JPH074010U - 合成樹脂粒分級装置 - Google Patents

合成樹脂粒分級装置

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JPH074010U
JPH074010U JP3338893U JP3338893U JPH074010U JP H074010 U JPH074010 U JP H074010U JP 3338893 U JP3338893 U JP 3338893U JP 3338893 U JP3338893 U JP 3338893U JP H074010 U JPH074010 U JP H074010U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の差
等があっても、その種別を問わず簡単に分級する。 【構成】 適宜開閉可能に構成され必要に応じ密閉可能
な分離樹脂粒排出口を下端部に有する円筒状ケースを備
え、該円筒状ケースの下部に該円筒状ケースの内面に沿
ってかつ上方あるいは下方に向かって樹脂粒を供給する
挿入口と、該円筒状ケースの上部に該円筒状ケース内面
に沿って渦状に吹き抜けてくる気体を該円筒状ケース内
面の接線方向に排出する気体排出口とを設け、前記挿入
口に挿入角度を適宜変更できるように挿入管を取り付
け、該挿入管から気体と共に樹脂粒を供給し、前気体排
出口からの吸引又は前記挿入管からの圧送によって前記
樹脂粒に混合する微細粒、微細粉を分離させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線・ケーブルの絶縁体に用いられる合成樹脂のペレット等の樹脂 粒を製造する際に樹脂粒に混ざる樹脂の微細粒、微細粉を樹脂粒から分級する合 成樹脂粒分級装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
絶縁電線、ケーブル等の絶縁体、シース等には、近年、ゴムよりも廉価で加工 しやすい合成樹脂が用いられるようになっている。すなわち、絶縁性能がよいと ころから合成樹脂を用いて被覆する絶縁電線、ケーブル等が多くなってきている 。このような電線、ケーブル等の絶縁に使用される合成樹脂には、主として塩化 ビニル樹脂が用いられている。また、この塩化ビニル樹脂としては、機械的にも かなり強く難燃性で、耐薬品性・電気特性が良く、着色も自由で機械加工も良い ところから軟質ポリ塩化ビニルが用いられている。これら絶縁体、シースを絶縁 電線の導体やケーブルの撚線電線に被覆する場合、押出し機によって絶縁電線、 ケーブル用の撚線電線を走行させ、連続的に押し出し被覆していく。
【0003】 この連続的に押出し被覆は、スクリューシリンダにホッパーからペレット状に 成形された合成樹脂を供給し、このスクリュー内において加熱溶融して走行する 導体、撚線電線の表面に押し出して行われる。このように押出し機で使用される 合成樹脂は、ペレット等の粒状に形成されている。すなわち、通常、合成樹脂は 、ペレット等の樹脂粒に成形された後、貯蔵されたり、製品として出荷される。 このペレット状の合成樹脂の製造に当っては、ペレット状にカッティングする際 に微細粒、微細粉が発生する。また、このペレット状にカッティングした樹脂粒 を配管を通して空送する過程でも、管内壁面に合成樹脂粒が当たり、こなれ粉や 被膜の剥がれが有る。これら微細粒、微細粉や被膜の剥がれ(ヒモ状品)は、樹 脂粒に混入すると、次工程の設備でつまりを起こす等悪影響を与える。
【0004】 そこで従来より、合成樹脂粒からこれら微細粒、微細粉や被膜の剥がれを取り 除くことが行われている。微細粒、微細粉や被膜の剥がれを取り除く従来の合成 樹脂粒分級装置は、図8に示す如き構成を有している。すなわち、製品サイロ1 00の上端部に分級サイクロン110を取り付け、この分級サイクロン110に よって、合成樹脂粒から、微細粒、微細粉や被膜の剥がれを取り除いている。
【0005】 この分級サイクロン110は、気体中に懸濁している粉、粉体を分離すること を目的としたもので、円周接線方向から流入した気体はサイクロン110内で高 速の旋回流を起こし、遠心力の作用によって固形分は、壁に突き当たり運動エネ ルギを減じ下方に落ち、流体は中心の管を通って上方に流出する。この分級サイ クロン110の上端部には、排気管130を介して集塵機140が接続されてい る。この集塵機140は、排気管130を通って気体に混じって圧送されてきた 微細粒、微細粉や被膜の剥がれを静電吸着を利用して取り除くものである。この 集塵機140には、吸引ブロワー150が接続されており、この吸引ブロワー1 50によって吸引している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
分級サイクロン110に供給する合成樹脂粒の粒径、比重等によって吸引ブロ ワー150の吸引力は、異なる。このため、従来の分級サイクロンを用いた合成 樹脂粒分級装置にあっては、分級サイクロン110に供給する合成樹脂粒の粒径 、比重等の変化に吸引ブロワー150の吸引力を調整することが難しく、特定の 混入物しか分級できないという問題点を有している。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、合成樹脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の差等があ ってもその種別を問わず分級することのできる合成樹脂粒分級装置を提供しよう とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案における合成樹脂粒分級装置は、適宜開閉 可能に構成され必要に応じ密閉可能な分離樹脂粒排出口を下端部に有する円筒状 ケースを備え、該円筒状ケースの下部に該円筒状ケースの内面に沿ってかつ上方 に向かって樹脂粒を供給する挿入口と、該円筒状ケースの上部に該円筒状ケース 内面に沿って渦状に吹き抜けてくる気体を該円筒状ケース内面の接線方向に排出 する気体排出口とを設け、前記挿入口に挿入角度を適宜変更できるように挿入管 を取り付け、該挿入管から気体と共に樹脂粒を供給し、前気体排出口からの吸引 又は前記挿入管からの圧送によって前記樹脂粒に混合する微細粒、微細粉を分離 させようというものである。
【0009】 そして、上記円筒状ケースは、長さを自由に調整ができるものにすることが好 ましい。
【0010】
【作用】
適宜開閉可能に構成され必要に応じ密閉可能な分離樹脂粒排出口を下端部に有 する円筒状ケースを備え、該円筒状ケースの下部に該円筒状ケースの内面に沿っ てかつ上方に向かって樹脂粒を供給する挿入口と、該円筒状ケースの上部に該円 筒状ケース内面に沿って渦状に吹き抜けてくる気体を該円筒状ケース内面の接線 方向に排出する気体排出口とを設け、前記挿入口に挿入角度を適宜変更できるよ うに挿入管を取り付け、該挿入管から気体と共に樹脂粒を供給し、前記気体排出 口からの吸引又は前記挿入管からの圧送によって前記樹脂粒に混合する微細粒、 微細粉を分離させるものであるため、合成樹脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の 差等があってもその種別を問わず分級することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係る合成樹脂粒分級装置の実施例について説明する。 図1には、本考案に係る合成樹脂粒分級装置の一実施例が示されている。
【0012】 図において、1は合成樹脂粒分級装置で、挿入管から気体と共に樹脂粒を供給 し、気体排出口からの吸引又は前記挿入管からの圧送によって樹脂粒に混入する 微細粒、微細粉を分離するものである。
【0013】 2は円筒状ケースで、上ケース2A、中ケース2B、下ケース2Cの3段から 構成されている。この上ケース2A、中ケース2B、下ケース2Cのそれぞれに はフランジが設けられており、それぞれ密に接続できるようになっている。また 、中ケース2Bは、図において1段となっているが必要に応じて2段、3段と複 数段設けることができるようになっている。この中ケース2Bを1段にするか、 2段、3段とするかは、円筒状ケース2内に供給される樹脂粒の粒径、比重、エ ア圧力、量の差等によって適宜選択するものである。また、下ケース2Cは、下 端部がロート状に絞り込まれている。
【0014】 3は分離樹脂粒排出口で、円筒状ケース2の下ケース2Cの下端部に形成され ている。この分離樹脂粒排出口3は、下ケース2Cの下端部を適宜開閉できるよ うにし、必要に応じ密閉可能に構成されている。
【0015】 4は挿入口で、下ケース2Cの側面に下ケース2C内面円周接線方向にかつ上 方に向かって樹脂粒を供給する挿入管5を嵌合するためのものである。この挿入 口4は、下ケース2Cの外側面に略接線方向に突出するように設けられている。 4Aは挿入口4に形成されるフランジで、挿入管5を固定するためのボルト穴が 適宜設けられている。
【0016】 5は挿入管で、挿入角度を適宜変更できるように挿入口4に嵌入するものであ る。挿入口4の径は、挿入管5の径よりも大きく形成されている。この挿入管5 は、図3に示す如く、筒体6と、ボール7とによって構成されている。この筒体 6は、ボール7を貫通して設けられており、このボール7は、筒体6の略中央に 位置するように設けられている。また、筒体6は、斜めに切り込まれており、筒 体6の先端が尖っている。これは、供給する樹脂粒が下ケース2C内面円周接線 方向にかつ上方に向かって吹き出るように、すなわち、下ケース2C内面に沿っ て渦状に吹きつけるように誘導するためである。 この挿入管5の挿入口4への取り付けは、図1に図示の矢印Aに示す如く、筒 体6の先端を挿入口4へ挿入し、ボール7が挿入口4に形成されるフランジ4A に当接するまで押し込む。しかる後、押えリング8を図1に図示の矢印Bに示す 如く、筒体6に嵌入し、図2に示す如く、フランジ4Aとによって固定ボルト9 を用いて固定することによって行う。この挿入口4とボール7との位置関係は、 図4、図5に示す如くなっている。 したがって、挿入口4の密閉は、フランジ4Aにボール7が密に当接すること により行われる。また、この挿入管5の筒体6の先端の角度は、ボール7を中心 に回動させることにより可能となり、適宜筒体6の先端の角度を設定し、押えリ ング8とフランジ4Aとによって固定ボルト9を用い固定する。 この挿入管5の先端には、供給ダクト11が接続できるようになっている。
【0017】 10は気体排出口で、円筒状ケース2内で樹脂粒に混合している微細粒、微細 粉を樹脂粒から分離させて、渦状に吹き抜けてくる微細粒、微細粉を含む気体を 円筒状ケース2の内面から接線方向に排出するものである。この気体排出口10 は、上ケース2Aの側面に上ケース2A内面円周接線方向に上ケース2Aの内部 から外部に貫通する筒体によって構成されている。この気体排出口10の先端に は、排気ダクト12が接続できるようになっている。
【0018】 また、円筒状ケース2の下ケース2Cの下端部に形成されている分離樹脂粒排 出口3には、図7に示す如く、ロータリーバルブ20が取り付けられている。こ のロータリーバルブ20は、輸送気体の流れを下ケース2Cの下端部の分離樹脂 粒排出口3から下部に流れないように遮断させるためのものである。したがって 、分離樹脂粒排出口3が密閉されていればロータリーバルブ20を取り付ける必 要がない。このロータリーバルブ20の下部には、製品サイロ30が取り付けら れる。また、排気ダクト12には、バックフィルター40が接続されており、こ のバックフィルター40は、樹脂粒から分離された微細粒、微細粉を回収し、微 細粒、微細粉が飛散するのを防止するためのものである。
【0019】 なお、挿入管5から供給する樹脂粒の搬送方法は、挿入管5から樹脂粒を圧送 する圧送式でも、気体排出口10から円筒状ケース2内の気体をバキュームする ことにより樹脂粒を挿入管5から吸い込む吸引式のいずれでもよい。
【0020】 次に、本実施例の作用について図6、図7を用いて樹脂粒を挿入管5から圧送 する圧送式によって説明する。
【0021】 まず、円筒状ケース2の中ケース2Bの段数を円筒状ケース2内に供給する樹 脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の差等によって適宜選択する。本実施例におい ては1段となっている。そして、上ケース2A、中ケース2B、下ケース2Cの 3段を重ね合わせて気体が外部に漏れないように固着する。そして、この円筒状 ケース2をロータリーバルブ20を介して製品サイロ30に取り付ける。上ケー ス2Aの気体排出口10に排気ダクト12を接続する。 また、下ケース2Cの挿入口4に挿入管5を、供給する樹脂粒が下ケース2C 内面円周接線方向にかつ上方に向かって吹き出されるよう供給する樹脂粒の粒径 、比重、エア圧力、量の差等にしたがって吹出角度を決めて固定する。
【0022】 いま、供給ダクト11から何等かの手段を用いて挿入管5を介して樹脂粒を空 気と共に圧送すると、図6に示す如く、円筒状ケース2内部では、円筒状ケース 2の内面に沿って回転しながら円筒状ケース2上部へと上昇、すなわち、渦状に 吹き上げられる。したがって、樹脂粒を含む輸送エアの流れは、ドーナツ状にな っている。 このように円筒状ケース2内に圧送された樹脂粒を含む輸送エアは、円筒状ケ ース2の下ケース2C、中ケース2B、上ケース2Aと上昇していく段階におい て徐々に風力が低下していく。この樹脂粒を含む輸送エアの風力が低下し、輸送 エアが樹脂粒を維持できなくなると、樹脂粒は、それ自体の持つ重さ(自重)に より、ドーナツ状の樹脂粒を含む輸送エアの流れの中央部の輸送エアの風力の影 響を受けないところを下部へ落下していき、分離樹脂粒排出口3よりロータリー バルブ20に排出される。ロータリーバルブ20に樹脂粒が所定量溜まると、ロ ータリバルブ20が作動して溜まった樹脂粒を排出する。
【0023】 一方、円筒状ケース2内に圧送された樹脂粒を含む輸送エアの中から、樹脂粒 を分離した輸送エアには、樹脂粒より軽い微細粒、微細粉及び剥れ被膜が残る。 この輸送エアに残った樹脂粒より軽い微細粒、微細粉及び剥れ被膜は、輸送エア によって、さらに円筒状ケース2上方に輸送される。そして、円筒状ケース2上 方に輸送された樹脂粒より軽い微細粒、微細粉及び剥れ被膜を含む輸送エアは、 円筒状ケース2の上ケース2Aに設けられている気体排出口10から排気ダクト 12を介してバックフィルター40に排出される。このバックフィルター40に おいては、輸送エアに含まれる微細粒、微細粉及び剥れ被膜を回収する。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0025】 請求項1記載の合成樹脂粒分級装置においては、適宜開閉可能に構成され必要 に応じ密閉可能な分離樹脂粒排出口を下端部に有する円筒状ケースを備え、該円 筒状ケースの下部に該円筒状ケースの内面に沿ってかつ上方に向かって樹脂粒を 供給する挿入口と、該円筒状ケースの上部に該円筒状ケース内面に沿って渦状に 吹き抜けてくる気体を該円筒状ケース内面の接線方向に排出する気体排出口とを 設け、前記挿入口に挿入角度を適宜変更できるように挿入管を取り付け、該挿入 管から気体と共に樹脂粒を供給し、前記気体排出口からの吸引又は前記挿入管か らの圧送によって前記樹脂粒に混合する微細粒、微細粉を分離するように構成さ れるものであるため、合成樹脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の差等があっても その種別を問わず分級することができる。
【0026】 請求項2記載の合成樹脂粒分級装置においては、円筒状ケースを長さ調整がで きるように構成してあるため、合成樹脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の差等が あってもその種別を問わず分級することができる。
【提出日】平成5年10月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 いま、供給ダクト11から何等かの手段を用いて挿入管5を介して樹脂粒を空 気と共に圧送すると、図6に示す如く、円筒状ケース2内部では、円筒状ケース 2の内面に沿って回転しながら円筒状ケース2上部へと上昇、すなわち、渦状に 吹き上げられる。したがって、樹脂粒を含む輸送エアの流れは、ドーナツ状にな っている。 このように円筒状ケース2内に圧送された樹脂粒を含む輸送エアは、円筒状ケ ース2の下ケース2C、中ケース2B、上ケース2Aと上昇していく段階におい て徐々に風力が低下していく。この樹脂粒を含む輸送エアの風力が低下し、輸送 エアが樹脂粒を維持できなくなると、樹脂粒は、それ自体の持つ重さ(自重)に より、ドーナツ状の樹脂粒を含む輸送エアの流れの中央部の輸送エアの風力の影 響を受けないところを下部へ落下していき、分離樹脂粒排出口3よりロータリー バルブ20に排出される。ロータリーバルブ20は、一定速度で回転し定量排出 を行う
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 請求項1記載の合成樹脂粒分級装置においては、適宜開閉可能に構成され必要 に応じ密閉可能な分離樹脂粒排出口を下端部に有する円筒状ケースを備え、該円 筒状ケースの下部に該円筒状ケースの内面に沿ってかつ上方あるいは下方に向か って樹脂粒を供給する挿入口と、該円筒状ケースの上部に該円筒状ケース内面に 沿って渦状に吹き抜けてくる気体を該円筒状ケース内面の接線方向に排出する気 体排出口とを設け、前記挿入口に挿入角度を適宜変更できるように挿入管を取り 付け、該挿入管から気体と共に樹脂粒を供給し、前記気体排出口からの吸引又は 前記挿入管からの圧送によって前記樹脂粒に混合する微細粒、微細粉を分離する ように構成されるものであるため、合成樹脂粒の粒径、比重、エア圧力、量の差 等があってもその種別を問わず分級することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る合成樹脂粒分級装置の実施例を示
す全体構成図である。
【図2】図1に図示の挿入口と挿入管との関係を示す部
分拡大図である。
【図3】図1に図示の挿入管の全体構成図である。
【図4】図1に図示の挿入口に挿入管を嵌入した状態を
示す断面図である。
【図5】図1に図示の挿入口に挿入管を嵌入した状態を
示す断面図である。
【図6】図1に図示の実施例の円筒状ケース内を流れる
輸送エアの動きを模式化した図である。
【図7】図1に図示の実施例を用いて合成樹脂粒から微
細粒、微細粉を分離する全体装置の模式図である。
【図8】従来のサイクロンを用いて合成樹脂粒から微細
粒、微細粉を分離する全体装置の模式図である。
【符号の説明】
1………………………………………………………………
合成樹脂粒分級装置 2………………………………………………………………
円筒状ケース 2A……………………………………………………………
上ケース 2B……………………………………………………………
中ケース 2C……………………………………………………………
下ケース 3………………………………………………………………
分離樹脂粒排出口 4………………………………………………………………
挿入口 4A……………………………………………………………
フランジ 5………………………………………………………………
挿入管 6………………………………………………………………
筒体 7………………………………………………………………
ボール 8………………………………………………………………
押えリング 9………………………………………………………………
固定ボルト 10……………………………………………………………
気体排出口 11……………………………………………………………
供給ダクト 12……………………………………………………………
排気ダクト 20……………………………………………………………
ロータリーバルブ 30……………………………………………………………
製品サイロ 40……………………………………………………………
バックフィルター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜開閉可能に構成され必要に応じ密閉
    可能な分離樹脂粒排出口を下端部に有する円筒状ケース
    を備え、該円筒状ケースの下部に該円筒状ケースの内面
    に沿ってかつ上方に向かって樹脂粒を供給する挿入口
    と、該円筒状ケースの上部に該円筒状ケース内面に沿っ
    て渦状に吹き抜けてくる気体を該円筒状ケース内面の接
    線方向に排出する気体排出口とを設け、前記挿入口に挿
    入角度を適宜変更できるように挿入管を取り付け、該挿
    入管から気体と共に樹脂粒を供給し、前記気体排出口か
    らの吸引又は前記挿入管からの圧送によって前記樹脂粒
    に混合する微細粒、微細粉を分離することを特徴とする
    合成樹脂粒分級装置。
  2. 【請求項2】 上記円筒状ケースは、長さの調整ができ
    るものである請求項1記載の合成樹脂粒分級装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035699A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風力選別装置
JP2015016456A (ja) * 2013-07-13 2015-01-29 株式会社シュトルツ 加工材料の混合装置
CN113696370A (zh) * 2021-08-11 2021-11-26 六安市叶集区聚诚高分子材料有限公司 一种工程塑料加工用冷却设备及其使用方法

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