JPH0738422U - 移動式室内足場 - Google Patents

移動式室内足場

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JPH0738422U
JPH0738422U JP7614893U JP7614893U JPH0738422U JP H0738422 U JPH0738422 U JP H0738422U JP 7614893 U JP7614893 U JP 7614893U JP 7614893 U JP7614893 U JP 7614893U JP H0738422 U JPH0738422 U JP H0738422U
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JP
Japan
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pedestal
guide
lower pedestal
mobile indoor
upper pedestal
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Pending
Application number
JP7614893U
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English (en)
Inventor
学 枝村
Original Assignee
有限会社テッド機材
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造的に強度条件の悪い下部脚柱を、自由な
断面と形状を選定して容易に所要の強度を確保すること
ができ、また、はり材の長さに関係なく床受部の最大高
さに適応する下部脚柱の間隔幅が得られる移動式室内足
場を提供することにある。 【構成】 上部脚柱5の下部側方にガイド1を取設し、
前記ガイド1に下部脚柱6を挿通し、摺動自在にしたこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本明細書に採用している技術用語は、(社)仮設工業会が移動式室内足場につ いて定めているものについては、それを使用している(参考文献 足場工事実務 マニュアル (社)仮設工業会編 オーム社刊)。
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、内装工事用の上部脚柱に下端に脚輪を有する下部脚柱を摺動自在に し、また、高さを段階的に調節自在にした移動式室内足場に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種の移動式室内足場としては、図7と図8に示す、上部脚柱に下部 脚柱を挿通して摺動自在にし、高さを段階的に調節自在にしたものが知られてい る(例えば、実公平3−12102号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上部脚柱に下部脚柱を挿通しているので、下部脚柱は一般的に強度条件が上部 脚柱より悪いのに、構造的な強度が上部脚柱より弱くなるという問題点を有して いた。
【0005】 また、作業床部の高さ調節の段階位置が異なるごとに、その安定性や下部脚柱 が摺動する状態が非常に異なるという問題点を有していた。
【0006】 さらに、作業床部の最大高さの調節位置が分かりにくいという問題点があった 。
【0007】 本考案は、上部脚柱に関係なく下部脚柱の強度や形状や位置を選択することが できて、作業床部の高さの調節の段階位置が異なっても、その安定性や下部脚柱 の摺動する状態が影響されることが少なくて、最大高さの調節位置が分かり易い 移動式室内足場を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における移動式室内足場は、上部脚柱の下 部側方にガイドを取設し、該ガイドに下部脚柱を摺動自在にしてなるものである 。
【0009】 また、一定の長さのはり材に対して、作業床部の最大高さを大きくしたい場合 には、上部脚柱とガイドの間に補剛材を設けて、下部脚柱の間隔幅を広げること ができる。
【0010】
【作用】
ガイドを上部脚柱の下部側方に取設するので、ガイドの断面寸法と形状を上部 脚柱の断面と形状に関係なく選定することができ、従って、下部脚柱の断面寸法 と形状の選択が自由になる。
【0011】 また、ガイドが下部脚柱と取合って摺動する部分の最上端と最下端の距離寸法 を状況に応じて必要とする最少寸法にするので、作業床部の高さ調節の段階位置 が異なっても、その安定性や下部脚柱の摺動する状態に対して影響を及ぼす大き な要素の一つである重なりしろが常に一定状態となる。
【0012】 さらに、下部脚柱の最上部が見易い状態なので、作業床部の最大高さの調節位 置が分かり易い。
【0013】 そして、上部脚柱とガイドの間に補剛材を設けことにより、はり材の長さを一 定にしたまま作業床部の最大高さに適応する下部脚柱の間隔幅が得られる。
【0014】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1において、綱管の上部脚柱5 の側面に下端を揃えて、所要の長さの一回り大きい綱管をガイド1として熔着し 、上部脚柱5と同材の下部脚柱6を上部脚柱5の側面に熔着したガイド1に挿通 し、摺動自在にしている。
【0015】 本実施例の正面図は、図4〜6に示す実施例の正面図である図5とバネ式差込 みピンが折曲り挿通ピンに変わるだけで同じ態様を示す。
【0016】 図2、3に示されるガイド部分の実施例では、上部脚柱5の下方の上下の二か 所に短い鋼管の上、下端部を所要の距離寸法に設けて熔着し、前記鋼管をガイド 2、3として下部脚柱6を挿通し、かつ、摺動自在にし、一体のものと同じ効果 を奏している。
【0017】 本実施例で容易に類推できるようにガイド2、3は下部脚柱6と摺動する断面 形状を有していれば良く、棒鋼を加工したものやつかみ金物状のものとすること もできる。
【0018】 図4〜6に示される実施例では、上部脚柱5の側方に所要の距離を置き、下端 を上部脚柱5の下端よりも少しだけ上方にし、2本の角型鋼管のガイド補剛材2 2、23を上下に設けて角型鋼管のガイド4を熔着し、該ガイド4に角型鋼管の 下部脚柱7を挿通し、また、摺動自在にし、横さんを昇降設備としている。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているよ うな効果を奏する。
【0020】 ガイドの断面寸法と形状を上部脚柱の断面と形状に関係なく選定することがで きるので、従って、下部脚柱の断面寸法と形状を状況に応じて選択することがで きる。
【0021】 また、ガイドの位置を上部脚柱の位置と関係なく取設することができるので、 下部脚柱の間隔幅をはり材の長さと関係なく状況に応じて広くすることができ、 作業床部の最大高さが高くなっても、その安定性を確保することができる。
【0022】 また、ガイドが下部脚柱と取合って摺動する部分の最上端と最下端の距離寸法 を状況に応じて必要とする最少寸法として取設するので、両者が取合う部分の関 係は一定となり、作業床部の高さ調節位置が異なる段階になっても、その安定性 や脚柱の摺動する状態が影響されることが少なくなる。
【0023】 さらに、下部脚柱の最上部が見易い状態なので、作業床部の最大高さの調節位 置も、他の高さの調節位置と同様に認識することができる。
【提出日】平成7年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】 本明細書に採用している技術用語は、(社)仮設工業会が移動式室内足場につ いて定めているものについては、それを使用している(参考文献 足場工事実務 マニュアル (社)仮設工業会編 オーム社刊)。
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、脚柱を伸縮して作業床部の高さを調節することができる移動式室内 足場に関する。
【0003】
【従来の技術】 従来、この種の移動式室内足場としては、図7と図8に示す、上部脚柱に下部 脚柱を挿通して摺動自在に設け、高さを段階的に調節自在にしたものが知られて いる(例えば、実公平3−12102号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種の移動式室内足場は、上部脚柱に下部脚柱を摺動自在に挿通して いるので、それらの断面形状はどちらか一方の断面形状によって特定される。 上部脚柱は下部脚柱より強度条件が良いのに断面形状が下部脚柱より大きくなり 、したがって、本体が重くて作業能率と経済性が悪い という問題点を有していた 。 また、上部脚柱と下部脚柱とが摺動する部分が長いので、上部脚柱枠に下部脚柱 枠を挿通し、スムーズに摺動させるのに非常に高度な製作精度が必要で有り、し たがって、製造能率が悪い。そして、日常の管理作業においては、他の本体にそ れらの部材を交換整備することが難しく、整備能率が悪い という問題点があった 。
【0005】 本考案は、上部脚柱と下部脚柱の断面形状を独自に選定することができ、また 、上部脚柱枠に下部脚柱枠を取り付けることが容易で、相互がスムーズに摺動す 移動式室内足場を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における移動式室内足場は、脚柱を伸縮し て作業床部の高さを変更することができる移動式室内足場において、 上部脚柱の 下部側方にガイドを取設し、該ガイドに下部脚柱を摺動自在に設けてなるもので ある。
【0007】 また、一定の長さのはり材に対して、作業床部の最大高さを大きくしたい場合 には、下部脚柱の間隔幅を広げるために、上部脚柱とガイドの間にガイド補剛材 を設ける。
【0008】
【作用】
ガイドを上部脚柱の下部側方に取設するので、ガイドの断面形状を上部脚柱の断面形状 に関係なく選定することができ、したがって、上部脚柱と下部脚柱の相 互の断面形状を独自に選定することができる。
【0009】 また、ガイドが下部脚柱と取り合って摺動する部分の長さを状況に応じて必要 とする最少寸法にするので、上部脚柱枠に下部脚柱枠を取り付けることが容易で 、相互がスムーズに摺動する。
【0010】 そして、上部脚柱とガイドの間にガイド補剛材を設けることにより、はり材の 長さを一定にしたまま作業床部の最大高さに適応する下部脚柱の間隔幅が任意に 得られる。
【0011】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1において、鋼管の上部脚柱5 の側面に下端を揃えて、所要の長さの一回り大きい鋼管をガイド1として熔着し 、上部脚柱5と同材の下部脚柱6を上部脚柱5の側面に熔着したガイド1に挿 通し、摺動自在に設けている。 本実施例の正面図は、図4〜6に示す実施例の正面図である図5とバネ式差込 みピンが折曲り挿通ピンに変わるだけで同じ態様を示す。
【0012】 図2、3に示されるガイド部分の実施例では、上部脚柱5の下方の上下の二箇 所に短い鋼管の上、下端部を所要の距離寸法に設けて熔着し、前記鋼管をガイド 2、3として下部脚柱6を挿通し、摺動自在に設け、一体のものと同じ効果を奏 している。 本実施例で容易に類推できるようにガイド2、3は下部脚柱6と摺動する断面 形状を有していればよく、棒鋼を加工したものやつかみ金物状のものとすること もできる。
【0013】 図4〜6に示される実施例では、上部脚柱5の側方に所要の距離を置き、下端 を上部脚柱5の下端よりも少しだけ上方にし、2本の角型鋼管のガイド補剛材2 2、23を上下に設けて角型鋼管のガイド4を熔着し、該ガイド4に角型鋼管の 下部脚柱7を挿通し、摺動自在に設け、そして、横さんを昇降設備としている。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているよ うな効果を奏する。
【0015】 上部脚柱と下部脚柱の断面形状を必要とされる構造条件に応じて独自に選定す ることができるので、本体が従来のものより軽くなり、したがって、作業能率と 経済性が良くなる。
【0016】 また、ガイドと下部脚柱が取り合う部分が短いので、上部脚柱枠に下部脚柱枠 を取り付けることが容易で、相互がスムーズに摺動し、したがって、製造能率と 日常の管理作業の整備能率が良くなる。
【0017】 さらに、ガイドの位置を上部脚柱の位置と関係なく取設することができるので 、下部脚柱の間隔幅をはり材の長さと関係なく状況に応じて広くすることができ 、作業床部の最大高さが高くなっても、その安定性を確保することができる。そして、上部脚柱を下方に着脱自在に接続延長することもでき、最大高さを大き くする部材が容易に得られる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式室内足場の実施例を示す側面図である。
【図2】ガイド部分の実施例を示す詳細側面図である。
【図3】ガイド部分の実施例を示すX−X詳細平断面図
である。
【図4】移動式室内足場の実施例を示す側面図である。
【図5】移動式室内足場の実施例を示す正面図である。
【図6】移動式室内足場の実施例を示す平面図である。
【図7】従来の移動式室内足場の側面図である。
【図8】従来の移動式室内足場の正面図である。
【符合の説明】 1、2、3、4 ガイド 5 上部脚柱 6、7 下部脚柱 8 はり材 9 けた材 10 脚輪 11 折曲り挿通ピン 12 パネ式差込みピン 13 上部脚柱ピン穴 14 下部脚柱ピン穴 15 ガイドピン穴 16 折畳み方づえ 17 足場板脱落防止材 18、19 横さん 20 開き止め 21 さん材 22、23 ガイド補剛材 24 ヒンジ 25 ブレースピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 移動式室内足場
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式室内足場の実施例を示す側面図である。
【図2】ガイド部分の実施例を示す詳細側面図である。
【図3】ガイド部分の実施例を示すX−X詳細平断面図
である。
【図4】移動式室内足場の実施例を示す側面図である。
【図5】移動式室内足場の実施例を示す正面図である。
【図6】移動式室内足場の実施例を示す平面図である。
【図7】従来の移動式室内足場の側面図である。
【図8】従来の移動式室内足場の正面図である。
【符号の説明】 1、2、3、4 ガイド 5 上部脚柱 6、7 下部脚柱 8 はり材 9 けた材 10 脚輪 11 折曲り挿通ピン 12 バネ式差込みピン 13 上部脚柱ピン穴 14 下部脚柱ピン穴 15 ガイドピン穴 16 折畳み方づえ 17 足場板脱落防止材 18、19 横さん 20 開き止め 21 さん材 22、23 ガイド補剛材 24 ヒンジ 25 ブレースピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部脚柱(5)の下部側方にガイド
    (1、2、3、4)を取設し、前記ガイド(1、2、
    3、4)に下部脚柱(6、7)を摺動自在にしたことを
    特徴とする移動式室内足場。
  2. 【請求項2】 上部脚柱(5)とガイド(4)の間にガ
    イド補剛材(22、23)を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の移動式室内足場。
JP7614893U 1993-12-21 1993-12-21 移動式室内足場 Pending JPH0738422U (ja)

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JP7614893U JPH0738422U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 移動式室内足場

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101287462B1 (ko) * 2013-02-07 2013-07-19 케이에스엠기술 주식회사 상부작업대의 승강이 가능한 터널 작업 및 안전진단용 대차 구조물

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101287462B1 (ko) * 2013-02-07 2013-07-19 케이에스엠기술 주식회사 상부작업대의 승강이 가능한 터널 작업 및 안전진단용 대차 구조물

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