各引き出し4、5の前面
20はハンドル22を有し、ハンドル22によって、引
き出し4、5を、閉位置から、図1の上側引き出し4で
示すような開位置に簡単に引き出すことができる。ま
た、ハンドル22は、開いた引き出し4、5をその閉位
置に引っ込めることの容易性を改善する。図1の上側引
き出し4および下側引き出し5は、夫々、側壁に取付け
られた周知の水平の一対の軌道で支持されている。軌道
は、それによって引き出し4、5が閉位置から開位置及
びその逆に移動する通路を形成する。各軌道は、底面1
8の側縁を軌道面に沿って摺動させる水平面を有する。
引き出し4、5は、側壁14、16に取付けられ且つ軌
道面に沿って転がる車輪又はローラを有していてもよ
い。上述した引き出し4、5及び軌道の構造は、この技
術分野では周知であり、本発明を、引き出し又は棚を開
閉するための他の既知の装置に適用可能であることは勿
論である。
【0007】図2には、本発明によるロック装置の実施
例が示されている。キャビネット2の右側に設けたロッ
ク装置の構造を以下に説明する。ロック装置をキャビネ
ット2の左側に同様に設けてもよく、あるいは両側に同
時に設けてもよい。特に、上側の引き出し4と関連した
上側ロックバー24が示されている。上側ロックバー2
4は、16Ga冷間圧延鋼のような頑強な材料で作られ、ま
た図2に示すように、約7.50インチ(19.05cm)×1.00イ
ンチ(2.54cm)×0.060 インチ(0.15cm)のほぼ矩形の形状
を有する。ロックバー24の上端には、ロックバー24
に沿った約1.122 インチ(2.85cm)の長さ及び約0.593 イ
ンチ(1.51cm)の幅を有するL形状の接触要素26が一体
的に取付られている。接触要素26が、隣接する切欠2
7を形成するために、前面20に向かって位置決めされ
ている。接触要素26は、ロックバー24と直角に向け
られ且つ約0.593 インチ(1.51cm)×0.250 インチ(0.64c
m)×0.060 インチ(0.15cm)の寸法を備えた上側フランジ
28を有する。ロックバーの長さが引き出しの寸法と無
関係であることに注意されたい。また、ロックバー24
は、その下端に一体に取付られ且つ上側フランジ28と
平行に向けられた下側フランジ30を有する。下側フラ
ンジ30は、1.000 インチ(2.54cm)×0.250インチ(0.64
cm)×0.060 インチ(0.15cm)の寸法を備えたほぼ矩形の
形状を有する。
【0008】図2、図3に見られるように、ロックバー
24は、頭部と首部とを備えた一対のノブ32を有す
る。ノブ32は、好ましくは、ロックバー24の下端か
ら約1.246 インチ(3.16cm)及び5.746 インチ(14.59cm)
に配置される。ロックバー24は、破線で示すように、
対応する円形状の開口34にノブ32を挿入することに
より、右側面8に摺動可能に取付けられている。開口3
4の底にはスロット36があり、これによりノブ32の
首部をその中で移動させる。各開口34は約0.360 イン
チ(0.91cm)の直径を有し、各スロット36は、ノブ32
の首部に摺動可能に係合するために、約1.0インチ(2.54
cm)の長さ及び約0.250 インチ(0.64cm)の幅を有する。
更に、ロックバー24は、側面8に設けられたスロット
40にほぼ矩形のタブ38を挿入させることによって、
側面8に連結される。スロット40は、タブ38をぴっ
たりと受け入れるように、約1.650 インチ(4.19cm)の長
さ及び約0.150 インチ(0.38cm)の幅を有する。スロット
40は、下側スロット36とほぼ平行であり且つ下側ス
ロット36から約0.470 インチ(1.19cm)だけオフセット
されている。更に、スロット40の上端は、下側スロッ
ト36の上端の約0.413 インチ(1.05cm)上に位置してい
る。
【0009】スプリング42は、一端がタブ38の開口
に取付けられ、他端が側面8の開口つまりスロット44
に取付けられている。スプリング42は、上側ロックバ
ー24およびノブ32をスロット36の下端に戻すため
にリターンスプリングとして働く。スプリング42は、
ロックバー24がスロット36の下端に移動するとき
に、上側ロックバー24の下の他の全てのロックバーを
その夫々のスロットの下端に押すのに十分な剛性を有す
る。かくして、スプリング42は、全てのロックバーが
それらの垂直方向上端位置で“吊り上げられる”のを阻
止するのを助ける。右側面8に取付けられると、ロック
バー24は、スロット36の下端に位置する第1位置か
ら、この第1位置の上に位置する第2位置まで約0.425
インチ(1.08cm)の距離垂直に移動することができる。上
側引き出し4の下に配置された引き出し5に対応するロ
ックバー46が上側ロックバー24と整列し且つその下
に設けられている。図2に示すように、ロックバー46
は、形状および材料が、上側ロックバー24と同様であ
る。上側ロックバー24のように、ロックバー46は、
図4に示すように、ノブ32、開口34、スロット36
と夫々ほぼ同じ寸法を有する円形開口50及びスロット
52に挿入されたノブ48を介して右側面8に係合す
る。ノブ48は、ロックバー38の下端から約1.246 イ
ンチ(3.16cm)および約9.746 インチ(24.75cm)に配置さ
れているのが好ましい。ロックバー46は、約12.0イン
チ(30.48cm)×1.0インチ(2.54cm)×0.06インチ(0.15cm)
の寸法を有する。ロックバー46の上端には、ロックバ
ー46に沿った約1.122 インチ(2.85cm)の長さ及び約0.
593 インチ(1.51cm)の幅を有するL形状の接触要素54
が一体的に取り付けられている。接触要素54は、前面
20に最も近くに位置する隣接した切欠56を形成する
ために前面20から離れて配置されている。接触要素5
4は、ロックバー46と直角に向けられ且つ約0.437イ
ンチ(1.11cm)×0.250インチ(0.64cm)×0.060インチ(0.1
5cm)の寸法を有する上側フランジ58を有する。また、
ロックバー46は、ロックバー24の下側フランジ30
と同様の形状および向きの下側フランジ30を有する。
右側面8に取付けられると、ロックバー46は、スロッ
ト52の下端に位置する第1位置から第1位置の上に位
置する第2位置まで約0.425インチ(1.08cm)の距離垂直
に移動することができる。
【0010】上述したロックバー24、46で、既に開
けられた引き出し以外の全ての引き出しを自動的にロッ
クすることが可能である。この種のロックのシナリオ
は、図5に示すように、各引き出し4、5と関連したロ
ック機構、例えば回転可能な上側カム62および下側カ
ム64によって達成される。各カム62、64は、合成
樹脂のような弾性材料で作られ、且つ、対のスロット3
6、52の最も下のものの下に位置するピン66によっ
て右側面8に取付けられている。各ピン66は、対応す
るスロットよりも更に前面20から約0.204 インチ(0.5
2cm)離れて配置され、且つ最も近いスロットの下端の約
1.387 インチ(3.52cm)下に配置されている。各ピン66
は、約90°の湾曲したスロット68の曲率中心を構成
する。各スロット68は、内側の曲率半径が約0.296 イ
ンチ(0.75cm)であり、約0.454 インチ(1.15cm)の幅を有
する。スロット68は、カム62かカム64のいずれか
に取付けられたほぼ矩形のラグ70を受け入れるような
大きさに作られ且つ位置決めされている。図5から分か
るように、矩形のラグ70は、約0.300 インチ(0.76cm)
の長さを有し、またスロット68に挿入されるほぼ矩形
の断面部分72を有する。断面部分72は、約0.343イ
ンチ(0.87cm)の高さ及び約0.376 インチ(0.96cm)の幅を
有する。カム62又はカム64のラグ70が対応するス
ロット68に挿入されると、カム62又はカム64は、
約90°だけ回転することができる。カム62、64の
回転は、カム62又はカム64と係合するピン74のよ
うな係合要素を、引き出し4又は引き出し5の一側に設
けることによって達成される。ピン74は、引き出しの
底面18の上約0.605 インチ(1.54cm)及び引き出しの前
面22から約5.013 インチ(12.73cm)に配置されてい
る。ピン74は、ラグ70に対して約45°に位置決め
された雌スロット部分76に入ることによって、カム6
2又はカム64と係合する。
【0011】ロック装置の要素の上記の説明と共に、上
側引き出し4が開けられたとき、図1ないし図7の実施
例の作動を観察することにより、本発明の一つの観点を
理解できる。図6において、上側引き出し4が開かれる
と(水平方向の矢印で示す)、ピン74はスロット部分
76に入る。上側引き出し4の更なる移動によって、ピ
ン74はスロット部分76を介してカム62に係合し、
その結果、カム62は約90°反時計方向に回転する。
この回転中、ラグ70はロックバー24の下端フランジ
30に係合し、その結果、ロックバー24は、図7の垂
直の矢印で示すように、上方に移動する。この回転によ
り、ラグ70は、ロックバーの切欠に位置する位置Aか
ら図6、7に示すロック位置Bまで回転する。ロック位
置Bで2つの事が起こる。図7では、上側カム62のス
ロット部分76は、ピン74がスロット部分76から離
脱することができるほどに回転している。これにより、
上側引き出し4は図1に示す開位置まで続行することが
できる。位置Bで起こる第2の事は、ラグ70が、下側
引き出しのロックバー46の上側フランジ58のすぐ上
に位置して、閉位置で下側引き出しを効果的にロックす
ることである。下側引き出し5のロックは、下側引き出
し5のピン74が下側カム64に係合すると、ラグ70
がロックバー46の下側フランジ60を上方に移動させ
ることができないことから、カム64が回転できないと
いう事実による。このことは、上側カム62のラグ70
が位置Bにあると、ロックバー46は垂直方向に移動で
きないという事実による。ロックバー46が垂直方向に
移動することができないと、下側カム64は、スロット
部分76がピン74及び下側引き出し5を開位置に向い
続けるのに必要な90°回転することができない。その
結果、下側引き出し5は有効にロックされる。
【0012】以上、2つの引き出しの装置を説明した
が、本発明を3つ以上の引き出しに適用できることは言
うまでもない。このような引き出し装置では、特定の引
き出しが開けられると、その引き出しのカム及びラグ
は、そのラグの下の全てのロックバーが第1位置から第
2位置に移動するのを阻止するロック位置に回転する。
開けられた引き出しの下の引き出しのためのカムは、そ
れら夫々のロックバーを移動させるのを阻止され、かく
して、開けられた引き出しの下の引き出しは、閉位置で
ロックされる。開けられた引き出しの下の全ての引き出
しが開けられるのを阻止することに加えて、開けられた
引き出しの上の全ての引き出しも同様にロックされる。
このことは、図2および図7を見ることによって理解さ
れる。各引き出し又は棚のためのロックバーは、側壁8
の高さよりも短い合計長さを有する。かくして、ロック
バー24がスロット36の下端に位置されると、キャビ
ネット2の上端と上側ロックバー24の上側フランジ2
8との間に空間が存在する。この空間は、約0.430 イン
チ(1.09cm)の垂直方向の長さを有する。この結果、引き
出しを開くと、この引き出しの上の全てのロックバー
は、キャビネット2の上端ら約0.005 インチ(0.013cm)
の空間を残して上に約0.425 インチ(1.08cm)の距離垂直
に移動することができる。このような空間は、開けられ
た引き出しの上のロックバーに関連したカムのラグ70
の幅よりも小さいので、これらラグ70は、ロックバー
の間を移動することができない。ラグ70によるロック
バーの移動不能は、カムが回転するのを阻止し、かくし
て、動くことのできないカムに関連し且つ開けられた引
き出しの上の引き出しは閉位置でロックされる。
【0013】本発明の他の観点が図2および図8に示さ
れている。図2および図8は、第1位置Cからロック位
置D(図8)に移動する第2ロック機構78を示す。位
置Cで、上側ロックバー24および下側ロックバー46
は、各々、第1位置から第2位置に垂直に移動すること
ができ、その結果、引き出しを上述したように開けるこ
とができ、またロックすることができる。しかしなが
ら、第2ロック機構78が上側ロックバー24の移動方
向に対して約90°の方向に沿ってロック位置Dに移動
すると、上側ロックバー24及び下側ロックバー46
が、各々、第1位置から第2位置へ移動するのを阻止す
る。上述したように、ロックバーが移動できないときに
は、対応する引き出しは、閉位置でロックされる。かく
して、ロック機構78がロック位置Dに移動すると、引
き出しの全てが効果的にロックされる。第2ロック機構
78は、形状がほぼ矩形である。ロック機構78は、右
側面8のピン82に係合するスロット80を有する。ピ
ン82は、右側面8の上端から約0.625 インチ(1.59cm)
且つ右側面8の前から約0.264 インチ(0.67cm)及び2.26
8 インチ(5.76cm)に配置されている。図2および図8に
示すように、ロック機構78及び右側面8の両者にスプ
リング84が取付けられている。スプリング84は、ロ
ック機構78を、ピン82がスロット80の閉鎖端86
に係合する位置Cに付勢する。位置Cで、ロック機構7
8のタブ88は、ロックバー24の切欠27の上に位置
決めされる。更に、ロック機構78の切欠90は、ロッ
クバー24の上側フランジ28の上に間隔が隔てられて
いる。位置Cで、切欠90によって、上側ロックバー2
4および下側ロックバー46を第1位置から第2位置に
移動させる、かくして前述したように作動させる。
【0014】ロック機構78は、ロック機構78の内側
湾曲面94に係合する螺旋カム作動子92のような傾斜
面を備えた移動機構に沿ってロック機構78を動すこと
によって、ロック位置D(破線)に移動される。傾斜面
は、ロック機構78に係合し、これにより傾斜面および
ロック機構78を互いに相対的に移動させることができ
る。この相対的な移動は、ロック機構78が傾斜面で移
動した距離より短い距離並進的に移動するようなもので
ある。このことは図8から理解できる。図8において、
軸線を中心とする螺旋カム作動子92の時計方向の回転
により、湾曲面94は、カム作動子の傾斜面に沿って動
き、ロック機構78は軸線と平行に且つ軸線に沿って位
置Dに移動する。図8の実施例はロック機構78を右か
ら左にドアに向かって引っ張ることを開示するが、位置
Cが位置Bの左に配置され且つロック機構78を左から
右にドアから押し離すようにカム作動子92を用いるな
らば、ロック機構78は同様にうまく動作することは勿
論である。螺旋カム作動子92は、亜鉛ダイキャスト、
アルミニューム又は鍛造鋼のような頑強な材料で作られ
る。図9に示すように、作動子98は直線表面96及び
約120°の回転で約1/2インチ(1.27cm)だけ直線表
面96の上に持ち上げる螺旋傾斜面98を有する。傾斜
面の他の形状が可能であることは勿論であり、作動子9
2の回転によってロック機構78はロック位置及び非ロ
ック位置に傾斜面に沿って動くことになる。
【0015】作動子92は、開口102を備えた円筒状
の支持部100を有する。開口102は、図2に示すキ
ー機構106に連結されたボルト104を受け入れる。
キー機構106は、上側引き出し4の前面20に取付け
られる取付け具110の円筒状部分108に入れられ
る。取付け具110は、開口114を備えた矩形部分1
12を有する。取付け具110は、開口114を通り且
つ引き出し4に挿入されるネジを介して上側引き出し4
に取付けられる。取付け具110は、好ましくは、合成
樹脂、亜鉛ダイキャスト、鍛造鋼、ダイキャスト製アル
ミニュームのような弾性材料で作られる。上述したロッ
ク装置で、引き出し4の開口118から接近可能なキー
機構96にキー106を挿入することによって、閉じた
引き出しの全てををロックする。ついで、キー106を
時計方向に回すと、これにより螺旋カム作動子92はロ
ック機構78に係合してロック機構78を上述したよう
にロック位置Bに移動させる。好ましい実施例に関連し
て本発明を説明したが、当業者は、特許請求の範囲に記
載したような発明の範囲内に入る発明の他の変形例を認
識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック装置の実施例を用いたキャビネ
ットの斜視図。
【図2】本発明のロック装置の実施例の分解図。
【図3】本発明のロックバーの第1実施例の側面図。
【図4】本発明のロックバーの第2実施例の側面図。
【図5】本発明の回転可能なカムの正面図。
【図6】非ロック位置にある本発明のロック機構の実施
例の側面図。
【図7】ロック位置にある図6のロック機構の実施例の
側面図。
【図8】本発明の他のロック機構の側面図。
【図9】図8のロック機構に用いられた螺旋カムの側面
図。
【符号の説明】
2 キャビネット 4 上側引き出し 5 下側引き出し 24 上側ロックバー 46 下側ロックバー 78 第2ロック機構 88 タブ 92 ヘリカムカム作動子

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1構成部品と、 該第1構成部品を支持し且つ該第1構成部品が閉位置か
    ら開位置に移動する通路を形成する第1軌道と、 第1位置から、前記第1構成部品を前記第1軌道に沿っ
    て前記開位置に移動させる第2位置に移動可能な第1ロ
    ックバーと、 第2構成部品と、 該第2構成部品を支持し且つ該第2構成部品が閉位置か
    ら開位置に移動する通路を形成する第2軌道と、 第1位置から、前記第2構成部品が前記第2軌道に沿っ
    て前記開位置に移動させる第2位置に移動可能な第2ロ
    ックバーと、 前記第1構成部品および前記第2構成部品を各々前記閉
    位置でロックするために、前記第1ロックバーが前記閉
    位置から前記開位置に移動するのを阻止し且つ前記第2
    ロックバーが前記閉位置から前記開位置に移動するのを
    阻止するように、移動機構の傾斜面に対してロック位置
    に移動可能なロック機構とを有する、第1側壁と第2側
    壁を備えたコンテナのためのロック装置。
  2. 【請求項2】 前記第1構成部品が引き出しからなる、
    請求項1のロック装置。
  3. 【請求項3】 前記第1構成部品が棚からなる、請求項
    1のロック装置。
  4. 【請求項4】 前記第2構成部品が引き出しからなる、
    請求項2のロック装置。
  5. 【請求項5】 前記第2構成部品が棚からなる、請求項
    3のロック装置。
  6. 【請求項6】 前記相対的な移動は、前記ロック機構が
    前記傾斜面で前記ロック機構が移動した距離よりも短い
    距離並進的に移動するようなものである、請求項1のロ
    ック装置。
  7. 【請求項7】 前記ロック機構が、前記第1ロックバー
    の移動方向に対して約90°の方向に沿って移動する、
    請求項1のロック装置。
  8. 【請求項8】 前記ロック機構が第1位置から前記ロッ
    ク位置に移動し、 前記第1構成部品が前記開位置に移動するように、前記
    ロック機構が前記第1位置での前記第1ロックバーを前
    記第1位置から前記第2位置に移動させる、請求項7の
    ロック装置。
  9. 【請求項9】 前記ロック機構は、前記第1ロックバー
    が前記第1位置から前記第2位置に移動するのを阻止し
    て前記第1構成部品および前記第2構成部品をロックす
    るために、前記ロック位置で前記第1ロックバーに係合
    するタブを有する、請求項8のロック装置。
  10. 【請求項10】 前記ロック機構は、前記ロック機構が
    前記第1位置に移動したときに、前記第1ロックバーを
    前記第1位置から前記第2位置に移動させる切欠を有す
    る、請求項9のロック装置。
  11. 【請求項11】 前記ロック機構を移動させるための螺
    旋カム作動子を有する、請求項1のロック装置。
  12. 【請求項12】 前記ロック機構を前記方向に沿って移
    動させるための螺旋カム作動子を有する、請求項7のロ
    ック装置。
  13. 【請求項13】 前記ロック機構を前記第1位置から前
    記ロック位置に移動させるための螺旋カム作動子を有す
    る、請求項8のロック装置。
  14. 【請求項14】 第1側壁および第2側壁を備えたコン
    テナの中で閉位置から開位置に移動できる第1構成部品
    及び第2構成部品をロックする方法であって、 第1位置から、前記第1構成部品を前記閉位置から前記
    開位置に移動させる第2位置に移動可能な第1ロックバ
    ーを設ける工程と、 第1位置から、前記第2構成部品を前記閉位置から前記
    開位置に移動させる第2位置に移動可能な第2ロックバ
    ーを設ける工程と、 前記第1構成部品および前記第2構成部品を各々前記閉
    位置でロックするため、第1ロックバーが前記閉位置か
    ら前記開位置に移動するのを阻止し且つ前記第2ロック
    バーが前記閉位置から前記開位置に移動するのを阻止す
    るように、ロック位置に移動可能なロック機構を設ける
    工程と、 前記ロック機構を移動機構の傾斜面に対して移動させ、
    前記ロック機構を前記ロック位置へ移動させる工程とを
    有するロック方法。
  15. 【請求項15】 前記第1構成部品が引き出しからな
    る、請求項14のロック方法。
  16. 【請求項16】 前記第1構成部品が棚からなる、請求
    項14のロック方法。
  17. 【請求項17】 前記第2構成部品が引き出しからな
    る、請求項15のロック方法。
  18. 【請求項18】 前記第2構成部品が棚からなる、請求
    項16のロック方法。
  19. 【請求項19】 前記相対的な移動は、前記ロック機構
    が前記傾斜面で移動した距離よりも短い距離前記ロック
    機構が並進的に移動するようなものである、請求項14
    のロック方法。
  20. 【請求項20】 前記ロック機構が、前記第1ロックバ
    ーの移動方向に対して約90°の方向に沿って移動す
    る、請求項14のロック方法。
  21. 【請求項21】 前記ロック機構が前記第1位置から前
    記ロック位置に移動し、 前記ロック機構が前記第1位置で前記第1ロックバーを
    前記第1位置から前記第2位置に移動させ、前記第1構
    成部品が前記開位置に移動する、請求項20のロック方
    法。
  22. 【請求項22】 前記ロック機構が、前記第1ロックバ
    ーが前記第1位置から前記第2位置に移動するのを阻止
    して前記第1構成部品および前記第2構成部品がロック
    する前記ロック位置で前記第1ロックバーと係合するタ
    ブを有する、請求項21のロック方法。
  23. 【請求項23】 前記ロック機構は、前記ロック機構が
    前記第1位置へ移動したときに、前記第1ロックバーを
    前記第1位置から前記第2位置に移動させる切欠を有す
    る、請求項22のロック方法。
  24. 【請求項24】 螺旋カム作動子を動かして前記ロック
    機構を移動させる工程を有する、請求項14のロック方
    法。
  25. 【請求項25】 螺旋カム作動子を動かして前記ロック
    機構を前記方向に沿って移動させる工程を有する、請求
    項20のロック方法。
  26. 【請求項26】 螺旋カム作動子を動かして前記ロック
    機構を前記第1位置から前記ロック位置に移動させる工
    程を有する、請求項21のロック方法。
JP6130609A 1993-06-11 1994-06-13 キャビネット引き出しロック Pending JPH074127A (ja)

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