JPH0741243U - パイロットバーナの火炎検知装置 - Google Patents
パイロットバーナの火炎検知装置Info
- Publication number
- JPH0741243U JPH0741243U JP6924793U JP6924793U JPH0741243U JP H0741243 U JPH0741243 U JP H0741243U JP 6924793 U JP6924793 U JP 6924793U JP 6924793 U JP6924793 U JP 6924793U JP H0741243 U JPH0741243 U JP H0741243U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- pilot burner
- pilot
- burner
- tip
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- Pending
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- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】主炎とパイロット炎が重なっても、パイロット
炎を容易に検知する。 【構成】主バーナ5とパイロットバーナ7を備える工業
用炉1において、工業用炉1の外壁8にパイロットバー
ナ7に近接して形成される覗き窓9と、該覗き窓9の開
口からパイロットバーナ7の先端に向けて挿入可能にさ
れる検知ロッド10とを備え、該検知ロッド10の少な
くとも先端部に火炎との炎色反応を生じる金属10aを
設けている。
炎を容易に検知する。 【構成】主バーナ5とパイロットバーナ7を備える工業
用炉1において、工業用炉1の外壁8にパイロットバー
ナ7に近接して形成される覗き窓9と、該覗き窓9の開
口からパイロットバーナ7の先端に向けて挿入可能にさ
れる検知ロッド10とを備え、該検知ロッド10の少な
くとも先端部に火炎との炎色反応を生じる金属10aを
設けている。
Description
【0001】
本考案は、石油精製用加熱炉などの工業用炉において、主バーナを着火させる ためのパイロットバーナの火炎検知装置に関する。
【0002】
石油精製用加熱炉などの工業用炉においては、主炎への着火のためパイロット バーナが装着されている。このパイロットバーナは、主炎の瞬間的な吹き消え時 及び火炎の安定燃焼に対処するために、常時着火させておく必要があり、運転員 は、常にパイロットバーナの火炎を確認する必要がある。従来、火炎検知方法と しては、火炎が放射する紫外線を検知する方法など種々の方法が知られているが 、その信頼性およびコストの観点から、運転員による覗き窓からの肉眼での確認 に頼らざるを得ないのが現状である。
【0003】
しかしながら、主炎が着火した状態でパイロットバーナの火炎を肉眼で確認す ることは、主炎とパイロット炎が重なるために困難であるという問題を有してい る。とくに、主炎とパイロット炎が、輝炎と輝炎あるいは不輝炎と不輝炎または 輝炎と不輝炎というよな場合には、肉眼での観察は極めて困難である。
【0004】 本考案は、上記問題を解決するものであって、主炎とパイロット炎が重なって も、パイロット炎を容易に検知することができるパイロットバーナの火炎検知装 置を提供することを目的とする。
【0005】
そのために本考案のパイロットバーナの火炎検知装置は、主バーナ5とパイロ ットバーナ7を備える工業用炉1において、工業用炉1の外壁8にパイロットバ ーナ7に近接して形成される覗き窓9と、該覗き窓9の開口からパイロットバー ナ7の先端に向けて挿入可能にされる検知ロッド10とを備え、該検知ロッド1 0の少なくとも先端部に火炎との炎色反応を生じる金属10aを設けたことを特 徴としている。なお、上記構成に付加した番号は、本考案の理解を容易にするた めに図面と対比させるためのもので、これにより本考案の構成が何ら限定される ものではない。
【0006】
本考案においては、パイロットバーナの先端に向けて検知ロッドを挿入すると 、検知ロッドの先端部の金属は、火炎と炎色反応を生じて変色火炎を生成するた め、主炎とパイロット炎が重なっていても、パイロット炎を容易に検知すること ができる。
【0007】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は、本考案におけるパ イロットバーナの火炎検知装置の1実施例を示す断面図である。
【0008】 図において、工業用炉1の壁2には、開口部3が形成され、この開口部3内に 燃焼筒4が配設されている。燃焼筒4内には、主バーナ5が装着され、燃焼筒4 の外側にはエア供給路6が設けられるとともに、パイロットバーナ7が装着され ている。パイロットバーナ7の先端は、燃焼筒4の先端に位置されいる。工業用 炉1の外壁8には、パイロットバーナ7に近接して覗き窓9が形成されており、 この覗き窓9の開口からパイロットバーナ7の先端に向けて検知ロッド10が挿 入可能にされている。この検知ロッド10の先端部には、火炎との炎色反応を生 じる例えばステンレス、銅等の金属10aが取り付けられている。なお、検知ロ ッド10全体を火炎との炎色反応を生じる金属で構成してもよい。
【0009】 図は、主炎11とパイロット炎12が着火し両者が重なった状態を示し、この 状態で、覗き窓9の開口からパイロットバーナ7の先端に向けて検知ロッド10 を挿入すると、検知ロッド10の先端部の金属10aは、火炎と炎色反応を生じ て変色火炎13を生成するため、主炎11とパイロット炎12が重なっていても 、パイロット炎12を容易に検知することができる。
【0010】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、主炎とパイロット炎が重なっ ても、パイロット炎を容易に検知することができる。
【図1】本考案におけるパイロットバーナの火炎検知装
置の1実施例を示す断面図である。
置の1実施例を示す断面図である。
1…工業用炉、2…壁、3…開口部、4…燃焼筒、5…
主バーナ 6…エア供給路、7…パイロットバーナ、8…外壁、9
…覗き窓 10…検知ロッド、10a…火炎との炎色反応を生じる
金属、11…主炎 12…パイロット炎、13…変色火炎
主バーナ 6…エア供給路、7…パイロットバーナ、8…外壁、9
…覗き窓 10…検知ロッド、10a…火炎との炎色反応を生じる
金属、11…主炎 12…パイロット炎、13…変色火炎
Claims (1)
- 【請求項1】主バーナとパイロットバーナを備える工業
用炉において、該工業用炉の外壁に前記パイロットバー
ナに近接して形成される覗き窓と、該覗き窓の開口から
前記パイロットバーナの先端に向けて挿入可能にされる
検知ロッドとを備え、該検知ロッドの少なくとも先端部
に火炎との炎色反応を生じる金属を設けたことを特徴と
するパイロットバーナの火炎検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6924793U JPH0741243U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パイロットバーナの火炎検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6924793U JPH0741243U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パイロットバーナの火炎検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741243U true JPH0741243U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13397233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6924793U Pending JPH0741243U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パイロットバーナの火炎検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741243U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200536A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 株式会社Ihi | 測定装置および燃焼炉設備 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP6924793U patent/JPH0741243U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200536A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 株式会社Ihi | 測定装置および燃焼炉設備 |
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