JPH073889U - 空き缶クラッシャーセット - Google Patents

空き缶クラッシャーセット

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Publication number
JPH073889U
JPH073889U JP3820793U JP3820793U JPH073889U JP H073889 U JPH073889 U JP H073889U JP 3820793 U JP3820793 U JP 3820793U JP 3820793 U JP3820793 U JP 3820793U JP H073889 U JPH073889 U JP H073889U
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JP
Japan
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empty
aluminum
crusher
iron
sorting
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Pending
Application number
JP3820793U
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English (en)
Inventor
俊和 中田
康博 野村
靖弘 船木
Original Assignee
俊和 中田
康博 野村
靖弘 船木
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空き缶のリサイクルを有効かつ効率よく回収
できる、空き缶クラッシャーセットを提供することであ
る。 【構成】 ホッパー12、板状化圧縮ローラー14a,
14b、チップ化クラッシャー16、鉄、アルミ選別搬
送装置18、鉄、アルミ各チップ収納箱20a,20f
を備え、これらをトラック車の荷台に搭載可能なラック
付きフレーム10に配置固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は使い棄てられた空き缶の再利用の分野で利用される。
【0002】 本考案は空き缶クラッシャーセットに関し、詳しくは混在する鉄、アルミ製空 き缶を選別し再利用のためにそれぞれをチップ状により回収する装置アッセンブ リに関し、とくに有効かつ効率的に改良された空き缶クラッシャーセットに関す る。
【0003】
【従来の技術】
従来より、混在する鉄、アルミ製空き缶を選別してそれぞれ板状に圧縮させる 選別付き圧縮機は知られている。また、このように板状に圧縮された空き缶を例 えば収納箱によりまとめて他の場所に移動させ、そこでかき集められた鉄製の空 き缶はその専用の例えばクラッシャーを用い、アルミ製のものについても固別専 用のクラッシャーを用いてこれらを別々にチップ化させることも知られている。
【0004】 このように選別圧縮させる作業とチップ化させる作業とは一般的に離れた場所 で行なわれ、その間の移動のための運搬作業と共に付随的な人手の作業が介在し て、効率がよくなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
使い棄て空き缶の回収の現况は次のとおりである。いま、全国にある飲料自動 販売機は平成4年末で545万台と言われ、缶類生産高は年間約700億個、そ の内リサイクルに一番適しているアルミにおいては約200億個と推測されてい る。
【0006】 アルミの地金をつくるには電気の消費量が膨大なため、各メーカーとも電気消 費量が三十分の一ですむ再生アルミの利用に、大手製缶メーカーは力を入れてい るが、同年度のアルミ缶年間回収率は42%とかなり低くく、鉄においては20 〜30%ともっと低い回収率です。
【0007】 米国でのアルミ回収率は軽く55%を越えており、今後の回収率の向上のため 各メーカーは努力している。アルミ原料は無資源国といわれる日本においては深 刻な問題であり、他方空き缶の氾濫に地方自治体や観光施設が環境浄化も兼ねる このアルミのリサイクル問題に協力的であるのもこのような理由による。
【0008】 そこで、本考案の目的は、空き缶のリサイクルを有効かつ効率よく回収できる 、空き缶クラッシャーセットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記した目的は、空き缶投入用ホッパーと、空き缶板状化圧縮ローラーと、チ ップ化クラッシャーと、鉄、アルミ選別搬送装置と、鉄、アルミ各チップ収納箱 と、複数のラックを備えこれらのラックを介して前記装置を順に配置させ駆動装 置も配置させトラック車の荷台に搭載可能なラック付きフレームとを具備するこ とにより、達成される。
【0010】 また同様の目的は、上記手段の他に、空き缶板状化圧縮ローラー、チップ化ク ラッシャー間にガラス選別格子を介在させ、下方にガラスチップ収納箱を配置さ せることにより、空き缶投入用ホッパー内にプラスチック製ペットボトルまたは 空き瓶選別排出装置を配置させ、空き瓶については排出受け位置に色選別装置を 設け、選別された透明瓶と着色瓶との各収納箱をまたは前記ボトルの専用収納箱 を配置させることにより、さらには空き缶板状化圧縮ローラーの後に、鉄、アル ミ選別装置が配置され、選別された鉄、アルミに応じてそれぞれ専用のチップ化 クラッシャーを後続させ、チップ化されたアルミについてはさらに鉄、アルミ選 別搬送装置を適用させることにより、達成される。
【0011】
【作用】 本考案によるラック付きフレームはコンパクトでトラックの荷台に搭載できる ため、使い棄て空き缶の集荷先と次の集荷先との間で鉄、アルミそれぞれに選別 され、チップ化され、また選別収納処理が行われており、複数の空き缶集荷先を トラック車が回った後、チップの納入先である再生工場に持ち込んだ際、鉄、ア ルミ共チップ化されているため、非常に効率よく即座に再処理できる。
【0012】
【実施例】
本考案の好適な実施例は図面に基づいて説明される。 図1はその1実施例を示した概略断面正面図、図2はその右側面図、図3はそ の左側面図である。
【0013】 これらの図面において、10は複数のラック(棚段)を備えたフレームであり 、図示しないトラック車の荷台に搭載可能であるため、その幅(W)はおおよそ 1米50センチまで、またその高さ(H)はガード下などをトラック車が通過で きる程の約2米が好ましく、コンパクトなものであり、図示のようにラックを介 して以下の各装置が支持固定される。
【0014】 最上部には空き缶投入用ホッパー12が配置され、必要により例えばバケット コンベヤを使ってその空き缶投入口に、空き缶及び空き瓶を無造作に投入する。 暫時適量が流れていき、空き瓶はこのホッパー12内に図示していないが重量バ ランサーなどの空き瓶選別排出装置が配置され、排出された空き瓶の受け位置に 例えば光電センサを用いた色選別装置を設け、選別された透明瓶と着色瓶との各 収納箱が配置され、瓶を割らずにそれぞれの透明、着色専用収納箱に納まる。
【0015】 また、空き缶投入用ホッパー12内にプラスチック製ペットボトルの排出装置 、例えば高さまたは幅寸法の仕切りバーと回転ブラシなどを配置し、その排出さ れた前記ボトルの専用収納箱を配置させてもよい。
【0016】 14は空き缶板状化圧縮ローラーであり、図示の実施例では一次圧縮ローラー 14aと二次圧縮ローラー14bとからなっているが、その達成度により1つの 圧縮ローラーだけであってもよい。 圧縮ローラー14の後には、チップ化クラ ッシャーないしローラーカッター16を直接配置してもよいが図示例においては 、その間にガラス選別格子24を配置させている。
【0017】 万が一、一次圧縮ローラー14aに瓶が入った場合はそのままつぶしてガラス 選別格子にて別のガラス専用の収納箱20gに落ちる。空き缶のみ一次圧縮ロー ラー14aにより缶を横からつぶし、二次圧縮ローラー14bで缶は完全に板状 になる。
【0018】 二次圧縮ローラー14bから出た板状化された缶は、チップ化クラッシャー1 6へ強制圧入されてチップ化された後、例えばコンベヤベルトとプーリがいずれ も永久磁石材料からなる鉄、アルミ選別搬送装置18へ送られ、鉄、アルミそれ ぞれの収納箱20f、20aに納まる。なお、16aはそぎ取りブレードを示し ている。
【0019】 他の実施例としては、二次圧縮ローラー14bから出た板状化缶はこの段階で 鉄とアルミとに選別し、鉄、アルミ専用のそれぞれのクラッシャーに送り込まれ る、その際前述と同様に鉄、アルミ選別には永磁コンベアーベルトが有用である 。このようにして、約5mm角のチップに砕かれた空き缶は、鉄、アルミ専用収納 箱20f、20aに運ばれる前に、アルミについては約5mm角のチップに砕かれ た後もう一度鉄とアルミに選別されアルミ専用収納箱20aに送り込んでこれに より純度の高いアルミチップが得られるように、図示していない相応の装置が付 加挿入して組み込まれる。
【0020】 チップ化クラッシャーは鉄、アルミ兼用で適用できるのもあるので、ある程度 アルミに鉄が混入しても構わない図示実示例においてはクラッシャー16は一台 で済む。各収納箱20f、20a、20gには、下部にフイルター20pを介し て液体収納タンクが設けられるのが好ましい。各収納箱が満杯になると、満杯に なった収納箱のみランプ表示し、これに連動して駆動部22の制御が行なわれる 。駆動源は電動モーターと油圧モーターとがあり、本考案では一般に油圧モータ が使われ、油圧ポンプ関係は各自動車メーカー専用のものが使用される。なお、 22tは伝動装置である。
【0021】 なお、本考案による空き缶クラッシャーセットはトラック車に搭載せず小さな スペースを活かして床上で使用する場合の据置型としても適用でき、その場合の 駆動はもちろん電動モーターが使われる。
【0022】
【効果】
本考案によれば、トラック車が空き缶の集荷先を適当数回って納入先の再生工 場へ到着したら回収された各チップを即座に再生処理でき、空き缶のリサイクル が人手の作業を減らして効率よく行なわれる。また、本考案による構成装置を各 ユニット毎に取り外しできるので、破砕能力などに応じて組み替えて構成するこ とが可能である。さらに本考案による構成装置は一般に市販のものが利用でき、 それも開発された最新のものと容易に代替できる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示した概略断面正面図。
【図2】その右側面図。
【図3】その左側面図。
【符号の説明】
10 フレーム 12 空き缶投入用ホッパー 14 空き缶板状化圧縮ローラー 16 チップ化クラッシャー 18 鉄、アルミ選別搬送装置 20 収納箱 22 駆動部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 5/00 (72)考案者 野村 康博 大阪市淀川区宮原1−8−11GS902 (72)考案者 船木 靖弘 大阪府池田市宇保町8−30

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空き缶投入用ホッパーと、空き缶板状化
    圧縮ローラーと、チップ化クラッシャーと、鉄、アルミ
    選別搬送装置と、鉄、アルミ各チップ収納箱と、複数の
    ラックを備えこれらのラックを介して前記装置を順に配
    置させ駆動装置も配置させトラック車の荷台に搭載可能
    なラック付きフレームとを具備していることを特徴とす
    る、空き缶クラッシャーセット。
  2. 【請求項2】 空き缶板状化圧縮ローラー、チップ化ク
    ラッシャー間にガラス選別格子が介在し、下方にガラス
    チップ収納箱が配置されていることを特徴とする、請求
    項1に記載の空き缶クラッシャーセット。
  3. 【請求項3】 空き缶投入用ホッパー内に空き瓶選別排
    出装置が配置され、排出された空き瓶の受け位置に色選
    別装置を設け、選別された透明瓶と着色瓶との各収納箱
    が配置されていることを特徴とする、請求項1または請
    求項2に記載の空き缶クラッシャーセット。
  4. 【請求項4】 空き缶投入用ホッパー内にプラスチック
    製ペットボトルの排出装置が配置され、その排出された
    前記ボトルの専用収納箱が配置されていることを特徴と
    する請求項1、請求項2または請求項3に記載の空き缶
    クラッシャーセット。
  5. 【請求項5】 空き缶板状化圧縮ローラーの後に、鉄、
    アルミ選別装置が配置され、選別された鉄、アルミに応
    じてそれぞれ専用のチップ化クラッシャーを後続させ、
    チップ化されたアルミについてはさらに鉄、アルミ選別
    搬送装置を適用させていることを特徴とする、請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の空き缶
    クラッシャーセット。
JP3820793U 1993-06-18 1993-06-18 空き缶クラッシャーセット Pending JPH073889U (ja)

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JP3820793U JPH073889U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 空き缶クラッシャーセット

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JP3820793U JPH073889U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 空き缶クラッシャーセット

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JPH073889U true JPH073889U (ja) 1995-01-20

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ID=12518883

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JP3820793U Pending JPH073889U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 空き缶クラッシャーセット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022009456A (ja) * 2016-10-14 2022-01-14 株式会社寺岡精工 容器減容装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04354577A (ja) * 1991-06-03 1992-12-08 Dowa Kogyo Kk 飲料容器の分別回収装置
JPH0531395A (ja) * 1991-07-31 1993-02-09 Matsuji Nakagome プラスチツク廃棄物破砕機付トラツク
JPH05138067A (ja) * 1991-11-19 1993-06-01 Mineichi Iwamoto 空き缶回収装置

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