JPH0738944A - 移動通信回線設定方法 - Google Patents

移動通信回線設定方法

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JPH0738944A
JPH0738944A JP5181245A JP18124593A JPH0738944A JP H0738944 A JPH0738944 A JP H0738944A JP 5181245 A JP5181245 A JP 5181245A JP 18124593 A JP18124593 A JP 18124593A JP H0738944 A JPH0738944 A JP H0738944A
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line
lines
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wireless
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JP5181245A
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Takehiro Nakamura
武宏 中村
Shigemi Umeda
成視 梅田
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の無線回線を使用しマルチメディアサー
ビスを移動通信に適用可能とする。 【構成】 基地局は、移動局からの呼設定信号中に含ま
れている所要無線回線数に関する情報から、所要数の無
線回線を回線管理テーブルを参照してなるべく連続番号
で選択する。各回線には連続番号の1つが付けられ、そ
の使用/未使用がテーブルに記憶されている。回線番号
4〜7と10〜13との回線を選択したとすると、回線
指示であることを示す信号種別61、信号長62、選択
した第1群の回線の最小回線番号(この例では4)6
3、最大回線番号(この例では7)64、選択した第2
群の回線の最小回線番号65、最大回線番号66とから
なるチャネル指定信号を移動局へ送る。移動局及び基地
局ではそれぞれ、複数の送信回路と受信回路とを設け、
選択指定された各無線回線に各1つの送信回路、受信回
路を設定起動し、複数の送信回路に信号を分配供給し、
複数の受信回路よりの復調信号を集約する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動局および基地局
の一方の局が無線回線を選択し、その選択した無線回線
を他方の局に対して指定して無線回線の設定処理を行
い、その無線回線を用いて通信を行う移動通信システム
における無線回線の設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されている移動通信方式で
は、移動局と基地局との間に設定される無線回線の数は
1回線のみである。国内標準であるデジタル自動車電話
システムの発信接続方法を例として、無線回線の設定方
法を述べる。使用する無線回線の選択は基地局で行わ
れ、基地局から移動局に対し選択した無線回線の指定が
行われる。
【0003】図8に移動局からの発信接続シーケンスを
示す。移動局は呼設定信号11を基地局に対して送信
し、無線回線の設定を要求する。基地局は認証要求信号
12を移動局に送信し、移動局がそれに対する認証応答
信号13をだし、これを受信した基地局は発信してきた
移動局が正当な移動局であるかを判定する。基地局は移
動局が正当であると判定した場合、使用する無線回線を
1回線選択する。基地局は無線チャネル指定信号14
で、移動局に対しその選択した1無線回線を指定する。
個々の無線回線には識別番号が割り振られており、無線
チャネル指定信号には、選択した1無線回線の識別番号
が含まれている。移動局内の無線処理部は指定された1
無線回線について、基地局の無線処理部との間で同期確
立処理15を行う。同期が確立されると、基地局は通信
相手端末を呼出中であることを示す呼出信号16を移動
局に対し送信する。基地局は通信相手端末の応答を検出
すると、応答信号17を移動局に対し送信する。移動局
はその応答信号17を受信すると、応答確認信号18を
基地局に対し送信する。この後、移動局と基地局との間
で通信が行われる。以上がデジタル自動車電話システム
の発信接続シーケンスに伴う回線設定方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、マルチメディア
に関する検討が盛んであり、移動通信においてこれに対
応するためには、基地局と移動局との間で任意数の無線
回線を設定することにより、任意の伝送速度を実現する
方法が必要となる。しかし上記のデジタル自動車電話シ
ステムの例の通り、従来の移動通信システムでは使用す
る無線回線は1回線のみであり、1回線分の伝送速度し
か実現できないという欠点があった。
【0005】この発明は、移動通信システムの基地局と
移動局との間で、任意の伝送速度を実現し、しかも、回
線を指定する信号を長くすることなく、効率的に複数回
線を指定することができる移動通信回線設定方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、基地局および移動局の一方の局で任意数の無線回線
を選択し、他方の局に対し選択した任意数の無線回線を
指定することにより、移動局と基地局との間で任意数の
無線回線を設定する。移動局と基地局との間で、単一無
線回線でのみ通信を行っていた従来方式とは、任意数の
無線回線の選択、指定を行い任意の伝送速度で通信を行
う点が異なる。
【0007】さらに複数回線の指定の際に、指定する全
回線の識別番号を回線指定信号に含ませることなく、よ
り少ない情報で使用する全回線を指定する。
【0008】
【実施例】まずこの発明を適用することができる移動局
の構成例を図1に示す。移動局は、無線信号の送受信を
行うアンテナ21、送信信号と受信信号との分配を行う
送受分配回路22、移動局の動作を制御する移動局制御
回路23、音声またはデータを含む送信信号の符号化お
よび変調を行って送受分配回路22へ供給し、1無線回
線に一つ割り当てられ、同時に設定されうる無線回線数
と同数以上移動局内に含まれる送信回路241 〜2
N 、送受分配回路22と移動局制御回路23間に設け
られ、基地局に対する制御情報を含む送信信号の符号化
および変調を行う制御情報送信回路25、複数無線回線
で信号伝送する場合に送信回路241 〜24N 中の対応
する各無線回線に、入力された送信情報を分配する送信
情報分配回路26、送受分配回路22に接続され、ユー
ザ(利用者)から音声、データを取り込み送信情報分配
回路26へ供給する入力回路27、送受分配回路22か
らの音声またはデータを含む受信信号の復号化および復
調を行い、1無線回線に一つ割り当てられ、同時に設定
されうる無線回線数と同数以上移動局内に含まれる受信
回路281 〜28N 、送受分配回路22及び移動局制御
回路23間に設けられ、基地局からの制御情報を含む受
信信号の復号化および復調を行う制御情報受信回路2
9、複数無線回線で信号伝送する場合に、その各無線回
線に分配されていた受信情報を受信回路281 〜28N
中の対応するものの出力から集約する受信情報集約回路
30、その受信情報集約回路30の出力をユーザに音
声、データとして出力する出力回路31で構成される。
【0009】図2にこの発明を適用することができる基
地局の構成例を示す。基地局は、無線信号の送受信を行
うアンテナ41、送信信号と受信信号の分配を行う送受
分配回路42、基地局の動作を制御する基地局制御回路
43、音声またはデータを含む送信信号の符号化および
変調を行って送受分配回路42へ供給し、1無線回線に
一つ割り当てられ、同時に設定されうる無線回線数と同
数以上基地局内に含まれる送信回路441 〜44M 送受
分配回路42と基地局制御回路43との間に設けられ、
移動局に対する制御情報を含む送信信号の符号化および
変調を行う制御情報送信回路45、複数無線回線で信号
伝送する場合に、送信回路441 〜44 M 中の使用する
各無線回線と対応するものに、送信情報を分配する送信
情報分配回路46、送受分配回路42に接続され、音声
またはデータを含む受信信号の復号化および復調を行
い、1無線回線に一つ割り当てられ、同時に設定されう
る無線回線数と同数以上基地局内に含まれる受信回路4
1 〜47M 、送受分配回路42と基地局制御回路43
との間に設けられ、移動局からの制御情報を含む受信信
号の復号化および復調を行う制御情報受信回路48、複
数無線回線で信号伝送する場合に、その各無線回線に分
配されていた受信情報を受信回路471 〜47 M 中の対
応するものの出力から集約する受信情報集約回路49、
その受信情報集約回路49の出力を音声またはデータと
して上位の交換局との間で送受信する交換機インタフェ
ース回路50で構成される。
【0010】無線回線の設定手順について移動局発信を
例にとり、以下に述べる。処理シーケンスは図8と同様
である。まず、移動局の制御回路23は呼設定信号11
に所要無線回線数に関する情報を含め、制御情報送信回
路25を通じて基地局に対し送信する。基地局の制御情
報受信回路48で呼設定信号11を受信処理した後、制
御回路43は認証要求信号12および認証応答信号13
の認証処理で移動局の正当性を調べる。正当な移動局で
あると判定すると、制御回路43は呼設定信号11に含
まれていた所要無線回線数に関する情報で示された数の
無線回線を選択する。この実施例では所要無線回線数が
8回線であるとする。図3に基地局の制御回路43で管
理している、無線回線の使用/未使用管理テーブル例を
示す。テーブルには無線回線毎に割り当てられた回線番
号と、その使用/未使用の対応が示されている。制御回
路43はこのテーブルから未使用の回線を所要無線回線
数選択する。選択した結果、図3の例では回線番号4〜
7および10〜13という、回線番号の連続する2つの
群(以後、回線番号4〜7を第1群、回線番号10〜1
3を第2群と称す)を選択した場合を以下に述べる。制
御回路43は回線選択後、送信情報分配回路46および
受信情報集約回路49に対し、選択した回線に個々に対
応する送信回路44および受信回路47の起動と、個々
の送信回路44への送信情報の分配処理および個々の受
信回路47からの受信情報の集約処理の設定を命令す
る。さらに制御回路43は選択した無線回線を制御情報
送信回路45を通じて無線チャネル指定信号14で移動
局に対し指定する。
【0011】この指定方法としては、この例では各群に
ついて無線チャネル指定信号14内に最小回線番号と最
大回線番号のみを含ませることにより、群内の全ての無
線回線を指定する。図4Aは信号14の信号構造例であ
る。信号14は、この信号が無線チャネル指定信号であ
ることを示す信号種別61、この信号の長さを示す信号
長62、選択した回線番号の第1群の最小回線番号6
3、第1群の最大回線番号64、第2群の最小回線番号
65、第2群の最大回線番号66の情報要素からなる。
この実施例では、選択した回線の回線番号が4〜7およ
び10〜13であることから、情報要素63,64,6
5,66はそれぞれ4,7,10,13の値をとる。ま
た回線を選択した結果、群数がこの実施例と異なる場合
にも、群毎に最小回線番号と最大回線番号が信号14に
含められる。移動局の制御回路23は制御情報受信回路
29を通じて信号14を受信すると、その信号14に含
まれる情報63〜66から、指定無線回線が回線番号4
〜7および回線番号10〜13であることを知る。制御
回路23は指定された回線番号について、送信情報分配
回路26および受信情報集約回路30に対し、指定され
た回線に個々に対応する送信回路24および受信回路2
8の起動と、個々の送信回路24への送信情報の分配処
理および個々の受信回路28からの受信情報の集約処理
の設定を命令する。基地局の送信回路44と受信回路4
7、および移動局の送信回路24と受信回路28は、無
線回線4〜7および10〜13のそれぞれについて処理
15を行う。同期処理15が完了後、信号16〜18の
伝送を経て、移動局と基地局間で無線回線4〜7および
10〜13を用いて通信を行う。以上がこの実施例にお
ける無線回線の設定方法である。
【0012】以上述べたとおり、この実施例では移動局
と基地局との間で任意数の回線を設定することができ、
任意の伝送速度で通信を行うことができる。さらに、基
地局で選択した複数の無線回線の指定について、全ての
回線番号を回線番号指定信号に含めず、回線番号の連続
する回線群の最小回線番号と最大回線番号のみで使用す
る全回線を指定できるため、回線番号指定信号を短くで
き、この信号の伝送不完了率を低くできる点で効果があ
る。
【0013】次に回線指定方法の他の実施例を説明す
る。即ち他の回線指定方法の一つは、各群について最小
回線番号と群内の回線数を無線チャネル指定信号14に
含ませるものである。図4Bはこの実施例における信号
14の信号構造例である。信号14は、図4Aと同様の
情報要素61,62を含み、さらに第1群の最小回線番
号71、第1群回線数72、第2群最小回線番号73、
第2群回線数74の情報要素で構成される。この実施例
における基地局の回線選択結果も先の実施例と同様とし
て、回線番号4〜7および10〜13を選択したものと
すると、情報要素71,72,73,74はそれぞれ
4,4,10,4の値をとる。移動局は図4Bの構造を
持つ無線チャネル指定信号14を受信すると、その信号
14に含まれている情報要素71〜74から指定無線回
線が回線番号4〜7および回線番号10〜13であるこ
とを知る。以後の処理は先の実施例と同様である。
【0014】以上述べたとおり、この実施例でも移動局
と基地局との間で複数回線を設定することができ、任意
の伝送速度で通信を行うことができる。さらに、基地局
で選択した複数の無線回線の指定について、全ての回線
番号を回線番号指定信号に含めず、回線番号の連続する
回線群の最小回線番号と群内の回線数のみで使用する全
回線を指定できるため、回線番号指定信号を短くでき、
この信号の伝送不完了率を低くできる点で効果がある。
【0015】無線回線の指定方法は、次のようにしても
よい。即ち、基地局で管理している無線回線を群分けし
て、各群毎の識別番号(以後、群番号と称す)と群内の
全無線回線を指定する識別番号(以後、一括指定番号と
称す)とを割り当て、さらにその各群内で群分けしてそ
の各群毎の群番号と一括指定番号とを割り当てるか、ま
たは群内の各無線回線毎に識別番号(以後、群内回線番
号と称す)を割り当て、群番号、一括指定番号、および
群内回線番号を用いて単数または複数無線回線を信号1
4にて指定する。図5Aにこの実施例における無線回線
に対する識別番号の割り当て例を示す。基地局で管理し
ている16個の無線回線a〜pについて、まず8回線づ
つの2群に分ける(以後、この時点での群分けをレベル
1と称す)。さらにレベル1の各群を4回線づつの2群
に分け(以後、この時点での群分けをレベル2と称
す)、そしてレベル2の各群を2回線づつの2群に分け
る(以後、この時点での群分けをレベル3と称す)。レ
ベル1,2,3の各群に対し群番号としてそれぞれ“0
1”と“10”の2ビットを割り当て、同様にレベル3
の各群内の2無線回線それぞれに対し、“01”と“1
0”の2ビットを割り当てる。また、各レベルの各群内
の一括指定番号として“00”を割り当てる。以上の割
り当て状態を基地局の制御回路43と移動局の制御回路
23が共通に所持する。
【0016】次にこの実施例における無線回線の指定方
法について述べる。単数または複数の無線回線は各レベ
ルの群番号と一括指定番号または群内回線番号からなる
8ビット(以後、回線指定情報と称す)で指定される。
図5Bにその回線指定情報の構成例を示す。ビット8お
よび7はレベル1の群番号または一括指定番号、ビット
6および5はレベル2の群番号または一括指定番号、ビ
ット4および3はレベル3の群番号または一括指定番
号、ビット2および1はレベル3の群内回線番号または
一括指定番号である。図6に回線指定情報のビット割り
当て例を示す。単一回線を指定する場合、回線指定情報
のビット8〜3は、各レベルにおいて指定すべき回線が
属する群の群番号であり、ビット2〜1は指定回線の群
内回線番号である。レベル3の群内の全回線を指定する
場合(例えば、図6の回線c〜dの指定)、ビット8〜
3は指定すべきレベル3の群が属するレベル1〜3の群
番号であり、ビット2〜1は一括指定番号“00”とす
る。レベル2の群内の全回線を指定する場合(例えば、
図6の回線e〜hの指定)、ビット8〜5は指定すべき
レベル2の群が属するレベル1および2の群番号であ
り、ビット4〜1は一括指定番号“00”とする。レベ
ル1の群内の全回線を指定する場合(例えば、図6の回
線i〜pの指定)、ビット8〜7は指定すべきレベル1
の群の群番号であり、ビット6〜1は一括指定番号“0
0”とする。全回線を指定する場合(例えば、図6の回
線a〜pの指定)、ビット8〜1を一括指定番号“0
0”とする。また選択した複数回線が、どのレベルのど
の群内の全回線としても指定できない場合は、1つの回
線指定情報で回線の指定を行うことができないため、複
数の回線指定情報を用いて回線の指定を行う。例えば、
回線c〜hを指定する場合は、回線c〜dの回線指定情
報“01011000”(図6参照)と、回線e〜hの
回線指定情報“01100000”(図6参照)とで指
定する。
【0017】以上の方法で構成された回線指定情報を無
線チャネル指定信号14に含め、移動局に対して指定す
る。図7Aに1つの回線指定情報を含む信号14の構成
例を示す。以上述べたとおり、本実施例でも移動局と基
地局との間で複数回線を設定することができ、任意の伝
送速度で通信を行うことができる。さらに、基地局で選
択した複数の無線回線の指定について、全ての回線番号
を回線番号指定信号に含めず、群分けした群番号と一括
指定番号、または群番号と群内回線番号で使用する全回
線を指定できるため、回線番号指定信号を短くでき、こ
の信号の伝送不完了率を低くできる点で効果がある。
【0018】上述では無線回線の選択を基地局で行った
が、移動局で行い、その選択した無線回線を基地局に対
して指定してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によ
り、基地局と移動局との間に任意数の無線回線を設定で
きるため、任意の伝送速度を実現でき、マルチメディア
サービスに適した通信環境を実現できる。さらに請求項
2乃至3の各発明により、複数チャネルを指定する際、
指定する全回線の識別番号を回線指定信号に含ませるこ
となく、より少ない情報で全回線を指定できることか
ら、誤り率の高い無線区間における回線指定信号の伝送
不完了率を低減できる。
【0020】全指定回線の識別番号を含ませた回線指定
信号の長さに対する請求項2および3における回線指定
信号(図4Aおよび4B)の長さを図7Bに示す。横軸
は選択した回線の群数、縦軸は回線指定信号の長さであ
り、縦軸の目盛は、全指定回線の識別番号を含ませた回
線指定信号の長さを1とした場合の値である。指定回線
数は16回線、1回線番号の情報長は1オクテットとす
る。図より、少ない群数にまとまっているほど回線指定
信号長を短くでき、1群にまとまっている場合には全指
定回線の識別番号を含ませた場合の約0.2倍、2群に
別れている場合でも約0.3倍に短くできる。実際のシ
ステムにおいて回線を選択する場合には、回線の管理
上、できるだけ連続する識別番号で複数回線を選択する
のが望ましい。よって指定すべき複数回線は少ない群数
となるため、これらの発明に基づく回線指定方法は非常
に有効である。
【0021】請求項4の発明における回線指定信号(図
7A)の長さは、指定すべき複数の回線がいづれかのレ
ベルのいづれかの群内の全回線として指定できる場合に
は、常に短い一定の回線指定信号長(実施例では図7A
の通り3オクテット)で単数もしくは複数回線を指定可
能である。指定すべき複数の回線がどのレベルのどの群
内の全回線としても指定できない場合には、回線指定情
報の数が増える分、回線指定信号の長さは長くなる。し
かし、実際のシステムにおいて回線の使用数は2のべき
乗に従うことが多く、請求項4のように各レベルで2群
に分けて回線の識別番号を割り当てることにより、指定
すべき複数の回線がいづれかのレベルのいづれかの群内
の全回線となる場合が多くなるため、この請求項4の発
明に基づく回線指定方法は有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における移動局の構成例を示すブロッ
ク図。
【図2】この発明における基地局の構成例を示すブロッ
ク図。
【図3】請求項2および3の発明で用いられる、基地局
での無線回線管理テーブル例を示す図。
【図4】AおよびBはそれぞれ請求項2および3の発明
における回線指定信号の信号構成例を示す図である。
【図5】Aは請求項4の発明における無線回線に対する
識別番号の割り当て例を示す図、Bは回線指定情報の構
成例を示す図である。
【図6】請求項4の発明における回線指定情報のビット
割り当て例を示す図。
【図7】Aは請求項4の発明における回線指定信号の信
号構成例を示す図、Bは全指定回線の識別番号を含ませ
た回線指定信号の長さに対する、図4に示した回線指定
信号の長さを示す図である。
【図8】国内標準デジタル自動車電話システムの発信接
続シーケンスを示す図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動局と基地局とからなり、基地
    局および移動局の一方の局が無線回線を選択し、その選
    択した無線回線を他方の局に対して指定し、その無線回
    線を設定してこれら両局間でその無線回線を介して通信
    を行う移動通信システムにおいて、 上記一方の局が複数の無線回線を選択し、選択した複数
    の無線回線を他方の局に対して指定し、これら複数の無
    線回線を用いて基地局と移動局との間で通信を行うこと
    を特徴とする移動通信回線設定方法。
  2. 【請求項2】 上記基地局および移動局で使用可能な全
    無線回線に対し、個々の無線回線を識別する番号(以後
    回線番号と称する)を通し番号で割り当てておき、 上記選択した複数の無線回線の一部または全部の回線番
    号が連続している場合に、その最小の回線番号と、最大
    の回線番号とを通知することにより、上記回線番号が連
    続した複数の無線回線を上記他方の局に対して指定する
    ことを特徴とする請求項1記載の移動通信回線設定方
    法。
  3. 【請求項3】 上記基地局および移動局で使用可能な全
    無線回線に対し、個々の無線回線を識別する番号(以後
    回線番号と称する)を通し番号で割り当てておき、 上記選択した複数の無線回線の回線番号が連続している
    場合に、その最小の回線番号と、連続している回線の数
    とを通知することにより、上記回線番号が連続した複数
    無線回線を上記他方の局に対して指定することを特徴と
    する請求項1記載の移動通信回線設定方法。
  4. 【請求項4】上記基地局および移動局で使用可能な全無
    線回線を群分けし、個々の群を識別している番号(以
    後、群番号と称する)と群内の全無線回線を示す識別番
    号(以後、一括指定番号と称す)を割り当て、 更に群内の複数無線回線をさらに群分けして群番号と一
    括指定番号を割り当てるか、または群内の複数の無線回
    線に個々に識別番号(以後、群内回線番号と称する)を
    割り当てておき、 上記選択した無線回線と対応した群番号と一括指定番
    号、または群番号と群内回線番号を通知することによ
    り、上記複数の無線回線を上記他方の局に対して指定す
    ることを特徴とする請求項1記載の移動通信回線設定方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316843B1 (ko) * 1999-12-17 2001-12-24 김진찬 차세대 이동 통신망의 멀티호의 발신 및 호 해제 방법

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KR100316843B1 (ko) * 1999-12-17 2001-12-24 김진찬 차세대 이동 통신망의 멀티호의 발신 및 호 해제 방법

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