JPH0739973Y2 - 樋装置 - Google Patents

樋装置

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JPH0739973Y2
JPH0739973Y2 JP2928090U JP2928090U JPH0739973Y2 JP H0739973 Y2 JPH0739973 Y2 JP H0739973Y2 JP 2928090 U JP2928090 U JP 2928090U JP 2928090 U JP2928090 U JP 2928090U JP H0739973 Y2 JPH0739973 Y2 JP H0739973Y2
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pipe
drain pipe
water
pipe body
rainwater
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JP2928090U
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JPH03122153U (ja
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繁雄 小川
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繁雄 小川
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冬期において冷気が排水管内に入り込み該排
水管を破損してしまうことを確実に阻止し得る樋装置に
関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来からある樋装置は、第5図に示すように、軒先に添
設された湾曲底を有する雨水受部51に排水管52を垂下連
設した構造である。
この従来の樋装置は、特に冬期において排水管52の下端
開口部から該排水管52内に吹き込む冷気により排水管52
内に付着した水分が凍結し、排水管52に亀裂を生じさせ
る欠点がある。
本考案は、上記欠点を解決したもので、冬期において排
水管内に冷気が吹き込み該排水管を破損してしまうこと
を確実に阻止し得る樋装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
家屋1の側縁に垂設された排水管2の下端に、底部が閉
塞され底部から所定高さ位置にドレン管3を設けた管体
4を連設し、管体4に貯まる水5を加温する加温装置6
を該管体4に設けたことを特徴とする樋装置に係るもの
である。
〔作用〕 排水管2内を流下した水5(雨水)は管体4内に所定量
は貯水され、所定量以上はドレン管3から外部へ排出さ
れる。また、加温装置6により、管体4に貯水された水
5(雨水)は加温される。
ドレン管3から吹き込む冷気は管体4に貯水された水5
(雨水)からの熱により暖められて排水管2を上昇す
る。
〔実施例〕
図面は本考案の実施例を図示したもので、第1,2図は第
一実施例、第3,4図は第二実施例である。
第一実施例の構造は次の通りである。
既設の排水管52の下端を切断し、この切断した排水管52
の下方位置にドレン管3を設けた管体4を配設する。
この管体4内には上部に係止鍔環8を設けた排水管52よ
り径大のスライド筒9が嵌入され、排水管52の下端部を
スライド筒9に設けた係止鍔環8の内に嵌入して管体4
と排水管52とを連結する。
管体4は上下に蓋体10を嵌着したもので、その外周には
加温装置6として電熱線6′を巻回しておく。
また、ドレン管3は基管3aに、先端管3bを回動自在に嵌
着した構造である。
図中符号11はパッキンである。
第一実施例は上記構成であるから、既設の排水管52の下
部を管体4の高さを考慮して切断し、この排水管52の下
方に管体4を配設固定し、管体4内に嵌入されたスライ
ド筒9の係止鍔環8の内孔に排水管52の下端を嵌入す
る。
排水管2を流下した雨水は管体4の底に貯水され、ドレ
ン管3からオーバーフローした雨水は外へ排出されるこ
とになる。
管体4の底には雨水が貯水され且つこの雨水は電熱線
6′により加温されている為、ドレン管3から吹き込む
冷気は該温水により温められて排水管2内を上昇し、よ
って、排水管2の内壁に付着した水分が凍結することが
阻止されることになる。
尚、この電熱線6′により管体4に貯水された雨水が凍
結することも確実に防止できる。
また、排水管2を流下したゴミ等は管体4の底に溜ま
り、適宜管体4を簡単に取り外して洗浄し得ることがで
きる為、非常に便利な樋装置となる。
第二実施例は、管体4に電熱線6′を巻回せず、加温装
置6として地熱を利用したタイプで管体4を地面に埋設
し、雨水を地面下に流出させる構造である。
図中符号7は連結管である。
第二実施例も第一実施例と同様の作用効果を有すること
は勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように蓄熱性が良好であることが周知
な水を加温して外部から入り込む冷気を温める構成にし
たから、例えば水を使用せず排水管に電熱線を付設して
この電熱線の熱により排水管内の凍結を防ぐものに比
し、効率的な排水管内の水分凍結防止が達成され、よっ
て、排水管の耐久性を向上し得る樋装置を提供すること
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る要部の正断面図、第
2図は本考案の第一実施例に係る使用状態を示す正面
図、第3,4図は本考案の第二実施例に係る使用状態を示
す要部の正断面図、第5図は従来例の使用状態を示す正
面図である。 1……家屋、2……排水管、3……ドレン管、4……管
体、5……水、6……加温装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋1の側縁に垂設された排水管2の下端
    に、底部が閉塞され底部から所定高さ位置にドレン管3
    を設けた管体4を連設し、管体4に貯まる水5を加温す
    る加温装置6を該管体4に設けたことを特徴とする樋装
    置。
JP2928090U 1990-03-22 1990-03-22 樋装置 Expired - Lifetime JPH0739973Y2 (ja)

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JP2928090U JPH0739973Y2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 樋装置

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JP2928090U JPH0739973Y2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 樋装置

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JPH03122153U JPH03122153U (ja) 1991-12-13
JPH0739973Y2 true JPH0739973Y2 (ja) 1995-09-13

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