JPH0737188U

JPH0737188U - 空気の入った衝撃吸収シートに香料を入れた芳香剤

Info

Publication number: JPH0737188U
Application number: JP7562893U
Authority: JP
Inventors: 俊二春日
Original assignee: 俊二春日
Priority date: 1993-12-17
Filing date: 1993-12-17
Publication date: 1995-07-11

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】空気の入った衝撃吸収シートに香料を入れて加
工した芳香剤の提供。【構成】空気の入った衝撃吸収しシート２の空気の入っ
た円形の部分に香料５を入れて加工する。その下に突起
状に加工した板物３と素焼きの陶器を接着してその全
体から和紙のように破れにくい紙１を巻き付けるように
接着する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、空気の入った衝撃吸収シートに香料を入れて簡単に１っづつ指でつぶせていつでもどこでも芳香させることができる芳香剤に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の芳香剤は、新品開封時から１週間ぐらいまではとても強く香るがその後は急激に香りが薄くなってゆく。例えば急な来客時などにはすでに香りはなくなっており役に立たないことが多かった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題点】

本案は、その欠点を除いて軽く指で摘むことにより香料の入った袋が破れいつでもどこでも芳香させることのできる芳香剤を開発しょうとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

今その解決手段を図面をおいながら鋭明すれば、（イ）空気の入った衝撃吸収シート２の空気の入った円形の部分に香料５を入れて加工する。（ロ）香料の入った衝撃吸収シート２の下に突起状に加工した板物３と素焼きの陶器４を接着する。（ハ）突起状に加工した板物３と素焼きの陶器４を接着した香料の入った衝撃吸収シート２の上から和紙のような破れにくい紙１を巻き付けるように接着する。

【０００５】

【作用】

本案は、以上のような構造であるから指で１っづつ押してつぶすと中から香料５が出てきてその下の素焼きの陶器４に染み込み、すぐに香りが出せる。尚、指でつぶすときに香料が飛び散らないように突起状に加工した板物３を香料の入った衝撃吸収シート２の下にひいて対処した。

【０００６】

【実施例】

尚、本考案の実施にあたって次のようなことができる。（イ）空気の入った衝撃吸収シート２をゴム類で作る。（ロ）素焼きの陶器４を厚紙で作る。（ハ）和紙のように破れにくい紙１をビニールで作る。（ニ）香料５に色をつけきれいに見せ、そのまま突起状に加工した板物３と素焼きの陶器４を接着する。（ホ）素焼きの陶器４に穴を開け壁などに掛けておけば簡単にすぐつぶせ香らせることができる。（ヘ）素焼きの陶器４の下に両面テープ６を貼っておけばどこでも貼れる

【０００７】

【考案の効果】

小さいものなので壁に掛けても目につかない。それに和紙のような破れにくい紙１に模様やスポンサー名を入れたりすれば飲食店などで配られているマッチやライターの代わりにもなる。女性にとってはマッチやライターなどよりもこちらの方が喜ばれる。銀行などで配られている粗品としても利用できる。また机の裏側などに貼っておけばお客様が席につかれてからでも気づかれずにそっと香らせることができる。トイレ使用後の気になる匂いも残す事なく次にトイレを使用する人へのエチケットとしても有効である。香料５の代わりにトワレのような香水類を入れて加工すればポケットの中にしのばせられて嫌な匂いなどが洋服についたりしたとき使用すれば自分にも他人にも不快感を与えることがない。この空気の入った衝撃吸収シートをプチプチとつぶすことに快感を覚える人も少なくない。本考案はこのような便利さや心理を利用して消費につなげようとする最高の芳香剤である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図

【図２】本考案の構成図

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図

【図４】本考案の素焼きの陶器に穴をあけた斜視図

【図５】本考案に両面テープを付けた側面図

【図６】本考案の他の実施例を示す構成図

【図７】本考案の他の実施例を示す断面図

【符号の説明】

１は和紙のように破れにくい紙２は空気の入った衝撃吸収シート３は突起状に加工した板物４は素焼きの陶器５は香料６は両面テープ７はふた

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）空気の入った衝撃吸収シート２の空
気の入った円形の部分に香料５を入れて加工する。（ロ）香料の入った衝撃吸収シート２の下に突起状に加
工した板物３と素焼の陶器４を接着する。（ハ）突起状に加工した板物３と素焼きの陶器４を接着
した香料の入った衝撃吸収シート２の上から和紙のよう
に破れにくい紙１を巻き付けるように接着する。以上のように構成された空気の入った衝撃吸収シートに
香料を入れた芳香剤
【請求項２】空気の入った衝撃吸収シート２はほとん
どの材質がビニールであるがこれをゴム類で加工した請
求項１の空気の入った衝撃吸収シートに香料を入れた芳
香剤。
【請求項３】素焼きの陶器４を厚紙にした請求項１の空
気の入った衝撃吸収シートに香料を入れた芳香剤。
【請求項４】和紙のように破れにくい紙１をビニールに
した請求項１の空気の入った衝撃吸収シートに香料を入
れた芳香剤。
【請求項５】図３のように香料５に色をつけきれいに
見せてそのまま突起状に加工した板物３と素焼きの陶器
４を接着した請求項１の空気の入った衝撃吸収シートに
香料を入れた芳香剤。
【請求項６】図４のように素焼きの陶器４を壁に掛けら
れるように穴をあけて加工した請求項１の空気の入った
衝撃吸収シートに香料を入れた芳香剤。
【請求項７】図５のように素焼きの陶器４の下に両面テ
ープ６を貼り、どこでも貼れるようにした請求項１の空
気の入った衝撃吸収シートに香料を入れた芳香剤。
【請求項８】図６のように和紙のように破れにくい紙
１を両側面まで覆い被さるように作った紙又はビニール
のふた７のある請求項１の空気の入った衝撃吸収シート
に香料を入れた芳香剤。
【請求項９】図７のように空気の入った衝撃吸収シート
２の空気の入った部分を最初から破れやすいように薄く
加工した請求項１の空気の入った衝撃吸収シートに香料
を入れた芳香剤。