JPH0737220U - 運動用バイクの伝動装置 - Google Patents

運動用バイクの伝動装置

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JPH0737220U
JPH0737220U JP6914693U JP6914693U JPH0737220U JP H0737220 U JPH0737220 U JP H0737220U JP 6914693 U JP6914693 U JP 6914693U JP 6914693 U JP6914693 U JP 6914693U JP H0737220 U JPH0737220 U JP H0737220U
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sprocket
vehicle body
wheel
pedal
chain
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ナー ミン チャン
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チュイターチーチェコンイェグーフゥンユーシェンコンシー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体の手足運動操作をスムースに行って充分
な運動効果が得られる運動用バイクにおける伝動機構を
提供することにある。 【構成】 車体(10)にペダル装置(30)、手動レ
バー装置(40)及び抵抗ホイール(50)を設け、伝
動装置(60)により同ペダル装置(30)、手動レバ
ー装置(40)及び抵抗ホイール(50)を直列連結
し、伝動装置(60)のスプロケット手段(64)を夫
々ペダル装置(30)の主軸(31)、抵抗ホイール
(50)の輪軸(51)、中間軸(61)及び心軸(6
3)に軸装し、又、チェーン手段(65)を設けて、同
ペダル装置(30)を踏んで或いは手により手動レバー
装置(40)を揺動して駆動回転する構成とし、使用者
の自主性を高めた構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運動用バイクに関し、特に使用者自らがペダルの起動点およびペダ ルをアームレバーの揺動に伴って回転させるか否かを制御できる運動用バイクに おける伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
因みに、室内にセットして使用者が何時でも操作できる運動用バイク10は、 図5に例示するように、主として、車体11、ペダル装置12、手動レバー装置 13、抵抗ホイール14、および伝動装置15から成り、該ペダル装置12は、 その主軸121を車体11後部のサドルポスト下端にチェーンホイールを枢止し て、該主軸121両端に夫々クランクアーム122を固装し、更に、同クランク アーム122の末端より直角方向に延伸して夫々、ペダル123を取付けている 。
【0003】 上記手動レバー装置13は、車体11の前端部両側に平行状に枢着された両ム アームレバー131を備えて、各アームレバー131の下端にそれぞれ揺動リン ク132を枢設して、同揺動リンク132の他端を上記ペダル123のクランク と同一軸のクランクアーム122の先端に枢接される。 従って、同ペダル123を踏んでチェーンホイールを回転すると、クランクア ーム122が一体となって偏心回転し、同時にアームレバー131を連動して前 後に揺動させる。抵抗ホイール14は、車体10の前方に枢接され、伝動装置1 5は、図6に図示するように、心軸151、4つのギア152,153,154,155 および 両チェーン156,157によって組立られ、心軸151は、上述の車体11の 適当な位置に取付けられて、その中の1つのギア152をペダル装置12の主軸 11により軸装し、2つのギア153,154を該心軸151両端に軸着すると 共に、他の1つのギア155を抵抗ホイール14の輪軸141に軸装し、かつ一 方のチェーン156を主軸121のギア152と、心軸151のギア153とに 架設して、他方のチェーン157を上記心軸151の他の1つのギア154と上 記輪軸141のギア155に架設される。 即ち、ペダル123を踏んで主軸1 21を連動回転すると、伝動装置15を介して心軸151が回転し、同時に、揺 動リンク132を介してアームレバー131が前後揺動することになり、また、 心軸151が回転すると同時に、ギア154,155および該チェーン157の 伝動により、抵抗ホイール14が連動回転して、使用者が、その脚力により抵抗 ホイール14の回転から生じる抵抗を克服するようにして足腰の運動の効果を達 成するのである。
【0004】 他方、手でアームレバー131を前後に揺動すると、揺動リンク132を介し てペダル装置12の主軸121が連動されて回転し、同時に主軸121の回転に より、伝動装置15が心軸151および抵抗ホイール14を連動回転して、腕や 胸部の運動効果を達成することができる。 然しながら、この種の従来の運動用バイクは、そのペダル123およびアーム レバー131は固定した連動関係を備え、即ち、ペダル123を踏むとアームレ バー131は必ず追従して揺動し、逆に、手により該アームレバー131を揺動 するとペダル123も必ず移動すると共に、夫々運動サイクルにおけるアームレ バー131とペダル123の相対位置が一定しており、依って、使用者が運動し ているとき、手足が略一定した軌道沿いに機械のように、単調な動作を繰り返す のみで、簡単に飽きて持続的に運動する意欲が損なわれる。
【0005】 更に、静止状態から始動するに好ましい状態は、体重が最も有効に作用する前 後水平にペダルが対峙した状態であるが、停止具合では常にそう成るとは限らな いため、しばしば最も踏み難い垂直状態で相対することもある。 他にも、米国特許公報第4,657,244 号において、別の一種の運動用バイクが開 示されている。これは、図7に明示する如く、アームレバー17の下端を車体下 端に枢着し、かつ抵抗回転ホイール16の軸心部近くに設置された両ローラ18 によりアームレバー17を挟持してなる偏心機構を連動させ、手で同アームレバ ー17を揺動すると、回転ホイール16が回転すると共に、両ローラ18がアー ムレバー17に追従して縁軌道に沿ってローリングし、更に図示してないが上記 運動用バイク10と同様に伝動装置を介して抵抗ホイールおよびペダルを連動回 転するのであり、逆にペダルを踏んで回転させると、伝動装置を介して抵抗ホイ ールを連動回転すると共に、同回転ホイール16を介してアームレバー17も前 後揺動する。
【0006】 そして、図7に示すように、その回転ホイール16が一回転する毎に、アーム レバー17が前後一往復揺動するのであるが、同アームレバー17下端が車体下 端に枢着されて、その枢着点171を支点として該アームレバー17が前後揺動 し、該アームレバー17が揺動すると、同ローラ18を押動してアームレバー1 7沿いに滑動させると共に、回転ホイール16に追従して回動させるのである。
【0007】 然し、アームレバー17が前向きに揺動する時は、該ローラ18の回動角度θ 1は、上半周のほぼ200°に及び、逆にアームレバー17が後向きに揺動する ときは、ローラ18の回動角度θ2は、下半周の略160°だけに及ぶので、ア ームレバー17の前向き揺動と後向き揺動の距離は等しい筈なのに、前向き押動 に比較的力を要し且つ時間も長く、手によってアームレバー17を揺動操作する 際にスムースな感じが得られない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の運動用バイクにおける伝動装置の問題点に鑑み、本考案は、ペダル を任意の位置に止めて起動点とすることができ、かつ手でアームレバーを揺動す る時に、ペダルを追従回転させるか否かは意のままにできて運動時の任意性を高 めると共に、人体の手足運動操作がスムースに行なわれて充分な運動効果を得ら れる運動用バイクにおける伝動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、サドルを備えてた車体と、主軸および左 右ペダルをそなえて該車体後端に装設されるペダル装置と、左右両アームレバー および左右両連動ロッドからなり該車体前端に取付けられる手動レバー装置と、 回転ホイールおよびその保護カバーから成り前記車体の前端縁に枢接される抵抗 ホイールとを組合せて成る伝動装置は、 上記車体の適所に枢設される中間軸と、上記中間軸に軸着する片向き係着回転の つめ車装置と、上記車体の適位置に取付けられて、その両端の偏心位置に上記両 アームレバー下端と夫々一端が枢支した両連動ロッド他端を枢着する心軸と、所 定の大小5つのスプロケットを備えて、主軸や中間軸、心軸または抵抗ホイール の輪軸などの適所に軸装されるスプロケット手段と、その第1のチェーンが上記 第1のスプロケットと上記つめ車装置との間に、その第2のチェーンが上記第2 のスプロケットと上記第5のスプロケットとの間に、その第3のチェーンが上記 第3のスプロケットと上記第4のスプロケットとの間にそれぞれ架設されるチェ ーン手段とによって形成するように構成される。
【0010】 そして、上記の心軸の両端に夫々板体を固装して、該板体他端部側面に外向き クランクアームを突設し、かつ該両クランクアームが該心軸両側面の前後で相対 偏心するようにして、上記つめ車装置を片向き係着回転のラチェットで形成する ようにすれば一層好ましくなる。
【0011】
【作用】
上述のように構成された本考案は、使用者が脚で運動用バイクのペダルを前向 きに踏んで回転させると、主軸が回転して、スプロケット手段やチェーン手段、 およびつめ車装置や中間軸等を介して抵抗ホイールが連動回転し、抵抗ホイール の回転に伴って生じる抵抗から脚部に運動効果を与える。
【0012】 一方、中間軸が回転すると、第3のスプロケット、第3のチェーンおよび第4 のスプロケットを介して心軸が連動回転されて両連動ロッドが作動し、アームレ バーが零度化されて前後揺動する。特に、心軸の左右両クランクアームが該心軸 の両側面の前後で相対偏心するように設けられていることから、同アームレバー は前後に交互揺動する。又、ペダルを後向きに踏んで回転させると、つめ車装置 は空転し、上記アームレバーの揺動や抵抗ホイールの回転を連動できないが、こ の際には、脚によりペダルを任意の位置に動かして前向きの踏み回転の起動点に することができる。
【0013】 そして、該アームレバーを揺動すると、全体の伝動方向は該アームレバーから 該連動ロッドを介して該心軸を正向きまたは逆向きに回転させることになり、該 心軸が正向きに回転した場合、該心軸により中間軸を介して該抵抗ホイールが回 転し、該つめ車装置が片向きのみに係着回転することから、該つめ車装置は該中 間軸に伴って回転せずに該ペダルは静止状態を呈して、単に該抵抗ホイールを連 動回転するのであり、したがって、使用者が手により該アームレバーを前後揺動 する一方、脚を該ペダルに静止したまま踏みつけると、手腕部だけで存分に出力 しなければならなくなり、優れた運動効果を提供することができる。他方、該ア ームレバーが該心軸を連動して逆向きに回転させると、該第3のチェーンを介し て該中間軸が逆向きに回転し、その中間軸の逆向き回転が丁度該つめ車装置の係 合回転を促すので、該ペダルを逆向きに回転させることになり、すなわち、該ア ームレバーが前後揺動する時、該ペダルは回転状態を呈することもできれば静止 状態を呈することもできる。
【0014】
【実施例】
本考案の運動用バイクにおける伝動装置の比較的優れた実施例は、図1に示す ように、車体20、ペダル装置30、手動レバー装置40、抵抗ホイール50、 および伝動装置60によって組立られ、そのうち、該車体20は、適当な材料に よって製作されたフレーム体21をそなえて、該フレーム体21上端にサドル2 2を取付け、並びに主軸31および左右両ペダル32をそなえた該ペダル装置3 0を該車体20後端に装設して、左右両アームレバー41および左右両連動ロッ ド42からなる該手動レバー装置40を該車体20前端に組立ると共に、回転ホ イール51およびその保護カバー52からなる該抵抗ホイール50を該車体20 の前端縁に枢設し、そして、これら車体20、ペダル装置30、手動レバー装置 40、抵抗ホイール50等の構造や組立操作は、従来技術と殆ど同じであり、こ こでは詳記しない。
【0015】 伝動装置60は、図2に示す如く、中間軸61、つめ車装置62、心軸63、 スプロケット手段64、およびチェーン手段65から成り、そのうち該中間軸6 1は、上記車体20の適当な箇所に枢着される。 つめ車装置62は、図3に示すように、片向き係着回転のラチェットであって 、本実施例では従来の内輪621、外輪622を含んだラチェットを利用して、 内輪621の外周に対の弾性戻止め623を取付けて上記中間軸61に軸着し、 外輪622外周にギア部624を設けて内側につめ歯625を周設し、かつ該つ め歯625の垂直面6251が該弾性戻止め623の端面6231に係止して、 該つめ歯625の斜面6252が該弾性戻止め623の側面6232沿いに滑動 できるようにする。したがって、該内輪621が回転すると、単に逆回転した時 のみ該外輪622のつめ歯625に係止して該外輪622を連動回転し、また、 同じ理屈から該外輪622が正向きに回転した時のみ該つめ歯625が弾性戻止 め625に係止して連動回転し、逆の場合は空転する。
【0016】 該心軸63は、該車体20のほぼ中間の適当な位置に取付けられ、図2に示す ように、その両端にそれぞれ板体631を固装して、該板体631端部側面に外 向きのクランクアーム632を突設し、かつ該両クランクアーム632を互いに 対応させてそれぞれ該心軸63両端軸心から偏離させる。 該スプロケット手段64は、大小異なる5つのスプロケット641,642, 643,644,645から成り、図2に示すように、そのうちの第1のスプロ ケット641はペダル装置30の主軸31に軸装され、第2および第3のスプロ ケット642,643は中間軸61に軸装されて、該第4のスプロケット644 は該心軸63に軸着すると共に、該第5のスプロケット655は該抵抗ホイール 50の輪軸511に軸装する。
【0017】 該チェーン手段65は、長さの異なる3条のチェーン651,652,653 からなり、 そのうちの第1のチェーン651は、主軸31の第1のスプロケット641と中 間軸61のつめ車装置62との間に架設され、第2のチェーン652は、中間軸 61の第2のスプロケット642と、抵抗ホイール50の輪軸53における第5 のスプロケット645との間に架設され、第3のチェーン653は、中間軸61 の第3のスプロケット643と心軸63の第4のスプロケット644との間に架 設される。
【0018】 図4に示すのは、本実施例の組立完了状態を示す図で、先ず、ペダル装置30 の主軸31、手動レバー装置40のアームレバー41、抵抗ホイール50の回転 ホイール51、伝動装置60の中間軸61および心軸63を夫々車体20の所定 位置に取付け、夫々、軸が車体20の軸向きと直交する方向に同車体20を貫挿 するようにして、次に、第1のスプロケット641を主軸31の左側端部図示の 下側端部に、第2のスプロケット642を中間軸61の左側端図示の左側端に、 第3のスプロケット643を同中間軸61の右側端図示の上側端に、第4のスプ ロケット644を前記心軸63の右側端図示の上側端におよび第5のスプロケッ ト645を回転ホイール51の輪軸511の左側端図示の上側端にそれぞれ固設 して、チェーン手段65の夫々チェーン651,652,653 をスプロケット手段64の 適当なスプロケット641,642,643,644,645 間に架設する。
【0019】 更に、ペダル装置30の両ペダル32をそれぞれ主軸31両端に連接して、心 軸63の両端にそれぞれ板体631を固装し、然る後に手動レバー装置40の両 連動ロッド42の一端をアームレバー41下端に枢接して、他端をそれぞれ該心 軸63のクランクアーム632に枢着させ、最後に、車体ハウジングおよび保護 カバー52を被覆装置して組立作業を完成する。
【0020】 そして、使用者が脚でペダル32を前向きに踏んで回転させると、該主軸31 が回転して、伝動装置60の第1のスプロケット641、第1のチェーン651 およびつめ車62の伝動により中間軸61が回転し、かつ第2のスプロケット6 42、第2のチェーン652および第5のスプロケット645の伝動を介して抵 抗ホイール50が連動して、抵抗ホイール50の回転に伴って生じる抵抗により 脚部に運動効果を与えるのである。
【0021】 一方、該中間軸61が回転すると、該第3のスプロケット643、第3のチェ ーン653および第4のスプロケット644を介して該心軸63が連動回転され て両連動ロッド42が作動し、同両連動ロッド42他端がアームレバー41下端 に連結していることから、両連動ロッド42が作動するとアームレバー41を連 動して前後揺動させることになり、とくに、該心軸63の左右両クランクアーム 632が該心軸63両側面の前後で相対偏心するように設けられていることから 、該アームレバー41は交互に前後揺動するのである。
【0022】 また、該ペダル32を後向きに踏んで回転させると、ラチェット手段62は片 方の向きだけに係合回転するので、同ラチェット手段62は空転して、アームレ バー41の揺動や該抵抗ホイール50の回転を連動することができないが、この 際、脚によりペダル32を任意の位置に動かして前向きの踏み回転の起動点にす ることができる。
【0023】 このように、使用者自体が手足の作動により制御できるので、運動用バイクの 伝動構造による制限を受けることがなくなる。 そして、該アームレバー41を揺動すると、全体の伝動方向は該アームレバー 41から該連動ロッド42を介して該心軸63を正向きまたは逆向きに回転させ ることになり、心軸63が正の向きに回転すると、同心軸63により、中間軸6 1を介して抵抗ホイール50が回転し、つめ車装置62が片向きのみに係合する ことから、つめ車装置62は中間軸61に伴って回転せずに該ペダル32は静止 状態を呈して、単に抵抗ホイール50を連動回転するのであり、従って、使用者 が手により該アームレバー41を前後揺動する一方、脚によりペダル32を静止 状態に踏むと、手腕部だけで存分に出力しなければならなくなり、この結果、優 れた運動効果を提供することができる。
【0024】 他方、アームレバー41が心軸63を連動して逆向きに回転させると第3のチ ェーン653を介して中間軸61が逆の向きに回転し、その中間軸61の逆向き 回転が丁度、つめ車装置62の係合を促すので、またも該ペダル32を逆向きに 回転させることになり、すなわち、該アームレバー41が前後揺動する時、該ペ ダル32は回転状態を呈することもできれば、静止状態を呈することもできるの で、使用者は自由に選択することができ運動の興味を駆り立てる。
【0025】
【考案の効果】
上述した本考案の構成より明らかなように、使用者が運動用バイクのペダルを 踏んで抗ホイールを回転させると、手腕部がペダルの踏み脚に伴って自然と前後 に揺動するので、運動操作を極めてスムースに行なうことができる。 そして、手腕部をアームレバーから離れさせて同アームレバーを任意に揺動さ せても、脚の踏み動作には何らの影響もない。
【0026】 又、脚の制御によりペダルを360°の任意の角度をペダルの回転起動点にす ることができると共に、手により該アームレバーを前後に揺動すると、ペダルを 静止したまま手だけにより存分出力させて運動を行なわせることができる。 従って、使用者は、ペダルを任意の位置に回動させて起動点とすることができ る。しかも手でアームレバーを揺動している時に、自らペダルを追従回転させる か否かを制御でき、運動時の自主性を向上させて充分な運動効果を得ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の比較的優れた実施例の組立完了図であ
る。
【図2】同実施例における伝動装置の組立立体斜視図で
である。
【図3】同実施例におけるつめ車装置の構造図である。
【図4】上述の実施例における組立完了時の上視図であ
る。
【図5】第5図は従来の運動用バイクの組立完了図であ
る。
【図6】従来の運動用バイクにおける伝動装置の組立立
体斜視図である。
【図7】一種の従来の運動用バイクにおけるアームレバ
ー揺動表示図である。
【符号の説明】
10…車体 22…サドル 30…ペダル装置 32…左右ペダル 40…手動レバー装置 41…左右アームレバー 42…左右連動ロッド 50…抵抗ホイール 51…回転ホイール 52…保護カバー 60…伝動装置 61…中間軸 62…つめ車装置 63…心軸 631…板体 632…クランクアーム 64…スプロケット手段 65…チェーン手段 641,642,643,644,645 …第1〜第5のスプロケット 651,652,653 …第1〜3のチェーン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サドル(22)を備えた車体(10)
    と、主軸(31)および左右ペダル(32)を備えて前
    記車体(10)の後端に装設されるペダル装置(30)
    と、左右両アームレバー(41)および左右両連動ロッ
    ド(42)から成り、前記車体(10)前端に取付けら
    れる手動レバー装置(40)と、回転ホイール(51)
    およびその保護カバー(52)から成り前記車体(1
    0)の前端縁に枢接される抵抗ホイール(50)とを組
    合せてなる伝動装置(60)において、 前記車体(20)の適所に枢設される中間軸(61)
    と、 前記中間軸(61)に軸着する片向き係着回転のつめ車
    装置(62)と、 前記車体(20)の適宜位置に取付けられて、該車体の
    両端の偏心位置に、前記両アームレバー(41)の下端
    と夫々一端が枢支した両連動ロッド(42)の他端を枢
    着する心軸(63)と、 所定の大小の5つのスプロケット(641,642,643,644,64
    5)を備えて、該スプロケットの中の第1のスプロケット
    (641)が、前記主軸(31)に軸装され、第2およ
    び第3のスプロケット(642,643)が、前記中間軸(6
    1)に軸装され、第4のスプロケット(644)が、前
    記心軸(63)に軸着されると共に、第5のスプロケッ
    ト(655)が、前記抵抗ホイール(50)の輪軸(5
    11)に軸装されるスプロケット手段(64)と、 第1のチェーン(651)が、前記第1のスプロケット
    (641)と前記つめ車装置(62)との間に架設さ
    れ、また、第2のチェーン(652)が、前記第2のス
    プロケット(642)と前記第5のスプロケット(64
    5)との間に架設され、第3のチェーン(653)が、
    前記第3のスプロケット(643)と前記第4のスプロ
    ケット(644)との間に架設されるチェーン手段(6
    5)と、によって構成されて成る運動用バイクにおける
    伝動装置。
  2. 【請求項2】 前記心軸(63)の両端に夫々、板体
    (631)を固装し、該板体(631)の他端部側面に
    外向きクランクアーム(632)を突設し、かつ該両ク
    ランクアーム(632)が、該心軸(63)の両側面の
    前後で相対偏心するようにして成る請求項1に記載の運
    動用バイクにおける伝動装置。
  3. 【請求項3】 前記つめ車装置(62)を片向き係着回
    転のラチェットに形成して成る請求項1に記載の運動用
    バイクにおける伝動装置。
JP6914693U 1993-12-24 1993-12-24 運動用バイクの伝動装置 Pending JPH0737220U (ja)

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