JPH0740678B2 - バ−スト信号の受信方法及び装置 - Google Patents

バ−スト信号の受信方法及び装置

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JPH0740678B2
JPH0740678B2 JP59266767A JP26676784A JPH0740678B2 JP H0740678 B2 JPH0740678 B2 JP H0740678B2 JP 59266767 A JP59266767 A JP 59266767A JP 26676784 A JP26676784 A JP 26676784A JP H0740678 B2 JPH0740678 B2 JP H0740678B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/04Control of transmission; Equalising

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、バースト状のディジタル信号の受信方法及び
受信装置に関する。
〔従来技術〕
1対の伝送路を用いて双方向のディジタル伝送を行う方
式が種々検討されている。その1つにディジタル信号を
時間圧縮し、バースト状の信号に変換し(このように変
換されたディジタル信号を、以後バースト信号という)
時間分割により双方向伝送を行うピンポン伝送方式があ
る。かかる伝送方式では、伝送路において生じた減衰及
び波形歪みを補正すべく受信側で等化増幅を行う必要が
ある。更に伝送路長に応じ減衰,波形歪みの量が異なる
ので等化増幅器の伝達関数を自動的に最適なものにする
制御が必要となる。かかる等化増幅器として、例えば、
昭和59年度電子通信学会回路とシステム研究会論文CAS8
4−10「スイッチトキャパシタ自動線路等化器の設計」
に記載のものがある。この等化増幅器を用いた受信装置
の構成を第11図に示す。この受信装置において、粗調増
幅器111, 微調増幅器113よりなる等化増幅器114において等化され
た受信波形は、識別回路115及びピーク値保持回路116に
供給される。識別回路115は、受信等化波形の識別を行
い、ピーク値保持回路116は等化波形のピーク値を検出
保持する。比較回路117は、ピーク値保持回路116で検出
された等化波形のピーク値を基準レベルと比較する。制
御回路118は比較回路117の比較結果に基づき、等化増幅
器114の利得・周波数特性すなわち等化係数を変化させ
ている。
〔従来技術の問題点〕
上述の従来技術においては、等化増幅器114の利得・周
波数特性の変更すなわち切り替えはバースト信号の受信
期間中に行っているので、切り替えに伴う過渡現象を小
さくするために、小きざみに利得・周波数特性を変更し
なければならないという問題がある。更に、受信装置に
おいて、等化増幅器114は、粗調増幅器111, 微調増幅器113の三段構成であり、このため演算増幅器
を3個必要としている。しかしながら、受信装置の規
模,消費電力,価格などを考慮すれば等化増幅器の構成
はより簡単にすることが不可欠である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述のような従来のものの欠点を改善
すると共に、等化増幅器の段数を減らし、演算増幅器,
スイッチトキャパシタの数を少なくし、バースト信号の
受信装置の小規模化,低消費電力化,低価格を図ること
のできるバースト信号の受信方法及び装置を提供するこ
とにある。
〔発明の構成〕
本発明のバースト信号の受信方法は、バースト的に伝送
を行う通信システムにおいて、受信したバースト信号に
対して係数可変等化増幅器により等化増幅を行うにあた
り、前記係数可変等化増幅器の伝達関数の切り替えをバ
ースト信号の非受信期間において行うことを特徴として
いる。
この受信方法の実施に使用される本発明のバースト信号
受信装置は、バースト信号の受信波形の等化を行う係数
可変型の等化増幅器と、前記等化増幅器の出力信号を識
別しきい値を基準として識別する識別回路と、前記識別
回路による識別に基づきバースト信号の受信期間と非受
信期間とを与えるタイミング制御回路と、前記等化器の
出力信号のピーク値を保持する保持回路と、前記保持回
路の保持値をディジタル値に変換するアナログ・ディジ
タル変換器と、前記アナログ・ディジタル変換器のディ
ジタル出力値に基づき、バースト信号の前記非受信期間
に少なくとも前記等化増幅器の等化係数の設定値の変更
を行う制御回路とを備えることを特徴としている。
〔発明の動作原理〕
本発明の原理を、第2図及び第3図を用いて説明する。
第2図は、係数可変等化増幅器の利得制御を説明するた
めの図であり、第3図は利得制御を行うタイミングを説
明するための図である。
本発明においては、等化後の受信波形のピーク値Vpを2
つの基準電圧Vr,Vr/α(α>1)と比較する。第2図
(a)に示すようにVp<Vr/αならば、等化増幅器の
利得をα倍する(なお、同時に周波数特性も必要ならば
変化させる)。これにより第2図(b)に示すようにVr
<Vp<Vrとなれば、その時点で等化増幅器の利得
制御を停止する。利得をα倍した結果が依然としてVp<
Vr/αならば、Vp>Vr/αとなるまで以上の制御を繰
り返す。一方、第2図(c)に示すように、Vp>Vrなら
ば、等化増幅器の利得を1/α倍に下げ、第2図(d)に
示すようにVp<Vrとなるまで制御を繰り返す。
係数可変等化増幅器のこのような利得・周波数特性制御
は、第3図に示すように、バースト信号の非受信期間に
おいて行う。このように非受信期間に利得・周波数特
性、一般には伝達関数の切り替えを行うと、切り替えに
伴う過渡現象は次のバースト信号を受信する前に終了し
ている。従って、従来技術のように、過渡現象を小さく
するために小きざみに伝達関数を変化させる必要はな
く、1回の切り替えによる伝達関数の変化量を大きくす
ることができる。このため、等化増幅器に微調機能は不
要となる。
〔実施例〕
本発明のバースト信号の受信方法及び受信装置の一実施
例を、第1図,第4図,第5図及び第6図に基づいて説
明する。第1図は、本発明のバースト信号の受信方法の
実施に使用する受信装置のブロック図である。係数可変
等化増幅器の伝達関数は伝送路損失特性の逆関数を実現
するものである。実現例としては、直流損失を補償する
直流増幅特性関数と周波数特性を補償する との積となる。両関数は伝送路距離により変化する。こ
の受信装置において、受信信号は係数可変等化増幅器1
に供給される。この等化増幅器は、直流損失を補償する
粗調増幅器11と周波数特性を補償する とから構成されており、等化増幅器1で等化された受信
信号は、識別回路2及びピーク値保持回路3に供給され
る。ピーク値保持回路3は、第4図に示すような演算増
幅器31,32,ダイオード33及びコンデンサCoより成る公知
のものであり、演算増幅器31の正入力(+)に入力され
た等化受信信号のピーク値Vpを検出・保持して演算増幅
器32から出力する。検出・保持されたピーク値Vpは、ア
ナログ・ディジタル(A/D)変換器4に供給される。一
方、識別回路2は、ピーク値Vpの1/2の電圧レベルを基
準値とし受信等化波形の識別を行う。バースト検出回路
6は、第3図に示すバースト信号の同期ビットFを検出
し、タイミング回路7を受信バーストのバースト周期に
同期させる。なお、同期ビットFが検出されない場合
は、タイミング回路7は自己のクロックで自走する。A/
D変換器4においては、ピーク値Vpを2つの基準電圧Vr
及びVr/αと比較する。このA/D変換器4の構成を、第
5図に示す。比較器41は、ピーク値Vpを基準電圧源43の
基準電圧Vrと比較しVp/Vrならば出力4−1を1にす
る。比較器42は、ピーク値Vpを基準電圧源44の基準電圧
Vr/αと比較しVp/Vr/αならば出力4−2を1にす
る。A/D変換器4の出力4−1,4−2は、制御回路5に供
給される。この制御回路5の構成を、第6図に示す。AN
Dゲート51,52は、タイミング回路7からのタイミングパ
ルス7−1により、A/D変換器4からの出力4−1ある
いは4−2をアップダウンカウンタ53に印加する。タイ
ミングパルス7−1は、第3図に示す上向きの黒矢印で
示すタイミング、すなわちバースト信号の非受信期間中
に供給される。ANDゲート51の出力パルスによりアップ
ダウンカウンタ53はカウントダウンし、ANDゲート52の
出力パルスによりカウントアップする。アップダウンカ
ウンタ53の出力は、デコーダ54においてデコード展開さ
れ、等化増幅器1の係数制御端子に供給される。アップ
ダウンカウンタ53が、1つカウントアップする毎に、等
化増幅器1の利得がα倍になるように、係数制御を行
う。従って、アップダウンカウンタ53が与えるステップ
数をNとすれば、αN倍までの利得を制御できる。
本実施例においては、等化増幅器1の利得の切り替え
は、バースト信号の非受信期間に行われるので、切り替
えによる過渡現象の影響は小さくなり、このため等化増
幅器1の利得の倍率αを大きくすることができる。従っ
て、第1図に示すように等化増幅器1は、粗調増幅器11
とから構成でき、微調増幅器は不要である。また、倍率
αが大きくなることによりステップ数Nを小さくするこ
とができるので、アップダウンカウンタ53の段数を小さ
くすることができる。
次に、A/D変換器4の構成を簡単にすることのできる第
2の実施例について、第7図,第8図及び第9図を用い
て説明する。第7図は、本発明のバースト信号の受信方
法の実施に使用する受信装置のブロック図である。第1
図の受信装置とは、A/D変換器8,制御回路9及びタイミ
ング回路10の構成が異なっている。なお、第7図におい
て第1図の要素と同一の要素には同一の番号を付して示
す。タイミング回路10は、バースト信号の非受信期間中
に第8図に示すような4種類のタイミングパルス10−1,
10−2,10−3および10−4をそれぞれ発生する。第9図
は、A/D変換器8及び制御回路9の構成を示す図であ
り、本実施例は、A/D変換器8を構成する比較器が1個
であるという点に特徴がある。このA/D変換器8のスイ
ッチ81及び82の一方の接点には、基準電圧源83の基準電
圧Vrと、この基準電圧Vrを抵抗R1,R2によって分圧する
ことにより得られる基準電圧Vr/αとがそれぞれ印加
されている。第8図に示すタイミングパルス10−1によ
りスイッチ81が閉じると、比較器84はピーク値Vpと基準
電圧Vrとを比較し、比較結果を制御回路9のANDゲート9
1に供給する。比較結果が1すなわちVp>Vrならば、第
8図に示すタイミングパルス10−3によりANDゲート91
はパルス91−1を出力し、アップダウンカウンタ92はカ
ウントダウンする。次に、第8図に示すタイミングパル
ス10−2によりA/D変換器8のスイッチ82を閉じ(この
時スイッチ81は開く)、比較器84はピーク値Vpと基準電
圧Vr/αとを比較し、比較結果を制御回路9のANDゲー
ト93に供給する。比較結果が0すなわちVp<Vr/α
らば、第8図に示すタイミングパルス10−4によりAND
ゲート93はパルス93−1を出力し、アップダウンカウン
タ92はカウントアップする。アップダウンカウンタ92の
出力は、デコーダ94においてデコード展開され、等化増
幅器1の係数制御端子に供給されて、第1図の実施例と
同様に、等化増幅器1の利得を制御する。本実施例によ
れば、A/D変換器8においては、ピーク値Vpを上述した
ように時分割で2つの基準レベルと比較するようにして
いるので、A/D変換器8に用いる比較器は1個でよい。
第7図の実施例において、等化増幅器1の利得を変化さ
せると同時に、ピーク保持値Vpを増大あるいは減少させ
ることのできるピーク値保持回路の一例を、第10図に示
す。第10図のピーク値保持回路100には、第9図に示し
た制御回路9のANDゲート91,93の出力91−1,93−1が供
給される。制御回路9が利得制御を行わない時は、出力
91−1,93−1は共に0であり、ピーク値保持回路のNOR
ゲート101の出力は1となり、スイッチ103のみが閉じ、
スイッチ102,104は開いている。演算増幅器105の正入力
(+)には抵抗R3,R4により1/k倍に分圧された等化受信
信号が入力され、ダイオード106の出力は、コンデンサC
1,C2によってVp/kのレベルに保持される。演算増幅器10
7は、抵抗R5,R6の帰還によりこの保持レベルをk倍に増
幅し、その出力値はVpとなる。パルス91−1が印加され
ると(利得は1/α倍に下がる)、スイッチ103は開き、
スイッチ102は閉じる。これにより、コンデンサC2の端
子間電圧は0となる。パルス91−1の印加が終了する
と、スイッチ103は閉じスイッチ102は開く。このときコ
ンデンサC1の蓄積電荷の一部は、コンデンサC2に放電さ
れ、両コンデンサの端子間電圧は下がる。コンデンサ
C1,C2の容量比をC2/C1とした場合、C2/C1=α−1とす
ればVpは1/α倍に下がる。一方、パルス93−1が印加さ
れると(利得はα倍に上がる)、スイッチ104は閉じ、
スイッチ103は開く。これにより、コンデンサC2の端子
間電圧はVpとなる。パルス93−1の印加が終わると、ス
イッチ103は閉じ、スイッチ104は開く。このとき、コン
デンサC2の蓄積電荷の一部はコンデンサC1に放電され
る。導出過程は省略するが、k=α+1にすれば、Vpは
α倍に増大する。
このようなピーク値保持回路100を用いれば、バースト
信号の非受信期間において、等化増幅器1の利得の増減
と、ピーク値保持回路100の保持値Vpの増減とを行うこ
とができるので、識別回路2の識別基準レベル(保持値
Vpの1/2)も増減し、次の周期の識別余裕を低下させな
い。なお、このようなピーク値保持回路100は、第1図
の実施例にも用いることができることは言うまでもな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、等化増幅器の伝達
関数の切り替えをバースト信号の非受信期間において行
い、切り替えに伴う過渡現象を次のバースト信号を受信
する前に終了するようにしているので、1回の切り替え
による伝達関数の変化量を大きくすることができ、従っ
て従来のように小きざみに伝達関数を変化させる必要が
なくなる。このため、受信装置においては等化増幅器に
微調機能が不要となり、装置の小規模化,低価格化、そ
して低消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す図、 第2図及び第3図は本発明の原理を説明するための図、 第4図は、第1図のピーク値保持回路を示す図、 第5図は、第1図のA/D変換器を示す図、 第6図は、第1図の制御回路を示す図、 第7図は、本発明の第2の実施例を示す図、 第8図は、第2の実施例の動作タイミングを示す図、 第9図は、第7図のA/D変換器及び制御回路を示す図、 第10図は、ピーク値保持回路を示す図、 第11図は、従来技術を説明するための図である。 1……等化増幅器 2……識別回路 3……ピーク値保持回路 4,8……A/D変換器 5,9……制御回路 6……バースト検出回路 7,10……タイミング回路 11……粗調増幅器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バースト的に伝送を行う通信システムにお
    いて、受信したバースト信号に対して係数可変等化増幅
    器により等化増幅を行うにあたり、前記係数可変等化増
    幅器の伝達関数の切り替えをバースト信号の非受信期間
    において行うことを特徴とするバースト信号の受信方
    法。
  2. 【請求項2】バースト信号の受信波形の等化を行う係数
    可変型の等化増幅器と、前記等化増幅器の出力信号を識
    別しきい値を基準として識別する識別回路と、前記識別
    回路による識別に基づきバースト信号の受信期間と非受
    信期間とを与えるタイミング制御回路と、前記等化器の
    出力信号のピーク値を保持する保持回路と、前記保持回
    路の保持値をディジタル値に変換するアナログ・ディジ
    タル変換器と、前記アナログ・ディジタル変換器のディ
    ジタル出力値に基づき、バースト信号の前記非受信期間
    に少なくとも前記等化増幅器の等化係数の設定値の変更
    を行う制御回路とを備えることを特徴とするバースト信
    号の受信装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載のバースト信
    号の受信装置において、前記識別回路の識別しきい値を
    前記保持回路の出力に連動させることを特徴とするバー
    スト信号の受信装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載のバースト信
    号の受信装置において、前記制御回路が、前記等化増幅
    器の等化係数の設定値の変更時に、かかる変更により変
    化す前記等化増幅器の利得に応じ、前記保持回路の保持
    値を増減させることを特徴とするバースト信号の受信装
    置。
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CN103197142B (zh) * 2013-03-15 2015-02-18 清华大学 未知频率持续模拟信号和猝发数字信号同时捕获方法

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