JPH0739982B2 - レンズ系の偏心測定装置用光学系 - Google Patents

レンズ系の偏心測定装置用光学系

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JPH0739982B2
JPH0739982B2 JP1249951A JP24995189A JPH0739982B2 JP H0739982 B2 JPH0739982 B2 JP H0739982B2 JP 1249951 A JP1249951 A JP 1249951A JP 24995189 A JP24995189 A JP 24995189A JP H0739982 B2 JPH0739982 B2 JP H0739982B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンズ系の偏心装置の光学系に係わり、特に
被測定レンズ系がズームレンズ系のようにエレメント数
が多く、かつ内部に移動部分を有するレンズ系の偏心装
置の光学系に関する。
〔従来の技術〕
従来一般的なレンズ系の偏心測定方法としては、オート
コリメーション法が採られている。
このオートコリメーション法について第7図(a)にて
説明する。
第7図(a)は、一般に用いられているオートコリメー
ション法の光学系の光路図である。
図に示すようにレンズ系を構成する各レンズ面S1,S2
S3,S4のうち測定しようとする面、例えば面S1の見かけ
上の曲率中心、即ち被測定面と観察系との間に存在する
別の面によって生ずる被測定面の虚像の曲率中心の位置
Aにオートコリメーションによって指標I1を投影し、面
S1による等倍の反射像I2をAと同じ位置に生じさせる方
式である。
上記の場合において測定基準軸Bに関して全ての面に偏
心がなければ、その基準軸B上に指標像I1の反射像I2
形成されるが、もしいずれかの面に偏心が存在すれば、
基準値Bと直交し図面の紙面と直交するX方向にΔX、
あるいは紙面と平行なY方向にΔYだけ振れた位置に反
射像I2が形成されることになる。この振れ量ΔXおよび
ΔY(以下略してΔとする)は個々の面の偏心量εに比
例するので各面について、その見かけの曲率中心位置に
投影した指標像I1のこのような振れ量Δの測定値を得れ
ば、計算によってこの測定基準軸Bに対する各面の偏心
量を求めることができる。
上記オートコリメイション方式を応用した技術として
は、例えば先に本出願人が提案した特願昭63-253231号
がある。この先願に開示されたものは、イメージローテ
ーターを応用したレンズ静止法の技術である。
上記先願技術を第7図(b)にて説明する第7図(b)
は、偏心測定装置の光学系を示した説明図である。
第7図(b)に示す装置では測定軸Z上に光源S,コンデ
ンサーレンズC,ビームスプリッターH,コリメーターレン
ズKが、また観測軸Z′の軸上に、拡大鏡Eが、また基
準軸設定用にミラーM,コリメーターレンズK′,イメー
ジローテーターR,ビームスプリッターH′が光軸Z″上
に配置されている。
上記方法は、基準軸Zに沿って、光源S、コリメーター
レンズC、コリメーターレンズKにより指標Iを被測定
レンズ系Lの各レンズ面S1,S2,S3,…の予め定められ
た曲率中心位置に順次投影し、この指標をビームスプリ
ッターH′を介して被測定レンズ系Lの該当レンズ面で
反射させて、反射像I2を形成させると共に、光源Sより
出射した光束の一部をビームスプリッターH′によって
基準軸設定用光学系に導き、コリメーターレンズK′に
よって平行光束としたのちミラーMで反射させ、逆の経
路で光源Sの方向に戻し、その戻ってきた光束をビーム
スプリッターHによって観察軸Z′の方向に屈折させ、
結像面F上に反射像I′2を結像させる。続いてイメー
ジローテーターRを回転させると、反射像I′2は、結
像面F上で回転するが、拡大鏡Eを用いて反射像I′2
の回転中心の位置と反射像I2の位置を比較して、その振
れ量ΔX,ΔYを求めることができる。
上記方式(方法)によれば測定軸Z上に配設されたコリ
メーターレンズ系Kのアライメントずれを完全に補正す
ることができ、また測定用コリメーターレンズ系Kの移
動に対して、ミラーM,コリメーターレンズ系K′、イメ
ージローテーターRの調整は不用となり、作業効率のよ
い高速度の測定を行なうことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、特に第7図(b)において、
被測定レンズ群Lの被測定面S1,S2,S3,S4,…の球心
が光軸Z上に広範囲に分布している場合には次のような
問題点があり、レンズ系の偏心測定装置の光学系として
は満足できるものではなかった。
光軸Z″の任意の1点即ちコリメーターレンズKの作用
で光源Sから出た光が収束した点から出る光を、コリメ
ーターレンズ系K′を移動することにより平行光として
ミラー側に射出してやらねばならないが、第7図(b)
の如き構成をとると光軸Z″方向に移動するコリメータ
ーレンズK′の作動距離が非常に大きくなってしまう。
またコリメーターレンズKの倍率は、2つのレンズ群の
組み合わせによって得られるが、指標の投影倍率計算
が、複雑になってしまい、被測定レンズ系Lの被測定面
S1,S2,S3,…に対する感度が、被測定面の球心の位置
によって異なってしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
被測定レンズ系の被測定面の偏心を2°程度まで測定す
ることを可能としたレンズ系の偏心測定装置の光学系を
提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は基本構成を第1図に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係わる偏心測定装置のレンズ系の基
本構成を示す概略説明図である。
図に示すように光軸B上に固定装着された光源2の出射
方向に、入射した光束を2分岐するビームスプリッター
3を配設している。
このビームスプリッター3を透過した、直進する光束の
方向に同軸上には、コリメーターレンズ系(第1群)4
を固設配置している。更にこのコリメーターレンズ系
(第1群)4より出射した光束を入射させるために同軸
上にコリメーターレンズ系(第2群)5を配設してい
る。このコリメーターレンズ系(第2群)5より出射し
た光束は、同軸上に配設された切り換え自在に構成され
たコリメーターレンズ系(第3群)6aおよび6bに入射す
るよう構成されている。
上記ビームスプリッター3により反射された光束上には
結像面7を設けた基準軸設定用光学系を構成している。
上記コリメーターレンズ系(第3群)より出射した光束
は、同軸上の装置に配設された光束を2分するビームス
プリッター8に入射するよう構成されている。このビー
ムスプリッター8により一部反射された出射光束は、回
転構成されたイメージローテータ9に入射するよう配設
されている。
このイメージローテータ9より出射した光束は、イメー
ジローテータ9と同軸上に配設され、切換自在に構成さ
れた基準軸設定用コリメーターレンズ系(第1群)10に
入射するよう構成されている。また基準軸設定用コリメ
ーターレンズ系(第1群)10により出射した光束は、同
軸上に配設された基準軸設定用コリメーターレンズ(第
2群)11に入射されるよう構成されている。更に基準軸
設定用コリメーターレンズ(第2群)11より出射した光
束は、装置の端部に固設されたミラー12によりその入射
光束を反射させて元の光路に戻す(導く)ように構成さ
れている。
上記測定用コリメーターレンズ(第1群)4と、測定用
コリメーターレンズ(第2群)5の間は、アフォーカル
となっている。また上記赤外線半導体レーザー光源2
は、測定コリメーターレンズ系(第1群)4の焦点位置
に配設されている。
上記赤外線半導体レーザー光源2よりビームスプリッタ
ー8に入射し直進する方向には、同軸上に装填された被
測定レンズ系13が配設されている。次に第2図にて、測
定用コリメーターレンズ系の結像関係について説明す
る。
第2図(a)(b)(c)(d)(e)は、測定用コリ
メーターレンズ系の結像関係を示す説明図である。
図(a)において符号2は光源であり、4は、コリメー
ターレンズ第1群である。第1群4の次に配設されてい
るのは、測定用コリメーターレンズ第2群5であり、測
定用コリメーターレンズ第2群5の次に配設されている
のは、測定用コリメーターレンズ第3群6aである。測定
用コリメーターレンズ第3群6aは正のパワーを有してい
る。
第2図(a)は、無限遠の点に結像させる場合の測定用
コリメーターレンズの位置関係を示している。光源2か
ら出た光は、測定用コリメーターレンズ第1群4によっ
て平行光束となり、測定用コリメーターレンズ第2群5
によって再び集束されるが、測定用コリメーターレンズ
第2群5の焦点位置が測定用コリメーターレンズ群6aの
焦点位置と一致しているような位置に測定用コリメータ
ーレンズ第2群5が配設されているので、正のパワーを
有する測定用コリメーターレンズ第3群6aからは、平行
光束が出射される。
第2図(b)は、第2図aにおける測定用コリメーター
レンズ第2群5が配設されている位置から、左方即ち測
定用コリメーターレンズ第3群6aに接近する方向に測定
用コリメーターレンズ第2群5を移動したときの状態を
表わしている。
上記の場合測定用コリメーターレンズ第2群5による結
像位置が、測定用コリメーターレンズ第3群6aに接近す
るので測定用コリメーターレンズ第3群6aからは、発散
光が出射される。即ち想定用コリメーターレンズ第2群
5は、測定用コリメーターレンズ第3群6aの右方に光源
2の像を投影している。
第2図(c)は、測定用コリメーターレンズ第2群5の
位置を第2図aに示す測定用コリメーターレンズ第2群
5の位置より、測定コリメーターレンズ第1群4の位置
寄りに接近する方向に移動させている。すると測定用コ
リメーターレンズ第2群5による結像位置が測定用コリ
メーターレンズ第3群6aより遠ざかるので、測定用コリ
メーターレンズ第3群6aからは、収束光が出射される。
即ち測定用コリメーターレンズ第2群5は、測定用コリ
メーターレンズ第3群6aの左方に光源2の像を投影して
いる。
第2図(d)は、測定用コリメーターレンズ第3群に負
のパワーを有する測定用コリメーターレンズ第3群6bを
用いた場合であり、測定用コリメーターレンズ第3群6b
の焦点位置に、測定用コリメーターレンズ第2群5の焦
点位置が一致するように測定用コリメーターレンズ第2
群5を配設すれば、測定用コリメーターレンズ第3群6b
から平行光が出射される。
第2図eにおいては、測定用コリメーターレンズ第2群
5の位置を、第2図dにおける位置より右方向即ち測定
用コリメーターレンズ第1群4に接近する方向に移動さ
せている。すると測定用コリメーターレズ第3群6bから
は、収束光が出射される。即ち測定用コリメーターレン
ズ第2群5は、測定用コリメーターレンズ第3群6bの左
方に光源2の像を投影している。
上記第2図(a)から(e)までの5つの状態におい
て、測定用コリメーターレンズ第1群4と測定用コリメ
ーターレンズ第2群5の間隔は変化しているが、両群の
間がアフォーカルとなっているため、測定用コリメータ
ーレンズ第1群4と測定用コリメーターレンズ第2群5
の間の倍率は変化せず、測定用コリメーターレンズ第2
群5と、測定用コリメーターレンズ第3群6の間隔およ
び測定用コリメーターレンズ第3群6a,6bの変換で投影
位置が変化する。
第1図において、測定用コリメーターレンズ4,5,6の投
影倍率は、測定用コリメーターレンズ第1群4と、測定
用コリメーターレンズ第2群5の間がアフォーカルとな
っているので、測定用コリメーターレンズ第3群6と、
被測定レンズ系14の被測定面の曲率半径、および被測定
レンズ系14の被測定面と、測定用コリメーターレンズ第
3群6との間に存在する被測定レンズ系の面のパワーに
よって定まることとなり、かつ測定用コリメーターレン
ズ4,5,6の投影倍率は、投影距離にほぼ比例するように
なっているので、被測定レンズ系14の被測定面の偏心量
(ティルト)が一定の場合、各被測定面に対して指標の
反射像の回転半径および照度がほぼ一定に保持される。
測定用コリメーターレンズ第3群6の焦点距離は、偏心
測定装置の測定範囲と、結像面7の有効面積を考えて決
定される。
測定用コリメーターレンズ第1群4および第2群5の焦
点距離は、測定用コリメーターレンズ第3群6の焦点距
離および測定装置の測定範囲によって決定されるが、長
すぎると、測定用コリメーターレンズ第2群5と、測定
用コリメーターレンズ第3群6の間隔が大きくなり、測
定用コリメーターレンズ第3群6に、被測定レンズ系13
の偏心した被測定面からの反射光が入射した場合、測定
用コリメーターレンズ第2群5の有効径が大きくなって
しまうので、測定用コリメーターレンズ第3群6の焦点
距離の0.8倍〜3倍程度に測定用コリメーターレンズ第
2群5の焦点距離を定める。但し、第2図(e)に示す
状態を見ても解るとおり、測定用コリメーターレンズ第
3群(負レンズ)6(b)は、測定用コリメーターレン
ズ第2群5よりも焦点距離が短かくないと、両群間の作
動距離をとることが困難になるので、それを考慮して決
定する。
測定の際には、測定用コリメーターレンズ第2群5を光
軸B方向に移動し、また測定用コリメーターレンズ第3
群6を交換して、被測定レンズの被測定面の位置に光源
2の像を結像させるように調節する。被測定レンズ系13
の被測定面の球心に結像した光束は、被測定面で反射
し、結像面7に結像するが、測定用コリメーターレンズ
第3群6(a),6(b)から出射した光束の一部は、光
軸B′方向に屈折し、光軸B′の近傍で結像する。結像
後の光束は、基準軸設定用コリメーターレンズ第1群10
(a)または10(b)のいずれかによって結像される。
基準軸設定用コリメーターレンズ第2群11の焦点位置
が、基準軸設定用コリメーターレンズ第1群10(a)ま
たは10(b)により結像位置に一致するように基準軸設
定用コリメーターレンズ第2群11を、光軸B′方向に移
動させると、基準軸設定用コリメーターレンズ第2群11
から平行光が出射され、ミラー12に入射する。入射光は
平行光のままミラー12で反射する。反射した光束は、今
来た光路を戻る即ち往路を逆にたどってビームスプリッ
ター8に入射して反射する。基本軸設定用光学系から戻
ってきた反射像は、イメージローテータ9を回転させる
ことによって結像面7上で回転するが、その回転中心の
座標を求め、被測定レンズ径Bの被測定面からの反射像
の結像面上での位置を比較し、両者の座標差から振れ量
(偏心量)およびその方位が求められる。
また測定用コリメーターレンズ第2群5および第3群6
と、基準軸設定用コリメーターレンズ第1群10および基
準軸設定用コリメーターレンズ第2群11は、それぞれ光
軸BおよびB′上の任意の点に、平行光を収束させる作
用を有し、かつ測定コリメーターレンズ第1群4および
測定用コリメーターレンズ第2群5の間は、アフォーカ
ルとなっており、その間光線は平行光となっているの
で、測定用コリメーターレンズ第2群5と全く同じレン
ズ群を、また基準軸測定用コリメーターレンズ第2群11
に、また測定用コリメーターレンズ第3群6を基準軸設
定用コリメーターレンズ第1群10にそれぞれ用いること
ができる。
〔実施例〕
本発明を実施例に基づいて説明する。
(第1実施例) 第3図は、本発明の第1実施例に係る偏心測定装置の光
学系の構成を示す平面図。
第4図は、本発明に実施した偏心測定装置の光学系に用
いたコリメーターレンズ系の構成図。
第3図において22は、被検物レンズ系36に指標を投影す
るための光源としての半導体レーザで本実施例において
は、測定に際して十分な反射像を得るために赤外半導体
レーザを用いている。
23は、半導体レーザーの偏心特性を用いて被測定レンズ
系36からの反射像を結像面28の方向に反射するためのビ
ームスプリッター、24はビームスプリッター23からの直
線偏光の射出光を円偏光にするための1/4波長板、25で
示すのは、測定用コリメーターレンズ第1群であり、光
源2に対して固定されている。
26は測定用コリメーターレンズ第2群であり、矢印方向
に移動調節自在の構成となっている。
27で示すのは、測定用コリメーターレンズ第3群であ
り、正のパワーを有する27(a)と負のパワーを有する
27(b)を交換し得るように構成してある。
29は、光源22からの光の一部を基準軸設定用光学系に導
くビームスプリッターである。
30は、被測定レンズ系36からの反射光を遮るためのシャ
ッター。
31は、ミラー35側からの反射光を遮るためのシャッター
である。
32は、基準軸設定用コリメーターレンズ系33,34および
ミラー35のアライメントを一定に保つためのペチャンプ
リズムであり、測定時には、回転させる。
33(a),33(b)は、基準軸設定用コリメーターレン
ズ第1群である。
35は、基準軸設定用コリメーターレンズ第2群34からの
平行光を反射するミラーである。
ここで基準軸設定用コリメーターレンズ第1群33
(a),33(b)は、それぞれ測定用コリメーターレン
ズ第3群27(a),27(b)と全く同一の光学系が、ま
た基準軸設定用コリメーターレンズ第2群34は、測定用
コリメーターレンズ第2群26と全く同一の光学系がそれ
ぞれ使用されている。
37は、結像面28に結像した被測定レンズ系の被測定面か
らの反射像および基準軸設定用コリメーターレンズ系か
らの反射像をテレビカメラの受像面に結像させるための
結像レンズ、38は結像面28に結像した反射像を撮影する
ためのテレビカメラである。
次に、上記構成による、被測定レンズ系36における被測
定面の振れ量(偏心量)を測定する方法について説明す
る。
まず、基準軸設定用コリメーターレンズ系側のシャッタ
ー31を閉じ、被測定レンズ系36側のシャッター30を開い
た状態で、赤外半導体レーザー22から光を出射させる。
また測定用コリメーターレンズ第3群27(a),27
(b)を選択すると共に、測定用コリメーターレンズ第
2群26を像が得られるまで矢印方向に移動調整し、被測
定レンズ系36内の被測定面に指標(点像)を投影し、結
像面28に結像した反射像の重心の位置を求める。
次にシャッター30を閉作動すると共にシャッター31を開
作動させペチャンプリズム(イメージローテータ)32を
回転し、ビームスプリッター29によって反射された光束
の、光軸B′上での集束点の位置によって、基準軸設定
用コリメーターレンズ第1群33(a),33(b)を選択
し、基準軸設定用コリメーターレンズ第2群34を光軸
B′方向に移動して、基準軸設定用コリメーターレンズ
第2群34より平行光が出るよう調整する。続いてテレビ
カメラ38の反射像の回転中心座標位置を求める。
上記のようにして求めた反射像(回転像)の回転中心の
位置と、上記のシャッター31を閉め、シャッター30を開
けて求めた反射像の座標位置の差を求めることにより、
被測定レンズ系36の被測定面に入射された光束が、被測
定レンズ系36のうち、測定用コリメーターレンズ系と被
測定面の間にある各面のパワーによって受ける影響と、
被測定面の偏心によって受ける影響とを測定し、そのう
ち、測定用コリメーターレンズ系と被測定面の間にある
各面のパワーによって受ける影響とを計算により除去す
ることにより、基準軸設定用光学系により設定される基
準軸に対する指標の振れ量ΔXΔYを求め、この振れ量
に、各面のパワーに応じた係数をかけてレンズ系の偏心
量を求める。
本実施例においては、第4図に示すコリメーターレンズ
の各群の曲率半径、面間隔、屈折率、分散は、次のとお
りになっている。
r1a=110.195mm d1a=9.34mm n1a=1.79116mm ν1a
=40.95 r2a=−190.956 d2a=5.77 r3a=48.693 d3a=12.8 n3a=1.79116 ν3a=40.95 r4a=177.276 d4a=3.41 r5a=平面 d5a=5.28 n5a=1.52371 ν5a=45.91 r6a=171.285 d6a=9.98 r7a=−326.761 d7a=12.5 n7a=1.79116 ν7a=40.
95 r8a=34.802 d8a=可変 r9=−367.18 d9=12.62 n9=1.79116 ν9=40.95 r10=−87.861 d10=10.62 r11=264.98 d11=13.94 n11=1.50974 ν11=64.15 r12=131.478 d12=9.85 r13=541.775 d13=16.07 n13=1.79116 ν13=40.9
5 r14=−185.658 d14=可変 r15=216.988 d15=15.11 n15=1.79116 ν15=40.9
5 r16=−423.326 d16=11.21 r17=−118.584 d17=19.00 n17=1.50974 ν17=6
4.15 r18=−232.974 d19=11.37 r19=84.212 d20=19.02 n20=1.79116 ν20=40.95 r20=393.400 r1b=154.042 d1b=2.88 n1b=1.79116 ν1b=40.95 r2b=平面 d2b=0.69 r3b=102.560 d3b=3.36 n3b=1.50974 ν3b=64.15 r4b=50.581 d4b=0.18 r5b=34.61 d5b=4.10 n5b=1.50974 ν5a=64.15 r6b=55.755 d6b=5.88 r7b=−45.37 d7b=0.8 n7b=1.79116 ν7b=40.95 r8b=平面 d8b=可変 ここで、測定用コリメーターレンズ第3群27(a)およ
び基準軸設定用コリメーターレンズ第1群33(a)の焦
点距離は、65.697mm、測定用コリメーターレンズ第3群
27(b)および基準軸設定用コリメーターレンズ第1群
33(b)の焦点距離は−105.699mm、測定用コリメータ
ーレンズ第2群26および基準軸設定用コリメーターレン
ズ第2群34の焦点距離は101.822mm、測定用コリメータ
ーレンズ第1群25の焦点距離は101.822mmとなってい
る。このとき、測定用コリメーターレンズ系の投影倍率
は、投影レンズの倍率をβ、投影距離をSとすると、測
定用コリメーターレンズ系において、第3群として27
(a)を用いた場合は、 S=65.697β の関係が満たされ、また測定用コリメーターレンズ系に
おいて第3群として27(b)を用いた場合 S=−105.699β の関係が満たされている。
本実施例における第3図において、測定用コリメーター
レンズ第3群27および基準軸設定用コリメーターレンズ
第1群33は切り換えて用いるが、測定用コリメーターレ
ンズ系については、被測定レンズ系36の被測定面の球心
の位置、基準軸設定光学系については、ビームスプリッ
ター29によって、光軸B′方向に屈折せられる光束の集
束点の位置が、測定用コリメーターレンズ第3群27aお
よび基準軸設定用コリメーターレンズ第1群33aの第1
面を基準として、−250〜−40mmの場合は、それぞれ負
のパワーを有する測定用コリメーターレンズ第3群27b
および基準軸設定用コリメーターレンズ第1群33bを、
それ以外のときは、それぞれ正のパワーを有する測定用
コリメーターレンズ第3群27aおよび基準軸設定用コリ
メーターレンズ第1群33aを用いる。
本実施例の光学系においては、結像面28における反射像
の位置を測定するため、光学系は特に歪曲収差が充分小
さいことが必要とされるが、この要求を満たすために、
測定用コリメーターレンズ第3群27および基準軸設定用
コリメーターレンズ第1群33においては、比較的大口径
でかつ曲率半径の大きな正のパワーを有するレンズを配
し、被測定レンズ系からの光束が、測定用コリメーター
レンズ第1群27の前部の面になるべく垂直に近い角度で
入射するようにし、しかるのち測定用コリメーターレン
ズ第3群27および基準軸設定用コリメーターレンズ第1
群33の後部には、負のパワーを有するレンズを配し、収
差の補正を行なっているが、最終面は集光位置側に球心
を有する面である。測定用コリメーターレンズ第1群25
および測定用コリメーターレンズ第2群26、基準軸測定
用コリメーターレンズ第2群34においては、集光位置に
対向しているレンズは、集光位置のある側に球心をも
つ、メニスカスタイプの正のパワーを有するレンズと
し、その次に配されるレンズは、焦点距離に対向してい
るレンズとは逆の向きに球心をもつ、メニスカスタイプ
の負のパワーを有するレンズとし、最も焦点位置から離
れ、平行光が出射される側のレンズには、平凸ないしは
両凸の、正のパワーを有するレンズを配することによっ
て、測定用コリメーターレンズ第1群25と測定用コリメ
ーターレンズ第2群26の間をアフォーカルとし、かつ基
準軸設定用コリメーターレンズ第2群からは平行光が出
射されるようにし、かつ歪曲収差を補正している。
歪曲収差への各々の面の寄与については、測定系コリメ
ーターレンズ第3群27(a)においてはr2a,r4a,r6a
で発生した正の歪曲収差をr7a,r9aで負の歪曲収差を発
生させることによって相殺し、また測定用コリメーター
レンズ第3群27(b)においては、r4b,r7b,r8bで発
生した負の歪曲収差をr5bで正の歪曲収差を発生させる
ことによって相殺している。
測定用コリメーターレンズ第1群25および測定系コリメ
ーターレンズ第2群26よりなる群間がアフォーカルの光
学系においては、r9,r11,r13,r14,r16,r18,r20
発生している正の歪曲収差を、r12およびr17において大
きな負の歪曲収差を発生させて相殺している。
こうした各面の寄与のため、歪曲収差は、被測定レンズ
系36の被測定面の傾きを2°程度まで測定する場合に、
±1%以下に押えられている。
また基準軸設定用光学系は、ビームスプリッター29によ
り、光源22からの光の一部が光軸B′の方向に屈折され
る光束が往復するため、歪曲収差の発生に寄与しない。
本実施例のような構成を用いることによって、測定用コ
リメーターレンズ系および基準軸設定用コリメーターレ
ンズ系の収差補正を行ない、かつ測定用コリメーターレ
ンズ第3群27および基準軸設定用コリメーターレンズ第
1群33の交換を適切に行なうことにより、測定用コリメ
ーターレンズ系および基準軸設定用コリメーターレンズ
系の有効径を最大70φ程度にした状態で、結像面での歪
曲収差を1%以下にして、被測定レンズ系36の被測定面
の偏心を2°程度まで測定することが可能となってい
る。
(第2実施例) 第5図は、本発明の第2実施例に係る偏心測定装置の光
学系の構成を示す平面図。第6図は、本実施例に実施し
た偏心測定装置の光学系に用いたコリメーターレンズの
構成図。
本実施例において、図中上記第1実施例と同一部材(レ
ンズ群)および同一構成には同一符号を付し、その説明
は省略する。
上記第1実施例と本実施例との相違点は、第1実施例に
おける、測定用コリメーターレンズ第3群27と基準軸設
定用コリメーターレンズ第1群33とを本実施例において
は、それぞれ測定用コリメーターレンズ第3群41と基準
軸設定用コリメーターレンズ第1群42とに置き換えた点
である。従って第6図に示す本実施例の上記測定用コリ
メーターレンズ第3群27と、基準軸設定用コリメーター
レンズ第1群33の各群の曲率半径、面間隔、屈折率は、
次のとおりである。
r1a=903.227 d1a=10.0 n1a=1.86663mm ν1a=40.
78 r2a=−78.387 d2a=10.0 r3a=−57.338 d3a=5.0 n3a=1.72123 ν3a=28.29 r4a=−130.256 d4a=10.0 r5a=203.865 d5a=7.0 n5a=1.86663 ν5a=40.78 r6a=−81.133 d6a=3.50 n6a=1.72123 ν6a=28.2
9 r7a=327.591 d7a=1.50 r8a=44.264 d8a=5.0 n8a=1.86663 ν8a=40.78 r9a=72.271 r1b=−300.918 d1b=5.91 n1b=1.86663 ν1b=40.
78 r2b=1622.928 d2b=5.52 r3b=113.997 d3b=4.58 n3b=1.50974 ν3b=64.15 r4b=331.747 d4b=4.95 r5b=121.397 d5b=3.50 n5b=1.50974 ν5a=64.15 r6b=180.164 d6b=19.85 r7b=−64.432 d7b=4.92 n7b=1.86663 ν7b=40.7
8 r8b=−304.864 上記において測定用コリメーターレンズ第3群41(a)
および基準軸設定用コリメーターレンズ第1群42(a)
の焦点距離は65.019mm、測定用コリメーターレンズ第3
群41(b)および基準軸設定用コリメーターレンズ第1
群42(b)の焦点距離は−105.874mm、測定用コリメー
ターレンズ第2群26および基準軸設定用コリメーターレ
ンズ第2群34の焦点距離は101.822mm、測定用コリメー
ターレンズ第1群25の焦点距離は101.822mmとなってい
る。この場合の測定用コリメーターレンズ系の投影倍率
は、コリメーターレンズの倍率をβ、投影距離をSとす
ると測定用コリメーターレンズ系において第3群として
41(a)を用いた場合は、 S=65.019β の関係が満たされ、 また測定用コリメーターレンズ系において第3群として
41(b)を用いた場合 S=−101.822β の関係が満たされている。(但し、投影距離は41(a)
および42(b)の前側焦点位置から測った値) 測定用コリメーターレンズ第3群41および基準軸設定用
コリメーターレンズ第1群42は切り換えて用いるが、測
定用コリメーターレンズ系については、被測定レンズ系
36の被測定面の球心の位置、基準軸設定用光学系につい
てはビームスプリッター29によって光軸B′方向に折り
曲げられる光束の集束点の位置が測定コリメーターレン
ズ第3群41および基準軸設定用コリメーターレンズ第1
群42の第1面を基準として−250〜0mmの場合は、それぞ
れ負のパワーを有する測定用コリメーターレンズ第3群
41bおよび基準軸設定用コリメーターレンズ第1群42b
を、それ以外のときは、それぞれ正のパワーを有する測
定用コリメーターレンズ第3群41aおよび基準軸設定用
コリメーターレンズ第1群42aを用いる。
本実施例の光学系においては、結像面28における反射像
の位置を測定するため、光学系は特に歪曲収差が充分で
小さいことが必要とされるが、この要求を満すために、
測定用コリメーターレンズ第3群41aおよび基準軸設定
用コリメーターレンズ第1群42aにおいては、被測定面
からの反射光が測定用コリメーターレンズ第3群41aと
基準軸設定用コリメーターレンズ第1群41aに垂直に近
い角度で入射するように、比較的大口径で、かつ曲率半
径の大きな正のパワーを有するレンズを配する。また2
枚目のレンズとしては、負のパワーを有するレンズを配
し焦点位置を調整すると共に、収差の補正を行なってい
る。
また測定用コリメーターレンズ第3群41bと基準軸設定
用コリメーターレンズ第3群42bは、発散光が入射する
状態で用いるので第1面は、凹面を配し、入射光が垂直
に近い角度で入射するように構成してある。また2枚
目、3枚目のレンズは凸レンズを配して、焦点位置を調
節すると共に、光束の通る高さを制限する。
最後に負のパワーを有するレンズを配設して、その前部
2枚のレンズの歪曲収差を補正し、焦点距離を最終的に
調整する。但し、測定用コリメーターレンズ第3群41お
よび基準軸設定用コリメーターレンズ第1群42の最終面
は、各々球心が集光位置側にある。
測定用コリメーターレンズ第1群25および測定用コリメ
ーターレンズ第2群26、基準軸設定用コリメーターレン
ズ第2群34においては、測定用コリメーターレンズ第3
群41および基準軸設定用コリメーターレンズ第1群42の
集光位置に対向しているレンズは、集光位置のある側に
球心をもつ、メニスカスタイプの正のパワーを有するレ
ンズとし、その次に配されるレンズは、焦点位置に対向
しているレンズとは逆の向きに球心をもつ、メニスカス
タイプの負のパワーを有するレンズとし、最も焦点位置
から離れ、平行光が出射される側のレンズには、平凸な
いしは両凸の正のパワーを有するレンズを配することに
よって、測定用コリメーターレンズ第1群25と測定用コ
リメーターレンズ第2群26の間をアフォーカルとし、か
つ基準軸設定用コリメーターレンズ第2群からは平行光
が出射されるようにし、加えて歪曲収差を補正してい
る。
歪曲収差への各面の寄与については、測定用コリメータ
ーレンズ第3群41(a)においては、r2a,r4a,r6a
て発生した正の歪曲収差をr3aで負の歪曲収差を発生さ
せることによって相殺し、また測定用コリメーターレン
ズ第3群41(b)においては、r3b,r5bで発生した正の
歪曲収差を、r2bおよびr8bで負の歪曲収差を発生させて
相殺している。
また測定系コリメーターレンズ第1群25および測定系コ
リメーターレンズ第2群26よりなる群間がアフォーカル
の光学系においては、r9,r11,r13,r14,r16,r18,r
20で発生している正の歪曲収差を、r12およびr17におい
て大きな負の歪曲収差を発生させて相殺している。
上記した各面の寄与のため、歪曲収差は、被測定レンズ
系36の被測定面の傾きを2°程度まで測定する場合に、
±1%以下に押えられている。
また、基準軸設定用コリメーターレンズ系は、ビームス
プリッター29により、光源22からの光の一部が光軸B′
方向に屈折されて光軸B′上を往復することになるの
で、歪曲収差の発生には寄与しない。
〔発明の効果〕
上記したように本発明によれば、基準軸設定光学系を用
いて、基準軸設定のための光束をミラーにて折りかえし
ているので、基準軸設定用光学系のアライメントずれを
完全に補正することができ、また投影倍率が投影距離に
ほぼ比例しているので、被測定レンズの各面に対する誤
差が極めて少なくなり、高精度の測定を行なうことので
きるレンズ系の偏心測定装置用の光学系を提供できる。
またコリメーターレンズ系の一部にアフォーカルな部分
を設けたことにより、被測定レンズの被測定面の球心の
位置の変化に対応してのコリメーターレンズ系の調節の
ためのレンズの移動量が少なくなり、また、測定用コリ
メーターレンズ系の一部を基準軸設定用コリメーターレ
ンズ系の一部に転用することができるなどにより光学系
の設計および装置の製造が容易となるなどの効果を極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる偏心測定装置のレンズ系の基
本構成を示す概略平面図。 第2図(a)(b)(c)(d)(e)は、本発明の測
定用光学系の結像関係を示す構成図。 第3図は、本発明の第1実施例に係る偏心測定装置の光
学系の構成を示す平面図。 第4図は、第1実施例に実施した偏心測定装置の光学系
に用いたコリメーターレンズ系の構成図。 第5図は、本発明の第2実施例に係る偏心測定装置の光
学系の構成を示す平面図。 第6図は、第2実施例に実施した偏心測定装置の光学系
に用いたコリメーターレンズ系の構成図。 第7図(a)は、従来のオートコリメイション法の光学
系の光軸上における分布を示す光路図。 第7図(b)は、従来の偏心装置における光学の構成配
置を示す平面図。 1……偏心測定装置 2……光源 3,8……ビームスプリッター 4,5,6a,6b……測定用コリメーターレンズ 7……結像面 9……イメージローテーター 10a,10b,11……基準軸設定用コリメーターレンズ 12……ミラー 13……被測定レンズ系 B,B′……光軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定レンズ系の予め計算された位置に指
    標像を投影し、被測定レンズ系内の被測定面による反射
    像の基準軸からの振れ量を観察光学系を用いて測定し、
    計算によりレンズ面の偏心量を求めるように構成したレ
    ンズ系の偏心測定装置に用いる光学系において、光源側
    から順次配設された、光源と、ビームスプリッターと、
    第1測定用レンズ群と、光軸方向に移動する第2測定用
    レンズ群と、被測定面の状態に応じて切り換えて使用す
    る第3測定用レンズ群と、被測定レンズ系と第3測定用
    レンズ群の間にあって、光源からの光束の一部を反射す
    るビームスプリッターと、このビームスプリッター側よ
    り順次配設されたイメージローテーターと、第1基準軸
    設定用レンズ群と、第2の基準軸設定用レンズ群と、ミ
    ラーとからなることを特徴とするレンズ系の偏心測定装
    置用光学系。
  2. 【請求項2】上記装置光学系における投影倍率が投影距
    離に比例するように構成された、測定用コリメーターレ
    ンズ系および基準軸設定用コリメーターレンズ系が具備
    されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ系の
    偏心測定装置用光学系。
  3. 【請求項3】測定用コリメーターレンズ系第1群と、測
    定用コリメーターレンズ第2群との間がアフォーカルと
    なっていることを特徴とする請求項2記載のレンズ系の
    偏心測定装置用光学系。
  4. 【請求項4】測定用コリメーターレンズ第2群と、基準
    軸設定用コリメーターレンズ第2群が同一レンズ群であ
    り、また測定用コリメーターレンズ第3群と、基準軸設
    定用コリメーターレンズ第1群が同一レンズ群であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のレンズ系の偏心測定装置
    用光学系。
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