JPH073787B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JPH073787B2
JPH073787B2 JP61289730A JP28973086A JPH073787B2 JP H073787 B2 JPH073787 B2 JP H073787B2 JP 61289730 A JP61289730 A JP 61289730A JP 28973086 A JP28973086 A JP 28973086A JP H073787 B2 JPH073787 B2 JP H073787B2
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ENBAIRONMENTARU ENAJII SHISUTEMUZU Inc
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    • HELECTRICITY
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    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃料中の潜在化学エネルギーを電気化学反応
により直接電気に変換する燃料電池に関し、特に改良型
配列のプロセスチャンネルを採用してプレートを通過す
るプロセスガスの圧力降下を大きくする燃料電池のプレ
ートに関する。
[従来の技術及びその問題点] 一般的な燃料電池の一つは、複数の小集合体から成り、
最上部集合体及び最下部集合体を除いては各集合体は2
枚の双極プレートを有し、その中間に2つのガス電極即
ちアノードとカソードが支持され、アノードとカソード
の中間に燐酸等のイオン電導性電解質を含む母材があ
る。本明細書中で燃料電池セルと称するこれらの小集合
体は、他の一つの上部に配置され、電気的には直列に
(電子及びイオン通路が交互になるように)接続され
て、燃料電池スタック(積層体)を形成している。最上
部小集合体の上端プレート及び最下部小集合体の底端プ
レートは半双極プレートである。この種の燃料電池シス
テムは、コスマン等(kothmann et al)に付与された米
国特許第4,272,355号、第4,342,816号、コスマンに付与
された米国特許第4,292,379号、第4,324,844号、第4,38
3,009号並びにポラック(Pollack)に付与された米国特
許第4,366,211号に開示されており、上記の先行米国特
許は、第4,342,816号及び第4,383,009号以外は本件出願
人に譲渡されている。
燃料、酸化剤等のプロセスガスは、スタックに付設され
たマニホルド及び双極プレートに形成された複数のチャ
ンネルを介して、それぞれ、アノード及びカソードに供
給される。複数の水素原子の形の燃料をアノードに供給
すると、水素原子は解離して水素イオンと電子になる。
電子はアノード電極から双極プレートを横切り次の電池
セルのカソード電極に伝わり、水素イオンは直接酸性電
解質を通って電池セルのカソードに移行し、そこで他の
セルのアノードから伝えられた電子及び酸素と反応して
水を形成する。これが両端部を介して積層体を出るまで
繰返され、両端部では電子が最終のアノードから最終の
カソードに移り、積層体の他端部に接続された外部回路
で有用な仕事が行われる。
燃料電池の双極プレートは、基本的には別々の燃料電池
セルを構造的に支持し物理的には隔離する機能を果た
し、各プロセスガスが電気化学反応の行われているアノ
ード・カソード両極に接近するためのキャビティを提供
する。これらのプレートは通常は長方形または正方形で
あり、上面及び下面の両方に一連のほぼ平行なチャンネ
ルがある。最近になって、従来法の燃料電池のガス流チ
ャンネル形状に関連して幾つかの問題領域があることが
認識されてきた。
第一の問題は、上部と比較して燃料電池スタックの下部
で燃料電池セルのプロセスガス流の分布が不適当になる
という問題である。従来法の双極プレート中のプロセス
ガス・チャンネルは比較的短いものになり易く、方向の
変更も少ない。その結果、所定の燃料電池セルの内部の
プレートのチャンネルを横切る水平方向の圧力降下は垂
直方向でのスタックの分配マニホルド及びパイピング中
での圧力降下と比較して小さい。従って、燃料電池セル
へ流れるプロセスガスの分布は本質的に不適当なものと
なり、燃料電池セルスタックの上部セルへ下部セルより
も多量のガスが流れる。この問題を軽減するための1つ
の解決法は、供給パイピングからスタックに隣接するマ
ニホルド・キャビティへのプロセスガスの流量を制限
し、供給パイピングと出口パイピングの中間にある平行
な燃料電池セル回路中における圧力降下を人為的に増大
させることにより、流れ分布を改善する方策である。し
かしながら、この方策はスタックの設計を複雑にし、部
品数を増やし、従ってコスト上昇につながる。
第二に、スタック内で複数の燃料電池セルを一体に作動
集合状態に保持している電池セルにかかる圧縮アノード
の分布が均一でないという問題がある。燃料電池セルを
流れるプロセスガス流に望まれるガス流の形態(即ち、
交差流、向流、併流またはこれらの組合せ)により、双
極プレートの一面の流れチャンネルを該プレートの他面
の流れチャンネルに対し直角にあるいは平行にする場合
もあり得る。従って、与えられた一つの燃料電池セルに
ついて見れば、上部プレートの下面内の流れチャンネル
に直角なときもあり、平行なときもある。又、典型的な
燃料電池セルは、セルの外縁部にプレート間に嵌合しプ
ロセスガスを互いに隔離しかつ外部雰囲気からも隔離す
る境界を形成するシール部材またはガスケットを持つ。
上部及び下部プレートの面内のチャンネルを画定する隆
起部またはリブが重なり合っている区域は、圧縮アノー
ドが伝わる各セル・プレート間の接触領域(両電極及び
電解質母材を介して接触する接触領域)である。リブが
直交する区域では、対向するプレート面間の接触面積は
ほぼ一定に保たれ、製造時の誤差に起因するリブの幅へ
の影響によるばらつきが現れるに過ぎない。リブが互い
に平行な区域では、接触面積はリブ幅に影響を与える製
造時の誤差の関数であり、加えて、チャンネルとチャン
ネルとの位置関係のばらつき、成形時の収縮、エッジ部
の機械加工及び組立時の整合性(プレート間)も接触面
積に影響を与える。総合すると、平行リブの接触面積は
直交リブの接触面積よりもばらつきが遥かに大きいとい
う結果になる。
[発明の解決課題] 接触面積を所定限度内に制御して接触ストレス及びこれ
に関係ある歪を限度内におさめない限り、セル部材は損
傷し易く、早く破損する。プレートの厚みのばらつきが
大きいと、局部的に応力の高い部分及び低い部分ができ
問題が複雑になる。セルの作動特性を均一化するために
は、内部応力の限度を低くし電気接触抵抗を最小にしな
ければならない。セルの作動特性の均一化を最適にする
ためには、平行接触区域及び直交接触区域をほぼ同じに
し、圧縮アノードがセル全体で均一に支持されるように
するのが望ましい。
従って、スタック中の燃料電池を流れる流れの分布が不
適当であるという問題及び燃料電池の圧縮アノードの不
均一性の問題を軽減するためには、燃料電池のプロセス
ガス流チャンネルの構造に改良を加える必要がある。
[上記課題を解決するための手段] 従って本発明は、燃料ガス流画定手段を持つプレートと
酸化剤ガス流画定手段を持つプレートとより成る少なく
とも一対のプレートと、プレートの間に挟持されたアノ
ード及びカソードと、アノード・カソード両電極間に挟
持された電解質母材とから成る電気化学的燃料電池であ
って、燃料ガス流画定手段及び酸化剤ガス流画定手段の
少なくとも一方が第一ガスチャンネル群を画定する第一
リブ群を有し、第一ガスチャンネル群のチャンネルはそ
の両端部の一方においてプレートの第一縁部で開口して
おり、また両端部の他方において隣接する対ごとに流体
連通関係に接続しており、リブには隣接するチャンネル
を接続しこれらのチャンネルを流体連通関係にする第一
の離間スロット群が形成されていることと、第二ガスチ
ャンネル群を形成する第二リブ群が設けられ、第二チャ
ンネル群のチャンネルはそれぞれの両端部で隣接する対
ごとに接続されて流体連通関係にあり、第二リブ群中の
リブには隣接するチャンネルを接続しこれらのチャンネ
ルを流体連通関係にする第二の離間スロット群が形成さ
れていることと、第三ガスチャンネル群を形成する第三
リブ群が設けられ、第三ガスチャンネル群はその両端部
の一方においてプレートの第二縁部で開口しており、ま
た両端部の他方において隣接する対ごとに流体連通関係
に接続しており、リブには隣接するチャンネルを接続し
これらのチャンネルを流体連通関係にする第三の離間ス
ロット群が形成されていることと、第二リブ群及び第二
ガスチャンネル群は第一群と第三群の間に配設され、第
一群のリブ及び第三群のリブの一つに設けられたスロッ
トにより、第一群と第二群のそれぞれ隣接するチャンネ
ル並びに第二群と第三群のそれぞれ隣接するチャンネル
が互いに流体連通関係に接続することを特徴とする燃料
電池を提供する。
互いに反対の縁部を持つ燃料電池セル用のプレートであ
って、基部を有し、基部に設けられた第一ガスチャンネ
ル群を形成する第一リブ群を有し、第一ガスチャンネル
群のチャンネルはその両端部の一方においてプレートの
第一縁部で開口しており、また両端部の他方において、
隣接する対ごとに流体連通関係に接続しており、リブに
は隣接するチャンネルを接続しこれらのチャンネルを流
体連通関係にする第一の離間スロット群が形成されてい
ることと、第二ガスチャンネル群を形成する第二リブ群
が設けられ、第二チャンネル群のチャンネルはそれぞれ
の両端部で隣接する対ごとに接続されて流体連通関係に
あり、第二リブ群のリブには隣接するチャンネルを接続
しこれらのチャンネルを流体連通関係にする第二の離間
スロット群が形成されていることと、第三ガスチャンネ
ル群を形成する第三リブ群が設けられ、第三ガスチャン
ネル群はその両端部の一方においてプレートの第二縁部
で開口しており、また両端部の他方において隣接する対
ごとに流体連通関係に接続しており、リブには隣接する
チャンネルを接続しこれらのチャンネルを流体連通関係
にする第三の離間スロット群が形成されていることと、
第二リブ群及び第二ガスチャンネル群は第一群と第三群
の間に配設され、第一群のリブ及び第三群のリブの一に
設けられたスロットにより、第一群と第二群のそれぞれ
隣接するチャンネル並びに第二群と第三群のそれぞれ隣
接するチャンネルが互いに流体連通関係に接続すること
を特徴とするプレートも本発明の技術的範囲に含まれ
る。
本発明によれば、更に、燃料電池セル用の双極プレート
であり、互いに反対の面を持つ基部と、基部の両面の一
方の面上に配置され全体として曲りくねった形の第一ガ
スチャンネルを画定する第一リブ配列体と、基部の両面
の他方の面上に配置され全体として曲がりくねった形の
第二ガスチャンネルを画定する第二リブ配列体とを有
し、第二リブ配列体には隣接するチャンネルを互いに接
続し流体流通関係にする複数の離間スロットが形成され
ていて、各リブの各スロットは該リブに隣接するリブの
スロットと互いにずらした位置にあることを特徴とする
双極プレートが提供される。
[作用] 本明細書中に開示する本発明の特徴は、一般的なスタッ
クの形に組立てられた燃料電池の効率及び信頼性の向上
を図るために用いるのに特に適した特徴であるが、本発
明の特徴は種々の形状の燃料電池において単独で採用し
てもよいしまた組合わせて使用してもよい。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
以下の説明においては、各図面を通して同一の参照符号
は同一、類似または対応する部材を示すものである。
又、以下の記載において、「前方」、「後方」、
「左」、「右」、「上方」、「下方」等の用語は説明の
便宜上使用するものであり、限定的に解釈すべきでな
い。
さて、図面、特に第1図に全体を参照符号10で示す電気
化学的燃料電池集積モジュールを示すが、このモジュー
ル10は複数の燃料電池スタック12から成る。各燃料電池
スタック12は、多数の本発明の特徴を備えた燃料電池14
(その一つを第2図に概略図で示してある)を含む。
燃料電池スタック12を電解質によって濡れた最適の状態
に保持するために、燃料電池積層モジュール10は、電解
質(液)貯槽16と、分配ブロック18と、電解液を貯槽16
から一次供給ライン22を介して分配ブロック18に供給す
るポンプ20とを有する。燃料電池スタック12は、それぞ
れ対応する電解液供給ライン24及び戻入即ち液抜きライ
ン26により、電解液分配ブロック18及び貯槽16とそれぞ
れ独立に流体連通関係にある。分配ブロック18は、モジ
ュール10中の各スタック12ごとに設けられた電解液室
(図示せず)と、1室の溢流室(図示せず)とを持つ。
貯蔵された電解液を供給する供給ライン24は、各スタッ
ク12の上部にある電解液充填孔(図示せず)を分配ブロ
ックの電解液室と接続し、一方、溢流戻入ライン28が分
配ブロック18の電解液溢流室と貯槽16とを接続する。
動作について説明すると、所定量の電解液がポンプ20に
よって、一次供給ライン22を介して分配ブロック18に圧
送される。ブロック18の内部では、各電解液室に等量の
電解液が送入される。過剰の電解液は溢流室に流入し、
溢流戻入ライン28を介して貯槽16に戻される。各室から
の電解液は、スタック供給ライン24を介して、各スタッ
クの上部にある充填孔に送入される。
電導性電解液による短絡及び燃料電池スタック12の破損
を避けるために、電解液は連続流の形ではなくポンプに
より短い持続時間の所定周期の脈流の形で送入される。
重力の助けにより、燃料電池スタックの充填孔部及びみ
ぞ(図示せず)を介して電解液を循環させる。吸収され
なかった電解液は、抜取り孔(図示せず)を介してスタ
ック12から出て、抜取りライン26を介して貯槽16に戻
る。
既述の如く、モジュール10の各燃料電池スタック12は、
従来法に従って互いに電気的には直列接続された(図示
せず)複数の燃料電池セル14が次々に連結されたもの
(図には一つだけ図示)から成る。第2図に示すよう
に、各燃料電池セル14は、基本的には、上部及び底部双
極プレート30を有し、これらの双極プレートの間に、ア
ノード32と、電解液含有多孔質母材34と、カソード36
(この配置構造は逆にすることもできる)が挟持されて
いる。又、通常は、電極の周縁部を密封するためにシム
またはガスケット38が配設されている。例示した実施例
の場合、各双極プレート30は圧縮成形グラファイト樹脂
複合物(graphite resin composite)のような比較的厚
く剛性のある材料から成り、各電極32、36は構造的健全
性を付与するために多孔質グラファイト繊維製裏貼り層
を備えた多孔質グラファイト材料製の薄いシートであ
る。母材34は、供給ライン24及び抜取りライン26と連通
しているプレート30内部の充填孔及び流入みぞ40(第2
図には図示せず、第3図に図示してある)を介して、濃
燐酸等の電解酸によって湿潤または飽和された多孔質グ
ラファイト製の薄い組織に似たシートである。勿論、燃
料電池セル14の母材を構成するために上記以外の多くの
材料及び構造を用いることができる。
好ましくは、数百の燃料電池セル14(一つだけ図示して
ある)を結合して燃料電池スタック12を構成する。従っ
て、各燃料電池セルの上部双極プレート30は、直ぐ上の
燃料電池セルの下部双極プレート30としても働き、各燃
料電池セルの下部双極プレート30は直ぐ下の燃料電池セ
ルの上部双極プレートとしても働く、また、燃料電池ス
タック全体について言えば、半双極プレートの形の端部
プレート(図示せず)があり、上部の半双極プレートは
上部端部プレートとして働き、底部の半双極プレートは
下部端部プレートとして働く。
双極プレート30には、一般に、1組のプロセスガスチャ
ンネル(第2図には図示せず)がその両側に設けられ、
後述するように一方の側には燃料チャンネルが、他方側
には酸化剤チャンネルが設けられている。水素等の燃料
は、燃料プロセスチャンネルを流れ、空気その他の酸素
含有物質から成る酸化剤は酸化剤プロセスチャンネルを
流れる。燃料入口及び出口マニホルド(図示せず)は、
通常は燃料電池セルスタック12の入口及び出口区域に付
設されて、燃料チャンネル及び酸化剤チャンネルと連通
し、燃料流及び酸化剤流をスタックに流入させると共に
そこから流出させる。電極32、36及び電解液母材34を介
して燃料と酸化剤とを反応させることにより電力及び熱
が発生する。実施例の燃料電池セル14は水素燃料を使用
し、酸化剤として空気を、電解液として燐酸を使用して
いる。
電気化学反応により熱が発生するため、各スタック12は
普通冷却モジュール(図示せず)を有する。所望する作
動温度にもよるが、スタック12の内部の燃料電池セル14
間の選定位置に冷却モジュールを配置する。たとえば、
セル5つ〜8つ毎に一つの冷却モジュールを配置する。
各モジュールは双極プレート30の材料と同一材料ででき
ていて、普通冷却チャンネルが通っているのが好まし
い。
第3図乃至第5図を参照し本発明の特徴について説明す
る。2種の異なる配列のプロセスガスチャンネルを持つ
双極プレート30の基部構造52上に2面の対向面48(第3
図)及び50(第5図)があるのがわかる。第3図におい
て、プレート30の一面48には、複数のリブ54(第4図を
も参照されたい)が配置され、これらのリブの間には全
体として曲りくねった形のガスチャンネル56が画定され
ている。チャンネル56(第3図中に実線で示される。一
方リブ54は各線間の空間で表される)が多数回屈曲し
て、プレート30を通過するプロセスガスチャンネルを曲
りくねったものにしている。このようにして、燃料電池
内部の水平方向における圧力降下が実質的に増大し(ス
タックへの供給路及び出口路を介する鉛直方向の圧力降
下に対して)、プレート間の流れ分布が改善される。
第5図において、プレート30の他方の面50にはもう一つ
の別の配列のリブ58(第6図及び第7図を併せて参照さ
れたい)が設けられていて、これらのリブの間に曲りく
ねったチャンネル形状に変更を加えたガスチャンネル60
が画定されている。この形状の場合には、第6図及び第
7図からわかるように、リブに複数の離間したスロット
62が形成されている。(第5図において、リブ58は実線
で示され、チャンネル60は実線間の空間で示され、スロ
ット62は線の中断部で示される)。チャンネル60は全体
としては直線状であり、互いにほぼ平行に延びている。
スロット62が隣接するチャンネル60の間を流体連通関係
にする。隣接するチャンネル対60が相互に接続されて流
体連通関係となる。一般的は設計概念については、各リ
ブ58に設けたスロット62とそのリブに隣接するリブのス
ロット62とは互いにずらせた配置になっており、各リブ
58のスロットは1本置いた各リブ58のスロット62とほぼ
並んでいる(即ち、同一線上に延びている)。従って、
チャンネル60はほぼ長手方向に直線上に延びるガスチャ
ンネルを形成するが、離間した複数のスロット62によっ
て、プロセスガスは互い違いの形で横方向流を形成し、
この結果、チャンネル60に沿った長手方向ガス流を横切
る一連のほぼ平行な曲りくねった小チャンネルがつくら
れる。
より詳細には、リブ58及びチャンネル60は基本的には3
群に分けることができる。第一群のリブ58aは、互いに
ずらした配置のスロット62を有し、1本のリブ58中の複
数のスロット62は、上に述べたように、1本置きに一線
上に並んでいる。第一リブ群58aは更に、最も外側のリ
ブ58a′と最も内側のリブ58a″とその間に続けて配置さ
れている複数のリブ58aとを持つ。最も外側のリブ58a′
のスロットの数が最も少なく、プレートの基部52の入口
縁部から最も離れている。最も内側のリブ58a″はスロ
ットの数が最も多くプレートの基部52の入口縁部に最も
近い。最も外側のリブと最も内側のリブの間の一連のリ
ブ58aのスロットの数は、これらのリブ58aが、最も外側
のリブ58a′に近いものから最も内側のリブ58a″に近い
ものになるに従って、増加する。両端部のうち、第一群
ガスチャンネル60aはプレート基部のガス入口縁部64で
開口している。両端部の他方の端部では、チャンネル60
aは隣接する対ごとに流体連通関係にある。
前述の如く、第二リブ群58bは互いにずれた配置の複数
のスロット62を有し、各リブ58のスロットは一つ置いた
位置のリブのスロット62と同じ線上に延びている。第二
ガスチャンネル群60bの両端部は隣接する両端部対と流
体連通関係にある。
第三リブ群58c及び第三チャンネル群60cは、180度回転
させると、第一群と実質的に同一構成であるので、詳細
な説明を省いた。リブ群58cは、リブ群58aにおけると同
一配置の複数のスロット62を有し、最も内側及び最も外
側のリブ58c′及び58c″の間にある一連のリブ58cから
成ることに言及するだけで充分であろう。第三群中のス
ロット62のパターンは、第一群のリブのパターンと同じ
である。第三ガスチャンネル群60cの両端部のうち一方
の端部はプレート基部52の反対側出口縁部66に開口して
おり、両端部のうちの他方の端部は隣接するチャンネル
の両端部に接続されて流体連通関係にある。
第5図から明らかなように、第二群のリブ58b及びチャ
ンネル60bは第一群と第三群のリブ及びチャンネルの中
間に配設され、第一群及び第三群の最も内側のリブ58
a″、58c″の複数のスロット62によって第一群及び第二
群のそれぞれ隣接するチャンネル60a、60b並びに第二群
及び第三群中のそれぞれ隣接するチャンネル60b、60cが
流体連通関係にある。
第5図に示したようなチャンネル60間で横方向流を形成
するスロット62を含むチャンネル60及び58の屈曲した形
状を変更することにより、プレート30には更に複雑に曲
りくねったプロセスガス通路ができ、圧力降下及びプレ
ート間の流れ分布が更に改善される。加えて、チャンネ
ルの一般的な方向に波形即ち蛇状に曲りくねった小チャ
ンネル(第5図中に矢印をつけた破線で示す)を重ね合
わせることにより、向流チャンネル形の成形プレートの
許容誤差のばらつきに起因して不整列の状態が特定条件
になったときに起こる可能性のある電極の剪断破壊を回
避できる。
最後に第8図を参照して、双極プレート72の両面上に設
けたガスチャンネル68、70が互いに斜めに交わる配置に
ついて説明する。第8図に示したチャンネルについて
は、同一の屈曲形状を有するが、ほぼ平行なチャンネル
部分を持つものであれば他の配置形状でもよい。(第3
図及び第5図に示した曲りくねったチャンネルの形状配
置、変更態様の曲りくねりを増した形状配置でも非対称
であることに注意されたい)。2枚のプレート72を燃料
電池セル内に配置した場合には、アノードの電極上方の
1枚のプレートの下面に設けたプロセスガスチャンネル
と、カソードの電極の下方に位置する他方プレートの上
面に設けたプロセスガスチャンネルとを互いに反対方向
に斜行させる。従って、複数の燃料電池セルの組立てに
使用する各双極プレート72について言えば、各プレート
の共通長手方向水平中心線74に対して、プレート72の上
面側のプロセスチャンネル(第8図中では実線で示す)
は、反対方向に斜行しているチャンネル70(第8図中で
は破線で示す)と同一量だけ一方向に斜行させてある。
このように斜めにそらせた斜行配置にすることにより、
製造及び組立時の許容誤差に起因する平行チャンネルの
形状配置で一般に見られるガスチャンネルの不整列を避
け、電池セルの接触面積を均一にし、その結果、燃料電
池スタックの圧縮負荷の分布を均一にすることができ
る。
上述のように、プロセスガスチャンネルの斜行配置(斜
めにそらせた配置)は、平行チャンネルを持つチャンネ
ルであれば、どの型のものにでも応用できる。斜行角度
は、チャンネルの整列についての許容誤差によってチャ
ンネルが平行な関係に戻ってしまわないことが充分に保
証できる程度であればよい。所定のプレート長、特定の
リブ幅及びみぞピッチのものについて斜行角度を変えて
計算した結果によれば、この種のプレートについての斜
行角度は、所定接触面積と公称面積の比が0.16になるよ
うに選定すればよいことがわかった。従って、特定の大
きさのプレートチャンネルを持つ電池セルの作用面積
(重ね合わせたときに、電極の上方及び下方のプロセス
ガスチャンネルが交差する面積)の損失を最小にするた
めには、斜行角度は必要量よりも大きくしないほうがよ
い。燃料電池セルの両側上のチャンネル68、70が交差し
ない区域に1本またはそれ以上のみぞ76を加えることに
より、燃料電池の作用面積の損失を実質的に低下させる
ことができる。好ましくは、これらのみぞ76は交差し、
双極プレートの同一側面上のプロセスチャンネルと流体
連通関係にする。加えるみぞの数は、チャンネルを設け
たプレートの寸法及び採用した斜行角度によって定ま
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による構成の燃料電池セルを複数個組
入れた燃料電池集積体(スタック)モジュールの立面図
であり、一部分は断面で示し、簡明に図示する目的で幾
つかの部材は省略してある。 第2図は、第1図に示した燃料電池集積体モジュールか
ら取り出した一つの燃料電池セルの鉛直方向断面図であ
り、図示を簡略化する目的で、電解液充填孔、流れみ
ぞ、プロセスガスチャンネル及びマニホルド類は省略し
てある。 第3図は、曲りくねった形のプロセスガスチャンネルを
持つ双極プレートの表面を示す説明図であり、複数のチ
ャンネルを実線で示してあるが、これらのチャンネルは
プレート側面に対して斜行している。 第4図は、第3図の4−4線に沿った拡大部分断面図で
あり、プレートに設けた隣接するリブ及びチャンネルを
示す図である。 第5図は、本発明の特徴の一つを構成する一変形態様の
屈曲形状のプロセスガスチャンネルを持つ双極プレート
の表面を示す説明図であり、それらの間にチャンネルを
画定する隆起部即ちリブを線で示し、複数のチャンネル
を相互に接続して流体連通関係にするためにリブに設け
たスロットを線の中断によって示してあるが、この変形
実施例でもチャンネルはプレート側面に対して斜行させ
てある。 第6図は、第5図の6−6線に沿った拡大部分断面図で
あり、チャンネルとプレートのリブに形成されたスロッ
トとを示す図であ0る。 第7図は、第5図の7−7線に沿った拡大部分断面図で
あり、プレート中のチャンネルと、リブと、1本のリブ
のスロットとを示す図である。 第8図は、双極プレートの概略を示す説明図であり、こ
の図に示す双極プレートは、プレートの長手方向中心線
に対してプレート中心を軸として反時計方向に斜行させ
て第一の屈曲形状になるようプレートの上面に設けた実
線で示す複数の第一プロセスガスチャンネルと、プレー
トの長手方向中心線に対してプレート中心を軸として時
計方向に即ち上記の複数の第一チャンネルの反対側に斜
行させて第二の屈曲形状になるようプレート下面に設け
た破線で示す複数の第二プロセスガスチャンネルとを有
する。 12……燃料電池集積体(スタック) 14……燃料電池セル 30……双極プレート 32……アノード 34……電解液母材 36……カソード 48……プレートの一面 52……プレートの基部 54……リブ 56……チャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メイナード・ケント・ライト アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ベセ ル・パーク フォレスト・ロード 3458 (56)参考文献 特開 昭60−243974(JP,A) 特開 昭60−133665(JP,A) 特開 昭56−160775(JP,A)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料ガス流画定手段を持つプレートと酸化
    剤ガス流画定手段を持つプレートとより成る少なくとも
    一対のプレートと、プレートの間に挟持されたアノード
    及びカソードと、アノード・カソード両電極間に挟持さ
    れた電解質母材とから成る電気化学的燃料電池であっ
    て、燃料ガス流画定手段及び酸化剤ガス流画定手段の少
    なくとも一方が第一ガスチャンネル群を画定する第一リ
    ブ群を有し、第一ガスチャンネル群のチャンネルはその
    両端部の一方においてプレートの第一縁部で開口してお
    り、また両端部の他方において隣接する対ごとに流体連
    通関係に接続しており、リブには隣接するチャンネルを
    接続しこれらのチャンネルを流体連通関係にする第一の
    離間スロット群が形成されていることと、第二ガスチャ
    ンネル群を形成する第二リブ群が設けられ、第二チャン
    ネル群のチャンネルはそれぞれの両端部で隣接する対ご
    とに接続されて流体連通関係にあり、第二リブ群中のリ
    ブには隣接するチャンネルを接続しこれらのチャンネル
    を流体連通関係にする第二の離間スロット群が形成され
    ていることと、第三ガスチャンネル群を形成する第三リ
    ブ群が設けられ、第三ガスチャンネル群はその両端部の
    一方においてプレートの第二縁部で開口しており、また
    両端部の他方において隣接する対ごとに流体連通関係に
    接続しており、リブには隣接するチャンネルを接続しこ
    れらのチャンネルを流体連通関係にする第三の離間スロ
    ット群が形成されていることと、第二リブ群及び第二ガ
    スチャンネル群は第一群と第三群の間に配設され、第一
    群のリブ及び第三群のリブの一つに設けられたスロット
    により、第一群と第二群のそれぞれ隣接するチャンネル
    並びに第二群と第三群のそれぞれ隣接するチャンネルが
    互いに流体連通関係に接続することを特徴とする燃料電
    池。
  2. 【請求項2】第一群の1本のリブに設けられたスロット
    が、そのリブに隣接するリブのスロットと互いにずらし
    た関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の燃料電池。
  3. 【請求項3】第一リブ群が最も外側のリブと最も内側の
    リブの間にある連続した複数のリブとから成り、第一リ
    ブ群の最も外側のリブにあるスロットの数が最も少な
    く、最も内側のリブにあるスロットの数が最も多く、そ
    れらの間にある連続した複数のリブのスロットの数は最
    も外側のリブに近いリブから最も内側のリブに近いリブ
    に向かうにつれて増大することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の燃料電池。
  4. 【請求項4】第二群の1本のリブに設けられたスロット
    が、そのリブに隣接するリブのスロットと互いにずらし
    た関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項または第3項に記載の燃料電池。
  5. 【請求項5】第三群の1本のリブに設けられたスロット
    が、そのリブに隣接するリブのスロットと互いにずらし
    た関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第4項の何れかに記載の燃料電池。
  6. 【請求項6】第三リブ群が最も外側のリブと最も内側の
    リブの間にある連続した複数のリブとから成り、第三リ
    ブ群の最も外側のリブにあるスロットの数が最も少な
    く、最も内側のリブにあるスロットの数が最も多く、そ
    れらの間にある連続した複数のリブのスロットの数は最
    も外側のリブに近いリブから最も内側のリブに近いリブ
    に向かうにつれて増大することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第5項に記載の燃料電池。
  7. 【請求項7】第一群、第二群及び第三群のチャンネルが
    互いにほぼ平行に延びていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載の燃料電池。
  8. 【請求項8】互いに反対の縁部を持つ燃料電池セル用の
    プレートであって、基部を有し、基部に設けられた第一
    ガスチャンネル群を形成する第一リブ群を有し、第一ガ
    スチャンネル群のチャンネルはその両端部の一方におい
    てプレートの第一縁部で開口しており、また両端部の他
    方において隣接する対ごとに流体連通関係に接続してお
    り、リブには隣接するチャンネルを接続しこれらのチャ
    ンネルを流体連通関係にする第一の離間スロット群が形
    成されていることと、第二ガスチャンネル群を形成する
    第二リブ群が設けられ、第二チャンネル群のチャンネル
    はそれぞれの両端部で隣接する対ごとに接続されて流体
    連通関係にあり、第二リブ群のリブには隣接するチャン
    ネルを接続しこれらのチャンネルを流体連通関係にする
    第二の離間スロット群が形成されていることと、第三ガ
    スチャンネル群を形成する第三リブ群が設けられ、第三
    ガスチャンネル群はその両端部の一方においてプレート
    の第二縁部で開口しており、また両端部の他方において
    隣接する対ごとに流体連通関係に接続しており、リブに
    は隣接するチャンネルを接続しこれらのチャンネルを流
    体連通関係にする第三の離間スロット群が形成されてい
    ることと、第二リブ群及び第二ガスチャンネル群は第一
    群と第三群の間に配設され、第一群のリブ及び第三群の
    リブの一つに設けられたスロットにより、第一群と第二
    群のそれぞれ隣接するチャンネル並びに第二群と第三群
    のそれぞれ隣接するチャンネルが互いに流体連通関係に
    接続することを特徴とするプレート。
  9. 【請求項9】第一群の1本のリブに設けられたスロット
    が、そのリブに隣接するリブのスロットと互いにずらし
    た関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第8項に
    記載のプレート。
  10. 【請求項10】第一リブ群が最も外側のリブと最も内側
    のリブの間にある連続した複数のリブとから成り、第一
    リブ群の最も外側のリブにあるスロットの数が最も少な
    く、最も内側のリブにあるスロットの数が最も多く、そ
    れらの間にある連続した複数のリブのスロットの数は最
    も外側のリブに近いリブから最も内側のリブに近いリブ
    に向かうにつれて増大することを特徴とする特許請求の
    範囲第8項または第9項に記載のプレート。
  11. 【請求項11】第二群の1本のリブに設けられたスロッ
    トが、そのリブに隣接するリブのスロットと互いにずら
    した関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項、第9項または第10項に記載のプレート。
  12. 【請求項12】第三群の1本のリブに設けられたスロッ
    トが、そのリブに隣接するリブのスロットと互いにずら
    した関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    乃至第11項の何れかに記載のプレート。
  13. 【請求項13】第三リブ群が最も外側のリブと最も内側
    のリブの間にある連続した複数のリブとから成り、第三
    リブ群の最も外側のリブにあるスロットの数が最も少な
    く、最も内側のリブにあるスロットの数が最も多く、そ
    れらの間にある連続した複数のリブのスロットの数は最
    も外側のリブに近いリブから最も内側のリブに近いリブ
    に向かうにつれて増大することを特徴とする特許請求の
    範囲第8項または第12項に記載のプレート。
  14. 【請求項14】第一群、第二群及び第三群のチャンネル
    が互いにほぼ平行に延びていることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項乃至第13項の何れかに記載のプレート。
  15. 【請求項15】燃料電池セル用の双極プレートであり、
    互いに反対の面を持つ基部と、基部の両面の一方の面上
    に配置され全体として曲りくねった形の第一ガスチャン
    ネルを画定する第一リブ配列体と、基部の両面の他方の
    面上に配置され全体として曲がりくねった形の第二ガス
    チャンネルを画定する第二リブ配列体とを有し、第二リ
    ブ配列体には隣接するチャンネルを互いに接続し流体流
    通関係にする複数の離間スロットが形成されていて、各
    リブの各スロットは該リブに隣接するリブのスロットと
    互いにずらした位置にあることを特徴とする双極プレー
    ト。
  16. 【請求項16】第二リブ配列体が第一リブ群を有し、第
    一リブ群の各リブのスロットが各リブに隣接するリブの
    スロットと互いにずらした位置にあり、第一リブ群が最
    も外側のリブと最も内側のリブの間にある連続した複数
    のリブとから成り、第一リブ群の最も外側のリブにある
    スロットの数が最も少なく、最も内側のリブにあるスロ
    ットの数が最も多く、中間にある連続した複数のリブの
    スロットの数は最も外側のリブに近いリブから最も内側
    のリブに近いリブに向かうにつれて増大し、第二ガスチ
    ャンネル配列体には第一ガスチャンネル群が含まれ、こ
    の第一ガスチャンネル群は両端部の一方においてプレー
    トの第一縁部で開口しており、またその両端部の他方に
    おいて隣接する対ごとに流体連通関係に接続しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の双極プレ
    ート。
  17. 【請求項17】第二リブ配列体が第二群のリブを含み、
    第二群の各リブのスロットが隣接するリブのスロットと
    互いにずらした位置にあり、第二ガスチャンネルの配列
    体は、それぞれの両端部で隣接する対ごとに流体連通関
    係に接続された第二ガスチャンネル群を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第16項に記載の双極プレート。
  18. 【請求項18】第二リブ群が、各リブのスロットを該リ
    ブに隣接するリブのスロットと互いにずらして配置した
    第三リブ群を有し、第三リブ群が最も外側のリブと最も
    内側のリブの間にある連続した複数のリブとから成り、
    第一リブ群の最も外側のリブにあるスロットの数が最も
    少なく、最も内側のリブにあるスロットの数が最も多
    く、中間にある連続した複数のリブのスロットの数は最
    も外側のリブに近いリブから最も内側のリブに近いリブ
    に向かうにつれて増大することと、第二ガスチャンネル
    配列体には第三ガスチャンネル群が含まれ、この第三ガ
    スチャンネル群は両端部の一方においてプレートの第一
    縁部で開口しており、またその両端部の他方において隣
    接する対ごとに流体連通関係に接続していることを特徴
    とする特許請求の範囲第17項に記載の双極プレート。
  19. 【請求項19】第二群のリブ及びチャンネルが第一群の
    リブ及びチャンネルと第三群のリブ及びチャンネルとの
    間に配置されていて、第一群及び第三群の最も内側のリ
    ブのスロットが第一群及び第二群並びに第二群及び第三
    群中のそれぞれ隣接するチャンネルを互いに流体連通関
    係に接続していることを特徴とする特許請求の範囲第18
    項に記載の双極プレート。
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