JPH0737842Y2 - 小型チェンソー - Google Patents

小型チェンソー

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JPH0737842Y2
JPH0737842Y2 JP4862193U JP4862193U JPH0737842Y2 JP H0737842 Y2 JPH0737842 Y2 JP H0737842Y2 JP 4862193 U JP4862193 U JP 4862193U JP 4862193 U JP4862193 U JP 4862193U JP H0737842 Y2 JPH0737842 Y2 JP H0737842Y2
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cutting
center
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saw
chain
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JP4862193U
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JPH0649004U (ja
Inventor
正人 本庄
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富士ブレード株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は比較的硬質の合成樹脂や
金属、軽量コンクリート等を切断するのに適する小型チ
ェンソー、特にそのカッティングエッジあさり分け構造
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的硬質の合成樹脂や金属等の
切断には回転運動をする丸鋸または往復運動をするジグ
ソー、あるいは両者の中間をなすものとして、一対のロ
ータにてバンドソーを駆動するものが提案されている
が、後者バンドソーは現場作業用としては大型化すぎる
欠点があり、現場作業としては上記回転運動をする丸鋸
または往復運動をするジグソーが主流をなし、携帯用と
しては手引鋸が未だに汎用されているのが現状である。
しかしながら、丸鋸では切断巾が丸鋸の半径に制限され
るだけでなく、いわゆる平板の突っ切りが奇麗に成しえ
ず、使用範囲が制限されるという問題がある。他方、ジ
グソーではモータの回転運動を往復運動に変える機構上
切削効率が悪いとともに、駆動部をコンパクト化するこ
とが困難な上、切断深さが往復運動距離に制限される欠
点がある。また、平板の突っ切りが丸鋸より容易である
ものの、事前に切断用導入孔を形成しておく不便さ残
る。
【0003】そこで、比較的硬質の合成樹脂や金属等を
切断するに、手引鋸の簡便さをもつようコンパクトに電
動化を実現し、もって平板の突っ切り等を容易に実行で
きるようにすべく、チェンソーの適用が提案されるもの
の、かかるチェンソーとして実用化されているものは主
として軟質な繊維質の木材を切断対象として改良が行わ
れてきたため(例えば、米国特許第392904号)、
かかるチェンソー構造を用いる限り、如何に小型化、高
硬度化しても、比較的硬質の合成樹脂や金属等を切断す
ると、歯欠けおよび被切削材の割れ等を生じ易く、ま
た、振動の発生が著しい等の実際的切断に適しないもの
であることを見出し、本考案者らはかかる欠点に鑑み、
鋭意研究の結果、次の提案を行った。
【0004】チェンソーをもって比較的硬質の合成樹脂
や金属等の切断を実現するには、切断時のピボットアク
ションを押さえることがまず肝要であり、その第一法と
して、カッティングエッジピッチを極力小さくするた
め、従来木材用チェンソーでは1カッティングリンク1
エッジであったものを一つのリンク上に複数のカッティ
ングエッジを設ける一方、木材用チェンソーで使用され
ている駆動リンクを省略する代わりに、センターリンク
の底部に駆動用凹部を設けて小等ピッチのソーチェーン
を形成し、もって従来の木材用のチェンソーのようなデ
ィプスゲージを不要として刃高を低くし、センターリン
クの連結ピン位置を高さ中心より上に配置するととも
に、上記一つのリンク上に複数の刃を配設することによ
ってピボットアクションエネルギーの有効利用を図るこ
とと相まって上記ピボットアクションを小さくしようと
した(特願昭59-255643 号)。
【0005】また、第二法としてセンターリンク底部を
フラットにしてその底部から駆動用のツメをなくし、ガ
イドバーの周縁に設けた溝底部にセンターリンクのフラ
ットな底部を接し案内させるとともに、センターリンク
を連結するサイドリンクの下部をガイドバーの上部に接
し案内させてソーチェーンリンク全体におけるピボット
アクションを減少させるようにし(特願昭59- 255645
号) 、もってセンターリンクとサイドリンクとを連結す
るピンにかかる負担を軽減してソーチェーンの強度を向
上させ、チェン巾を小さくすることを実現し、チェンソ
ーの小型化の基本的問題を解決した。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ソーチ
ェーン自体を小型薄型化することに伴い、全体としての
引張強度等耐久性の低下は不可避となって、特に、一本
ものの鋸と異なり、切断時にソーチェーンの連結が、特
にセンターリンクのピン枢支部破断される現象が見られ
た。そこで、その原因となるものを分析すると、下記第
1表にソーチェーン寸法を例示比較するように、 第1表 合成樹脂用 木材用(従来) 切削( あさり) 巾 1.95〜2.00 7.50mm 歯ピッチ 1.4 〜1.7 25mm センターリンク全長 8 13.7mm エッジ数/1リンク 5〜6個 1個 センターリンク厚 0.55〜0.72 1.25mm サイドリンク厚 0.2 〜0.3 1.25mm センターリンク全高 5 14mm 露出リンク高 3.3 9.7 mm リンク材質硬度 HRC60 前後 50前後 と、切断材質の硬度に伴ってソーチェーンを構成するカ
ッティングリンクおよびサイドリンクの寸法ならびにそ
れに伴う両者の連結強度等に大きな開きがあり、かかる
要因に起因して生ずる問題点の解決なくして合成樹脂等
の木材に比して比較的材質硬度の大きいものの実用的チ
ェンソーの提供は望めないとの結論に至った。
【0007】本考案は、上述の切断時のソーチェーン分
断の要因をチェンソーは一本ものの鋸と異なり、全体と
して一体化していないため、カッティングエッジのあさ
り分けの態様によって切断時のカッティングエッジにか
かる切断トルクが微妙に影響するものと考察し、かかる
あさり分け態様の観点から小型薄型化のチェンソーにお
ける比較的硬質材の切断耐久性を向上させることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案者は上記目的を達
成するため、あさり分け態様とカッティングエッジの切
断現象を鋭意研究の結果、1)ソーチェーンの分断は前
後のカッティングセンターリンク上のカッティングエッ
ジが不連続の地点で生じ易く、特に複数あるカッティン
グエッジの第1刃の仕事量および仕事位置が大きく関与
し、切断時のピボットアクションおよび横ブレトルクの
発生を大きくして横ネジリ様に分断に至るとの知見を
得、カッティングリンク上に複数のカッティングエッジ
を形成する場合は、各カッティングセンターリンク(1)
上の複数のカッティングエッジの第1刃をセンターから
始めることにより、第1刃による横振れトルクの発生を
抑制することができた。
【0009】更に、2)第2刃目からは左右のあさり分
けにおいて、あさり巾をチェンソー切断全巾となるまで
次第に増大させるが、左右を均等にあさり分けすると、
左右の切断トルクのバランスが図れ、もって、ソーチェ
ーンの分断耐久性が向上することを見出した。
【0010】さらにまた、3)センターに位置する第1
刃の仕事量をなるたけ抑制するのが好ましく、そのため
には最終刃をセンターで終わらせるのが好ましいことを
見出し、本考案を完成したものである。
【0011】すなわち、本考案の要旨は、上記各カッテ
ィングセンターリンク(1) 上の複数のカッティングエッ
ジ11・・・・の第1刃がセンターから始まるとともに最
終刃がセンターで終わり、第2刃目から最終刃に至るま
では次第にあさり巾を増大する左エッジ11L'、11L およ
び右エッジ11R'、11R を有し、かつ左右均等にあさり分
けされ、各リンク(1) の最大あさり巾がそれぞれチェン
ソー切断全巾となっていることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1刃をセンターリンクのセンターから始める
のは、図7に示すように、センターリンク上の各刃が第
1刃から順に切削深さを大きくしながら進行するとする
と、第1刃の仕事位置が切削中心に置かれることによ
り、図8に示すように、第1刃の切削トルクはセンター
リンクに平行に作用し、センターリンクの横ブレに起因
する破断の原因になりにくいからである。
【0013】第2刃目から最終刃の前までは例えば、図
1に示すように次第にあさり巾を増大しつつかつ左右反
対方向に千鳥状に、または図2(a) および(b) に示すよ
うに、まず次第にあさり巾を増大しつつかつ左または右
方向に振れ、1リンク6刃の場合(a) はセンターを介さ
ず反対方向に次第にあさり巾を増大しつつかつ左または
右方向に振れるか、1リンク7刃の場合(b) はセンター
を介して反対方向に次第にあさり巾を増大しつつかつ左
または右方向に振れるようにあさり分けされる。これ
は、図8に示すように1センターリンク上で各刃にかか
る切削トルクの左右バランスを図るためである。したが
って、左右のあさり分け刃数は均等に配設するのが好ま
しく、センターリンク上に配設されるカッティングエッ
ジ数を考慮してその配列態様を工夫すべきである。ま
た、左右各側のあさり刃は各位置における仕事量を考慮
すべきであり、最外側の刃の仕事量は大きいので、比較
的多くの刃があさり分け配列されるようにするのがよ
い。
【0014】また、センターに位置する第1刃の仕事量
をなるたけ抑制するのが好ましい。そのため、カッティ
ングエッジの第1刃をセンターから始めるだけでなく、
最終刃を実質的にセンターで終わらせると、前方センタ
ーリンク(1) の最終刃に後続のセンターリンク(1) の第
1刃が連続するようになる。これにより、図8に示すよ
うに、最終刃をセンターで終わらせない場合(a) に比し
て終わらせる場合(b)は、第1刃の仕事量に減少が見ら
れるようになる。
【0015】なお、本考案においては、図1に示すよう
に順次左右にあさり分けしながら次第にあさり巾を増大
させるカッティングエッジをを用いることにより、ソー
チェーンを構成するカッティングセンターリンクの部品
点数を最少にすることができるが、図2に示すように、
カッティングセンターリンク(1) において、まず左右い
ずれか一方にあさり分けを行ったのち、反対方向にあさ
り分けを行う場合は、隣接して連結される上記センター
リンク(1) 、(1) の前方の左右あさり分け順序と後方の
左右あさり分け順序を逆順序とするのが、前後センター
リンクの連結位置での捩じり力の発生させ難いので、好
ましい。
【0016】
【実施例】以下、本考案の構成をその具体例を示す添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2は本考
案に係るカッティングエッジ配列形態を示す端面図で、
図3は本考案の構成が採用された小型チェンソーの斜視
図で、図4はその組み立て分解斜視図、図5はその要部
構造詳細を示す正面図である。
【0017】図面において、(M) は小型携帯用チェンソ
ーで、適当数のカッティングエッジを備えたカッティン
グセンターリンク(1) を適当数、一対のサイドリンク
(2) 、(2) を介して挟持するようにピンPにて枢支連結
してなるソーチェーン(C) をガイドバー(3) 上にエンド
レスに張設し、カッティングリンク(1) のベースに形成
した凹部にチェーンスプロケット(4) の歯部を噛合させ
て回転駆動するようにしてなる。かかるチェンソー(M)
は、図4に示すように、ハンドル(6) の突出先端に対
し、切削時の案内を行うガイド溝71が下方に突出した止
金(7) とガイド棒を有しない止金(7) とでガイドバー
(3) の長穴32、32を挟むようにボルトB,B にてソーチェ
ーン(C) の張力を調整可能に装着されるとともに、ハン
ドル(6) の突出中央に位置する軸受61に装着され、図示
しないモータにて回転駆動される駆動軸(8) にはチェー
ンスプロケット(4) の構成部品がキー溝連結されるよう
に組み立てられる。
【0018】また、上記ガイドバー(3) の先端部は、一
般的なチェンソーと同様に円弧状に形成してあり、かつ
ガイドバー(3) の周囲には、上記ソーチェーン(C) を案
内するためのガイド溝31が形成されている。他方、ガイ
ドバー(3) の基部側には、前記チェーンスプロケット
(4) が配置されており、前記ハンドル32に装着された図
示しないモータ等の回転駆動装置と連動連結した駆動軸
(8) に取り付けられる。
【0019】前記ソーチェーン(C) は、複数のカッティ
ングセンターリンク(1) ・・・と、センターリンク(1)
に比して極めて薄い複数のサイドリンク(2) ・・・とを
センターリンク(1) の高さ中央位置よりも上方に変位し
た位置でピンP・・にて互いに枢支連結し、全体として
エンドレス状に構成されている。このセンターリンク
(1) 上には、上述の図1および図2に端面図を示すよう
に、カッティングエッジ11・・・が配列される。
【0020】具体的には、図2(a) に示す例にて説明す
れば、適当数(図面では6個)の、アサリ歯をなす一連
のカッティングエッジ11・・・を有する前方のセンター
リンク(1) では、ソーチェーン進行方向に向かってセン
ターエッッジ11C を第1刃として始まり、ついで第2刃
目11R'から11R ,11L',11L と徐々にあさり分け角度を大
きくしつつ左右反対方向にあさり分けされ、最終刃はセ
ンターエッジ11C で終了する。次いで、後方のセンター
リンク(1) では、ソーチェーン進行方向に向かってセン
ターエッッジ11C を第1刃として始まり、ついで第2刃
目11L'から11L,11R',11R と徐々にあさり分け角度を大
きくしつつ左右反対方向にあさり分けされ、最終刃はセ
ンターエッジ11C で終了する。上記1センターリンク上
のあさり巾は全切断巾をクリアーするようにあさり分け
してなり、ソーチェーンは全体として等間隔ピッチをな
している(図3参照)。
【0021】他方、ベース側はチェーンスプロケット
(4) の歯部41が噛合する凹部12が形成されている。した
がって、ソーチェーン(C) はチェーンスプロケット(4)
の歯部41にカッティングセンターリンクのベース凹部12
に噛合して矢印A方向に回転駆動され、矢印B方向に走
行する。この際、カッティングリンク(1) はカッティン
グリンク(1) に比して極めて薄い複数のサイドリンク
(2) ・・・にて枢支連結して構成されているため、ソー
チェーン(C) はネジリ方向に強度が充分でなく、左右に
揺動しがちであるが、ガイドバー(3) のガイド溝31に挟
持案内されつつ、左右への揺動を抑制されて走行する。
他方、被切断材の切断を行う時はカッティングリンク
(1) の先行するカッティングエッジ11C が被切断材に食
い込んで、カッティングリンク(1) はピボットアクショ
ンを起こす傾向にあるが、図6に示すようにカッティン
グリンク(1) のベース部がガイド溝31に挟持案内される
とともに、サイドリンク(2) との枢支連結部がカッティ
ングエッジ側に変位しているので、カッティングリンク
(1) の上記ピボットアクションが抑制される。
【0022】さらに、ソーチェーン(C) のチェーンスプ
ロケット(4) による回転駆動時においても左右への揺動
を阻止し、駆動力の正確な伝達を行うとともに、ソーチ
ェーン(C) のチェーンスプロケット(4) からガイドバー
(3) へのスムーズな移行を実現するため、上記チェーン
スプロケット(4) の両側に該チェーンスプロケット(4)
と同期して回転するように、駆動軸(8) 多角形ガイド板
(5)(5)を付設してチェーンスプロケット(4) の歯部に噛
合するカッティングリンク(1) のベース凹部12近傍を両
ガイド板(5)(5)にて案内しつつソーチェーン(C) を回転
駆動するようにしてなるとともに、上記チェーンスプロ
ケット(4) の各歯部41、41間の谷部42形状が該チェーン
スプロケット(4) と噛合し合うカッティングリンク(1)
のベースの折れ角に相応し、谷部中央に向かって隆起す
る山形をなす。
【0023】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、複数のカ
ッティングエッジを備えたカッティングセンターリンク
(1) を一対のサイドリンク(2) 、(2) を介してピンにて
枢支連結してなるソーチェーン(C) を小型化を達成して
なるチェーンソー(M) において、各カッティングセンタ
ーリンク(1) 上に複数のカッティングエッジを設けるに
当たり、1)その第1刃をリンクのセンターに配置して
第1刃の切削トルクがリンクの進行方向から横ズレして
作用しないようにするとともに、2)第2刃目から次第
にあさり巾を増大しつつかつ左右反対方向に1リンク上
で1サイクルが終了するようにあさり分けしたので、各
刃にかかる切削トルクが1リンク上で左右にバランスさ
れ、偏在することなく(図8参照)、しかも3)最終刃
をセンターに配置して第1刃にかかる仕事量を抑制する
ようにしたので、カッティングセンターリンク上のカッ
ティングエッジあさり分けにより切削時に必然的に発生
していた横ブレトルクが抑制され、かかる小型化チェン
ソーにおいて耐久上問題視されていたチェンリンクの横
ネジリ方向の強度不足も切削上問題とならず、実質的に
比較的硬質の被切削物の切断、突っ切りが可能なチェン
ソーの提供を実現できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるカッティングエッジ配列構造の
第1実施態様を示す端面図である。
【図2】本考案にかかるカッティングエッジ配列構造の
第2実施態様(a) および第3実施態様(b) を示す端面図
である。
【図3】本考案が適用される小型チェンソーの駆動モー
タ部を除く全体を示す斜視図である。
【図4】図3の小型チェンソーの分解組み立て斜視図で
ある。
【図5】図3の小型チェンソーの駆動部の内部構造を示
す一部破断正面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】本考案に係るカッティングエッジによる切断進
行概念図で、第1刃から順に切削深さを大きくしなが
ら、切断が進行している状態を示す。
【図8】図7の切削進行において、各刃の第1次切断態
様および第1刃の第2次切断態様(斜線部)を示す切断
概念模式図である。
【符号の説明】
(1) ・・・カッティングセンターリンク (2) ・・・サイドリンク (3) ・・・ガイドバー (4) ・・・チェーンスプロケット (5) ・・・ガイド板 11R 〜11L ・・・カッティングエッジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカッティングエッジを備えたカッ
    ティングセンターリンク(1) を一対のサイドリンク(2)
    、(2) を介してピンにて枢支連結してなるソーチェー
    ン(C) をガイドバー(3) 周縁凹溝上にエンドレスに張設
    し、チェーンスプロケット(4) をセンターリンク(1) の
    底部凹部に噛み合わせて回転駆動するようにしてなるチ
    ェーンソー(M) において、 上記各カッティングセンターリンク(1) 上の複数のカッ
    ティングエッジ11・・・・の第1刃がセンターから始ま
    るとともに最終刃がセンターで終わり、第2刃目から最
    終刃に至るまでは次第にあさり巾を増大する左エッジ11
    L'、11L および右エッジ11R'、11R を有し、かつ左右均
    等にあさり分けされ、各リンク(1) の最大あさり巾がそ
    れぞれチェンソー切断全巾となっていることを特徴とす
    る小型チェンソー。
  2. 【請求項2】 カッティングセンターリンク(1) におい
    て、カッティングエッジ11をまず左右いずれか一方にあ
    さり分けを行ったのち、反対方向にあさり分けを行う場
    合は、隣接して連結される上記センターリンク(1) 、
    (1) の前方の左右あさり分け順序と後方の左右あさり分
    け順序を逆順序とする請求項1記載の小型チェンソー。
JP4862193U 1993-08-12 1993-08-12 小型チェンソー Expired - Lifetime JPH0737842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4862193U JPH0737842Y2 (ja) 1993-08-12 1993-08-12 小型チェンソー

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Publication Number Publication Date
JPH0649004U JPH0649004U (ja) 1994-07-05
JPH0737842Y2 true JPH0737842Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=12808484

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