JPH0737093A - パターン識別装置 - Google Patents

パターン識別装置

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JPH0737093A
JPH0737093A JP5176962A JP17696293A JPH0737093A JP H0737093 A JPH0737093 A JP H0737093A JP 5176962 A JP5176962 A JP 5176962A JP 17696293 A JP17696293 A JP 17696293A JP H0737093 A JPH0737093 A JP H0737093A
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Japan
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color image
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Pending
Application number
JP5176962A
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English (en)
Inventor
Toshio Sato
俊雄 佐藤
Hiroshi Takahashi
博 高橋
Kazuyo Nakagawa
和代 中川
Toshitake Hirasawa
利勇 平沢
Teruhiko Uno
輝比古 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】郵便物上に貼付されている切手の種類を精度高
く検出し識別することができ、しかも、装置の規模を小
さくできるパターン識別装置を提供する。 【構成】カラーTVカメラ101およびカラー画像入力
部102は、郵便物P上のカラー画像を入力し、封筒切
出し部104は、この入力されたカラー画像から郵便物
領域を抽出し、切手切出し部105は、この抽出された
郵便物領域のカラー画像から切手領域を抽出し、正規化
変換部106は、この抽出された切手領域のカラー画像
を大きさ一定に正規化し、画像ぼかし部107は、この
正規化された画像をぼかした画像に変換し、明度・色相
・彩度変換部108は、このぼかし画像を人間の色の知
覚量としてのVcd画像に変換する。そして、パターン
マッチング部110は、このVcd画像と辞書データ記
憶部109内の辞書データとを照合することにより、郵
便物P上の切手の種類を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、郵便物上に貼付されて
いる切手の種類を識別するパターン識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、カラー画像を用いて不特定の
対象から特定の対象を精度高く検出し識別する方法とし
て、特開平4−54681号公報に開示されている方法
が知られている。これは、カラー画像から頻度分布を作
成し、分布パターンを基準パターンと比較することで紙
幣を検出識別するものである。
【0003】また、別の方法として、たとえば、特開昭
61−220085号公報に開示されている印刷物判別
装置が知られている。この方法は、明度パターンの類似
度と対象内の平均色相を基準パターンと比較することで
紙幣を識別するものである。さらに、明度画像を用いた
識別方法をRGB画像にそれぞれ個別に適用して、対象
を識別する方法も同様に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像識別
方法、たとえば、カラー画像の頻度分布を基準データと
比較する識別方法では、異なるパターンでも同一の頻度
分布を持つ場合、誤識別の恐れがある。また、画像パタ
ーンだけでなく、頻度分布データの記憶手段が必要とな
り、装置の構成が大規模となる。
【0005】また、明度パターンの類似度と対象内の平
均色相を基準データと比較する識別方法では、色相の平
均値が同じでパターンが異なる場合に、誤識別の恐れが
ある。
【0006】また、明度画像を用いた識別方法をRGB
画像それぞれに適用する場合は、明度画像の識別の拡張
でRGBの関連が充分に考慮されておらず、誤識別の可
能性が高くなる。
【0007】そこで、本発明は、郵便物上に貼付されて
いる切手の種類を精度高く検出し識別することができ、
しかも、装置の規模を小さくできるパターン識別装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン識別装
置は、色データを有する切手が存在する郵便物上のカラ
ー画像を入力するカラー画像入力手段と、このカラー画
像入力手段で入力されたカラー画像から切手領域を抽出
する抽出手段と、複数の切手に対応する色データを有し
た複数の基準データを記憶した記憶手段と、前記抽出手
段で抽出された切手領域の色データと前記記憶手段に記
憶されている複数の基準データとを比較する比較手段
と、この比較手段による比較結果に基づいて前記郵便物
上に存在する切手の種類を判別する判別手段とを具備し
ている。
【0009】また、本発明のパターン識別装置は、色デ
ータを有する切手が存在する郵便物上のカラー画像を入
力するカラー画像入力手段と、このカラー画像入力手段
で入力されたカラー画像から切手領域を抽出する抽出手
段と、この抽出手段で抽出された切手領域内のカラー画
像を大きさが一定の画像に変換する第1の変換手段と、
この第1の変換手段から出力されるカラー画像をぼかし
た画像に変換する第2の変換手段と、この第2の変換手
段から出力されるカラー画像をそれとは異なる色のカラ
ー画像に変換する第3の変換手段と、複数の切手に対応
する色成分を有した複数の基準データを記憶した記憶手
段と、前記第3の変換手段で変換されたカラー画像の色
データと前記記憶手段に記憶されている複数の基準デー
タとを比較する比較手段と、この比較手段による比較結
果に基づいて前記郵便物上に存在する切手の種類を判別
する判別手段とを具備している。
【0010】
【作用】本発明によれば、上記したように構成すること
により、たとえば、郵便物上の切手などの色パターンに
対し、色パターンによる高精度の識別が可能となる。し
かも、切手領域のカラー画像を大きさ一定に正規化する
ことにより、画像入力条件の変動などがあっても、それ
に対処できる。また、正規化した後にカラー画像をぼか
すことにより、検出の位置ずれなどの影響を排除でき
る。したがって、郵便物上に貼付されている切手の種類
を常に精度高く検出し識別することができる。
【0011】また、画像パターンの辞書(基準データ)
は、従来のカラー画像の頻度分布による識別方法に比
べ、小さな規模でよく、しかも、頻度分布データのため
の記憶手段が不要となるので、装置の規模を小さくでき
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例に係る、たとえば、郵
便物上に貼付された切手を識別するパターン識別装置の
構成を概略的に示すもので、カラー画像入力手段として
のカラーテレビジョンカメラ(以後、単にTVカメラと
略称する)101、カラー画像入力部102、画像デー
タ記憶部103、封筒切出し部104、抽出手段として
の切手切出し部105、第1の変換手段としての正規化
変換部106、第2の変換手段としての画像ぼかし部1
07、第3の変換手段としての明度・色相・彩度変換部
108、基準データ記憶手段としての辞書データ記憶部
109、比較・判別手段としてのパターンマッチング部
110、および、識別結果出力部111から構成されて
いる。
【0013】対象物としての郵便物Pは、たとえば、図
2に示すような封筒であり、その表面には、少なくとも
2色成分でカラー印刷された切手201、赤色の郵便番
号記入枠202、および、黒色で記入された宛先情報2
03などが存在する。郵便物Pの背景部204は、たと
えば、黒色に設定されているものとする。
【0014】以下、各部について詳細に説明する。TV
カメラ101は、郵便物P上のカラー画像を撮像する。
この撮像されたカラー画像は、カラー画像入力部102
を介してデジタル化され、画像データ記憶部103に記
憶される。この実施例では、たとえば、横方向に512
画素、縦方向に512画素、各画素1バイトのR
(赤),G(緑),B(青)画像(以後、単にRGB画
像と略称する)として、図3に示すようなメモリ配置で
画像データ記憶部103に記憶される。
【0015】封筒切出し部104は、画像データ記憶部
103に格納されたRGB画像データに対して、封筒の
範囲を特定する。すなわち、封筒切出し部104は、図
3の形態で記憶されたRGB画像データのうち、1つの
色成分、たとえば、G成分の画像データ(図4参照)に
対して、一定値THR(たとえば5)でしきい値処理を
行ない、図5に示すように、2値画像の抽出画像の累積
データを縦方向および横方向にそれぞれ求める。そし
て、縦方向および横方向の累積データの「0」でないデ
ータの連結の開始位置および終了位置xs,xe,y
s,yeをそれぞれ求め、図6の概念図で示す郵便物
(封筒)Pの4隅の点M1 ,M2 ,M3 ,M4の座標デ
ータを求める。
【0016】封筒切出し部104は、具体的には例えば
図7に示すような構成で実現できる。すなわち、画像デ
ータ記憶部103から、バッファ制御回路701が出力
するアドレス信号ADR1にしたがってRGB画像が読
出され、R画像バッファ703、G画像バッファ70
2、B画像バッファ704にそれぞれ書込まれる。これ
と同時に、しきい値処理部705は、G画像データに対
して一定値THR以上の値を取る画素のみ「1」とし、
アドレス信号ADR1で選択される計数回路で構成され
る縦方向画素累積部706、および横方向画素累積部7
07が、画素値「1」の場合、それぞれ縦横のアドレス
に相当する計数値を「1」増加させる。
【0017】そして、画像全体の計数が終了した時点
で、縦方向画素累積部706および横方向画素累積部7
07の計数値に対して、「0」でない両端を、それぞれ
開始点検出部708,710および終了点検出部70
9,711が検出し、郵便物Pの4隅の点の座標値x
s,xe,ys,ye求める。
【0018】次に、切手切出し部105では、郵便物P
上に存在する切手を検出し、その座標データを求める。
すなわち、まず、郵便物Pの左上の端点M1 の座標デー
タ(xs,ys)を用いて郵便物PのRGB値を求め
る。これは、RGB画像のそれぞれについて、郵便物P
の端点M1 (xs,ys)から一定距離の内側点の濃度
値を抽出することで実現する。
【0019】図8には、RGB画像の1つの色成分の画
像について示しているが、内側の距離(offset)
5画素の点(xs1 ,ys1 )の濃度値「50」を抽出
する。RGBそれぞれの画像で抽出した濃度値(Re
v,Gev,Bev)を、郵便物PのRGBデータ(色
データ)とする。
【0020】その後、この郵便物Pの色データ(Re
v,Gev,Bev)と封筒切出し部104で行なった
G成分の画像データのしきい値THRを用いて、郵便物
Pの封筒以外の構成要素である切手、宛先情報、郵便番
号枠などを抽出する。これは、座標xおよびyで決めら
れるカラー画像データfr(x,y)、fg(x,
y)、fb(x,y)に対して、郵便物色データに対し
てオフセットoffを規定し、さらに、G画像に対して
高い明度しきい値TBを設定し、下記数1の規則で画像
データをg(x,y)に変換する。
【0021】
【数1】
【0022】たとえば、図8に示すG画像と図示しない
RおよびB画像からなるRGB画像に対して、数1の処
理で抽出を行なうと、図9に示すような2値画像を得る
ことができる。この2値画像に対して、図10に示すよ
うに縦方向と横方向にそれぞれ抽出画素の累積を行な
い、郵便物(封筒)Pの切出しと同様に、図11に示す
切手の4隅の点M5 ,M6 ,M7 ,M8 の座標値(xs
s,yss)、(xse,yss)、(xss,ys
e)、(xse,yse)を求める。このような処理を
行なうことで、封筒の色に依存することなく、切手な
ど、封筒以外の郵便物の構成要素を抽出することができ
る。
【0023】切手切出し部105は、具体的には例えば
図12に示すような構成で実現できる。すなわち、バッ
ファ制御部1201から発生するアドレス信号ADR2
にしたがって、封筒切出し部104からRGB画像が読
出され、R画像バッファ1203、G画像バッファ12
04、B画像バッファ1205にそれぞれ書込まれる。
これと同時に、封筒色データ検出部1202は、封筒切
出し部104から与えられる郵便物Pの左上隅の点の座
標データ(xs,ys)と内側オフセットoffset
から、(xs+offset,ys+offset)の
位置の画素値(Rev,Gev,Bev)を検出する。
【0024】続いて、バッファ制御部1201が、アド
レス信号ADR3にしたがってR画像バッファ120
3、G画像バッファ1204、B画像バッファ1205
から画像データを読出し、上限下限で指定されるしきい
値処理部1206,1207,1208,1209,1
210と論理和演算部1211、論理反転部1212が
前記数1に基づくしきい値処理を行なう。同時に、アド
レス信号ADR3で選択される計数回路で構成される縦
方向画素累積部1213および横方向画素累積部121
4が、論理反転部1212の出力が「1」の場合、それ
ぞれ縦横のアドレスに相当する計数値を「1」増加させ
る。
【0025】そして、画像全体の計数が終了した時点
で、縦方向画素累積部1213および横方向画素累積部
1214の計数値に対して、「0」でない両端を、それ
ぞれ開始点検出部1215,1217および終了点検出
部1216,1218が検出し、切手の4隅の点の座標
値xss,xse,yss,yseを求める。
【0026】次に、正規化変換部106では、切手切出
し部105で検出した切手の4隅の点M5 ,M6 ,M7
,M8 の座標データを用いて、その範囲内の画像デー
タの大きさを正規化する。すなわち、たとえば、切手の
カラー画像hr(x,y)、hg(x,y)、hb
(x,y)を、縦xst画素および横yst画素の画像
mr(x,y)、mg(x,y)、mb(x,y)に正
規化するためには、 mr(x,y) = hr( (x-xss)*xst/(xse-xss+1), (y-yss)*yst/(yse-yss+1) ) mg(x,y) = hg( (x-xss)*xst/(xse-xss+1), (y-yss)*yst/(yse-yss+1) ) mb(x,y) = hb( (x-xss)*xst/(xse-xss+1), (y-yss)*yst/(yse-yss+1) ) ……(1) の変換を行なう。
【0027】ここで、各座標演算の結果は整数化する。
たとえば、切手切出し部105で抽出された切手の座標
データxss,xse,yss,yseに基づいて、図
8に示すようなRGBのうちの1つの色成分の画像デー
タに対して、yst=28、xst=19で正規化する
と、図13に示すような正規化画像データが得られる。
この処理をRGBそれぞれ3成分画像に対して行ない、
図14に示すようなデータ形態として正規化変換部10
6が記憶する。
【0028】正規化変換部106は、具体的には例えば
図15に示すような構成で実現できる。すなわち、バッ
ファ制御部1501から出力されるアドレス信号ADR
5は、アドレス変換部1502にて上記(1)式のx,
yを示すアドレス信号ADR4に変換され、切手切出し
部105からそのアドレスに相当するRGB画像データ
を読出しながら、新しいアドレス信号ADR5で指定さ
れてR画像バッファ1503、G画像バッファ150
4、B画像バッファ1505にそれぞれ書込まれる。
【0029】次に、画像ぼかし部107では、正規化変
換部106で正規化されたRGB画像に対して、ぼけた
小さな画素構成のRGB画像に変換する。すなわち、正
規化変換部106から得られる正規化RGB画像に対し
て、図16の番号で示す70個のサンプル点に対して、
図17に示す重みをかけた近傍画素との5×5平滑化デ
ータを求め、横7画素、縦10画素のぼけ画像を作成す
る。
【0030】この際、図16のサンプル点のうち端の点
は、画像サンプルデータ以外の領域も平滑化の範囲とし
ているが、この周辺2画素分のデータは図16のように
画素値「0」として計算する。また、各画素の演算結果
は、画素数「18」で割ったものを出力とする。この平
滑化処理の結果、たとえば、図13のサンプルに対し
て、図18に示すようなぼけ画像が得られる。このぼけ
画像をRGBそれぞれについて求め、その画像データを
図19に示すような形態で画像ぼかし部107が記憶す
る。
【0031】画像ぼかし部107は、具体的には例えば
図20に示すような構成で実現できる。画像ぼかし部1
07は、R画像ぼかし処理部2002、G画像ぼかし処
理部2003、B画像ぼかし処理部2004の3つの処
理部から構成されるが、3つとも構成は同じであるの
で、ここではR画像ぼかし処理部2002について詳し
く説明する。バッファ制御部2001から出力されるア
ドレス信号ADR6により、正規化変換部106から正
規化されたR画像が読出され、R画像バッファ2005
に書込まれる。この際、図16に示すように周辺画素を
「0」としておくような形態で記憶する。
【0032】続いて、バッファ制御部2001が1画素
に対応したアドレス信号ADR7を出力し、R画像バッ
ファ2005から画像データを読出すとともに、ライン
バッファ2006,2007,2008,2009、シ
フトレジスタ2010,2011,2012,201
3,2014、これらの出力にそれぞれ図示する重み係
数をかけて累積する積和演算器2015,2016,2
017,2018,2019、これらの数値を加算する
加算器2020、および、除算器2021により、各画
素について図17の近傍画素演算を実現する。
【0033】この演算を司るアドレス信号ADR7に同
期した形で、バッファ制御部2001は、図16で70
点規定したサンプル点に対応するアドレス信号ADR8
を出力し、サンプル点の平滑化データだけをR画像バッ
ファ2022に書込んでいく。
【0034】次に、明度・色相・彩度変換部108で
は、この横7画素、縦10画素のRGB画像に対して、
人間の色の知覚量として広く用いられている修正マンセ
ル表色系のH(色相)、V(明度)、C(彩度)値(以
後、単にHVC値と略称する)を直行座標で表した値へ
変換する。すなわち、図21に示すような色相彩度面を
張る極座標のHC値を、 c=cosH×C+128 d=sinH×C+128 ……(2) と変換して求めた値cとdと、明度Vの3つの値でカラ
ー画像データを表現する(以後、Vcd値と呼ぶ)。
【0035】この変換は、たとえば、図22に示すよう
な、少なくとも3層からなるニューラルネットワークに
より構成され、入力層へ入力するRGB値をVcd値に
変換するもので、図23に示すようなマンセル変換表3
201、算術演算部3202、および、ニューラルネッ
トワーク3203からなる構成で、あらかじめRGB値
とHVC値との対応が得られている図24に示すような
データを用いて、変換誤差が一定値以下になるように繰
り返し学習をさせたものである。
【0036】たとえば、3層のニューラルネットワーク
で、中間層が17ユニット、入力層がRGB値に対応さ
せた3ユニット、出力層がVcd値に対応させた3ユニ
ットで、JIS Z8721で示されているHVC値と
xyY値との対応データからHVC値を直交座標に変換
したVcd値とRGB値との対応を求めたデータを学習
データに用い、変換の平均誤差が0.5NBSになるま
で繰り返し学習させると、約1万回で収束する。
【0037】この明度・色相・彩度変換部108が、画
像ぼかし部107から出力される横7画素、縦10画素
のRGBカラー画像を横7画素、縦10画素のVcd画
像に変換し、その結果を記憶する。
【0038】明度・色相・彩度変換部108は、具体的
には例えば図25に示すような構成で実現できる。すな
わち、バッファ制御部2501はアドレス信号ADR9
を出力し、それに基づき画像ぼかし部107からRGB
画像データが読出される。この読出された画像データ
は、ニューラルネットワークの中間層を構成する17個
の積和演算器2502,2503,…2504と、17
個のシグモイド関数演算器2505,2506,…25
07と、出力層を構成する積和演算器2508,250
9,2510と、シグモイド関数演算器1511,25
12,2513とを介して演算が行なわれ、その演算結
果がV画像バッファ2514、c画像バッファ251
5、d画像バッファ2516にそれぞれ記憶される。
【0039】ここで、中間層および出力層の積和演算器
は、あらかじめ図23のように学習させたニューラルネ
ットワークの重み係数が与えられている。次に、パター
ンマッチング部110では、明度・色相・彩度変換部1
08で変換されたVcd画像と、辞書データ記憶部10
9に記憶されている辞書データVcdとを比較し、最も
近いパターンを選択する。パターンの比較方法として、
7×10のパターンに対して辞書データとの類似度を求
める。類似度は、サンプルのVcd画像Vs(i),c
s(i),ds(i)[i=0,1,…,69]と辞書
データのVcd画像Vd(i),cd(i),dd
(i)[i=0,1,…,69]に対して、それぞれ下
記数2の演算を行ない、
【0040】
【数2】 最終的に下記数3を求める。
【0041】
【数3】
【0042】たとえば、図26に示すVcd画像のうち
V画像に関する図27に示す辞書データVとの類似度
は、 Simv = ( 6x7 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x17 + 6x7 + 9x10 + 17x18 + 21x23 + 26x27 + 31x33 + 30x32 + 17x18 + 9x10 + 17x18 + 32x35 + 45x47 + 52x53 + 57x59 + 28x20 + 10x11 + 24x26 + 35x38 + 42x45 + 66x70 + 81x83 + 28x29 + 12x13 + 30x31 + 41x43 + 52x55 + 88x91 + 119x121 + 35x36 + 14x15 + 32x33 + 45x48 + 55x57 + 91x96 + 125x127 + 30x37 + 11x12 + 25x28 + 51x53 + 55x57 + 118x121 + 121x124 + 31x32 + 11x12 + 27x29 + 44x46 + 45x48 + 59x61 + 64x65 + 23x32 + 9x10 + 15x17 + 15x17 + 15x17 + 15x17 + 17x19 + 12x24 + 6x7 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 6x7 ) / ( ( 6x6 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 6x6 + 9x9 + 17x17 + 21x21 + 26x26 + 31x31 + 30x30 + 17x17 + 9x9 + 17x17 + 32x32 + 45x45 + 52x52 + 57x57 + 28x28 + 10x10 + 24x24 + 35x35 + 42x42 + 66x66 + 81x81 + 28x28 + 12x12 + 30x30 + 41x41 + 52x52 + 88x88 + 119x119 + 35x35 + 14x14 + 32x32 + 45x45 + 55x55 + 91x91 + 125x125 + 30x30 + 11x11 + 25x25 + 51x51 + 55x55 + 118x118 + 121x121 + 31x31 + 11x27 + 27x27 + 44x44 + 45x45 + 59x59 + 63x63 + 23x23 + 9x9 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 17x17 + 12x12 + 6x6 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 6x6 x ( 7x7 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 7x7 + 10x10 + 18x18 + 23x23 + 27x27 + 33x33 + 32x32 + 18x18 + 10x10 + 18x18 + 35x35 + 47x47 + 53x53 + 59x59 + 29x29 + 11x11 + 26x26 + 38x38 + 45x45 + 70x70 + 83x83 + 29x29 + 13x13 + 31x31 + 43x43 + 55x55 + 91x91 + 121x121 + 36x36 + 15x15 + 33x33 + 48x48 + 57x57 + 96x96 + 127x127 + 37x37 + 12x12 + 28x28 + 53x53 + 57x57 + 121x121 + 124x124 + 32x32 + 12x12 + 29x29 + 46x46 + 48x48 + 61x61 + 65x65 + 32x32 + 10x10 + 17x17 + 17x17 + 17x17 + 17x17 + 19x19 + 24x24 + 7x7 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 7x7 ) 1/2 となる。この場合、類似度の値が最も大きなカテゴリを
識別結果として出力する。
【0043】ここで、辞書データ記憶部109は、1カ
テゴリが図27に示すように、全カテゴリに対しては図
28に示すように、あらかじめ画像データを収集して正
規化およびぼかし処理をしたVcd画像データが複数記
憶してある。たとえば、このカテゴリを図29に示すよ
うに切手の種類とすると、切手の識別を行なうことがで
きる。
【0044】パターンマッチング部110は、具体的に
は例えば図30に示すような構成で実現できる。類似度
の演算について、V類似度演算部3002、c類似度演
算部3003、d類似度演算部3004は同じ構成なの
で、c類似度演算部3003について詳しく説明する。
バッファ制御部3001は、カテゴリ制御部3020で
指示された領域の辞書データを指示するアドレス信号A
DR11と、明度・色相・彩度変換部108からサンプ
ル画像データを読出すためのアドレス信号ADR12を
出力し、識別するサンプル画像データと辞書データを読
込む。
【0045】V類似度演算部3002では、サンプル画
像データのV画像の各画素について乗算器3005が2
乗の値を計算しながら、自らの出力を一方の入力とする
加算器3008がその値を累積する。同様に、辞書デー
タのV画像も乗算器3007で2乗を計算し、加算器3
010がその値の累積値を計算する。
【0046】バッファ制御部が1画像分の読出しを終了
した時点で、加算器3008,3010の出力に対し
て、平方根演算器3011,3012がそれぞれの平方
根を求め、その結果の積を乗算器3013が求める。こ
れは、前記数2の分母の部分の計算に相当する。同時
に、乗算器3006は、サンプル画像データのV画像と
辞書データのV画像の画素ごとの積を求め、加算器30
09にてその値を累積することで、前記数2の分子の部
分の値を求める。
【0047】その後、加算器3009の出力値に対する
乗算器3013の出力値の商を、除算器3014が求め
ることで、V画像の類似度が得られる。同様に、c類似
度演算部3003、d類似度演算部3004が、それぞ
れc画像類似度、d画像類似度を求める。そして、それ
ぞれの類似度の2乗の値を乗算器3015,3016,
3017が求め、加算器3018が3つの値の和を、平
方根演算器3019が平方根を求めることで、前記数3
の計算を行なう。この類似度を、辞書のカテゴリを変え
て繰り返し求め、その中で最も高い類似度を持つカテゴ
リを最大カテゴリ検出部3021が識別結果として出力
する。
【0048】また、パターンマッチング部110の他の
実施例としては、サンプル画像データと辞書データとの
色差の累積を求め、辞書データの中で最も近いパターン
を選択する。まず、サンプル画像データおよび辞書デー
タの明度画像Vs(i)およびVd(i)を、画像内最
大値Vsmax,Vdmax、および、画像内最小値V
smin,Vdminとして、それぞれ明度の正規化を
する。これは、それぞれの画像について、 Vs'(i) = 255 x ( Vs(i) - Vsmin ) / ( Vsmax - Vsmin) Vd'(f) = 255 x ( Vd(i) - Vdmin ) / ( Vdmax - Vdmin) ……(3) と変換した後、下記数4を求める。そして、全てのカテ
ゴリで色差累積を計算し、最も小さいカテゴリを識別結
果として出力する。ここで、kは色差を計算するために
定めた定数である。
【0049】
【数4】
【0050】 この実施例のパターンマッチング部110は、具体的に
は例えば図31に示すような構成で実現できる。すなわ
ち、バッファ制御部3101は、カテゴリ制御部312
5で指示された領域の辞書データを指示するアドレス信
号ADR11と、明度・色相・彩度変換部108からサ
ンプル画像データを読出すためのアドレス信号ADR1
2を出力し、識別するサンプル画像データと辞書データ
を読込む。
【0051】サンプル画像データのV画像と辞書データ
のV画像については、濃度の正規化を行なうために、サ
ンプルV画像バッファ3104、および、辞書V画像バ
ッファ3113に書込むと同時に、それぞれの最大値と
最小値を、最大値検出部3102,3111、最小値検
出部3103,3112にて求める。そして、前記式
(3)の演算を行なうために、減算器3105,310
6,3114,3115、乗算器3107,3116、
除算器3108,3117を図示のようにそれぞれ配置
する。
【0052】前記式(3)の演算を行なうための最大値
および最小値を求めた後、バッファ制御部3101は、
サンプルV画像バッファ3104、および、辞書V画像
バッファ3113を制御するアドレス信号ADR12
と、明度・色相・彩度変換部108からサンプルc画像
データを読出すアドレス信号ADR10と、辞書データ
記憶部109からカテゴリ制御部3125で指定される
辞書データを読出すアドレス信号ADR11を出力す
る。
【0053】減算器3109,3118,3119は、
それぞれc画像、d画像、正規化したV画像の画素の差
分値を求め、乗算器3110,3120,3121が差
の2乗を求める。また、乗算器3121,3122は、
c画像とd画像の差分値に重み係数kを乗算する。加算
器3123、平方根演算器3124、および、加算器3
126は、これらの画素偏差の2乗の和の累積を計算
し、前記数4の色差累積値dcを求める。この色差累積
値dcを全てのカテゴリに対して計算し、最も値の小さ
いカテゴリを最小カテゴリ検出部3127が選択し、識
別結果として出力する。
【0054】最後に、識別結果出力部111は、パター
ンマッチング部110から出力される識別結果を外部機
器へ出力する。以上説明したように上記実施例によれ
ば、郵便物上のカラー画像を入力し、この入力されたカ
ラー画像から郵便物領域を抽出した後、この郵便物領域
のカラー画像から切手領域を抽出し、この切手領域のカ
ラー画像を大きさ一定に正規化した後、ぼかした画像に
変換し、このぼかし画像を人間の色の知覚量としてのV
cd画像に変換した後、あらかじめ設定される辞書デー
タと照合することで切手の種類を識別することにより、
色パターンによる高精度の識別が可能となる。
【0055】しかも、切手領域のカラー画像を大きさ一
定に正規化することで、画像入力条件の変動などがあっ
ても、それに対処できる。また、正規化した後にカラー
画像をぼかすことで、検出の位置ずれなどの影響を排除
できる。さらに、カラー画像を人間の知覚量に変換する
ことで、人間を基準とした識別誤差を少なくすることが
できる。
【0056】したがって、郵便物上に貼付されている切
手の種類を常に精度高く検出し識別することができる。
また、小さな画像パターンの辞書を準備するだけなの
で、従来のカラー画像の頻度分布による識別方法に比
べ、小さな規模でよく、しかも、頻度分布データのため
の記憶手段が不要となるので、装置の規模を小さくする
ことができる。
【0057】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図32は、本発明の他の実施例に係るパターン識別
装置の構成を概略的に示すものである。なお、図1と同
一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。こ
の実施例は、前記図1の実施例に対して、明度・色相・
彩度変換部108を省略したもので、このようにしても
前記実施例と同様な作用効果が期待できる。
【0058】すなわち、郵便物P上の画像は、TVカメ
ラ101でRGB画像として撮像され、カラー画像入力
部102でデジタルRGB画像データに変換され、画像
データ記憶部103に記憶される。この画像データ記憶
部103内の画像データに対して、封筒切出し部104
が画像内の郵便物の位置を検出し、続いて、切手切出し
部105が切手の位置情報を検出し、そのRGB画像デ
ータを抽出する。
【0059】その後、切手RGB画像データは、正規化
変換部106で大きさを一定に変換され、画像ぼかし部
107でぼけ画像に変換される。このぼけ画像は、たと
えば、図33に示すような構成で辞書データ記憶部10
9に記憶されている全ての切手の種類のRGBぼけ画像
データと、パターンマッチング部110で比較され、最
も近いパターンの切手の種類が識別結果出力部111か
ら出力される。なお、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において種
々変形可能なことは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、郵
便物上に貼付されている切手の種類を精度高く検出し識
別することができ、しかも、装置の規模を小さくできる
パターン識別装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパターン識別装置の構
成を概略的に示すブロック図。
【図2】カラーTVカメラが撮像するカラー画像の一例
を示す図。
【図3】画像データ記憶部が記憶するカラー画像データ
の配置例を示す図。
【図4】画像データ記憶部が記憶するカラー画像データ
の1つの色成分データの配置例を示す図。
【図5】封筒切出し部が郵便物の位置を決めるためのデ
ータの配置と、縦横方向の画素累積データの一例を示す
図。
【図6】封筒切出し部が求める郵便物の4隅の点を示す
概念図。
【図7】封筒切出し部の構成を示すブロック図。
【図8】切手切出し部が検出する郵便物の色データを求
める画素の位置の一例を示す図。
【図9】切手切出し部が検出する切手画像データの一例
を示す図。
【図10】切手切出し部が切手の位置を決めるためのデ
ータの配置と、縦横方向の画素累積データの一例を示す
図。
【図11】切手切出し部が求める切手の4隅の点を示す
概念図。
【図12】切手切出し部の構成を示すブロック図。
【図13】正規化変換部が出力する大きさを一定に変換
したカラー画像データのうちの1つの色成分のデータの
配置の一例を示す図。
【図14】正規化変換部が処理結果として記憶するデー
タの配置例を示す図。
【図15】正規化変換部の構成を示すブロック図。
【図16】画像ぼかし部が標本化するサンプル点の位置
を示す図。
【図17】画像ぼかし部が平滑化する近傍画素の重みを
示す図。
【図18】画像ぼかし部が出力する処理結果の一例を示
す図。
【図19】画像ぼかし部が処理結果として記憶するデー
タの配置例を示す図。
【図20】画像ぼかし部の構成を示すブロック図。
【図21】明度・色相・彩度変換部が変換する明度・色
相・彩度を示す概念図。
【図22】ニューラルネットワークの構成図。
【図23】ニューラルネットワークの学習方法を説明す
る図。
【図24】ニューラルネットワークの学習に用いるデー
タ例を示す図。
【図25】明度・色相・彩度変換部の構成を示すブロッ
ク図。
【図26】パターンマッチング部が識別するカラー画像
の一例を示す図。
【図27】パターンマッチング部で用いる辞書データの
1カテゴリデータの一例を示す図。
【図28】辞書データ記憶部が記憶する辞書データの配
置例を示す図。
【図29】切手識別の際の辞書データの配置例を示す
図。
【図30】パターンマッチング部の構成を示すブロック
図。
【図31】パターンマッチング部の他の構成を示すブロ
ック図。
【図32】本発明の他の実施例に係るパターン識別装置
の構成を概略的に示すブロック図。
【図33】辞書データ記憶部が記憶する辞書データの配
置例を示す図。
【符号の説明】
101……カラーTVカメラ(カラー画像入力手段)、
102……カラー画像入力部(カラー画像入力手段)、
103……画像データ記憶部、104……封筒切出し
部、105……切手切出し部(抽出手段)、106……
正規化変換部(第1の変換手段)、107……画像ぼか
し部(第2の変換手段)、108……明度・色相・彩度
変換部(第3の変換手段)、109……辞書データ記憶
部(基準データ記憶手段)、110……パターンマッチ
ング部(比較・判別手段)、111……識別結果出力
部、P……郵便物、201……切手、202……郵便番
号記入枠、203……宛先情報、204……背景部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平沢 利勇 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 宇野 輝比古 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色データを有する切手が存在する郵便物
    上のカラー画像を入力するカラー画像入力手段と、 このカラー画像入力手段で入力されたカラー画像から切
    手領域を抽出する抽出手段と、 複数の切手に対応する色データを有した複数の基準デー
    タを記憶した記憶手段と、 前記抽出手段で抽出された切手領域の色データと前記記
    憶手段に記憶されている複数の基準データとを比較する
    比較手段と、 この比較手段による比較結果に基づいて前記郵便物上に
    存在する切手の種類を判別する判別手段と、 を具備したことを特徴とするパターン識別装置。
  2. 【請求項2】 色データを有する切手が存在する郵便物
    上のカラー画像を入力するカラー画像入力手段と、 このカラー画像入力手段で入力されたカラー画像から切
    手領域を抽出する抽出手段と、 この抽出手段で抽出された切手領域内のカラー画像を大
    きさが一定の画像に変換する第1の変換手段と、 この第1の変換手段から出力されるカラー画像をぼかし
    た画像に変換する第2の変換手段と、 この第2の変換手段から出力されるカラー画像をそれと
    は異なる色のカラー画像に変換する第3の変換手段と、 複数の切手に対応する色成分を有した複数の基準データ
    を記憶した記憶手段と、 前記第3の変換手段で変換されたカラー画像の色データ
    と前記記憶手段に記憶されている複数の基準データとを
    比較する比較手段と、 この比較手段による比較結果に基づいて前記郵便物上に
    存在する切手の種類を判別する判別手段と、 を具備したことを特徴とするパターン識別装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の変換手段は、前記第2の変換
    手段から出力されるカラー画像のうち前記比較手段に必
    要な色データについてだけ明度、色相、彩度変換を行な
    うことを特徴とする請求項2記載のパターン識別装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段は、前記基準データとの色
    類似度を求めて比較することを特徴とする請求項1およ
    び請求項2記載のパターン識別装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は、前記基準データとの色
    差を求めて比較することを特徴とする請求項1および請
    求項2記載のパターン識別装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252647A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008288806A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Hamamatsu Photonics Kk 撮像装置
JP2019028888A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 日本放送協会 カラー情報拡大器およびカラー情報推定器、ならびに、それらのプログラム
JP2019029938A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 日本放送協会 誤差計算器およびそのプログラム

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