JPH0739574A - 香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器 - Google Patents

香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器

Info

Publication number
JPH0739574A
JPH0739574A JP5226365A JP22636593A JPH0739574A JP H0739574 A JPH0739574 A JP H0739574A JP 5226365 A JP5226365 A JP 5226365A JP 22636593 A JP22636593 A JP 22636593A JP H0739574 A JPH0739574 A JP H0739574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nostril
nostrils
portable
discomfort
eliminating discomfort
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5226365A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasue Yoshimoto
泰江 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5226365A priority Critical patent/JPH0739574A/ja
Publication of JPH0739574A publication Critical patent/JPH0739574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】鼻づまりや鼻がムズムズするなど、鼻孔の疾患
が生じた時、或いは肉体的不調や精神的不調を来した時
に、鼻孔から香気を吸入することによってそれらの不快
感が解消出来るようにした、香気による鼻孔の不快感解
消方法及びそのための携帯用香気剤と嗅入器を提供す
る。 【構成】香気により鼻孔の不快感を解消するにあたり、
マスク3に香料を噴霧してから着用すること、手の平に
入る程度の小さな筒状の密閉容器に香料を収納し、開口
部を鼻孔の直下に位置させて嗅入すること、そして前記
香料を、噴霧ノズル1を有する手の平に入る程度の小瓶
2に収納してあること、そしてまた中空の筒体に香料を
収容し、外側からキャップを被せた手の平に入る程度の
小さな密閉容器で構成したことを要件としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼻づまりや鼻がムズム
ズするなど、鼻孔の疾患が生じた時、或いは肉体的不調
や精神的不調の時でも、鼻孔から香気を吸入することに
よって、それらの不快感を解消するのに好適な、香気に
よる鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香気剤
と嗅入器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に風邪をひいたり、花粉症などで鼻
ずまりや鼻がムズムズする時には、布製のマスクを着用
して鼻孔を保護することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、布製のマスク
はいかに通気性が良いとは言え、長時間着用していると
息苦しさが生じ、苦痛や不快感を伴う問題がある。
【0004】そこで実公昭56−4022、実公平2−
39470、実開昭63−43559、実開平2−39
749のように、予めマスクに香料や抗菌剤を付与して
おくことも考えられるが、香料が気化蒸発したり、抗菌
剤の機能が低下するのを長期にわたって防止するのは困
難であり、もし防止しようとすればどうしても製造上の
コストアップを招来するという問題がある。更にまた、
従来は鼻孔の疾患を回復させることも兼ねて、香料と共
に抗菌剤も添加した噴霧液を直接鼻孔内にスプレーした
り、鼻孔周辺に直接塗布したりすることも行なわれてい
るが、この場合はその人の体質によっては皮膚トラブル
を生じたりする問題がある。
【0005】本発明は、鼻づまりや鼻がムズムズするな
ど、鼻孔の疾患が生じた時、或いは肉体的不調や精神的
不調を来した時に、鼻孔から香気を吸入することによっ
てそれらの不快感が解消出来るようにした、香気による
鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香気剤と喚
入器を提供するのを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明をなすにあたって
は鋭意研究の結果、各種香料の中から、爽快さを与える
複数の香料を選択し、これらを組合せて調製した溶液
を、マスクを着用する直前にマスクに付着させて着用す
れば、香料が新しいこともあって、従来からマスクを着
用することによって生じていた息苦しさやそれに伴う苦
痛、不快感などを解消出来ることを知見した。更にまた
その香料を鼻孔から直接吸気するだけで同様の効果が得
られることも合わせて知見した。そこで本発明は、香気
により鼻孔の不快感を解消するにあたり、少なくともミ
ントエッセンス、メントール、ヒノキチオイルのうちの
1種もしくは2種以上の香料の組合せからなる溶液を、
マスクの着用直前にマスク内側に噴霧し、その上から口
当てガーゼを当てがって鼻孔を覆うようにしたこと。更
に前記溶液或いはその固形物を、手の平に入る程度の小
さな筒状の密閉容器内に収容し、開口部を鼻孔の直下に
位置させて嗅入するようにしたこと。前記溶液を、噴露
ノズルを有する手の平に入る程度の小瓶に収納してなる
こと。更にもうひとつは、先端に開口部を有し、下方に
吸気孔を有する中空の筒体内に前記溶液を含浸させた香
料保持材、或いは香料の固形物を収容し、その外側から
キャップを被せて手の平に入る程度の小さな筒状の密閉
容器で構成したことをその手段としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、鼻づまりや鼻がムズムズする
などの諸症状が生じた時に、直接鼻孔内にスプレーした
り塗布したりしないので、体質に関係なく皮膚のトラブ
ルがない。しかも鼻孔をマスクで覆う場合は密閉性が高
く、香料の持続性が長いことと相俟って高い効果が得ら
れる。更に香料の種類を選択調整することで、爽快感や
森林浴効果、その他清涼作用、覚醒作用、鎮静作用など
も得られる。そして香料も手の平におさまるような小瓶
や密閉容器なので、バッグやポケットに収納でき、持ち
運びが容易である。
【0O08】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す概略説明図
で、風邪をひいて鼻づまりのひどい時に、香料として、
メントール、ミントエッセンス、ヒノキチオイルの3種
を選択して以下のような配合量にもとずく組合せからな
る溶液を、容量10mlの、手指による圧縮で作動する
一般的な噴霧ノズル1を有する手の平に入る程度のポリ
プロピレン製の小瓶2に収納し、ガーゼマスク3を着用
する直前にマスクの内側に3〜4回噴霧したのち、図2
の実施態様で示すごとく、マスクの上から口当てガーゼ
4を当てがって鼻孔5を覆い、そのまま30分間着用し
て吸気したところ、鼻づまりが解消し、頭や気分もスッ
キリした爽快感が得られた。 溶液10ml中の配合量 ミントエッセンス=0.12ml 1−メントール=0.04g ヒノキチオイル=0.008ml ポリエチレングリコール300=6ml 残部=精製水
【0009】図3は他の実施例を示す一部切り欠き分解
組み立て図、図4はその実施態様を示す。図において6
はポリプロピレン製の中空の筒体で、先端に開口部6a
を有し、下方には周方向で複数の吸気孔6bを有し、内
部に香料を含浸させた香料保持材7を収容してあるが、
これは液体に限らず、香料の固形物であってもよい。6
cはキャップを装着するときのネジ、6dはキャップを
脱着する際の回転用つまみ部である。このように香料を
収容した中空の筒体6にキャップ8を被せて手の平に入
る程度の小さな筒状の密閉容器としてある。使用時は、
キャップ8を外し、図4に示すごとく、香料を収納した
中空の筒体6の先端開孔部6aを鼻孔5の直下に位置さ
せて嗅入すれば、吸気孔6bから先端開口部6aに空気
が流れることで内部の香料を鼻孔に導き、鼻孔の諸疾患
にもとずく不快感を解消することが出来る。
【0010】直径が約12mm、長さが約65mmの中
空の筒体6の中に、綿製の香料保持材7を収容し、香料
として、メントール、ミントエッセンス、ヒノキチオイ
ルの3種を選択して以下のような配合量にもとずく組合
せからなる溶液を含浸させたものを、自動車の運転中眠
気が襲って来た時に、開口部6aを鼻孔の直下に位置さ
せて嗅入したところ、スッキリした爽快感が得られ、眠
気を一気に解消することができた。しかも、この動作を
複数回繰り返すことで、長時間の運転も可能となった。
そしてまたこの効果は、受験勉強、鼻づまり、深夜の仕
事のとき、気分転換したいとき、心身に不快感があって
リフレツシュしたいときなどにも同様の効果をもたら
す。 溶液2ml中の配合量 ミントエツセンス=0.04ml 1−メントール=0.4g ヒノキチオイル=0.002ml ポリエチレングリコール300=適量
【0011】尚前記実施例では、香料の原料としてメン
トール、ミントエッセンス、ヒノキチオイル3種類の組
合せについて例示したが、このうちの1種類でも効果が
あるのはもちろんである。しかし好ましくは2種以上を
組合せて用いる方がより高い効果が得られる。そしてま
たこれら3種以外の各種香料、例えばハッカや他の各種
抗菌剤を適宜組合せて添加しておけば、効果をいっそう
高めることが出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、鼻づまりや鼻がムズム
ズするなどの諸症状が生じた時に、直接鼻孔内にスプレ
ーしたり塗布したりしないので、体質に関係なく皮膚の
トラブルがない。これは抗菌剤を添加した時に特に有効
である。しかも鼻孔をマスクで覆う手段を採用した場合
は密閉性が高く、香料の持続性が長いことと相俟って高
い効果が得られる。更に香料の種類を選択調整すること
で、鼻孔の諸疾患の回復のみならず、爽快感や森林浴効
果なども得られ、不快感を解消することが出来る。更に
香料も手の平におさまるような小瓶や密閉容器なので、
バッグやポケットに収納でき、持ち運びが容易である。
したがって、鼻孔の疾患が生じた時の治癒のみならず、
肉体的不調や精神的不調を来した時、或いは自動車類の
運転中に眠気が襲って来た時、受験勉強、深夜労働、心
身のリフレッシュなど、不快感の解消のみならず、清涼
作用、覚醒作用、鎮静作用も得られるなど種々のすぐれ
た効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す概略説明図
【図2】本発明の実施態様を示す説明図
【図3】本発明の他の実施例を示す一部切り欠き分解組
立図
【図4】本発明の他の実施態様を示す説明図
【符合の説明】
1 噴霧ノズル 2 小瓶 3 ガーゼマスク 3a、3b 紐 4 口当てガーゼ 5 鼻孔 6 中空の筒体 6a 開口部 6b 吸気孔 6c ネジ部 6d つまみ部 7 香料保持材 8 キャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】香気による鼻孔の不快感解消方法であっ
    て、該方法は、少なくともミントエッセンス、メントー
    ル、ヒノキチオイルのうちの1種もしくは2種以上の香
    料の組合せからなる溶液を、マスクの着用直前にマスク
    内側に噴霧し、その上から口当てガーゼを当てがって鼻
    孔を覆うようにしたことを特徴とする香気による鼻孔の
    不快感解消方法。
  2. 【請求項2】香気による鼻孔の不快感解消方法であっ
    て、該方法は、少なくともミントエッセンス、メントー
    ル、ヒノキチオイルのうちの1種もしくは2種以上の香
    料の組合せからなる溶液或いは固形物を、手の平に入る
    程度の小さな筒状の密閉容器内に収容し、開口部を鼻孔
    の直下に位置させて嗅入するようにしたことを特徴とす
    る香気による鼻孔の不快感解消方法。
  3. 【請求項3】鼻孔の不快感を解消するための携帯用香気
    剤であって、該携帯用香気剤は、少なくともミントエッ
    センス、メントール、ヒノキチオイルのうちの1種もし
    くは2種以上の香料の組合せからなる溶液を、噴霧ノズ
    ルを有する手の平に入る程度の小瓶に収納してなること
    を特徴とする鼻孔の不快感を解消するための携帯用香気
    剤。
  4. 【請求項4】鼻孔の不快感を解消するための携帯用嗅入
    器であって、該携帯用嗅入器は、先端に開口部を有し、
    下方に吸気孔を有する中空の筒体内に、少なくともミン
    トエッセンス、メントール、ヒノキチオイルのうちの1
    種もしくは2種以上の香料の組合せからなる溶液を含浸
    させた香料保持材、或いは香料の固形物を収容し、その
    外側からキャップを被せて手の平に入る程度の小さな筒
    状の密閉容器で構成したことを特徴とする鼻孔の不快感
    を解消するための携帯用嗅入器。
JP5226365A 1993-07-28 1993-07-28 香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器 Pending JPH0739574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226365A JPH0739574A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226365A JPH0739574A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739574A true JPH0739574A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16844006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5226365A Pending JPH0739574A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739574A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104305590A (zh) * 2014-07-11 2015-01-28 创天昱科技(深圳)有限公司 口罩
KR20210014643A (ko) 2018-06-01 2021-02-09 에스테 가부시키가이샤 마스크 도포용 제제
KR20220017767A (ko) * 2020-08-05 2022-02-14 동의대학교 산학협력단 구취감소 및 항균활성을 가지는 마스크

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104305590A (zh) * 2014-07-11 2015-01-28 创天昱科技(深圳)有限公司 口罩
KR20210014643A (ko) 2018-06-01 2021-02-09 에스테 가부시키가이샤 마스크 도포용 제제
KR20220017767A (ko) * 2020-08-05 2022-02-14 동의대학교 산학협력단 구취감소 및 항균활성을 가지는 마스크

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7108198B2 (en) Nasal aromatherapy dispenser clip
US9629401B2 (en) Face mask system
US20110079225A1 (en) Personal Respiratory Filtration Apparatus
IL31003A (en) Therapeutic inhaler
TW200300002A (en) Nasal filtration device
JP2525473B2 (ja) 粉状薬剤施薬容器
US20180264241A1 (en) Devices and methods for delivering subtances for improved wellbeing
JP2002153569A (ja) 鼻 栓
EP1293226A1 (en) Disposable personal aromatherapy mask kit
US5782234A (en) Respiratory breathing filter apparatus and method
KR102096354B1 (ko) 호흡용 조립체가 구비된 마스크
JP2014008367A (ja) マスク
JPH0739574A (ja) 香気による鼻孔の不快感解消方法及びそのための携帯用香 気剤と嗅入器
CN215653350U (zh) 一种具有载药功能的入鼻式隐形鼻罩
WO2015034396A1 (ru) Устройство для ингаляции летучими лекарственными веществами
KR100464769B1 (ko) 건강 보조 마스크
DE10149908A1 (de) Vorrichtung zum Verbessern der Ein- und/oder Ausatemluft von Personen
CN213344424U (zh) 一种添加物口罩
US3017882A (en) Inhalation apparatus
JP2001009034A (ja) 経鼻吸入器
KR200304089Y1 (ko) 확장흡착형 코마스크의 구조
KR200326336Y1 (ko) 아로마테라피 고무를 겸비한 기능성 안면 마스크
KR200279435Y1 (ko) 건강 보조 마스크
RU2782405C1 (ru) Ингалятор назальный
US20220072342A1 (en) Nose bridge strip with scent releasing mechanism and mask structure having the same