JPH073880Y2 - 植物栽培用の支柱装置 - Google Patents
植物栽培用の支柱装置Info
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- JPH073880Y2 JPH073880Y2 JP2343292U JP2343292U JPH073880Y2 JP H073880 Y2 JPH073880 Y2 JP H073880Y2 JP 2343292 U JP2343292 U JP 2343292U JP 2343292 U JP2343292 U JP 2343292U JP H073880 Y2 JPH073880 Y2 JP H073880Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、支柱を植物栽培に関し
て多目的に活用可能とした植物(果菜類や花類等の植
物)栽培用の支柱装置に関するものである。
て多目的に活用可能とした植物(果菜類や花類等の植
物)栽培用の支柱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数本の支柱を一体に連結してなる従来
の植物栽培用支柱装置としては、例えば図16に示す如
く支柱aの多数本を円環状に連結一体化したものや、図
17に示す如く支柱aの多数本を横並列状態に連結一体
化したもの等が提案されている。
の植物栽培用支柱装置としては、例えば図16に示す如
く支柱aの多数本を円環状に連結一体化したものや、図
17に示す如く支柱aの多数本を横並列状態に連結一体
化したもの等が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】係る従来の支柱装置
は、植物の支持の面から言えば充分にその目的を達成す
るものではある。しかし、植物の全体をビニールシート
で被覆して簡易な温室栽培をせんとする場合や、植物の
全体をビニールシートやネットで被覆して風や雨、鳥の
被害から植物を保護せんとする場合には、そのままの状
態では、屋根覆い部分が支柱上端によって支持されるに
過ぎないためにシート等の被覆材が破れる恐れがあり、
これを安定的に支持することができなかった。仮に屋根
覆い部分を支持できたとしても、被覆材が枝や蔓、花等
に擦れて植物を傷める恐れがあって、目的を達成し難か
った。
は、植物の支持の面から言えば充分にその目的を達成す
るものではある。しかし、植物の全体をビニールシート
で被覆して簡易な温室栽培をせんとする場合や、植物の
全体をビニールシートやネットで被覆して風や雨、鳥の
被害から植物を保護せんとする場合には、そのままの状
態では、屋根覆い部分が支柱上端によって支持されるに
過ぎないためにシート等の被覆材が破れる恐れがあり、
これを安定的に支持することができなかった。仮に屋根
覆い部分を支持できたとしても、被覆材が枝や蔓、花等
に擦れて植物を傷める恐れがあって、目的を達成し難か
った。
【0004】本考案は、支柱を植物の支えのためだけで
なく、被覆材を以て植物の全体(屋根部分及び周囲部
分)を被覆する際の骨組みとしてもこれを活用可能とし
て係る従来の問題点を解決する植物栽培用の支柱装置の
提供を目的とするものである。
なく、被覆材を以て植物の全体(屋根部分及び周囲部
分)を被覆する際の骨組みとしてもこれを活用可能とし
て係る従来の問題点を解決する植物栽培用の支柱装置の
提供を目的とするものである。
【0005】本考案は更に進んで、支柱の配置状態を一
定範囲で変更可能として汎用性向上を達成せしめる植物
栽培用の支柱装置の提供を目的とするものである。
定範囲で変更可能として汎用性向上を達成せしめる植物
栽培用の支柱装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案は以下の如き手段を採用する。即ち本考案に係る
植物栽培用の支柱装置(以下支柱装置という)1は、垂
直状態に立設される幹支柱2と、該幹支柱2の周囲に立
設される枝支柱3の3本以上とを具え、該枝支柱3の上
部12は、幹支柱の上端部分に向けて折曲して該上端部
分に連設されることを特徴とするものである。
本考案は以下の如き手段を採用する。即ち本考案に係る
植物栽培用の支柱装置(以下支柱装置という)1は、垂
直状態に立設される幹支柱2と、該幹支柱2の周囲に立
設される枝支柱3の3本以上とを具え、該枝支柱3の上
部12は、幹支柱の上端部分に向けて折曲して該上端部
分に連設されることを特徴とするものである。
【0007】幹支柱2と枝支柱3の直立部との間隔は、
例えば次の手段によって変更可能とするのがよい。その
一つは、前記枝支柱の上部12を伸縮可能に形成する。
又他の一つは、枝支柱の上部12を略水平に形成すると
ともに該上部12を、幹支柱2の上端に設けられた挿通
部を挿通して該挿通部より突出する如くなし、挿通部よ
りの引出し長さを調節可能に形成する。
例えば次の手段によって変更可能とするのがよい。その
一つは、前記枝支柱の上部12を伸縮可能に形成する。
又他の一つは、枝支柱の上部12を略水平に形成すると
ともに該上部12を、幹支柱2の上端に設けられた挿通
部を挿通して該挿通部より突出する如くなし、挿通部よ
りの引出し長さを調節可能に形成する。
【0008】本考案に係る支柱装置1は次のように構成
するとより好ましい。即ち該支柱装置1は、垂直状態に
立設される幹支柱2と、該幹支柱2の周囲に立設される
枝支柱3の4本とを具え、該枝支柱3の上部12は略水
平に形成されており、又幹支柱2の上端には保持体6が
設けられており、該保持体6は、枝支柱の前記上部12
をその引出し長さを調節可能に挿通させるための第1の
挿通部19,19が並設された下の保持部20と、該下
の保持部20上に設けられて水平面内で回転可能であり
且つ枝支柱の上部12をその引出し長さを調節可能に挿
通させるための第2の挿通部21,21が並設された上
の保持部22とからなることを特徴とするものである。
するとより好ましい。即ち該支柱装置1は、垂直状態に
立設される幹支柱2と、該幹支柱2の周囲に立設される
枝支柱3の4本とを具え、該枝支柱3の上部12は略水
平に形成されており、又幹支柱2の上端には保持体6が
設けられており、該保持体6は、枝支柱の前記上部12
をその引出し長さを調節可能に挿通させるための第1の
挿通部19,19が並設された下の保持部20と、該下
の保持部20上に設けられて水平面内で回転可能であり
且つ枝支柱の上部12をその引出し長さを調節可能に挿
通させるための第2の挿通部21,21が並設された上
の保持部22とからなることを特徴とするものである。
【0009】このように構成する場合における保持体
は、次のように構成するのが好ましい。即ち該保持体6
は、枝支柱の上部12を嵌め込ませるための二条の嵌込
溝25,25が上面側に並設されてなる下保持部材15
と、枝支柱の上部12を嵌め込ませるための二条の嵌込
溝39,39が下面側に並設されてなる上保持部材16
との間に平板状をなす板状押圧部材17を介在させ,該
下保持部材15と板状押圧部材17とによって、前記上
部12を挿通させるための第1の挿通部19,19が並
設されてなる下の保持部20を形成し、又上保持部材1
6と板状押圧部材17とによって、前記上部12aを挿
通させるための第2の挿通部21,21が並設されてな
り且つ水平面内で回転可能となされた上の保持部22を
形成し,該上下の保持部22,20及び枝支柱の上部1
2を固定装置23によって一体化可能とするのよい。
は、次のように構成するのが好ましい。即ち該保持体6
は、枝支柱の上部12を嵌め込ませるための二条の嵌込
溝25,25が上面側に並設されてなる下保持部材15
と、枝支柱の上部12を嵌め込ませるための二条の嵌込
溝39,39が下面側に並設されてなる上保持部材16
との間に平板状をなす板状押圧部材17を介在させ,該
下保持部材15と板状押圧部材17とによって、前記上
部12を挿通させるための第1の挿通部19,19が並
設されてなる下の保持部20を形成し、又上保持部材1
6と板状押圧部材17とによって、前記上部12aを挿
通させるための第2の挿通部21,21が並設されてな
り且つ水平面内で回転可能となされた上の保持部22を
形成し,該上下の保持部22,20及び枝支柱の上部1
2を固定装置23によって一体化可能とするのよい。
【0010】
【作用】然して、幹支柱2の下端部分を地面に押し込ん
だり台座に保持させて垂直状態に立設するとともに、枝
支柱3を、その下端部分を地面に押し込んで幹支柱2の
周囲に立設することにより、幹支柱が枝支柱を頑強に支
えた安定構造の支柱装置1を設置しうることとなる。該
支柱装置1において幹支柱2に植物を支持させると、枝
支柱3を、ビニールシートやネット等の被覆材85を支
持するための骨組みとして機能させることができ、屋根
覆い部分を枝支柱の上部12により安定的に支持させて
植物の全体を被覆材で覆うことができる。枝支柱の上部
12が伸縮可能に形成されており、あるいは該上部12
の引出し長さを調節可能とされているときには、枝支柱
3の垂直部と幹支柱間の距離を、該上部の長さを所要に
調節したり該上部の引出し長さを所要に調節することに
よって、植物に応じたものとなしうる。
だり台座に保持させて垂直状態に立設するとともに、枝
支柱3を、その下端部分を地面に押し込んで幹支柱2の
周囲に立設することにより、幹支柱が枝支柱を頑強に支
えた安定構造の支柱装置1を設置しうることとなる。該
支柱装置1において幹支柱2に植物を支持させると、枝
支柱3を、ビニールシートやネット等の被覆材85を支
持するための骨組みとして機能させることができ、屋根
覆い部分を枝支柱の上部12により安定的に支持させて
植物の全体を被覆材で覆うことができる。枝支柱の上部
12が伸縮可能に形成されており、あるいは該上部12
の引出し長さを調節可能とされているときには、枝支柱
3の垂直部と幹支柱間の距離を、該上部の長さを所要に
調節したり該上部の引出し長さを所要に調節することに
よって、植物に応じたものとなしうる。
【0011】又枝支柱の上部12が、幹支柱上端に設け
た上下の保持部22,20によって保持されているとき
には、枝支柱の配置角度を上下の保持部の相対回転によ
って自由に調節することができる。
た上下の保持部22,20によって保持されているとき
には、枝支柱の配置角度を上下の保持部の相対回転によ
って自由に調節することができる。
【0012】上保持部材16と下保持部材15と、その
間に介在される板状押圧部材17を以て上下の保持部2
2,20を形成するときには、上下の保持部及び枝支柱
の上部を固定装置によって同時に一体化させることがで
きる。
間に介在される板状押圧部材17を以て上下の保持部2
2,20を形成するときには、上下の保持部及び枝支柱
の上部を固定装置によって同時に一体化させることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において本考案に係る支柱装置1は、垂直状態
に立設される幹支柱2と、該幹支柱2の周囲に立設され
る枝支柱3の4本とを具える。
る。図1において本考案に係る支柱装置1は、垂直状態
に立設される幹支柱2と、該幹支柱2の周囲に立設され
る枝支柱3の4本とを具える。
【0014】該幹支柱2は図1〜2に示す如く円管状を
なし、下端が尖った外管5に、上端に保持体6を具えた
内管7を嵌装した伸縮自在のものとして構成されてお
り、固定具9によって所定長さに固定される。
なし、下端が尖った外管5に、上端に保持体6を具えた
内管7を嵌装した伸縮自在のものとして構成されてお
り、固定具9によって所定長さに固定される。
【0015】一方枝支柱3は、図1〜2に示す如く幹支
柱2の周囲に立設されるものであり、下端が尖った円管
状をなす外管部10に円管状をなす内管部11を嵌装し
てなる伸縮自在のものとして構成され、該内管部11の
上部12は、幹支柱上端の保持体6に向けて折曲する略
水平な水平部12aとされている。そして外管部10と
内管部11とは、固定具13によって相互に固定され
る。
柱2の周囲に立設されるものであり、下端が尖った円管
状をなす外管部10に円管状をなす内管部11を嵌装し
てなる伸縮自在のものとして構成され、該内管部11の
上部12は、幹支柱上端の保持体6に向けて折曲する略
水平な水平部12aとされている。そして外管部10と
内管部11とは、固定具13によって相互に固定され
る。
【0016】前記保持体6は、図2〜5に示す如く下保
持部材15と上保持部材16との間に板状押圧部材17
を介在させてなり、該下保持部材15と板状押圧部材1
7とによって、前記水平部12aを挿通させるための第
1の挿通部19が横に並設されてなる下の保持部20を
形成する。又上保持部材16と板状押圧部材17とによ
って、水平面内で回転可能となされ且つ水平部12aを
挿通させるための第2の挿通部21が横に並設されてな
る上の保持部22を形成する。そして下の保持部20と
上の保持部22とは、回転締め付け式の固定装置23に
よって一体化可能となされている。
持部材15と上保持部材16との間に板状押圧部材17
を介在させてなり、該下保持部材15と板状押圧部材1
7とによって、前記水平部12aを挿通させるための第
1の挿通部19が横に並設されてなる下の保持部20を
形成する。又上保持部材16と板状押圧部材17とによ
って、水平面内で回転可能となされ且つ水平部12aを
挿通させるための第2の挿通部21が横に並設されてな
る上の保持部22を形成する。そして下の保持部20と
上の保持部22とは、回転締め付け式の固定装置23に
よって一体化可能となされている。
【0017】前記下保持部材15は図3、図5〜6に示
す如く倒立円錐台状をなし、その上面側には、前記水平
部12aを嵌め込ませるための嵌込溝25,25が中央
仕切り部26を挟んで並設されている。なお該嵌込溝2
5に嵌め込まれた水平部12aの上端縁部は、下保持部
材15の水平面一の上面24より若干突出する。該中央
仕切り部26は、中心軸線に沿って円形の挿通孔27が
設けられた中央円筒部29と、その左右に位置する突部
30,30とからなる。又下保持部材15の下面側には
円筒部31が突設されている。該円筒部31には、ナッ
ト嵌め込み用の六角孔33が前記挿通孔27に連通状態
に設けられるとともに該六角孔33には、円形の拡大孔
35が段差周面36を介して連設されている。そして該
拡大孔35には、図3に示す如く、幹支柱を構成する内
管7の上端部分37が、その上端を段差周面36に当接
させて圧入され、この圧入により、下保持部材15は内
管7に固定される。
す如く倒立円錐台状をなし、その上面側には、前記水平
部12aを嵌め込ませるための嵌込溝25,25が中央
仕切り部26を挟んで並設されている。なお該嵌込溝2
5に嵌め込まれた水平部12aの上端縁部は、下保持部
材15の水平面一の上面24より若干突出する。該中央
仕切り部26は、中心軸線に沿って円形の挿通孔27が
設けられた中央円筒部29と、その左右に位置する突部
30,30とからなる。又下保持部材15の下面側には
円筒部31が突設されている。該円筒部31には、ナッ
ト嵌め込み用の六角孔33が前記挿通孔27に連通状態
に設けられるとともに該六角孔33には、円形の拡大孔
35が段差周面36を介して連設されている。そして該
拡大孔35には、図3に示す如く、幹支柱を構成する内
管7の上端部分37が、その上端を段差周面36に当接
させて圧入され、この圧入により、下保持部材15は内
管7に固定される。
【0018】前記上保持部材16は図4〜5、図7に示
す如く円錐台状をなし、その下面側には、前記水平部1
2aを嵌め込ませるための嵌込溝39,39が中央仕切
り部40を挟んで並設されている。なお該嵌込溝39に
嵌め込まれた水平部12aの下端縁部は、上保持部材1
6の水平面一の下面38より若干突出する。該中央仕切
り部40は、前記挿通孔27と連通しうる同径の挿通孔
41が軸線方向に設けられてなる中央円筒部42と、そ
の左右に位置する突部43,43とからなる。又上保持
部材16の上面側には、周縁部分に受座45が設けられ
てなる比較的浅底の大径円形孔46が、挿通孔41と同
心に凹設されている。
す如く円錐台状をなし、その下面側には、前記水平部1
2aを嵌め込ませるための嵌込溝39,39が中央仕切
り部40を挟んで並設されている。なお該嵌込溝39に
嵌め込まれた水平部12aの下端縁部は、上保持部材1
6の水平面一の下面38より若干突出する。該中央仕切
り部40は、前記挿通孔27と連通しうる同径の挿通孔
41が軸線方向に設けられてなる中央円筒部42と、そ
の左右に位置する突部43,43とからなる。又上保持
部材16の上面側には、周縁部分に受座45が設けられ
てなる比較的浅底の大径円形孔46が、挿通孔41と同
心に凹設されている。
【0019】又前記板状押圧部材17は、図4〜5に示
す如く、上下の挿通孔41,27に連通する挿通孔47
が中心部に設けられた円板体として形成され、その外周
面は下保持部材の上端周縁及び上保持部材の下端周縁に
連なる。
す如く、上下の挿通孔41,27に連通する挿通孔47
が中心部に設けられた円板体として形成され、その外周
面は下保持部材の上端周縁及び上保持部材の下端周縁に
連なる。
【0020】前記固定装置23は、図3〜5に示す如
く、回転式の締付け部材49とナット50を具える。該
締付け部材49は、上保持部材16の大径円形孔46に
嵌め込まれてその下面周縁部51が受座45に当接しう
る円板部52の上面側に、摘み53を突設してなる。又
該円板部52の下面中央部位には回転軸55を下設して
なる。該回転軸55は、上下の挿通孔及び板状押圧部材
の挿通孔を挿通する軸部56の下端に、前記六角孔33
に嵌め込まれるナット50を螺合させるためのネジ軸5
7を突設し、該ネジ軸下端の両側には、係止突部59が
下端外面部に膨設された一対の係止片60,60を、間
隔gをおいて下設してなる。そして該係止片60,60
は、弾性的に窄まり変形することによって前記ナット5
0の通過を許容し、該係止突部59,59は、図4に示
す如く、ネジ軸側に向けて押入されたナット50の下端
周縁部61を受けるものとなされている。
く、回転式の締付け部材49とナット50を具える。該
締付け部材49は、上保持部材16の大径円形孔46に
嵌め込まれてその下面周縁部51が受座45に当接しう
る円板部52の上面側に、摘み53を突設してなる。又
該円板部52の下面中央部位には回転軸55を下設して
なる。該回転軸55は、上下の挿通孔及び板状押圧部材
の挿通孔を挿通する軸部56の下端に、前記六角孔33
に嵌め込まれるナット50を螺合させるためのネジ軸5
7を突設し、該ネジ軸下端の両側には、係止突部59が
下端外面部に膨設された一対の係止片60,60を、間
隔gをおいて下設してなる。そして該係止片60,60
は、弾性的に窄まり変形することによって前記ナット5
0の通過を許容し、該係止突部59,59は、図4に示
す如く、ネジ軸側に向けて押入されたナット50の下端
周縁部61を受けるものとなされている。
【0021】該固定装置23によって上下保持部材1
6、15と板状押圧部材17とを固定一体化するには、
これらの積重によって形成された連通挿通孔に、その上
端より締付け部材49の回転軸55を挿入する。然る後
両係止片60,60にナット50を押し込むと、係止片
が弾性的に窄まり変形してナットは係止片に装着され、
該ナットの下端周縁部61が係止突部59,59に受け
られた状態となる(図4)。この状態において、ナット
50のネジ孔上端はネジ軸57に螺合可能である。この
ようにしてから、摘み53を把持して回転軸55を引上
げ、ナット50を六角孔33に嵌込み、回転軸55を回
転させる。ナット50は六角孔33によって回り止めさ
れるため、回転軸の回転につれてネジ軸にねじ込まれて
いき、これにより、三部材16,15,17は固定一体
化される(図3)。
6、15と板状押圧部材17とを固定一体化するには、
これらの積重によって形成された連通挿通孔に、その上
端より締付け部材49の回転軸55を挿入する。然る後
両係止片60,60にナット50を押し込むと、係止片
が弾性的に窄まり変形してナットは係止片に装着され、
該ナットの下端周縁部61が係止突部59,59に受け
られた状態となる(図4)。この状態において、ナット
50のネジ孔上端はネジ軸57に螺合可能である。この
ようにしてから、摘み53を把持して回転軸55を引上
げ、ナット50を六角孔33に嵌込み、回転軸55を回
転させる。ナット50は六角孔33によって回り止めさ
れるため、回転軸の回転につれてネジ軸にねじ込まれて
いき、これにより、三部材16,15,17は固定一体
化される(図3)。
【0022】三部材はこのように固定一体化されるので
あるが、支柱装置の組み立てに際しては、それに先立
ち、上下保持部材の各嵌込溝に、対応する枝支柱の水平
部を挿入する。これにより、図3〜4に示す如く、下保
持部材の並列する第1の挿通部19,19に水平部12
a,12aが挿通され且つ上保持部材の並列する第2の
挿通部21,21に水平部12a,12aが挿通された
状態になる。この状態において、第1、第2の挿通部か
らの水平部の引出し長さを所要に調節するとともに、上
保持部材を水平面内で回転させて、4本の枝支柱の配置
状態を所要に設定する。然る後回転軸を回転させると、
ナットは徐々にねじ込まれていき、板状押圧部材17に
よって、各嵌込溝に嵌め込まれた状態にある水平部12
aが溝底に向けて押圧され、これにより各水平部12a
は保持体6に固定される(図3)。
あるが、支柱装置の組み立てに際しては、それに先立
ち、上下保持部材の各嵌込溝に、対応する枝支柱の水平
部を挿入する。これにより、図3〜4に示す如く、下保
持部材の並列する第1の挿通部19,19に水平部12
a,12aが挿通され且つ上保持部材の並列する第2の
挿通部21,21に水平部12a,12aが挿通された
状態になる。この状態において、第1、第2の挿通部か
らの水平部の引出し長さを所要に調節するとともに、上
保持部材を水平面内で回転させて、4本の枝支柱の配置
状態を所要に設定する。然る後回転軸を回転させると、
ナットは徐々にねじ込まれていき、板状押圧部材17に
よって、各嵌込溝に嵌め込まれた状態にある水平部12
aが溝底に向けて押圧され、これにより各水平部12a
は保持体6に固定される(図3)。
【0023】前記幹支柱の固定具9及び枝支柱の固定具
13は共に同一の構成を有するため、幹支柱の固定具9
に代表させて、この構成を次に説明する。
13は共に同一の構成を有するため、幹支柱の固定具9
に代表させて、この構成を次に説明する。
【0024】該固定具9は、図8〜10に示す如く、外
管5に固定される第1の固定筒62と、これに伸縮可能
に組み合わせられた第2の固定筒63とからなり、両固
定筒は共に、合成樹脂を以て一体に成形されている。
管5に固定される第1の固定筒62と、これに伸縮可能
に組み合わせられた第2の固定筒63とからなり、両固
定筒は共に、合成樹脂を以て一体に成形されている。
【0025】該第1の固定筒62は円筒状をなし、その
下端側には、外管の上端部分65を圧入状態に挿入させ
る圧入孔66を有し、上端側には、下方に向かうにつれ
て径が小さくなるテーパ孔67が設けられ、該テーパ孔
67と圧入孔66との間には、外方に拡大する拡大孔6
9が設けられている。又外周面の上端側部分は、段差周
面を介して稍小径に形成され、挿入筒70が形成されて
いる。
下端側には、外管の上端部分65を圧入状態に挿入させ
る圧入孔66を有し、上端側には、下方に向かうにつれ
て径が小さくなるテーパ孔67が設けられ、該テーパ孔
67と圧入孔66との間には、外方に拡大する拡大孔6
9が設けられている。又外周面の上端側部分は、段差周
面を介して稍小径に形成され、挿入筒70が形成されて
いる。
【0026】一方第2の固定筒63は、内管7を挿通さ
せうる同一内径(内管の外径よりも内径が若干大きい)
の筒71の下側を形成する挾持筒72の外周面の下端寄
り部位を、下方に向かうにつれて小径となり且つ前記テ
ーパ孔67の内周面73と当接しうるテーパ外周面75
として形成してなり、その外周面下端には、前記拡大孔
69の上の段差周面76と係合でき且つ前記拡大孔69
内を往復動しうる係合鍔77を周設してなる。又該挾持
筒72には、90度の角度ピッチで軸線方向に割溝79
が設けられている。これにより、割溝間に形成される各
挾持突片80は、弾性的に先窄まり状態となりうる。又
筒71の上側の部分の外面下端周縁には、挾持筒72の
上半分を間隔をおいて囲む垂下壁81を下設してなり、
垂下壁の同径の内周面と挾持筒の外周面との間には挿入
周溝82が形成されている。そして該挿入周溝82に
は、外周面が同径とされた前記挿入筒70が挿入可能と
なされており、係合鍔77が拡大孔69の上の段差周面
76と係合した状態においては、挾持筒72は自由状態
にある(図9)。そして第2の固定筒63がこの状態か
ら下方向に移動せしめられるにつれ、挿入筒70が挿入
周溝82に若干挿入状態となってテーパ内周面73がテ
ーパ外周面75を内方に押圧し、各挾持突片80が弾性
的に窄まり状態となされる(図10)。
せうる同一内径(内管の外径よりも内径が若干大きい)
の筒71の下側を形成する挾持筒72の外周面の下端寄
り部位を、下方に向かうにつれて小径となり且つ前記テ
ーパ孔67の内周面73と当接しうるテーパ外周面75
として形成してなり、その外周面下端には、前記拡大孔
69の上の段差周面76と係合でき且つ前記拡大孔69
内を往復動しうる係合鍔77を周設してなる。又該挾持
筒72には、90度の角度ピッチで軸線方向に割溝79
が設けられている。これにより、割溝間に形成される各
挾持突片80は、弾性的に先窄まり状態となりうる。又
筒71の上側の部分の外面下端周縁には、挾持筒72の
上半分を間隔をおいて囲む垂下壁81を下設してなり、
垂下壁の同径の内周面と挾持筒の外周面との間には挿入
周溝82が形成されている。そして該挿入周溝82に
は、外周面が同径とされた前記挿入筒70が挿入可能と
なされており、係合鍔77が拡大孔69の上の段差周面
76と係合した状態においては、挾持筒72は自由状態
にある(図9)。そして第2の固定筒63がこの状態か
ら下方向に移動せしめられるにつれ、挿入筒70が挿入
周溝82に若干挿入状態となってテーパ内周面73がテ
ーパ外周面75を内方に押圧し、各挾持突片80が弾性
的に窄まり状態となされる(図10)。
【0027】然して、係合鍔77が拡大孔の上の段差周
面76と当接した伸長状態においては、内管7は第2の
固定筒63に何ら拘束されないため、外管5内への内管
7の挿入長さを調節することによって、幹支柱2の長さ
を所望に設定することができる。この設定の後、第2の
固定筒63を下方に押し下げると、各挾持突片80が内
管7を挾持した状態となり、これによる摩擦力によって
幹支柱2の長さは設定長さで固定される。
面76と当接した伸長状態においては、内管7は第2の
固定筒63に何ら拘束されないため、外管5内への内管
7の挿入長さを調節することによって、幹支柱2の長さ
を所望に設定することができる。この設定の後、第2の
固定筒63を下方に押し下げると、各挾持突片80が内
管7を挾持した状態となり、これによる摩擦力によって
幹支柱2の長さは設定長さで固定される。
【0028】次に係る構成を有する支柱装置1の使用態
様の一例を、枝支柱3を骨組みとして果樹をビニールシ
ートやネットで覆う場合を例にとり、説明する。
様の一例を、枝支柱3を骨組みとして果樹をビニールシ
ートやネットで覆う場合を例にとり、説明する。
【0029】図11は、果樹83を幹支柱2に沿わせ且
つ枝支柱3の4本を該果樹83を取り囲むように約90
度の角度ピッチで配置した場合を示す。
つ枝支柱3の4本を該果樹83を取り囲むように約90
度の角度ピッチで配置した場合を示す。
【0030】このように支柱装置1を組み立てる要領の
一例は、幹支柱及び枝支柱の固定具9,13を伸長状態
にして支柱装置の高さを図1において一点鎖線で示す如
く低くし、この状態で保持体6の締付け部材49を緩め
て上保持部材16を回転可能とし、枝支柱3を、約90
度の角度ピッチで幹支柱2の周りに配置する。併せて、
対象とする果樹の拡がりの大きさに応じて水平部12a
の引出し長さを調節する(図12)。然る後、締付け部
材49を締め付けて各枝支柱を幹支柱と一体化する。そ
の後、枝支柱の固定具13を縮小状態にするとともに、
幹支柱2の内管7を外管5より所要長さ引き上げて固定
具9を縮小状態にし、外管5と内管7とを一体化する。
この状態で、幹支柱2を果樹83に沿わせ且つその下端
側部分を地面に押し込み、幹支柱2を垂直に植立された
状態とする。なお幹支柱2の長さは、各水平部12aが
果樹の稍上方に位置するように設定する。然る後、枝支
柱の固定具13を伸長状態にして枝支柱3を伸ばし、そ
の下端側部分を地面に押し込み、この状態で固定具13
を縮小させ、これによって支柱装置1を地面に設置状態
とする。この設置された支柱装置の枝支柱3を骨組みと
して、図11において一点鎖線で示す如く果樹83をビ
ニールシートやネット等の被覆材85で覆って、温室を
形成したり、雨避け、風避け、鳥避けを形成する。
一例は、幹支柱及び枝支柱の固定具9,13を伸長状態
にして支柱装置の高さを図1において一点鎖線で示す如
く低くし、この状態で保持体6の締付け部材49を緩め
て上保持部材16を回転可能とし、枝支柱3を、約90
度の角度ピッチで幹支柱2の周りに配置する。併せて、
対象とする果樹の拡がりの大きさに応じて水平部12a
の引出し長さを調節する(図12)。然る後、締付け部
材49を締め付けて各枝支柱を幹支柱と一体化する。そ
の後、枝支柱の固定具13を縮小状態にするとともに、
幹支柱2の内管7を外管5より所要長さ引き上げて固定
具9を縮小状態にし、外管5と内管7とを一体化する。
この状態で、幹支柱2を果樹83に沿わせ且つその下端
側部分を地面に押し込み、幹支柱2を垂直に植立された
状態とする。なお幹支柱2の長さは、各水平部12aが
果樹の稍上方に位置するように設定する。然る後、枝支
柱の固定具13を伸長状態にして枝支柱3を伸ばし、そ
の下端側部分を地面に押し込み、この状態で固定具13
を縮小させ、これによって支柱装置1を地面に設置状態
とする。この設置された支柱装置の枝支柱3を骨組みと
して、図11において一点鎖線で示す如く果樹83をビ
ニールシートやネット等の被覆材85で覆って、温室を
形成したり、雨避け、風避け、鳥避けを形成する。
【0031】図13は、例えば横長の植木鉢86に植え
られている植物に本考案の支柱装置1を用いた場合を示
すものであり、各枝支柱3が植木鉢86内に納まるよう
に且つ各枝支柱が幹支柱の周囲に所要間隔をおいて配置
されるように、保持体6において調節する。なお前記と
同様にして、被覆材85が被せられている。
られている植物に本考案の支柱装置1を用いた場合を示
すものであり、各枝支柱3が植木鉢86内に納まるよう
に且つ各枝支柱が幹支柱の周囲に所要間隔をおいて配置
されるように、保持体6において調節する。なお前記と
同様にして、被覆材85が被せられている。
【0032】前記実施例に係る支柱装置は、被覆材によ
る被覆を前提としないこともある。この場合は、枝支柱
や幹支柱に植物を支持させる。そして係る場合における
従来装置との対比による利点は、植物の植えられている
状態やその大きさに応じて、枝支柱を難無く配置設定で
きる点にある。
る被覆を前提としないこともある。この場合は、枝支柱
や幹支柱に植物を支持させる。そして係る場合における
従来装置との対比による利点は、植物の植えられている
状態やその大きさに応じて、枝支柱を難無く配置設定で
きる点にある。
【0033】図14は本考案に係る支柱装置1の他の実
施例を示すものであり、幹支柱2は、前記実施例におけ
ると同様に伸縮自在に形成されている。その上端には上
下間隔をおいて円板体87,89が設けられ、該上の円
板体87の周縁部分には所要角度ピッチで挿入孔90が
設けられている。枝支柱3の上部12は倒U字状に湾曲
しており、各枝支柱は、湾曲部の先端部分91が所要の
挿入孔に挿入され且つその下端が下の円板体89に載っ
た状態で、幹支柱2の上端部分に連結される。この場合
も前記と同様、枝支柱3を、被覆材85を支持する骨組
みとして利用することができるとともに、枝支柱を植物
の支えに用いることもできる。
施例を示すものであり、幹支柱2は、前記実施例におけ
ると同様に伸縮自在に形成されている。その上端には上
下間隔をおいて円板体87,89が設けられ、該上の円
板体87の周縁部分には所要角度ピッチで挿入孔90が
設けられている。枝支柱3の上部12は倒U字状に湾曲
しており、各枝支柱は、湾曲部の先端部分91が所要の
挿入孔に挿入され且つその下端が下の円板体89に載っ
た状態で、幹支柱2の上端部分に連結される。この場合
も前記と同様、枝支柱3を、被覆材85を支持する骨組
みとして利用することができるとともに、枝支柱を植物
の支えに用いることもできる。
【0034】図15は、枝支柱3の上部12を、幹支柱
2の上端部分に連結されたパイプ92と、該パイプ92
内に挿入可能の挿入軸93を以て形成し、該パイプ92
に対する挿入軸93の出し入れ量を調節することによっ
て上部12を伸縮可能としてなるものである。
2の上端部分に連結されたパイプ92と、該パイプ92
内に挿入可能の挿入軸93を以て形成し、該パイプ92
に対する挿入軸93の出し入れ量を調節することによっ
て上部12を伸縮可能としてなるものである。
【0035】
【考案の効果】本考案に係る支柱装置は、垂直状態に立
設される幹支柱と、該幹支柱の周囲に立設される枝支柱
の3本以上とを具え、該枝支柱の上部を幹支柱の上端部
分に連設するものである。
設される幹支柱と、該幹支柱の周囲に立設される枝支柱
の3本以上とを具え、該枝支柱の上部を幹支柱の上端部
分に連設するものである。
【0036】そのため、幹支柱の下端部分を地面等に押
し込んだり台座に保持させて垂直状態に立設するととも
に、枝支柱を、その下端部分を地面等に押し込んで幹支
柱の周囲に立設することにより、幹支柱が枝支柱を頑強
に支えた安定構造の支柱装置を形成しうることとなる。
し込んだり台座に保持させて垂直状態に立設するととも
に、枝支柱を、その下端部分を地面等に押し込んで幹支
柱の周囲に立設することにより、幹支柱が枝支柱を頑強
に支えた安定構造の支柱装置を形成しうることとなる。
【0037】又幹支柱や枝支柱を植物の支えとして機能
させうるに止まらず、例えば幹支柱に支持された植物の
全体を、簡易温室の形成や風除け、雨避け、防鳥等の目
的でビニールシートやネット等の被覆材を以て囲まんと
する場合、これらの支柱を骨組みとしても活用しうるこ
ととなり、装置の活用効率を向上させうる。
させうるに止まらず、例えば幹支柱に支持された植物の
全体を、簡易温室の形成や風除け、雨避け、防鳥等の目
的でビニールシートやネット等の被覆材を以て囲まんと
する場合、これらの支柱を骨組みとしても活用しうるこ
ととなり、装置の活用効率を向上させうる。
【0038】特に、枝支柱の垂直部と幹支柱間の間隔
を、枝支柱上部と幹支柱の上端部分との連結状態を維持
して変更可能とし、又枝支柱の配置角度を変更可能とす
るときには、一種類の支柱装置を以て、植物の配置状態
や植木鉢等の大きさ、形状に適応しうることとなり、装
置の汎用性向上を図りうる。
を、枝支柱上部と幹支柱の上端部分との連結状態を維持
して変更可能とし、又枝支柱の配置角度を変更可能とす
るときには、一種類の支柱装置を以て、植物の配置状態
や植木鉢等の大きさ、形状に適応しうることとなり、装
置の汎用性向上を図りうる。
【0039】このように本考案に係る支柱装置は構造簡
易で多目的に活用可能であることから、公園、道路、家
庭等における植物栽培用途に広く用いることができる。
易で多目的に活用可能であることから、公園、道路、家
庭等における植物栽培用途に広く用いることができる。
【図1】支柱装置の全体構成を説明する斜視図である。
【図2】幹支柱上端の保持体に枝支柱の上部を連結した
状態を説明する斜視図である。
状態を説明する斜視図である。
【図3】保持体の構成を、幹支柱上部の保持状態ととも
に説明する断面図である。
に説明する断面図である。
【図4】保持体の固定装置の作用を説明する断面図であ
る。
る。
【図5】保持体を説明する分解斜視図である。
【図6】下保持部材を示す斜視図である。
【図7】上保持部材を説明する斜視図である。
【図8】固定具を説明する斜視図である。
【図9】固定具を説明する断面図である。
【図10】内管と外管とを固定具によって一体化した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図11】支柱装置の使用状態を説明する説明図であ
る。
る。
【図12】枝支柱上部の伸縮を説明する説明図である。
【図13】支柱装置の他の使用例を説明する説明図であ
る。
る。
【図14】支柱装置の他の構成をその使用状態において
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図15】伸縮可能である枝支柱上部の構成を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図16】従来の支柱装置をその使用状態において示す
斜視図である。
斜視図である。
【図17】従来の支柱装置をその使用状態において示す
斜視図である。
斜視図である。
1 支柱装置 2 幹支柱 3 枝支柱 6 保持体 12 枝支柱の上部 15 下保持部材 16 上保持部材 17 板状押圧部材 19 第1の挿通部 20 下の保持部 21 第2の挿通部 22 上の保持部 23 固定装置 25 嵌込溝 39 嵌込溝
Claims (5)
- 【請求項1】 垂直状態に立設される幹支柱2と、該幹
支柱2の周囲に立設される枝支柱3の3本以上とを具
え、該枝支柱3の上部12は、幹支柱の上端部分に向け
て折曲して該上端部分に連設されることを特徴とする植
物栽培用の支柱装置。 - 【請求項2】 枝支柱の上部12は伸縮可能に形成され
ている請求項1記載の植物栽培用の支柱装置。 - 【請求項3】 枝支柱の上部12は略水平に形成されて
おり、該上部12は、幹支柱2の上端に設けられた挿通
部を挿通して該挿通部より突出する如くなされ、挿通部
よりの引出し長さを調節可能とした請求項1記載の植物
栽培用の支柱装置。 - 【請求項4】 垂直状態に立設される幹支柱2と、該幹
支柱2の周囲に立設される枝支柱3の4本とを具え、該
枝支柱3の上部12は略水平に形成されており、 又幹支柱2の上端には保持体6が設けられており、該保
持体6は、枝支柱の前記上部12をその引出し長さを調
節可能に挿通させるための第1の挿通部19,19が並
設された下の保持部20と、該下の保持部20上に設け
られて水平面内で回転可能であり、且つ枝支柱の上部1
2をその引出し長さを調節可能に挿通させるための第2
の挿通部21,21が並設された上の保持部22とから
なることを特徴とする植物栽培用の支柱装置。 - 【請求項5】 保持体6は、枝支柱の上部12を嵌め込
ませるための二条の嵌込溝25,25が上面側に並設さ
れてなる下保持部材15と、枝支柱の上部12を嵌め込
ませるための二条の嵌込溝39,39が下面側に並設さ
れてなる上保持部材16との間に平板状をなす板状押圧
部材17を介在させ、 該下保持部材15と板状押圧部材17とによって、前記
上部12を挿通させるための第1の挿通部19,19が
並設されてなる下の保持部20を形成し、又上保持部材
16と板状押圧部材17とによって、前記上部12aを
挿通させるための第2の挿通部21,21が並設されて
なり且つ水平面内で回転可能となされた上の保持部22
を形成し、 該上下の保持部22,20及び枝支柱の上部12を固定
装置23によって一体化可能とした請求項4記載の植物
栽培用の支柱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343292U JPH073880Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 植物栽培用の支柱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343292U JPH073880Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 植物栽培用の支柱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619435U JPH0619435U (ja) | 1994-03-15 |
JPH073880Y2 true JPH073880Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12110346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2343292U Expired - Lifetime JPH073880Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 植物栽培用の支柱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073880Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4550935B1 (ja) * | 2009-05-15 | 2010-09-22 | 株式会社はくぶん | 植木鉢の支柱構造体 |
DE102018109827A1 (de) * | 2018-04-24 | 2019-10-24 | Franz Josef Haseneder | Pflanzenstützsystem |
JP7102011B2 (ja) * | 2020-03-02 | 2022-07-19 | 秀昭 松浦 | 支柱間隔調整器具 |
CN114885745B (zh) * | 2022-05-27 | 2023-12-01 | 云阳县国有江南林场(云阳县七曜山市级自然保护区管理处) | 一种林业幼苗移栽用防护装置 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP2343292U patent/JPH073880Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619435U (ja) | 1994-03-15 |
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