JPH0737764U - シフトレバー用縫製ブーツ - Google Patents

シフトレバー用縫製ブーツ

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Publication number
JPH0737764U
JPH0737764U JP7319493U JP7319493U JPH0737764U JP H0737764 U JPH0737764 U JP H0737764U JP 7319493 U JP7319493 U JP 7319493U JP 7319493 U JP7319493 U JP 7319493U JP H0737764 U JPH0737764 U JP H0737764U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boot
sewing
sewn
winding portion
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP7319493U
Other languages
English (en)
Inventor
寿彦 小桜
興志 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP7319493U priority Critical patent/JPH0737764U/ja
Publication of JPH0737764U publication Critical patent/JPH0737764U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫製ブーツの下端部を巻き込み易くすること
や不良品が発生しないようにすること、そして縫製の作
業性が良いことなどを目的としたものである。 【構成】 縫製ブーツ1は2分割されたブーツ片7,7
が縫製されているとともに縫製ブーツ1の下端部に設け
られた巻き込み部2の下側に所定の間隔をおいてスリッ
ト3が設けられ、縫製ブーツ1の巻き込み部2の中に角
形ワイヤー4が設けられて、縫製ブーツ1の巻き込み部
2の端部と縫製ブーツ1の本体部とが縫糸5で縫製され
たことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車などのシフトレバー用縫製ブーツに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシフトレバー用縫製ブーツとしては、4分割された台形のブーツ片が縫 製された4角錐状縫製ブーツの下端部に4角形ワイヤーが設けられたシフトレバ ー用縫製ブーツがある(実開平2ー149321号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のシフトレバー用縫製ブーツでは、縫製ブーツが4分割された台形の ブーツ片が縫製された4角錐状形であるために縫製作業工数が多いという問題点 があったし、縫製ブーツの素材が皮や人工皮革などのような厚手で折り曲げ性が 悪いために素材を巻き込む際に素材が比較的自由に巻き込められずに巻き込み難 いという問題点があるとともに巻き込まれる位置が作業者の熟練度などで所定の 位置よりずれて不良品が発生し易いという問題点があった。そして巻き込み難い ので縫製の作業性が悪いという問題点があったし、巻き込み難いので縫い代を広 めにする必要があるために縫製ブーツの素材を比較的多く使用するとともに前記 のように縫製作業工数が多いのでコストが高くなるという問題点があった。
【0004】 この考案は従来のシフトレバー用縫製ブーツが有するこれらの問題点を解消し 、縫製ブーツの縫製作業工数を減らすことや縫製ブーツの下端部を巻き込み易く すること、不良品が発生しないようにすること、縫製の作業性が良いこと、そし て縫製ブーツのコストを安くすることなどを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のシフトレバー用縫製ブーツは2分割されたブーツ片が縫製されてい るとともに縫製ブーツの下端部に設けられた巻き込み部の下側に所定の間隔をお いてスリットが設けられ、この縫製ブーツの巻き込み部の中に4角形ワイヤーが 設けられて、縫製ブーツの巻き込み部の端部と縫製ブーツの本体部とが縫糸で縫 製されたものである。
【0006】
【作用】
この考案のシフトレバー用縫製ブーツは、2分割されたブーツ片が縫製されて いるとともに縫製ブーツの下端部に設けられた巻き込み部の下側に所定の間隔を おいてスリットが設けられたことにより縫製作業の工数が減少されるし、縫製ブ ーツはスリットを設けた所定の位置から容易に折り返されて4角形ワイヤーを巻 き込み易い。そして常に所定の位置から折り返されるために巻き込まれる位置が 常に所定の位置であるので不良品が発生しなくなる。更に巻き込み易いので縫製 作業を行い易いとともに縫い代を狭くすることができるために使用する縫製ブー ツの素材が節約される。
【0007】
【実施例】
次にこの考案のシフトレバー用縫製ブーツを1実施例について図面とともに説 明する。 図1から図3に図示したように、4角錐状縫製ブーツ1は2分割されたブーツ 片7、7が縫糸8で縫製されている。この縫製ブーツ1の下端部に4角形巻き込 み部2が設けられ、この巻き込み部2の下側に所定の間隔をおいてスリット3が 設けられているとともに巻き込み部2の中に可撓性を有する4角形ワイヤー4が 設けられている。 この巻き込み部2の端部と縫製ブーツ1の本体部とが縫糸5で縫製されたシフ トレバー用縫製ブーツ1である。 このシフトレバー用縫製ブーツ1は下端部をフィニッシャー6に取り付けて使 用する。
【0008】 この実施例のシフトレバー用縫製ブーツ1を造る際は、図5に図示したように 、ブーツの素材をほぼ半分に2分割された形状に切断してブーツ片7を形成する とともにブーツ片7の下部に所定の位置に所定の間隔をおいてスリット3を設け る。この2分割されたブーツ片7を2枚用いて2枚のブーツ片7、7をフロント 側とリアー側とを縫糸8でそれぞれ縫製することにより2分割されたブーツ片7 、7が縫製された4角錐状縫製ブーツ1にし、ブーツ1の下側に可撓性を有する 4角形ワイヤー4を当ててブーツ1に設けたスリット3からブーツ1の下側を上 側に折り返して巻き込み部2を形成する。そして巻き込み部2の端部とブーツ1 の本体部とを縫糸5で縫製してシフトレバー用縫製ブーツ1を造る。
【0009】 この実施例のシフトレバー用縫製ブーツ1において、ブーツ1は2分割された ブーツ片7、7を用いたために4角形ワイヤー4を巻き込み難いとともにワイヤ ー4を巻き込み後に巻き込み部2の端部とブーツ1の本体部とを縫糸5で縫付け 難いが、ブーツ1の下端部にスリット3が設けられているために4角形ワイヤー 4をブーツ1の下端部に巻き込み易いとともにブーツ1の巻き込み部2がスリッ ト3から折り返されているのでスリットがないものに較べて巻き込み部2が元通 りになろうとする復元力が小さいために縫製作業の際に縫付け作業性が良い。そ して同様に4角形ワイヤー4を当ててスリット3からブーツ1の下側を上側に折 り返し易いので折り返し位置とワイヤー4が巻き込まれる位置が常に一定である ために不良品が発生しなくなるとともに図3に図示したようにブーツ1の巻き込 み部2がワイヤー4の外側に良く密着させることができるのでブーツ1の下部の 外観が良いし、かつ巻き込み部2の端部の縫い代を狭くすることができるので使 用するブーツ1の素材が節約される。
【0010】
【考案の効果】
この考案のシフトレバー用縫製ブーツは、2分割されたブーツ片を三次元的に 立上げ縫製したにもかかわらず、巻き込み部の下側に所定の間隔をおいてスリッ トが設けられたから、4角形ワイヤーを当てた後にスリットが設けられた箇所か らブーツの下側を上側に折り返し易いので4角形ワイヤーをブーツの下端部に巻 き込み易くすることができるとともに2分割されたブーツ片を縫製したので縫製 作業工程を減らすことができる。そして折り返し位置とワイヤーが巻き込まれる 位置が常に一定であるために不良品の発生を防止することができる。 更にブーツの下端部にワイヤーを巻き込み易いとともにブーツの巻き込み部が スリットを設けた箇所から折り返されているのでスリットがないものに較べて巻 き込み部が元通りになろうとする復元力が小さいために縫製作業の縫付け作業性 を良くすることができる。かつブーツの巻き込み部がワイヤーの外側に良く密着 させることができるためにブーツの巻き込み部の端部の縫い代を狭くすることが できるので使用するブーツの素材を少なくしてブーツのコストを安くすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく1部拡大断面図である。
【図4】縫製時の斜視図である。
【図5】ブーツ片の正面図である。
【符号の説明】
1 縫製ブーツ 2 巻き込み部 3 スリット 4 ワイヤー 5 縫糸 6 フィニッシャー 7 ブーツ片 8 縫糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4角錐状縫製ブーツの下端部に4角形ワ
    イヤーが設けられたシフトレバー用縫製ブーツにおい
    て、該縫製ブーツは2分割されたブーツ片が三次元的に
    立上り分割部において縫製されているとともに縫製ブー
    ツの下端部に設けられた巻き込み部の下側に所定の間隔
    をおいてスリットが設けられ、該縫製ブーツの巻き込み
    部の中に可撓性を有する4角形ワイヤーが設けられて、
    縫製ブーツの巻き込み部の端部と縫製ブーツの本体部と
    が縫糸で縫製されたことを特徴とするシフトレバー用縫
    製ブーツ。
JP7319493U 1993-12-22 1993-12-22 シフトレバー用縫製ブーツ Pending JPH0737764U (ja)

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JP7319493U JPH0737764U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 シフトレバー用縫製ブーツ

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JP7319493U JPH0737764U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 シフトレバー用縫製ブーツ

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JPH0737764U true JPH0737764U (ja) 1995-07-11

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ID=13511096

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JP7319493U Pending JPH0737764U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 シフトレバー用縫製ブーツ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62194937A (ja) * 1987-01-30 1987-08-27 Tokyo Seat Kk チエンジレバ−ブ−ツの製造方法
JPH0532078B2 (ja) * 1983-06-24 1993-05-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532078B2 (ja) * 1983-06-24 1993-05-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS62194937A (ja) * 1987-01-30 1987-08-27 Tokyo Seat Kk チエンジレバ−ブ−ツの製造方法

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