JPH0739586Y2 - 食品用帯鋸盤の材料押え装置 - Google Patents
食品用帯鋸盤の材料押え装置Info
- Publication number
- JPH0739586Y2 JPH0739586Y2 JP11503790U JP11503790U JPH0739586Y2 JP H0739586 Y2 JPH0739586 Y2 JP H0739586Y2 JP 11503790 U JP11503790 U JP 11503790U JP 11503790 U JP11503790 U JP 11503790U JP H0739586 Y2 JPH0739586 Y2 JP H0739586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide plate
- band saw
- hand
- pulley
- pressing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、スライドテーブルに被切断材を押しつけるガ
イド板を有する食品用帯鋸盤の材料押え装置に関するも
のである。
イド板を有する食品用帯鋸盤の材料押え装置に関するも
のである。
従来技術を第1図及び第5図を用いて説明する。
食品用帯鋸盤における切断作業は、被切断材10の側面を
固定テーブル7に配設されている当て板9に押圧し、さ
らに被切断材10の後端をスライドテーブル8に配設され
たガイド板11に押圧(第1図のF方向)して、スライド
テーブル8を帯鋸6に向け(第5図X方向)送り被切断
材10を切断する。切断する際、手で押さえるための握り
部12をガイド板11の一端に設けている。
固定テーブル7に配設されている当て板9に押圧し、さ
らに被切断材10の後端をスライドテーブル8に配設され
たガイド板11に押圧(第1図のF方向)して、スライド
テーブル8を帯鋸6に向け(第5図X方向)送り被切断
材10を切断する。切断する際、手で押さえるための握り
部12をガイド板11の一端に設けている。
握り部12は、手で握る際、指先方向の長さが短く、第5
図に示すように、親指が帯鋸6側にはみ出す傾向があ
る。そのため、切断するに従い被切断材10が小さくな
り、第5図のP位置にガイド板11が移動して来たとき、
帯鋸6の切断線より親指が飛び出し、誤って指を切る危
険性がある。従って、作業者は、この危険をさせるため
切断時に多大な気を配らなければならなかった。
図に示すように、親指が帯鋸6側にはみ出す傾向があ
る。そのため、切断するに従い被切断材10が小さくな
り、第5図のP位置にガイド板11が移動して来たとき、
帯鋸6の切断線より親指が飛び出し、誤って指を切る危
険性がある。従って、作業者は、この危険をさせるため
切断時に多大な気を配らなければならなかった。
また、ガイド板11はガイド側が握り部12側よりも重いた
め、帯鋸6側に倒れやすいという問題があり、倒れた
際、帯鋸6に接触し、帯鋸6を損傷することがあった。
め、帯鋸6側に倒れやすいという問題があり、倒れた
際、帯鋸6に接触し、帯鋸6を損傷することがあった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の食品用帯鋸盤の安全性と作業性を向上することで
ある。
の種の食品用帯鋸盤の安全性と作業性を向上することで
ある。
本考案は、ガイド板の握り部の幅方向の寸法を作業者の
手の甲よりも長くし、かつ、ガイド板の重心位置を手で
押える位置としたものである。
手の甲よりも長くし、かつ、ガイド板の重心位置を手で
押える位置としたものである。
本考案によれば、ガイド板の握り部を手の甲よりも長く
したので、手で握り部を握ると親指と他の指の距離は離
れ、親指はガイド板の下側に移るので、親指がガイド板
から飛び出すことはない。また、ガイド板の重心が握り
部の方に移るので、ガイド板が倒れることもない。
したので、手で握り部を握ると親指と他の指の距離は離
れ、親指はガイド板の下側に移るので、親指がガイド板
から飛び出すことはない。また、ガイド板の重心が握り
部の方に移るので、ガイド板が倒れることもない。
本考案の実施例を第1図〜第4図を用いて説明する。第
1図は本考案の食品用帯鋸盤の一実施例を示す正面図、
第2図は主要部分の拡大正面図、第3図は第2図のA方
向から見た矢視図、第4図は第3図のB方向から見た矢
視図である。
1図は本考案の食品用帯鋸盤の一実施例を示す正面図、
第2図は主要部分の拡大正面図、第3図は第2図のA方
向から見た矢視図、第4図は第3図のB方向から見た矢
視図である。
図において、フレーム1は上下に従動プーリ収納室3と
原動プーリ収納室2から成り、それぞれプーリ収納室2,
3内に原動プーリ4と従動プーリ5が軸支されている。
原動プーリ4と従動プーリ5には、循環回送可能な無端
状の帯鋸6が張り渡され、モートル13から動力伝達装置
14を介して帯鋸6が原動プーリ4と従動プーリ5間を循
環回送するようになっている。原動プーリ収納室2上に
は、固定テーブル7が設置され、固定テーブル7の側面
にレール15が敷設され、このレール15上にレール15を案
内として帯鋸6に向けて往復スライドするスライドテー
ブル8が設けられている。固定テーブル7には当て板9
が配設され、スライドテーブル8には第1図中F方向に
移動するガイド板11が設けられている。
原動プーリ収納室2から成り、それぞれプーリ収納室2,
3内に原動プーリ4と従動プーリ5が軸支されている。
原動プーリ4と従動プーリ5には、循環回送可能な無端
状の帯鋸6が張り渡され、モートル13から動力伝達装置
14を介して帯鋸6が原動プーリ4と従動プーリ5間を循
環回送するようになっている。原動プーリ収納室2上に
は、固定テーブル7が設置され、固定テーブル7の側面
にレール15が敷設され、このレール15上にレール15を案
内として帯鋸6に向けて往復スライドするスライドテー
ブル8が設けられている。固定テーブル7には当て板9
が配設され、スライドテーブル8には第1図中F方向に
移動するガイド板11が設けられている。
ガイド板11の握り部12は、第4図に示すように倒コ字形
に形成され、W幅が人の手の甲よりも長く設けられてい
る。
に形成され、W幅が人の手の甲よりも長く設けられてい
る。
上記構成において、被切断材10をスライドテーブル8上
に載せ、被切断材10の側面を当て板9に押圧し、被切断
材10を後端にガイド板11の握り部12を握りながら、ガイ
ド板11を押圧しスライドテーブル8を帯鋸6に向かい送
り切断する。
に載せ、被切断材10の側面を当て板9に押圧し、被切断
材10を後端にガイド板11の握り部12を握りながら、ガイ
ド板11を押圧しスライドテーブル8を帯鋸6に向かい送
り切断する。
このとき、ガイド板11の握り部12を手の甲よりも長くす
る、すなわち、握る際の指先方向に長くしたので、第3
図に示すように、手で握り部12を握る際、親指と他の指
の距離は離れ、ガイド板11の下側に移るので、親指がガ
イド板11よりも飛び出さない。
る、すなわち、握る際の指先方向に長くしたので、第3
図に示すように、手で握り部12を握る際、親指と他の指
の距離は離れ、ガイド板11の下側に移るので、親指がガ
イド板11よりも飛び出さない。
よって、切断するに従い被切断材10が小さくなり、ガイ
ド板11が帯のこ6に近づいて来ても、誤って帯鋸6に親
指が触れることはなく、不慮の事故が防止できる。ま
た、ガイド板11の重心が握り部12の方に移るので、ガイ
ド板11が倒れることもなくなる。
ド板11が帯のこ6に近づいて来ても、誤って帯鋸6に親
指が触れることはなく、不慮の事故が防止できる。ま
た、ガイド板11の重心が握り部12の方に移るので、ガイ
ド板11が倒れることもなくなる。
本考案によれば、ガイド板の握り部を手の甲よりも長く
したので、手で握り部を握る際に親指の位置が、帯鋸側
から遠ざかり、ガイド板の下側に移るので、誤って帯鋸
に手が触れることもなくなり、不慮の事故が防止でき
る。
したので、手で握り部を握る際に親指の位置が、帯鋸側
から遠ざかり、ガイド板の下側に移るので、誤って帯鋸
に手が触れることもなくなり、不慮の事故が防止でき
る。
また、ガイド板の重心が手で握る部分に移るので、ガイ
ド板が倒れることもなく、作業性の向上を図ることがで
きる。
ド板が倒れることもなく、作業性の向上を図ることがで
きる。
第1図は本考案の食品用帯鋸盤の一実施例を示す正面
図、第2図は主要部分の拡大正面図、第3図は第2図の
A方向から見た矢視図、第4図は第3図のB方向から見
た矢視図、第5図は従来技術を示す要部拡大平面図であ
る。 図において、1はフレーム、2は原動プーリ収納室、3
は従動プーリ収納室、4は原動プーリ、5は従動プー
リ、6は帯鋸、7は固定テーブル、8はスライドテーブ
ル、9は当て板、10は被切断材、11はサイド板、12は握
り部、13はモートル、14は動力伝達装置、15はレールで
ある。
図、第2図は主要部分の拡大正面図、第3図は第2図の
A方向から見た矢視図、第4図は第3図のB方向から見
た矢視図、第5図は従来技術を示す要部拡大平面図であ
る。 図において、1はフレーム、2は原動プーリ収納室、3
は従動プーリ収納室、4は原動プーリ、5は従動プー
リ、6は帯鋸、7は固定テーブル、8はスライドテーブ
ル、9は当て板、10は被切断材、11はサイド板、12は握
り部、13はモートル、14は動力伝達装置、15はレールで
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】立設するフレームの上下にプーリ収納室を
配し、両プーリ収納室内にはフレームに軸支されたプー
リと、該両プーリ間に張り渡された帯鋸を有し、前記下
側のプーリ収納室の上面には固定テーブルとスライドテ
ーブルを並設し、スライドテーブル前部の上面にスライ
ド方向と直角方向に移動可能なガイド板を備えた食品用
帯鋸盤において、前記ガイド板の握り部の幅方向の寸法
を作業者の手の甲よりも長くし、かつ、ガイド板の重心
位置を手で押える位置としたことを特徴とする食品用帯
鋸盤の材料押え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11503790U JPH0739586Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 食品用帯鋸盤の材料押え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11503790U JPH0739586Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 食品用帯鋸盤の材料押え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473494U JPH0473494U (ja) | 1992-06-26 |
JPH0739586Y2 true JPH0739586Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31862771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11503790U Expired - Fee Related JPH0739586Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 食品用帯鋸盤の材料押え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739586Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP11503790U patent/JPH0739586Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473494U (ja) | 1992-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |