JPH0737713U - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH0737713U JPH0737713U JP6867793U JP6867793U JPH0737713U JP H0737713 U JPH0737713 U JP H0737713U JP 6867793 U JP6867793 U JP 6867793U JP 6867793 U JP6867793 U JP 6867793U JP H0737713 U JPH0737713 U JP H0737713U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 夜間に車両側面における被視認性を向上する
ことを可能にする空気入りタイヤを提供する。 【構成】 リムフランジF外径の位置よりも半径方向外
側に位置するサイドウォール2表面に、タイヤ回転軸と
同心に環状のリム保護用突条3を形成した空気入りタイ
ヤTにおいて、前記リム保護用突条3の表面に夜光性塗
料からなる発光部4を設ける。
ことを可能にする空気入りタイヤを提供する。 【構成】 リムフランジF外径の位置よりも半径方向外
側に位置するサイドウォール2表面に、タイヤ回転軸と
同心に環状のリム保護用突条3を形成した空気入りタイ
ヤTにおいて、前記リム保護用突条3の表面に夜光性塗
料からなる発光部4を設ける。
Description
【0001】
本考案は、夜間の走行中又は停車中の車両を視認し易くして安全性を向上する 空気入りタイヤに関する。
【0002】
夜間に走行又は停車している車両は、車外の人には視覚により認識し難いため 、人身事故や車両事故を起こし易いことはよく知られている。このような事故を 防止するため、車両後部には反射鏡等が取り付けられていて、被視認性を向上す る手段が講じられているが、車両側面において夜間に視認可能にする対策は講じ られていないのが実情である。
【0003】
本考案の目的は、夜間に車両側面における被視認性を向上することを可能にす る空気入りタイヤを提供することにある。
【0004】
上記目的を達成するための本考案は、リムフランジ外径の位置よりも半径方向 外側に位置するサイドウォール表面に、タイヤ回転軸と同心に環状のリム保護用 突条を形成した空気入りタイヤにおいて、前記リム保護用突条の表面に夜光性塗 料からなる発光部を設けたことを特徴とするものである。
【0005】 このように車両側面からサイドウォール表面に夜光性塗料からなる発光部を露 出するように設けたことによって、夜間に走行又は停車中の車両の被視認性を向 上し、安全性を向上する。また、夜光性塗料を設ける位置を、走行中にも撓み等 の変形をし難いリム保護用突条の表面にしたので、上記安全性機能の耐久性を高 くすることができる。
【0006】 以下、本考案の実施例について添付の図面を参照して説明する。 図1及び図2はそれぞれ本考案の実施例からなる空気入りタイヤ及びそのビー ド部を示している。 図1及び図2において、タイヤTは、トレッド1、サイドウォール2、ビード 部5を有する偏平タイヤとして形成されている。このタイヤTのリムフランジF の外径の位置よりも半径方向外側のサイドウォール2の表面には、タイヤ回転軸 と同心に環状のリム保護用突条3が設けられている。このリム保護用突条3は断 面がほぼ台形状で、その頂面3sにはタイヤ周方向に連続する平らな表面が形成 されている。この平らな頂面3sには、夜光性塗料が塗布された発光部4が全周 又は断続的に形成されている。
【0007】 上記構成からなる本考案のタイヤは車両に装着したとき、夜間に車両側面から 見たときに、夜光性塗料からなる発光部4が発光するため視認し易くなり、人の 注意を喚起するから安全性を向上する。また、リム保護用突条3は剛性が高いた め、車両走行時に繰り返し変形を受けることがないため、その頂面3sに夜光性 塗料からなる発光部4を設けることにより、その耐久性を向上することができる 。
【0008】 本考案に使用する夜光性塗料としては、可視光線、紫外線以外の短波長の輻射 線やα線等の放射線の刺激を受けて、そのエネルギーを可視光線に変化させる性 質を有する蛍燐光体を主要顔料として含有する塗料を挙げることができる。さら に具体的には、有機系塗料としては、緑の蛍光を発する黄色酸性染料の C.I. Acid Yellow 7 や黄〜橙の蛍光を発する赤色の塩基性染料の C.I. Basic Red 1 等をポリ塩化ビニル、アルキド樹脂、アクリル樹脂等のビヒクルに溶解した固溶 体がある。また、無機系の塗料としては、高純度の亜鉛、カドニウム、アルミニ ウム、イットリウム等の金属の酸化物、硫化物、ケイ酸塩、タングステン酸塩等 を主成分とし、これに微量のマンガン、銀、銅、鉛、ユーロピウム等の活性化剤 及び融剤を添加し、高温で焼成して得られる活性剤としてBi を含有する紫に発 光するCaS、活性剤としてCu を含有する黄緑に発光するZnS等の硫化物や 、活性剤としてZu を含有する白緑に発光するZnO,活性剤としてEu を含有 する赤に発光するY2 O3 等の酸化物等がある。
【0009】 このような夜光性塗料からなる発光部4は、リム保護用突条3の表面に直接夜 光性塗料を塗布することにより形成してもよいし、夜光性塗料を塗布した粘着テ ープを貼り付けることにより間接的に形成してもよい。また、タイヤ周方向に沿 って断続的に形成してもよく連続して塗布してもよい。 また、夜光性塗料からなる発光部4を設ける頂面3sは平面にするほど視認性 を向上することができる。その幅は特に限定されるものではないが、好ましくは 3〜6mmとするのがよい。
【0010】 本考案は、高性能乗用車用タイヤ、特に偏平率55%以下の乗用車用空気入り タイヤに対して有効である。偏平率の下限は特に限定されないが、現実に製作可 能な限度として20%になる。
【0011】
本考案によれば、サイドウォールのリムフランジ外径の位置よりも半径方向外 側の位置に環状のリム保護用突条を形成し、このリム保護用突条の表面に夜光性 塗料からなる発光部を設けることにより、夜間時に車両側面から見たとき、発光 部を発光させ、走行又は停車中の車両の視認をし易くするため、安全性を向上す ることができる。また、その発光部を剛性が大きく変形し難いリム保護用突条の 表面に設けたため、発光部の耐久性を向上することができる。
【図1】本考案の実施例からなる空気入りタイヤの斜視
断面図である。
断面図である。
【図2】本考案タイヤのリム保護用突条の部分を拡大し
て示す斜視断面図である。
て示す斜視断面図である。
2 サイドウォール 3 リム保護用突
条 3s 頂面 4 発光部 5 ビード部 F リムフランジ
条 3s 頂面 4 発光部 5 ビード部 F リムフランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 リムフランジ外径の位置よりも半径方向
外側に位置するサイドウォール表面に、タイヤ回転軸と
同心に環状のリム保護用突条を形成した空気入りタイヤ
において、前記リム保護用突条の表面に夜光性塗料から
なる発光部を設けた空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068677U JP2597259Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068677U JP2597259Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737713U true JPH0737713U (ja) | 1995-07-11 |
JP2597259Y2 JP2597259Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13380596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993068677U Expired - Fee Related JP2597259Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597259Y2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100529854B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-11-22 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드부용 발광 조성물 |
KR100529853B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-11-22 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드부용 발광 조성물 |
KR100529855B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-11-22 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드부 코팅용 발광 조성물 |
JP2012061916A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Bridgestone Corp | タイヤ |
JP2012076649A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Bridgestone Corp | タイヤ |
USD926112S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-07-27 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
USD926114S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-07-27 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
USD926672S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-08-03 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
USD926673S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-08-03 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP1993068677U patent/JP2597259Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100529854B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-11-22 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드부용 발광 조성물 |
KR100529853B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-11-22 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드부용 발광 조성물 |
KR100529855B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-11-22 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드부 코팅용 발광 조성물 |
JP2012061916A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Bridgestone Corp | タイヤ |
JP2012076649A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Bridgestone Corp | タイヤ |
USD926112S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-07-27 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
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USD926672S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-08-03 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
USD926673S1 (en) | 2018-10-05 | 2021-08-03 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Automobile tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597259Y2 (ja) | 1999-07-05 |
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