JPH073954Y2 - 収納ラック - Google Patents

収納ラック

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JPH073954Y2
JPH073954Y2 JP3216292U JP3216292U JPH073954Y2 JP H073954 Y2 JPH073954 Y2 JP H073954Y2 JP 3216292 U JP3216292 U JP 3216292U JP 3216292 U JP3216292 U JP 3216292U JP H073954 Y2 JPH073954 Y2 JP H073954Y2
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JP
Japan
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storage rack
box body
opening
side plates
box
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JP3216292U
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希平 兪
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希平 兪
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は収納ラックに関し、特に
埃を嫌う物品の格納用として鎧戸を箱内に設けて、鎧戸
に埃が積もらないようにした収納ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク、CD(コンパク
トディスク)、録音テープなどは材質上、静電を帯び易
いために埃が吸着し易く、そのため磁気的,光学的読み
取り/書き込みのヘッドを汚してノイズが発生したり、
信号検出にエラーが発生しがちである。しかるにこれら
を収容格納するための従来の収納ラックでは、塵埃や異
物の侵入を完全に防止できないので、しばらく使用して
いると、ラック内の物品に埃が付着して、前述したよう
な不都合を招く。近年、鎧戸式収納ラックが商品化され
ているが、その一例は図7に示す如く、該鎧戸式収納ラ
ックCは、短冊状の多数のドアリーフA相互を折曲自在
につなぎ合わせてなる鎧戸を、収納ラツクCの開口Dお
よび頂端面の両側に設けた案内溝C1内に滑動自在に嵌
め込んだものである。この種の収納ラックは、ラック使
用時には、図7に示したように、鎧戸を上端面に移動さ
せておくために、下記のごとき欠点がある。
【0003】(1)該収納ラック頂端面に位置する鎧戸
はあまり重量大きいものを置くことはできないにも拘わ
らず、無意識に重たい物を収納ラック頂端面に置くこと
があって、そのため、鎧戸が変形したり破損したりする
結果、該鎧戸を開閉すると何処かに引っ掛かったり、あ
るいは滑動できなくなる。(2)該収納ラック頂端面に
被覆する鎧戸は多数のドアリーフをつなぎ合わせたもの
である故、各ドアリーフの間の隙間に入り込んだ埃を容
易に除去することが出来ない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のかかる収納
ラックにおける問題点に鑑み、本考案は、実用に供し得
る比較的牢固な筐体を有し、かつ、鎧戸に埃が堆積しな
いようにした収納ラックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、その一側面に開口(10)を備えた中空箱
体(1)と;一対の垂直板(20)によって形成され、その
互いに対向するそれぞれ表面に互いに対応する複数の係
着レール(21)を適当な間隔をもたして水平状に突設
し、かつ該両垂直板(20)の前,後,頂端縁にわたりそれ
ぞれ案内溝(22)を設けて、それぞれを上記開口(10)
と直交する上記箱体(1)両側内面に接するよう装着され
る両側面板(2)と;上記箱体(1)内の適当な位置に立設
され、その上記開口(10)向き表面に上記両側面板(2)
のそれぞれ両係着レール(21)の挾着間隔に対応して複
数の突張りばね(30)を直立板(31)に設けてなる付勢
装置(3)と;その両側縁を上記両側面板(2)の相対する
それぞれ案内溝(22)内に滑動自在に枢着して、上記箱
体(1)の開口(10)を覆うように設けた鎧戸(5)と;を
組合わせてなることを特徴とする。
【0006】そして、上記両側面板後端縁に位置する案
内溝下端付近に係止片を設けて、上記鎧戸を支承して滑
り出しを防止し、又は、上記両側面板の上記箱体内側面
と接触するそれぞれ周縁に適当数のばね片を設けるよう
にし、或いは、その両側面に上記係着レールと対応する
複数の係着レールを設けた仕切り装置を、上記箱体内部
に1個若しくは1個以上を立設して適当数の適当な大き
さの格納室を形成し、かつそれぞれ格納室内に上記同様
な付勢装置を設けるようにすれば一層実用性の高いラッ
クを提供できる。
【0007】
【作用】上記のように構成された、本考案は、CD,録
音テープ,及び磁気ディスクなどを該箱体の開口から装
入して、該側面板及び仕切り装置の互いに対応する係着
レールのそれぞれ挾持間隔内に係着させると、それぞれ
係着レールの上記開口向き前端縁に突起した爪を設けて
いること,及び突っ張りばねを有する付勢装置を該箱体
開口向きに設けていることから、該CD,録音テープ,及
び磁気ディスクを該係着レール間に係着させて付勢装置
による付勢力により固定収納することができ、逆に、該
CD,録音テープ,及び磁気ディスクなどを取り出す時
は、該CD,録音テープ,磁気ディスクなどが該箱体内に
内向きに押して前記付勢手段に抗して押圧することで、
前記の爪から外れ、その結果、該付勢装置により、C
D,録音テープ,磁気ディスクが弾き出されて取り出すこ
とができる。
【0008】上記構成に加えて、上記両側面板後端縁に
位置する案内溝下端付近に係止片を設けて、上記鎧戸を
支承して滑り出さないようにし;または、上記両側面板
の上記箱体内側面と接触するそれぞれ周縁に適当数のば
ね片を設けるようにし;或いは、その両側面に上記係着
レールと対応する複数の係着レールを設けた仕切り装置
を、上記箱体内部に1個若しくは1個以上を立設して適
当数の適当な大きさの格納室に仕切り、かつそれぞれ格
納室内に上記同様な付勢装置を設けるようにすると、該
鎧戸が収納ラック内に収容されて容易に離脱せず、該両
側面板の収納ラック内における定着がより牢固になり、
かつラック内部に適当な格納容量を形成することができ
る。この考案の上記またはその他の目的,特徴および利
点は、図面を参照しての以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】第1図に示す如く、本考案の収納ラックは、
箱体1、一対の側面板2、弾性手段3、仕切り装置4、
及び鎧戸5からなり;該箱体1は、その一側面に開口1
0を開設して、箱体内部の底面の適当な位置に該開口1
0の面と直交した向きに係着ほぞ溝11(後記の係着ほ
ぞ43と係合する)を設けると共にその内部底面に該開
口10と相対した面の下端縁沿いに割溝12を設け、更
に該開口10の両側縁に該箱体1内向きの凹み枠縁13
に形成する。
【0010】両側面板2は、それぞれの垂直板20で形
成され、この垂直板20の内面には、複数の係着レール
21を適当な間隔をもたして水平方向に並設し、かつそ
れぞれ係着レール21の上記開口10の側端に上方に突
出した爪211を形成する。更に該垂直板20の前,後,
頂端縁にわたって案内溝22を設けて、該垂直板20の
後端縁にある案内溝22の下端に上記割溝12に対応す
る開口端220を開設すると共に、該開口溝220上方
に弾性材からなる係止片14の一部を内装できる収容室
6を設け、更に該側面板2内側端縁の上下適当な位置に
それぞれ凹孔23を穿設し、更に該凹孔23にそれぞれ
ばね片24を装着することにより、該側面板2を上記箱
体1内部両側面沿いに押入れる時に、該ばね片24が該
箱体1内壁面に当接圧着して、両側面板2が弾性作用を
具えてそれぞれ該箱体1両側内面に接触して固着される
ようになっている。そして、該両側面板2の内面に並設
されたそれぞれ係着レール21が互いに相対した高さで
対応するように配置し、及びそれぞれ側面板2上端縁沿
いにある案内溝22の下方に隣接して上方に嵌着溝25
を設ける。
【0011】付勢装置3は、上記箱体1内の底面にある
割溝12に沿った2箇所に立設された直立板31と、該
直立板31上に所定ピッチでもって装着された複数の突
張バネ30とからなり、前記ピッチは、上記両側面板2
のぞぞれの両係着レール21の装着ピッチに符合する。
【0012】仕切り装置4は、平面板40及び縦向板4
1をT字形状に組合わせて形成され、該縦向板41はそ
の両側面に上記垂直板20の係着レール21に対応して
係着レール42が設けられ、この係着レール42におい
ても上記開口10側端に爪421を形成し、又、該縦向
板41底端面に係着ほぞ43を設けてある。該平面板4
0両側縁を上記側面板2の嵌着溝25内に嵌着すること
により、該仕切り装置4を該両側面板2に固着させると
共に、該仕切り装置4の平面板40を上記箱体1内に装
着された該両側面板2に螺着して、該箱体1内部を二つ
の格納室に仕切る。
【0013】短冊状の多数のドアリーフ相互を折曲自在
につなぎ合わせてなる鎧戸5の一端縁のドアリーフに取
っ手50が装着され、該鎧戸50の両側端を、上記両側
面板2の垂直板20の案内溝22内に滑動可能に枢着
し、この状態で該鎧戸50を手前下方へ滑動させること
で上記箱体1の開口10部が閉じられる。
【0014】然して、図2〜図6に示す如く、本考案の
収納ラックを組立てる時は、先ず、上記両側面板2を箱
体1の開口10から箱体1内に装入して、該両側面板2
側縁にばね片24を装着していることにより、該両側面
板2を該箱体1内両側面に接着するよう取付けて、該両
側面板2の該開口10に面したそれぞれ側縁を該開口1
0両側縁に形成した凹みを枠縁13に係着固定すること
ができ、かつ該ばね片24は圧着固定される。更に、上
記平面板40両側端縁を上記箱体1両側内面に接着した
該両側面板2の嵌着溝25内に嵌着させて螺着して該箱
体1内を両格納室に仕切り、然る後、上記複数のばね3
0を装着した付勢装置3の直立板31を、それぞれ各格
納室内の割溝12前端縁手前沿いに立設して該複数のば
ね30を装着した面を上記開口10向きにし、並びに該
直立板31下底面を該箱体1下底面に螺着させて、最後
に、上記鎧戸5を該箱体1内底面の割溝12から該箱体
1内に装入し、該鎧戸5両側縁を該両側面板2の案内溝
22の開口端220に挿入して滑動できるようにし、該
鎧戸5全体を手前下方へ滑動させることで該箱体1の開
口10が閉じられる。そして、該鎧戸5は、図3,図4
に示すように、該両側面板2の係止片14を上記収容室
6内に押し入れて通過し、及び該係止片14が再び飛び
出して該鎧戸5が落下しないように支承する。
【0015】従って、CD,録音テープ,及び磁気ディス
クなどを該箱体1の開口10から装入して、該側面板2
と仕切り装置4の互いに対応する係着レール21,42
のそれぞれ挾持間隔内に係着させ、且つそれぞれ係着レ
ール21,42の上記開口10向き前端縁を凸起端縁2
11,421に設けていること,及び上記付勢装置3表面
に装着されたばね30の付勢力により、該CD,録音テ
ープ,及び磁気ディスクを該係着レール21,42間に係
着させて固定することができ、逆の場合、該CD,録音
テープ,及び磁気ディスクなどを取り出す時は、該CD,
録音テープ,磁気ディスクなどを該箱体1内に押して該
弾性手段3に押圧当接させ、かつ該係着レール21,4
2の当接から外すと、該付勢装置3により該CD,録音
テープ,磁気ディスクが弾き出されて取り外すことがで
きる。
【0016】また、本考案における他の実施例として、
上記箱体1を適当な大きさに形成して、仕切り装置4を
設けて該箱体1内部を両格納室に仕切らずに、直接、C
D,録音テープ,及び磁気ディスクを該両側面板2の互い
に対応するそれぞれ両係着レール21間に装入係着させ
るようにして、比較的小さい収納ラックを形成させるよ
うにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】収納ラックを開くために滑動させた鎧戸
を箱体の頂端面の下にもぐり込ませる構成としたので、
頂端面下に位置する鎧戸の箇所に埃が付着することはな
く、平板からなる上面板に堆積した埃等は容易に拭き取
ることができる。又、鎧戸が箱体を覆うように設けたの
で、箱体の強度が増し、又、頂端面には破損し易い鎧戸
がないため、その頂端面には比較的重量のある物品を置
いても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 収納ラックの立体分解斜視図
【図2】 本考案の収納ラックの組立完了斜視図
【図3】本考案の収納ラックにおける側面板後端縁に設
けられた係止片の動作状態表示図
【図4】 本考案の収納ラックにおける側面板後端縁に
設けられた係止片の動作状態表示図
【図5】 本考案の収納ラックの断面俯視図
【図6】 本考案の収納ラックの横断面図
【図7】 従来の収納ラックの立体斜視図
【符号の説明】
1 箱体 2 側面板 3 付勢装置 4 仕切り装置 5 鎧戸 10 箱体の開口 14 係止片 20 側面板を形成する垂直板 21 側面板表面に形成された係着レール 22 案内溝 24 ばね片 30 突張りばね 31 弾性手段を形成する直立板 42 仕切り装置に設けられる係着レール

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一側面に開口(10)を備えた中空箱
    体(1)と;一対の垂直板(20)によって形成され、その
    互いに対向するそれぞれ表面に互いに対応する複数の係
    着レール(21)を適当な間隔をもたして水平状に突設
    し、かつ該両垂直板(20)の前,後,頂端縁にわたりそれ
    ぞれ案内溝(22)を設けて、それぞれを上記開口(10)
    と直交する上記箱体(1)両側内面に接するよう装着され
    る両側面板(2)と;上記箱体(1)内の適当な位置に立設
    され、その上記開口(10)向き表面に上記両側面板(2)
    のそれぞれ両係着レール(21)の挾着間隔に対応して複
    数の突張りばね(30)を直立板(31)に設けてなる付勢
    装置(3)と;その両側縁を上記両側面板(2)の相対する
    それぞれ案内溝(22)内に滑動自在に枢着して、上記箱
    体(1)の開口(10)を覆うように設けた鎧戸(5)と;を
    組合わせてなることを特徴とする収納ラック。
  2. 【請求項2】 上記両側面板(2)後端縁に位置する案内
    溝(22)下端付近に係止片(14)を設けて、上記鎧戸
    (5)を支承して滑り出しを防止した請求項1記載の収納
    ラック。
  3. 【請求項3】 上記両側面板(2)の上記箱体(1)内側面
    と接触するそれぞれ周縁に適当数のばね片(24)を設け
    る請求項1記載の収納ラック。
  4. 【請求項4】 その両側面に上記係着レール(21)と対
    応する複数の係着レール(42)を設けた仕切り装置(4)
    を、上記箱体(1)内部に1個若しくは1個以上を立設す
    ることにより、内部を仕切り、適当数の適当な大きさの
    格納室を形成し、かつ仕切ったそれぞれ格納室内に上記
    と同じ付勢装置(3)を設けた請求項1記載の収納ラッ
    ク。
JP3216292U 1992-05-15 1992-05-15 収納ラック Expired - Lifetime JPH073954Y2 (ja)

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JP3216292U JPH073954Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 収納ラック

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JP3216292U JPH073954Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 収納ラック

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JPH0619589U JPH0619589U (ja) 1994-03-15
JPH073954Y2 true JPH073954Y2 (ja) 1995-02-01

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