JPH0740841Y2 - 炉内監視装置の保護機構 - Google Patents

炉内監視装置の保護機構

Info

Publication number
JPH0740841Y2
JPH0740841Y2 JP4618892U JP4618892U JPH0740841Y2 JP H0740841 Y2 JPH0740841 Y2 JP H0740841Y2 JP 4618892 U JP4618892 U JP 4618892U JP 4618892 U JP4618892 U JP 4618892U JP H0740841 Y2 JPH0740841 Y2 JP H0740841Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling gas
detection
furnace
unit
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4618892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH066939U (ja
Inventor
祐三 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Ro Co Ltd filed Critical Chugai Ro Co Ltd
Priority to JP4618892U priority Critical patent/JPH0740841Y2/ja
Publication of JPH066939U publication Critical patent/JPH066939U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0740841Y2 publication Critical patent/JPH0740841Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱処理炉等における炉
内監視装置の保護機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱処理炉等において、たとえば、
バーナの火炎状態等を監視するために、炉内に一端が開
口する検出管を炉本体に設け、この検出管の他端に火炎
検出器等の炉内監視部を設けて監視するようにしたもの
がある。この場合、前記火炎検出器が炉内の高熱により
損傷したり、レンズが炉内の蒸気等により曇るのを防止
するために、前記検出管の途中に冷却気体を供給するよ
うにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、ブロアの操業停止や故障等により前記冷
却気体の供給が減少もしくは停止した場合、前記火炎検
出器が損傷したり、レンズの曇りにより検出データに狂
いが生じたりすることを防止することができないという
課題を有していた。本考案は、前記検出管中に開閉弁を
設け、前記冷却気体供給圧が所定値以下になれば前記開
閉弁を閉じて前記課題を解決する炉内監視装置の保護機
構および前記冷却気体温度が所定値以上になれば前記開
閉弁を閉じる保護機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、炉内監視装置の保護機構を、炉内に一端が
開口する検出管の他端に炉内監視部を設けるとともに、
前記検出管の途中に冷却気体を供給する炉内監視装置に
おいて、前記検出管の冷却気体供給部と炉内監視部との
間に設けた開閉弁と、前記冷却気体供給部の冷却気体圧
を検出する検出部と、該検出部の検出圧力が所定値以下
になったとき駆動して前記開閉弁を閉とする駆動装置と
で構成したものである。次に第2の考案にかかる炉内監
視装置の保護機構は、炉内に一端が開口する検出管の他
端に炉内監視部を設けるとともに、前記検出管の途中に
冷却気体を供給する炉内監視装置において、前記検出管
の冷却気体供給部と炉内監視部との間に設けた開閉弁
と、前記冷却気体供給部の冷却気体温度を検出する検出
部と、該検出部の検出温度が所定値以上になったとき駆
動して前記開閉弁を閉とする駆動装置とで構成したもの
である。
【0005】
【作用】したがって、第1の考案ではブロアの操業停止
や故障等によって冷却気体圧が所定値以下に低下する
と、開閉弁は検出管を閉じ、炉内の高熱、蒸気等が炉内
監視部に達するのを阻止することになる。また、第2の
考案にあっては、冷却気体温度が所定値以上になると、
開閉弁が検出管を閉じる。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案の実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、本考案の第1実施例を示し、図中、
1は熱処理炉のバーナタイル、3は前記バーナタイル1
に穿設した開口2に一端を接続された検出管、4は前記
検出管3の他端に取り付けられた炉内監視部である公知
の火炎検出器、5は前記検出管3の途中に設けられた冷
却気体供給部である。
【0007】そして、前記検出管3の火炎検出器4と冷
却気体供給部5の間には、電動ゲートバルブ、電動ボー
ルバルブ等からなる開閉弁6が設置されており、この開
閉弁6はモータ等の駆動装置7により開閉する。また、
前記冷却気体供給部5には導管8が配管され、この配管
8は第1の考案にあっては、前記モータ7の電気回路を
ON,OFFする、検出部9を構成する圧力スイッチに
連通している。この圧力スイッチは前記冷却気体の圧力
が所定値以下になるとONしてモータ7を駆動して開閉
弁6を閉とするものである。なお、前記供給する冷却気
体圧は炉内圧より高く設定してある。
【0008】前記構成からなるため、正常に冷却気体が
冷却気体供給部5に供給されていると、検出部9を構成
する圧力スイッチはONしてモータ7により開閉弁6は
開状態となり、火炎検出器4は火炎状態を監視する。一
方、ブロアの操業停止や故障等により冷却気体圧が所定
圧より低下すれば、圧力スイッチがOFFし、開閉弁6
は図示しない自動復帰手段で閉状態となる。
【0009】なお、第1の考案は検出部9が圧力スイッ
チで構成されているが、第2の考案では検出部9が温度
スイッチ等で構成されている。そして、冷却気体の流量
が少なくなって、冷却気体供給部5の温度が所定値より
上昇すれば、前記モータ7の電気回路がONして開閉弁
6を閉とするものである。
【0010】図2は、本考案の第2実施例を示し、開閉
弁6としてシリンダ駆動式ボール弁あるいはゲート弁を
使用したもので、前記検出部9がONすると電磁弁10
が開となり、作動用高圧気体により開閉弁6が開状態と
なり、検出部9がOFFすると電磁弁10が閉となり、
図示しない自動復帰手段で開閉弁6が閉となる。
【0011】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、検出管へ供給される冷却気体圧力が所定値以下
となるか、冷却気体温度が所定値以上になれば、冷却気
体供給手段の停止として検出し、開閉弁を閉とする。し
たがって、冷却気体供給用ブロアが故障して十分な冷却
用気体を検出管内に供給できないとき、あるいは冷却気
体の供給を忘れていたような場合には、開閉弁が閉じ、
火炎検出器等の損傷を防止することができる。なお、前
記炉内監視部は、火炎検出器に限らず、放射温度検出計
あるいは単なるガラス窓であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の炉内監視装置の保護機構の第1実施
例を示す要部に関する概略説明図。
【図2】 第2実施例を示す要部に関する概略説明図。
【符号の説明】
1…バーナタイル、3…検出管、4…炉内監視部、5…
冷却気体供給部、6…開閉弁、7…駆動装置、9…検出
部、10…電磁弁。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉内に一端が開口する検出管の他端に炉
    内監視部を設けるとともに、前記検出管の途中に冷却気
    体を供給する炉内監視装置において、 前記検出管の冷却気体供給部と炉内監視部との間に設け
    た開閉弁と、前記冷却気体供給部の冷却気体圧を検出す
    る検出部と、該検出部の検出圧力が所定値以下になった
    とき駆動して前記開閉弁を閉とする駆動装置とで構成し
    たことを特徴とする炉内監視装置の保護機構。
  2. 【請求項2】 炉内に一端が開口する検出管の他端に炉
    内監視部を設けるとともに、前記検出管の途中に冷却気
    体を供給する炉内監視装置において、 前記検出管の冷却気体供給部と炉内監視部との間に設け
    た開閉弁と、前記冷却気体供給部の冷却気体温度を検出
    する検出部と、該検出部の検出温度が所定値以上になっ
    たとき駆動して前記開閉弁を閉とする駆動装置とで構成
    したことを特徴とする炉内監視装置の保護機構。
JP4618892U 1992-07-02 1992-07-02 炉内監視装置の保護機構 Expired - Lifetime JPH0740841Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4618892U JPH0740841Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 炉内監視装置の保護機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4618892U JPH0740841Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 炉内監視装置の保護機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH066939U JPH066939U (ja) 1994-01-28
JPH0740841Y2 true JPH0740841Y2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=12740078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4618892U Expired - Lifetime JPH0740841Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 炉内監視装置の保護機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740841Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114046529A (zh) * 2021-11-12 2022-02-15 河南中烟工业有限责任公司 用于锅炉火焰探测器的防起雾系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH066939U (ja) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5983657A (en) Air conditioning system
KR900001880B1 (ko) 냉동시스템 상하과열 방지방법 및 제어장치
KR100186678B1 (ko) 연소 장치
US20050279961A1 (en) Universal valve switch
JPH0740841Y2 (ja) 炉内監視装置の保護機構
KR0147634B1 (ko) 에어밸브 구동시스템
CA2126141C (en) Limit switch control especially for warm air furnaces
US4831834A (en) Method of protecting a refrigerating apparatus
KR100433956B1 (ko) 수직 소둔로 인렛 실링 장치
JPH0658598A (ja) 温水式空気調和機の凍結保護装置
CN113764152A (zh) 一种超导磁体低温系统
JP3431990B2 (ja) 凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒータ制御方法およびその装置
EP0710791B1 (en) A temperature-responsive, locking mechanism for a fluid valve
JPH07294007A (ja) 給湯器の排水栓漏れ検出装置
KR100239634B1 (ko) 오일온도 유지장치
JPH01188786A (ja) 弁の予熱装置
JP3859867B2 (ja) 燃焼機器
JP3081315B2 (ja) 吸収冷凍機の制御方法
JP2505055Y2 (ja) 真空炉
JP2875377B2 (ja) パイロットバーナ燃焼時における誤動作防止方法
JPS61175440A (ja) 貯湯式給湯装置
JPH0648274Y2 (ja) 給湯器の安全装置
KR0164148B1 (ko) 엔진 실린더의 흡기 온도 하강장치
JP3336680B2 (ja) 温水暖房装置
JPS6114720Y2 (ja)