JPH0741271B2 - 汚泥乾燥装置 - Google Patents
汚泥乾燥装置Info
- Publication number
- JPH0741271B2 JPH0741271B2 JP63143751A JP14375188A JPH0741271B2 JP H0741271 B2 JPH0741271 B2 JP H0741271B2 JP 63143751 A JP63143751 A JP 63143751A JP 14375188 A JP14375188 A JP 14375188A JP H0741271 B2 JPH0741271 B2 JP H0741271B2
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- Japan
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- sludge
- liquid supply
- dryers
- dryer
- steam
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は遠心薄膜式の汚泥乾燥装置に関する。
(従来の技術) 一般に、汚泥の乾燥処理方法として、加熱蒸気を利用し
た乾燥機が用いられるが、この乾燥機の中の一つとして
遠心力によって汚泥を薄膜状にし、熱の伝達面積を大き
くして瞬時に乾燥させる遠心薄膜式汚泥乾燥機がある。
た乾燥機が用いられるが、この乾燥機の中の一つとして
遠心力によって汚泥を薄膜状にし、熱の伝達面積を大き
くして瞬時に乾燥させる遠心薄膜式汚泥乾燥機がある。
従来、この種の汚泥乾燥機は、給液量が変動すると得ら
れる乾燥汚泥の含水率が変化するため、発生する汚泥量
が時々刻々に変動する場合には、前段で一但貯留してバ
ッチ運転とし後段の焼却や埋立処理分を容易にする必要
から常に一定量の汚泥を供給することによって一定含水
率の乾燥汚泥を得る方法が採られている。
れる乾燥汚泥の含水率が変化するため、発生する汚泥量
が時々刻々に変動する場合には、前段で一但貯留してバ
ッチ運転とし後段の焼却や埋立処理分を容易にする必要
から常に一定量の汚泥を供給することによって一定含水
率の乾燥汚泥を得る方法が採られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の様な従来装置では、前段に大きな
貯留タンクが必要であり場所の確保が難しく不経済であ
った。また、加熱蒸気の温度や量を給液量の変動に応じ
て調節する方法も考えられるが、応答性が悪く制御が難
しいという欠点があった。
貯留タンクが必要であり場所の確保が難しく不経済であ
った。また、加熱蒸気の温度や量を給液量の変動に応じ
て調節する方法も考えられるが、応答性が悪く制御が難
しいという欠点があった。
本発明は、従来装置の欠点を除去するためになされたも
ので最大給液量に対して小容量の汚泥乾燥機を複数台設
置し、給液量の変化に応じて乾燥機の運転台機を変え、
1台当りの乾燥機の給液量を一定とすることにより、常
に一定の含水率の乾燥汚泥を得る事ができる遠心薄膜乾
燥機を提供することを目的とする。
ので最大給液量に対して小容量の汚泥乾燥機を複数台設
置し、給液量の変化に応じて乾燥機の運転台機を変え、
1台当りの乾燥機の給液量を一定とすることにより、常
に一定の含水率の乾燥汚泥を得る事ができる遠心薄膜乾
燥機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、複数台の遠心薄膜乾燥機と、これらの乾燥機
への総給液量を検出する給液流量計と、各々の乾燥機の
汚泥供給管に設けた給液弁と、各々の乾燥機の蒸気供給
管に設けた蒸気弁と、この蒸気の戻り管に設けた抽気弁
と、給液流量計の検出信号を入力して、一定含水率の乾
燥汚泥を得るための乾燥機の運転台数を求める乾燥機へ
の運転指令発信装置と、給液弁及び蒸気弁及び抽気弁に
開閉指令を出する制御装置とからなる汚泥乾燥機であ
る。
への総給液量を検出する給液流量計と、各々の乾燥機の
汚泥供給管に設けた給液弁と、各々の乾燥機の蒸気供給
管に設けた蒸気弁と、この蒸気の戻り管に設けた抽気弁
と、給液流量計の検出信号を入力して、一定含水率の乾
燥汚泥を得るための乾燥機の運転台数を求める乾燥機へ
の運転指令発信装置と、給液弁及び蒸気弁及び抽気弁に
開閉指令を出する制御装置とからなる汚泥乾燥機であ
る。
(作用) 制御装置に入力された給液流量から、必要な乾燥機の運
転台数を求め、乾燥機への給液量が一定となる様に乾燥
機,給液弁,蒸気弁,抽気弁を制御する。
転台数を求め、乾燥機への給液量が一定となる様に乾燥
機,給液弁,蒸気弁,抽気弁を制御する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。第1図
において、汚泥貯留タンク4に貯留した汚泥は給液ポン
プ5により、汚泥乾燥機11,12,13に対応する給液弁51,5
2,53を経由して供給される。この時の給液量は給液流量
計9によって検出し給液濃度は、給液濃度計111により
検出して制御装置10に入力される。更に乾燥された汚泥
は、移送コンベア6により乾燥汚泥ホッパ7に投入され
る。また、乾燥のための加熱蒸気は蒸気発生ボイラ3に
よって発生させ乾燥機11,12,13に対応する蒸気弁21,22,
23を経由して供給し、戻り蒸気は抽気弁31,32,33を経由
して復水器3に戻って復水となる。制御装置10は給液流
量信号9aと給液濃度信号111aとを入力すると共に、汚泥
乾燥機11,12,13に運転指令11a,12a,13aを出力し、給液
弁51,52,53に開閉指令51a,52a,53aを出力し、蒸気弁21,
22,23に開閉指令21a,22a,23aを出力し、抽気弁31,32,33
に開閉指令31a,32a,33aを出力する。
において、汚泥貯留タンク4に貯留した汚泥は給液ポン
プ5により、汚泥乾燥機11,12,13に対応する給液弁51,5
2,53を経由して供給される。この時の給液量は給液流量
計9によって検出し給液濃度は、給液濃度計111により
検出して制御装置10に入力される。更に乾燥された汚泥
は、移送コンベア6により乾燥汚泥ホッパ7に投入され
る。また、乾燥のための加熱蒸気は蒸気発生ボイラ3に
よって発生させ乾燥機11,12,13に対応する蒸気弁21,22,
23を経由して供給し、戻り蒸気は抽気弁31,32,33を経由
して復水器3に戻って復水となる。制御装置10は給液流
量信号9aと給液濃度信号111aとを入力すると共に、汚泥
乾燥機11,12,13に運転指令11a,12a,13aを出力し、給液
弁51,52,53に開閉指令51a,52a,53aを出力し、蒸気弁21,
22,23に開閉指令21a,22a,23aを出力し、抽気弁31,32,33
に開閉指令31a,32a,33aを出力する。
今、任意の給液流量信号Qが制御装置10に入力されると
次式により、必要な乾燥機の運転台数Dを下式により求
める。
次式により、必要な乾燥機の運転台数Dを下式により求
める。
ここで、Kは乾燥汚泥の含水率を一定にするための給液
流量である。そして、与め制御装置内に設定された順序
に従って運転する汚泥乾燥機11,12,13に運転指令を出力
すると共に対応する給液弁51,52,53と蒸気弁21,22,23
と、抽気弁31,32,33にも開閉指令を出力する。すると、
運転された汚泥燥機に給液が分配され、ほぼ一定の含水
率を得るための汚泥が供給される。
流量である。そして、与め制御装置内に設定された順序
に従って運転する汚泥乾燥機11,12,13に運転指令を出力
すると共に対応する給液弁51,52,53と蒸気弁21,22,23
と、抽気弁31,32,33にも開閉指令を出力する。すると、
運転された汚泥燥機に給液が分配され、ほぼ一定の含水
率を得るための汚泥が供給される。
ところで、乾燥処理する給液の量は、余剰汚泥,濃縮汚
泥,消化汚泥等であるが給液量の設定値はこれらの各種
汚泥の合計であっても任意の一定値であってもよいが、
(1)式で求めた乾燥機の運転台数は当然端数となるの
で、この端数分に相当する給液量は誤差となる。
泥,消化汚泥等であるが給液量の設定値はこれらの各種
汚泥の合計であっても任意の一定値であってもよいが、
(1)式で求めた乾燥機の運転台数は当然端数となるの
で、この端数分に相当する給液量は誤差となる。
そこで、(1)式により求めた運転台数から、目標とな
る総給液量Q1を下式によって求め、給液ポンプ5に対
し、流量設定信号5aを出力し定流量運転となる様補正す
る。
る総給液量Q1を下式によって求め、給液ポンプ5に対
し、流量設定信号5aを出力し定流量運転となる様補正す
る。
Q1=D1×K …(2) ここで、D1は(1)式で求めた運転台数の端数を四捨五
入した整数である。給液ポンプ5の流量調節方法は、回
転数制御,ストローク制御,吐出弁制御のいずれでもよ
く、汚泥乾燥機の台数も3台に限定されない。
入した整数である。給液ポンプ5の流量調節方法は、回
転数制御,ストローク制御,吐出弁制御のいずれでもよ
く、汚泥乾燥機の台数も3台に限定されない。
また、乾燥機に供給される汚泥の濃度は、必ずしも一定
でないため、給液量を一定にしても得られる乾燥汚泥の
含水率が一定にならない場合がある。そこで給液濃度計
11の濃度信号により給液量を下式によって補正する。
でないため、給液量を一定にしても得られる乾燥汚泥の
含水率が一定にならない場合がある。そこで給液濃度計
11の濃度信号により給液量を下式によって補正する。
Q2=Q1+f(r) …(3) ここで、Q2は補正後の給液量、f(r)は濃度rに基づ
く関数である。
く関数である。
以上説明したように、本発明によれば、給液量と給液濃
度から汚泥乾燥機の運転台数を求めて各乾燥機への給液
量が一定となる様に制御することにより、給液量が変化
しても大きな汚泥貯留タンクがなくても連続運転が可能
で、一定含水率の乾燥汚泥を得ることができる汚泥乾燥
機を提供できる。
度から汚泥乾燥機の運転台数を求めて各乾燥機への給液
量が一定となる様に制御することにより、給液量が変化
しても大きな汚泥貯留タンクがなくても連続運転が可能
で、一定含水率の乾燥汚泥を得ることができる汚泥乾燥
機を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す汚泥乾燥機の構成図で
ある。 4……汚泥貯留タンク、5……給液ポンプ 6……移送コンベヤ、7……乾燥汚泥ホッパ 9……給液流量計、10……制御装置 11,12,13……汚泥乾燥機、21,22,23……蒸気弁 31,32,33……抽気弁、51,52,53……給液弁 111……給液濃度計
ある。 4……汚泥貯留タンク、5……給液ポンプ 6……移送コンベヤ、7……乾燥汚泥ホッパ 9……給液流量計、10……制御装置 11,12,13……汚泥乾燥機、21,22,23……蒸気弁 31,32,33……抽気弁、51,52,53……給液弁 111……給液濃度計
Claims (1)
- 【請求項1】加熱蒸気を利用して汚泥の乾燥処理を行な
う複数台の乾燥機と、この乾燥機への総給液量を検出す
る給液流量計と、前記乾燥機の各々の汚泥供給管に設け
られた給液弁と、前記乾燥機の蒸気供給管に設けた蒸気
弁と、前記乾燥機の蒸気の戻り管に設けた抽気弁と、前
記給液流量計の検出信号を入力し一定含水率の乾燥汚泥
を得るための前記乾燥機の運転台数を求め運転指令及び
開閉指令を出力する制御装置とからなる汚泥乾燥装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143751A JPH0741271B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 汚泥乾燥装置 |
US07/343,588 US5079852A (en) | 1988-04-28 | 1989-04-27 | Sludge treating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143751A JPH0741271B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 汚泥乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01315398A JPH01315398A (ja) | 1989-12-20 |
JPH0741271B2 true JPH0741271B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=15346170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63143751A Expired - Fee Related JPH0741271B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-06-13 | 汚泥乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741271B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015106120A1 (de) * | 2015-04-21 | 2016-10-27 | Huber Se | Verfahren zum Trocknen von Feuchtgut sowie Trocknungsanlage |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP63143751A patent/JPH0741271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01315398A (ja) | 1989-12-20 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |