JPH0738451B2 - 赤外線検出器 - Google Patents

赤外線検出器

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Publication number
JPH0738451B2
JPH0738451B2 JP1001246A JP124689A JPH0738451B2 JP H0738451 B2 JPH0738451 B2 JP H0738451B2 JP 1001246 A JP1001246 A JP 1001246A JP 124689 A JP124689 A JP 124689A JP H0738451 B2 JPH0738451 B2 JP H0738451B2
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JP
Japan
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substrate
infrared
aperture
liquid nitrogen
holding jig
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1001246A
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English (en)
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JPH02181973A (ja
Inventor
晋 村島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、赤外線検出器に関し、特にコールドアパーチ
ャを備えた赤外線検出器に関するものである。
[従来の技術] 赤外線検出器の信号雑音比を上げるためには、背景輻射
量をできるだけ少なくする必要があり、そのためにアパ
ーチャで視野を絞っている。ただし、アパーチャも赤外
線を放射しているので、アパーチャを液体窒素で冷却す
ることによって、アパーチャからの赤外線輻射量を減ら
す必要がある。
第5図は、従来の赤外線検出器の一例を示す説明図で、
第3図の破線で囲まれた部分の拡大図である。第5図に
示すように、赤外線1はサブストレート3に取り付けら
れた保持治具5に固定されたアパーチャ4を通過して、
サブストレート3に装着された赤外線検出素子2に入射
する。赤外線検出素子2からの信号は、サブストレート
3に取り付けられたリード線8aを通して液体窒素溜9の
外周上に取り付けられたピン7に接続されて読み出され
る構造になっている。アパーチャ4は、液体窒素溜9、
サブストレート3を通して熱伝導で液体窒素温度まで冷
却される。
第6図は、第5図に示した赤外線検出器の一例の正面図
である。第6図に示すように、サブストレート3に取り
付けられたリード線8aは、液体窒素溜9の外周上に取り
付けられたピン7にはんだ付けによって接続されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、はんだ付けによる接続は作業が繁雑であ
るばかりでなく、はんだまたはフラックスによって赤外
線検出素子を汚したり、はんだ付けの際の熱により赤外
線検出素子を劣化させたり、冷却時にはんだ付けが外れ
たり、はんだおよびフラックスからのアウトガスにより
断熱真空層の真空度が悪くなるという難点があった。
本発明の目的は、保持治具に取り付けたプローブによ
り、リード線を使用することなく赤外線検出素子を装着
したサブストレート上の配線パターンと液体窒素溜外周
上に固定されたピンとの接続を迅速、容易かつ確実に行
うことができる赤外線検出器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、赤外線検出素子を装着すると共に、該素子か
らの信号を外部に取出す配線パターンが形成されたサブ
ストレートと、赤外線の光路上に設けられ前記赤外線検
出素子に入る赤外線の視野を絞るアパーチャと、前記サ
ブストレートに装着されて前記アパーチャを前記サブス
トレート上の所定位置に保持する保持治具と、前記サブ
ストレートに当接されて前記アパーチャを冷却し、その
外周面上には前記赤外線検出素子からの信号取出しを行
うピンが設けられた液体窒素溜とを備え、前記サブスト
レート上の配線パターンと前記液体窒素溜外周面上のピ
ンは、前記保持治具に備えられたプローブにより接続さ
れてなることを特徴とする赤外線検出器である。
[作用] 本発明では、アパーチャの保持治具に取り付けたプロー
ブにより、リード線を使用することなく、赤外線検出素
子を取り付けたサブストレート上の配線パターンと液体
窒素溜外周上に固定されたピンを接続する。これにより
作業時間が短縮でき、作業の確実性、信頼性が向上す
る。
[実施例] 次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図および第2図は本発明の一実施例の断面図および
正面図で、第3図の破線で囲まれた部分の拡大図であ
る。第1図に示すように、本発明による赤外線検出器
は、内部に液体窒素10を充填した液体窒素溜9の外周上
に固定されたサブストレート3と、サブストレート3に
装着された赤外線検出素子2と、赤外線1の検出素子2
への光路上に設けられたアパーチャ4と、液体窒素溜9
の外周上に取り付けられたピン7と、プローブ6を取り
付けたアパーチャ4の保持治具5により構成され、保持
治具5に取り付けられたプローブ6により赤外線検出素
子2を取り付けたサブストレート3上の配線パターンと
液体窒素溜9外周上に固定されたピン7を接続する機能
を持たせた機構を含む。
第4図はアパーチャおよび保持治具の一例を示した図で
ある。以下に、第1図および第2図の実施例について第
4図を参照して説明する。第1図に示すように、サブス
トレート3の上方からプローブ6の取り付けられた保持
治具5をかぶせ、プローブ6の先端とサブストレート3
の配線パターンを接続すると同時に、保持治具5を液体
窒素溜9の溝に固定してプローブ6とピン7とを接続す
る。そしてアパーチャ4を保持治具5に固定する。
このように構成することにより、リード線8aを使用する
ことなくサブストレート3の配線パターンと液体窒素溜
9外周上のピン7との接続を容易かつ確実に行えるよう
になり、作業時間も従来の1/10程度に短縮することがで
きた。また、それと同時に、保持治具5およびプローブ
6による液体窒素溜9へのサブストレート3の固定も行
われ、さらにサブストレート3の裏面すべてを液体窒素
溜9と接触させることができるため、サブストレート3
および赤外線検出素子2の冷却もより確実に行うことが
できた。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、アパーチャの保
持治具に取り付けたプローブにより、赤外線検出素子を
取り付けたサブストレート上の配線パターンと液体窒素
溜外周上に固定されたピンを接続する機構を設けること
により、リード線を使用することなくサブストレート上
の配線パターンと液体窒素溜外周上に固定されたピンの
接続を迅速、容易か確実に行うことが可能な赤外線検出
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例の断面図および
正面図、第3図は赤外線検出器の取り付けの説明図、第
4図は本発明のアパーチャおよびその保持治具の説明
図、第5図および第6図は従来例による赤外線検出器の
断面図および正面図である。 1……赤外線、2……赤外線検出素子 3……サブストレート、4……アパーチャ 5……保持治具、6……プローブ 7……ピン、8,8a……リード線 9……液体窒素溜、10……液体窒素 11……赤外線透過窓、12……断面真空層 13……コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線検出素子を装着すると共に、該素子
    からの信号を外部に取出す配線パターンが形成されたサ
    ブストレートと、赤外線の光路上に設けられ前記赤外線
    検出素子に入る赤外線の視野を絞るアパーチャと、前記
    サブストレートに装着されて前記アパーチャを前記サブ
    ストレート上の所定位置に保持する保持治具と、前記サ
    ブストレートに当接されて前記アパーチャを冷却し、そ
    の外周面上には前記赤外線検出素子からの信号取出しを
    行うピンが設けられた液体窒素溜とを備え、前記サブス
    トレート上の配線パターンと前記液体窒素溜外周面上の
    ピンは、前記保持治具に備えられたプローブにより接続
    されてなることを特徴とする赤外線検出器。
JP1001246A 1989-01-09 1989-01-09 赤外線検出器 Expired - Lifetime JPH0738451B2 (ja)

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JP1001246A JPH0738451B2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 赤外線検出器

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JPH02181973A JPH02181973A (ja) 1990-07-16
JPH0738451B2 true JPH0738451B2 (ja) 1995-04-26

Family

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