JPH0737193U - 浣腸容器 - Google Patents

浣腸容器

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Publication number
JPH0737193U
JPH0737193U JP6830993U JP6830993U JPH0737193U JP H0737193 U JPH0737193 U JP H0737193U JP 6830993 U JP6830993 U JP 6830993U JP 6830993 U JP6830993 U JP 6830993U JP H0737193 U JPH0737193 U JP H0737193U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
cap
container
enema
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6830993U
Other languages
English (en)
Inventor
則人 堀井
昭二 榊山
俊治 松宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6830993U priority Critical patent/JPH0737193U/ja
Publication of JPH0737193U publication Critical patent/JPH0737193U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】薬液を直腸深部まで到達可能な構造を有すると
共に、携帯に利便であり、かつ衛生的な浣腸容器を提供
する。 【構成】浣腸用の薬液を入れる容器本体10と、該容器
本体10の先端部に連設された筒体11と、該筒体11
開口部に挿着される栓体30と、該栓体30の略中心部
に設けられた挿通孔31に摺動自在に挿着された、先端
部に薬液の注入口21を有するチューブ20と、前記筒
体11と螺合可能となされたキャップ40とを具備し、
該キャップ40には前記チューブ20を引き上げるため
その基部42が容易に切断可能となされた中空凸条部4
1が設けられ、該中空凸条部41内面に前記チューブ2
0の先端部が嵌合され、前記筒体11とキャップ40と
が液密的に螺合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、グリセリン等の浣腸用の薬液を肛門より腸内に注入するのに用いら れる浣腸容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一体成形による浣腸容器が使用されてきたが、肛門への挿入部が露 出しているため非衛生的であり、挿入部が短いため薬液が直腸深部へ注入するこ とができないという問題点があった。
【0003】 このような問題点を解決するために、容器本体に直腸深部まで挿入可能な長さ を有する挿入部が装着された浣腸容器が提案されている(実開平1−13845 1号公報及び実開平3−5441号公報)。 しかしながら、長い挿入部が装着された浣腸容器は形状が大きくなるため、携 帯に不便であり、さらに包装・輸送コストが高くなるという問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、薬液を直腸 深部まで到達可能な構造を有すると共に、携帯に利便であり、かつ衛生的な浣腸 容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の浣腸容器は、容器本体と、該容器本体の先端部に連設された筒体と、 栓体と、チューブと、筒体に螺合されるキャップから構成される。
【0006】
【実施例】
以下、上記浣腸容器を、図1を参照しながら詳細に説明する。 図1は上記浣腸容器の主要部を示し、図2はキャップを示す。 図1において、10は容器本体を示し、容器本体10に筒体11が連設され、 さらに、筒体11の端部に雄ねじ溝12が設けられている。 容器本体10の断面形状は、円形又は楕円形が好ましい。また、容器本体10 及び筒体11の材質はとしては、容易に変形が可能な軟質材料が好ましく、例え ば、ポリエチレン、ポリプロピレン等が好ましい。
【0007】 上記容器本体10及び筒体11は、中空成形等によって一体成形され、上記雄 ねじ溝12は、上記容器本体10及び筒体11の成形時に同時に成形されるのが 好ましい。また、上記筒体11の開口部には、栓体30を挿着する。この栓体3 0はゴムのような弾性体が好ましい。
【0008】 上記栓体30の略中心部に設けられた挿通孔31にチューブ20が摺動自在に 挿着されている。このチューブ20は、容器本体10から薬液(図示せず)を直 腸内へ注入するために設けられる。上記チューブ20は、図3に詳細を示すよう に、その先端部22には盲加工が施され、先端部22近傍の周面には注入口21 が穿設されている。 この注入口21は1箇所のみならず、必要に応じて複数箇所に設けられていて もよい。また、チューブ20の他端部23は開口端となされており、抜けを防止 し薬液の吸い込みをよくするために、フレアー加工が施されていてもよい。
【0009】 上記チューブ20は、後述のキャップが螺合されない状態では、上下方向に容 易に摺動できるように、栓体30によって緩やかに保持されているのが好ましい 。上記チューブ20の材質としては、可撓性を有する材料が好ましく、例えば、 軟質塩化ビニル樹脂が好適に使用される。
【0010】 上記チューブ20の注入口21を栓体30より僅かに外側に突出させた状態で 、図2に示したキャップ40を上記筒体11に螺合することにより、本考案の浣 腸容器が得られる。
【0011】 上記キャップ40の内面には雌ねじ溝43が設けられており、前記筒体11に 設けられた雄ねじ溝12と螺合可能となされている。 また、上記雌ねじ溝43には、キャップ40の螺合に伴って、栓体30が周方 向から圧縮されるように、キャップ40の奥部に向けて径小となるようなテーパ ーが設けられているのが好ましい。
【0012】 上記キャップ40には、その基部から容易に切断可能な中空凸条部41が設け られており、上記雄ねじ溝12と雌ねじ溝43とを螺合することにより、上記チ ューブ20の先端部22が上記中空凸条部41の内部に嵌合するような構造とな されているのが好ましい。上記キャップ40の基部42は容易に切断が可能とな るように、例えば、くびれ部(図示しない)が設けられる。
【0013】 また、上記雄ねじ溝12と雌ねじ溝43とが螺合された状態では、チューブ2 0の先端部22は上記中空凸条部41の内面と密着することにより、注入口21 からの薬液漏れが防止される。また、雄ねじ溝12と雌ねじ溝43とが螺合され た状態では、筒体11が栓体30を圧縮し、さらに栓体30がチューブ20を圧 縮することにより、筒体11と栓体30の間及び栓体30とチューブ20の間か らの薬液漏れが防止される。
【0014】 上記浣腸容器を使用する場合は、まず、中空凸条部41の内面にチューブ20 の先端部22を嵌合した状態で、中空凸条部41を基部から切断し、キャップ4 0を若干緩めた後、中空凸条部41を軽く指で挟みながら持ち上げて、チューブ 20を中空凸条部41と共に引き上げる。引き上げたチューブ20から中空凸条 部41を除去した後、キャップ40を締めつけ、チューブ20を直腸に挿入する 。容器本体10の側面を手で圧縮することにより、薬液を注入する。
【0015】
【考案の効果】
本考案の浣腸容器の構成は、上述の通りであり、薬液を直腸深部まで到達可能 な構造を有すると共に携帯に利便であり、かつ挿入部が露出しておらず、指に触 れることなく直腸に挿入できるので、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用される容器本体を左半分を断面図
に示す正面図である。
【図2】本考案に使用されるキャップを左半分を断面図
に示す正面図である。
【図3】本考案に使用されるチューブの先端部を拡大し
て左半分を断面図に示す正面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 筒体 12 雄ねじ溝 20 チューブ 21 注入口 22 先端部 23 他端部 30 栓体 31 挿通孔 40 キャップ 41 中空凸条部 42 基部 43 雌ねじ溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浣腸用の薬液を入れる容器本体と、該容器
    本体の先端部に連設された筒体と、該筒体開口部に挿着
    される栓体と、該栓体の略中心部に設けられた挿通孔に
    摺動自在に挿着された、先端部に薬液の注入口を有する
    チューブと、前記筒体と螺合可能となされたキャップと
    を具備し、該キャップには前記チューブを引き上げるた
    めその基部が容易に切断可能となされた中空凸条部が設
    けられ、該中空凸条部内面に前記チューブの先端部が嵌
    合され、前記筒体とキャップとが液密的に螺合されてい
    ることを特徴とする浣腸容器。
JP6830993U 1993-12-21 1993-12-21 浣腸容器 Pending JPH0737193U (ja)

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JP6830993U JPH0737193U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 浣腸容器

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JP6830993U JPH0737193U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 浣腸容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737193U true JPH0737193U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13370084

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JP6830993U Pending JPH0737193U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 浣腸容器

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JP (1) JPH0737193U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526201A (ja) * 1998-09-22 2002-08-20 フレセニウス・カビ・アクチボラゲット 静脈内投与用容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526201A (ja) * 1998-09-22 2002-08-20 フレセニウス・カビ・アクチボラゲット 静脈内投与用容器

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