JPH0736860A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Publication number
JPH0736860A
JPH0736860A JP5180092A JP18009293A JPH0736860A JP H0736860 A JPH0736860 A JP H0736860A JP 5180092 A JP5180092 A JP 5180092A JP 18009293 A JP18009293 A JP 18009293A JP H0736860 A JPH0736860 A JP H0736860A
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JP
Japan
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data
document
printer
output device
flag
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Withdrawn
Application number
JP5180092A
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English (en)
Inventor
Fumio Kon
文夫 昆
Yasuhiro Tani
泰弘 谷
Kazuhisa Kima
和久 来間
Kazuki Ota
和樹 太田
Akitomo Fukui
章智 福井
Hiroshi Hosokawa
博司 細川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書データの情報種別と出力装置のミスマッ
チによるエラーを防ぎ、自動的に組合せを決定する効率
的な文書処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 文書管理テーブル11は文書管理ヘッダ部5
と情報種別テーブル19から構成される。文書管理ヘッ
ダ部5には、文書名を記録する文書名フィールド12、
その他の情報を記録する他のフィールド13がある。ま
た、情報種別テーブル19には、各頁データごとの属
性、即ち、データの頁番号を記録する頁番号フィールド
14、カラーのデータを示すカラーフラッグ15、モノ
クロのデータを示すモノクロフラッグ16、2値のデー
タを示す2値フラッグ17、多値データを示す多値フラ
ッグ18が含まれる。文書管理テーブル11とプリンタ
管理テーブルを比較し、文書データの属性にあったプリ
ンタを選択し出力する。合うプリンタがなければ、プリ
ンタの属性に合わせて文書データを変換し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に文書データを出力装置に出力させる文書処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理の対象である文書データ
には、この文書データがどの様な情報種別、即ちカラー
情報を持つ文書データなのか、モノクロ情報なのか、ま
た、2値データか多値データなのかの情報がなかった。
その情報種別に合ったプリンタを選択して出力、あるい
はそのプリンタの特性にあわせて、文書データを変換し
て出力することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、文書データ
の情報種別と合わないプリンタに対して、誤って出力し
てしまうことが発生し、エラーが発生するか、適正な出
力が得られないことがあった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、文書データの文書属性と合わない出力装置に対し
て、誤って出力して適正な出力が得られない問題を防ぐ
ことができ、さらに、文書データの情報種別と出力装置
の組み合わせをユーザが考慮する負担を緩和することが
できる文書処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文書処理装置は以下の構成を備える。即
ち、文書データを格納する文書データ格納手段と、文書
データの情報種別を示す情報種別データを格納する情報
種別格納手段と、出力装置の種別データを格納する出力
装置種別データ格納手段と、前記情報種別格納手段に格
納されている情報種別データと、前記出力装置種別デー
タ格納手段に格納されている出力装置種別データを比較
し一致する出力装置を検索する検索手段と、前記検索手
段で一致する出力装置がなければ、前記出力装置の種別
に一致するように文書データを変換して前記出力装置に
出力する変換出力手段とを備える。
【0006】
【作用】以上の構成において、文書データ格納手段が文
書データを格納し、文書データの情報種別を示す情報種
別データを情報種別格納手段が格納し、出力装置の種別
データを出力装置種別データ格納手段が格納し、前記情
報種別格納手段に格納されている情報種別データと、前
記出力装置種別データ格納手段に格納されている出力装
置種別データを比較し一致する出力装置を検索手段が検
索し、前記検索手段で一致する出力装置がなければ、前
記出力装置の種別に一致するように文書データを変換し
て前記出力装置に変換出力手段が出力する。
【0007】
【実施例】図1,図2,図3、図4,図5,図6、図7
は本発明の第1の実施例を示す。以下、順に、これらの
図を用いて第1の実施例の説明をおこなう。
【0008】図2は、本実施例の文書処理装置41の概
要構成を示すものである。ここで、CPU42は文書処
理装置41全体の制御を行う。表示コントローラ43
は、ディスプレイユニット410へ表示データを表示さ
せるための制御を行う。メモリ44は、画像処理、印字
などの処理に必要な作業領域である。ディスクコントロ
ーラ45はディスクユニット46のアクセス制御を行
う。プリンタコントローラ47はプリンタユニット41
2、413の印字制御を行う。キーボードコントローラ
48はキーボードユニット49の入力制御を行う。
【0009】図3は、ディスクユニット46に、印刷プ
ログラム51、データ変換プログラム52、文書管理テ
ーブル21、プリンタ管理テーブル31が格納されてい
る様子を示す。ここで、印刷プログラム51はプリンタ
管理テーブル31と文書ファイル21を参照して、文書
ファイル21に格納されている画像データを出力する。
【0010】また、データ変換プログラム52は、文書
ファイル21の画像データの属性に一致するプリンタが
プリンタ管理テーブル31に登録されていない場合、登
録されているプリンタの属性に合致した画像データに変
換するプログラムであり、同様に、文書ファイル21と
プリンタ管理テーブル31を参照しながら実行する。ま
た、ディスクユニット46には、不図示のオペレーテイ
ングシステムプログラム等が格納されている。
【0011】図4は、文書ファイル21(図3)の構成
を示す。文書ファイル21は大きく文書管理テーブル1
1と頁データ集合22からなる。ここで、文書管理テー
ブル11は、頁データ集合22の属性を格納する。ま
た、頁データ集合22は複数の頁データ23の集合であ
る。
【0012】図1は、文書管理テーブル11(図4)の
構成を示す。ここで、文書管理テーブル11は文書管理
ヘッダ部5と情報種別テーブル19から構成される。文
書管理ヘッダ部5には、文書名を記録する文書名フィー
ルド12、作成日やコメント等を記録する他のフィール
ド13がある。また、情報種別テーブル19には、各頁
データごとの属性を記録する。そして、その属性にはデ
ータの頁番号を記録する頁番号フィールド14、データ
はカラーデータであるかどうかを記録するカラーフラッ
グ15、データはモノクロであるかどうかを記録するモ
ノクロフラッグ16、2値データであるかどうかを記録
する2値フラッグ17、多値データであるかどうかを記
録する多値フラッグ18が含まれる。
【0013】図5は、文書処理装置41に接続されるプ
リンタユニット412、413の種別に関する情報を記
録するプリンタ管理テーブル31の構造を示す図であ
る。
【0014】このテーブルには、プリンタ名フィールド
32、カラー機能フラッグ33、モノクロ機能フラッグ
34、2値機能フラッグ35、多値機能フラッグ36に
関する情報が記録されている。この例では、プリンタP
RT1は、カラー機能フラッグ33と2値機能フラッグ
35と多値機能フラッグ36のところに、「オン」が設
定されているので、カラープリンタであり、2値と多値
を扱うことができることを示している。また、プリンタ
PRT2はモノクロ機能フラッグ34と2値機能フラッ
グ35の位置に「オン」が設定されているので、このプ
リンタは白黒2値のプリンタであることを示している。
【0015】次に、以上説明したテーブルを使って、プ
リンタユニット412あるいは、プリンタユニット41
3に画像データを印字するための処理を図6、図7を使
って説明する。
【0016】図6はデイスクユニット46に格納されて
いる指定の画像データを印刷する処理の印刷プログラム
のフローチャートである。図7は図6の印刷プログラム
から呼び出されるデータ変換プログラムのフローチャー
トである。
【0017】キーボード49等から印刷コマンドが指定
されると、CPU42はステップ62から実行を開始す
る。このステップでは、指定された文書ファイル名に対
応する文書ファイル21(図4)のオープン処理を行
う。
【0018】ステップS63では、文書ファイル21中
の頁番号フィールド14(図1)をポイントする頁イン
デックスPIX変数を“1”値に初期化する。
【0019】ステップS64では、PIX変数値でポイ
ントされた頁番号フィールド14(図1)内の頁情報種
別である、カラーフラッグ15、モノクロフラッグ1
6、2値フラッグ17、多値フラッグ18の値をCPU
42の不図示の内部レジスタへロードする。
【0020】ステップS65では、使用するプリンタを
指定するために用いられるプリンタ属性インデックスP
RIX変数を“1”値に初期化する。PRIX変数はプ
リンタ管理テーブル31(図5)のプリンタ名フィール
ド32をポイントする。この例では、プリンタPRT1
が指定されることになる。
【0021】ステップS66では、PRIX変数のポイ
ントするプリンタ名フィールド32に記録されているプ
リンタに関するプリンタ属性、即ち、カラー機能フラッ
グ33、モノクロ機能フラッグ34、2値機能フラッグ
35、多値機能フラッグ36の値をCPU42の不図示
の内部レジスタへロードする。
【0022】ステップS67では、ロードされた頁情報
種別とプリンタ属性の内容を比較し、等しければ印刷処
理を行うため、ステップS611へ進む。逆に、等しく
なければ、ロードされた頁情報種別に合致する他のプリ
ンタを探すために、ステップS68に進む。
【0023】ステップS611では、選択されたプリン
タ名フィールド32(図5)に記憶された論理デバイス
に対して、該当する頁データ23(図4)を1頁分印刷
する。
【0024】ステップS612では、次の頁を印刷する
ために、PIX変数をインクリメントする。
【0025】ステップS613では、全頁の印刷を終了
したかどうかの判断をおこなうために、PIX変数値と
“最終頁番号+1”の値を比較し、等しければ印刷処理
を終え、また等しくなければ、次の頁の印刷を続けるた
めにステップS64に戻る。
【0026】ステップS68では、ロードされた頁情報
種別に合致する他のプリンタを探すために、PRIX変
数をインクリメントする。
【0027】ステップS69では、プリンタ名フィール
ド32(図5)に登録されているプリンタを全て探索し
たかどうか判断するために、PRIX変数値と“プリン
タユニット接続台数+1”の値、即ち“3”とを比較し
て、等しくなけなれば、また探索すべきプリンタがプリ
ンタ名フィールド32に登録されていることになるの
で、次の探索を続けるためにステップS66へ戻る。等
しければ、ロードされた頁情報種別に合致するプリンタ
がなかったことになり、この場合は、印刷するデータ自
体を登録されているプリンタに合わせるように、データ
変換を行う処理、即ちステップS610に進む。
【0028】ステップS610では、データ変換をおこ
なうために、図7に示すサブルーチンを呼び出す。そし
て、データ変換が終了するとステップS65に戻り、再
度印刷のための処理シーケンスを実行する。
【0029】図7に示すデータ変換のサブルーチンの説
明を次に行う。
【0030】ステップS72では、頁データ23の情報
種別を構成する各フラッグを評価してそれぞれに制御を
移す。
【0031】即ち、モノクロフラッグ16、多値フラッ
グ18が共に“オン”ならステップS75へ進み、カラ
ーフラッグ15、2値フラッグ17が共に“オン”なら
ステップS77へ進み、カラーフラッグ15、多値フラ
ッグ18が共に“オン”ならステップS79に進み、そ
れら以外であれば、ステップS712のエラー処理へ進
む。
【0032】ステップS75では、頁データ23に対し
てモノクロ多値をモノクロ2値に変換する。
【0033】ステップS77では、カラー2値をモノク
ロ多値に変換する。
【0034】ステップS79では、カラー多値をカラー
2値に変換する。
【0035】尚、ステップS75、ステップS77、ス
テップS79での各変換処理は、公知の画像処理方法に
よるものでよく、その実現手段はソフトウェアであって
も、ハードウェアであってもよい。
【0036】以上の各変換後の、ステップS76,ステ
ップS78,ステップS710の処理は、各データ変換
処理後の情報種別に合致するように、情報種別テーブル
19(図1)の各フラッグ値を変更する。
【0037】その後、このサブルーチンを呼びだした図
6のプログラムへリターンする。
【0038】以上、説明したように文書処理装置を構成
することによって、文書データを構成する頁データの情
報種別を記憶することで、1頁ごとに文書データのデー
タ属性に適したプリンタ装置に出力させることが可能で
ある。また、頁データのデータ変換を行うことで、カラ
ー多値情報からモノクロ2値情報まで、各種の文書デー
タに対応したシステムを構築することが可能である。
【0039】また、任意の文書構成単位で出力先を指定
することが可能であり、経済性の良い出力が可能とな
る。また、文書データの情報種別と文書処理装置の出力
装置との組合せを考慮しなくても良く、システム運用が
効率化される。
【0040】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、 多様な文書属
性をもつ文書データに適した、出力装置を自動的に選択
して出力し、また、適合する出力装置がなければ、出力
装置に適合した文書データに変換し、出力装置に出力す
ることで、文書データの文書属性と合わないプリンタに
対して、誤って出力して適正な出力が得られない問題を
解決することができるという効果を有する。
【0041】[実施例2]第2の実施例では、文書管理
テーブル11(図1)を備えていない従来の文書データ
81であっても、文書データ81に格納されているデー
タをチェックすることによって、情報種別を判定し、情
報種別テーブル82を生成し、その後、実施例1と同様
の処理を行うことで、各頁データの情報種別に適した出
力が得られることを示す。
【0042】図8は、ディスクユニット46に、従来の
文書データ81と、それをチェックすることで生成され
た対応する情報種別テーブル82と、別の従来の文書デ
ータ91と、同様に生成された対応する情報種別テーブ
ル92が格納されている様子を示す。従来の文書データ
81は、従来型の文書データ構造であり、図1に示した
文書管理テーブル11を備えていない。情報種別テーブ
ル82は、本実施例にて新らたに生成されるデータテー
ブルで、その内部構造は、図1に示した情報種別テーブ
ル19と同等である。
【0043】図9は第2の実施例での、指定の画像デー
タを印刷する処理の印刷プログラムのフローチャートを
示す。尚、第2の実施例での文書処理システム構成は、
図2に示した構成と同等である。
【0044】キーボード49等から印刷コマンドが指定
されると、CPU42はステップS92から実行を開始
する。このステップでは、指定された文書ファイル名に
対応する従来の文書ファイル81(図8)のオープン処
理を行う。
【0045】ステップS93では、文書データ81での
検索する頁を指定する頁インデックスPIX変数を
“1”値に初期化する。
【0046】ステップS94では、頁インデックス変数
PIXで指し示される、文書データ81内の頁の格納デ
ータをチェックし、その格納データの情報種別がなんで
あるか判定する。その情報種別は、その頁に格納されて
いるデータがカラーであるかモノクロであるか、あるい
は2値であるか多値であるかの種別である。
【0047】ステップS95では、ステップS94での
判定に基づいて、情報種別テーブル82内のカラーフラ
ッグ15、モノクロフラッグ16、2値フラッグ17、
多値フラッグ18に対応する値をセットする。
【0048】ステップS96では、次の頁のデータのチ
ェックを行うために、頁インデックス変数PIXをイン
クリメントする。
【0049】ステップS97では、頁インデックス変数
PIX値と文書データ81の“最終頁番号+1”の値を
比較して、等しければ処理を終了する。等しくなけれ
ば、まだチェックすべき頁が残っていることになり、同
様のチェック処理を繰り返すために、ステップS94に
戻る。
【0050】以上の処理によって、従来の情報種別が記
憶されていない文書データ81に対しても情報種別テー
ブル82が生成される。
【0051】つぎに、第1の実施例の図6、図7に示し
た処理過程を行えば、頁データの情報種別に適した出力
が得られる。
【0052】また、従来の文書データ91に対しても、
図9、図6、図7に示した処理過程にしたがった同様の
処理を行えば、情報種別テーブル92が生成され、各頁
データの情報種別に適した出力が得られる。
【0053】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、文書属性データ
を持たない従来の文書データであっても、自動的に従来
の文書データをチェックし、文書種別テーブルを作るこ
とで、従来の文書データに適合した出力装置に適正な出
力を得ることができる効果を有する。
【0054】[実施例3]第1と第2の実施例では、印
刷の単位が頁であったが、第3の実施例では、データ属
性をパラグラフ単位に設定している文書データ102の
構成と、それを用いた印刷処理を示す。
【0055】図10と図11は本発明の第3の実施例を
説明するものである。
【0056】図10は文書データ102の内部構造を示
す。ここで、101は構成パラグラフ、103はプリン
ト制御データ、104は制御キーワードを示す。ここ
で、文書データ102は幾つかの構成パラグラフ101
の集合として構成されている。構成パラグラフ101
は、文書データ102に於いて“章”,“節”等の分類
として扱われるデータ単位である。構成パラグラフ10
1の最初には、プリント制御データ103が記憶されて
いる。プリント制御データ103は情報種別、即ち、カ
ラー,モノクロ,2値,多値が“オン”,“オフ”で記
述され、当該構成パラグラフ101の情報種別を記憶し
ている。
【0057】図11は第3の実施例での、指定の画像デ
ータを印刷する処理の印刷プログラムのフローチャート
を示す。尚、第3の実施例での文書処理システム構成
は、図2に示した構成と同等である。
【0058】キーボード49等から印刷コマンドが指定
されると、CPU42はステップS112から実行を開
始する。このステップでは、指定された文書ファイル名
に対応する文書データ102(図10)のオープン処理
を行う。
【0059】ステップS113では、制御キーワード1
04が見つかる迄検索する。
【0060】ステップS114では、プリント制御デー
タ103の記述内容を解析して情報種別、即ち、カラ
ー,モノクロ,2値,多値データのいずれの情報によっ
て構成パラグラフ101が構成されているかを判別す
る。
【0061】ステップS115では、得られた情報種別
に適した印刷を実施する。尚、印刷は図6に示した印刷
処理のフローチャートは頁単位での印刷であったが、こ
れを単にパラグラフ単位の印刷にしたものである。
【0062】ステップS116では、全てのパラグラフ
の印刷が終了したかどうか確認し、終了していなけれ
ば、次のパラグラフの印刷処理のため、ステップS11
5へ戻る。
【0063】以上説明したように、第3の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、 文書データに
対し、パラグラフ単位で属性データを持つことにより、
頁単位で属性データを持つことに比べ、より少ないデー
タ量で格納することができるという効果を有する。
【0064】[実施例4]図12と図13は第4の実施
例を示す。
【0065】図12は大規模文書処理システムを示し、
同図に於て、121は通信回線、122及び123は文
書処理装置、124,125,126及び127はプリ
ンタユニットである。通信回線121には、文書処理装
置122及び123が接続されている。ここで、文書処
理装置122,123を各々“A”装置,“B”装置と
する。通信回線121を使うことにより、文書処理装置
122,123間でのファイルの共有、リモート印刷が
可能である。文書処理装置122にはプリンタユニット
124及び125が接続されている。同様に、文書処理
装置123にはプリンタユニット126及び127が接
続されている。接続されたプリンタユニット124から
127に対して、各々論理デバイス名“PRT1,PR
T2,PRT3,PRT4”が与えられている。
【0066】また、図13はプリンタ管理情報のテーブ
ルである。また、文書処理装置122,123内には、
プリンタ管理テーブル131が記憶されている。ここで
は、図5で説明したプリンタ管理テーブル31に対して
システム名フィールド132が追加されている。システ
ム名フィールド132には、接続されている論理システ
ム名称“A”装置,“B”装置を意味する“A”,
“B”が記憶される。また、プリンタ名フィールド32
には各々接続されたプリンタユニットの論理デバイス名
が記憶される。この様なシステム構成に於て、第1の実
施例でしめしたような文書処理を実施する。例えば、文
書処理装置122が最適なプリンタユニットとしてプリ
ンタユニット126または127を選択した場合、プリ
ンタ管理テーブル131のシステム名フィールド132
から、プリンタユニット126または127は論理シス
テム名称“B”に接続されていることを認識することが
可能となり、通信回路121を介したリモート印刷機能
により、文書処理装置122からプリンタユニット12
6及び127を利用して印刷することが可能となる。
又、文書処理装置123に於ても同様に、プリンタユニ
ット124及び125を利用することが可能である。
【0067】以上説明したように、本第4の実施例によ
れば以下のような効果が得られる。即ち、複数の出力装
置が複数の文書処理装置に接続されており、各文書処理
装置が通信路を介して接続されているシステムにおいて
も、特定の文書処理装置の文書データに適合した出力装
置が通信路を介した遠隔にある場合でも、適正な出力を
得ることができる効果を有する。
【0068】このように、大規模システムにも本発明を
容易に適用することができ、単一構成と同等以上の経済
性が得られる。
【0069】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
様な文書属性をもつ文書データに適した、出力装置を自
動的に選択して出力し、また、適合する出力装置がなけ
れば、出力装置に適合した文書データに変換し、出力装
置に出力することで、文書データの文書属性と合わない
出力装置に対して、誤って出力して適正な出力が得られ
ない問題を防ぐことができ、また、文書データの情報種
別と出力装置の組み合わせをユーザが考慮する必要がな
く、システムの運用が効率化される。さらに、任意の文
書構成単位で出力先を指定することが可能であり、経済
性の良い出力を得ることができる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明する文書管理テーブルの構
成図である。
【図2】第1の実施例を説明する文書処理装置の図であ
る。
【図3】第1の実施例を説明するディスクユニットの図
である。
【図4】第1の実施例を説明する文書データの構成図で
ある。
【図5】第1の実施例を説明するプリンタ管理テーブル
の構成図である。
【図6】第1の実施例を説明する印刷プログラムのフロ
ーチャートである。
【図7】第1の実施例を説明するデータ変換プログラム
のフローチャートである。
【図8】第2の実施例を説明するディスクユニットの図
である。
【図9】第2の実施例の処理を説明するフローチャート
である。
【図10】第3の実施例の処理を説明する文書データの
内部構造図である。
【図11】第3の実施例を説明する印刷動作のフローチ
ャートである。
【図12】第4の実施例を説明する大規模文書処理シス
テムの構成図である。
【図13】第4の実施例を説明するプリンタ管理テーブ
ルの構成図である。
【符号の説明】
11 文書管理テーブル 12 文書名フィールド 13 他のフィールド 14 頁番号フィールド 15 カラーフラッグ 16 モノクロフラッグ 17 2値フラッグ 18 多値フラッグ 19 情報種別テーブル 21 文書データ 22 頁データ手段号 23 頁データ 31 プリンタ管理テーブル 32 プリンタ名フィールド 33 カラー機能フラッグ 34 モノクロ機能フラッグ 35 2値機能フラッグ 36 多値機能フラッグ 41 文書処理装置 42 CPU 43 表示コントローラ 44 メモリ 45 ディスクコントローラ 46 ディスクユニット 47 プリンタコントローラ 48 キーボードコントローラ 49 キーボードユニット 410 ディスプレイユニット 412,413 プリンタユニット 51 印刷プログラム 52 データ変換プログラム 81 文書データ 82 情報種別テーブル 101 構成パラグラフ 102 文書データ 103 プリント制御データ 104 制御キーワード 121 通信回線 122,123 文書処理装置 124,125,126,127 プリンタユニット 131 プリンタ管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 和樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福井 章智 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 細川 博司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを格納する文書データ格納手
    段と、 文書データの情報種別を示す情報種別データを格納する
    情報種別格納手段と、 出力装置の種別データを格納する出力装置種別データ格
    納手段と、 前記情報種別格納手段に格納されている情報種別データ
    と、前記出力装置種別データ格納手段に格納されている
    出力装置種別データを比較し一致する出力装置を検索す
    る検索手段と、 前記検索手段で一致する出力装置がなければ、前記出力
    装置の種別に一致するように文書データを変換して前記
    出力装置に出力する変換出力手段と、を備えることを特
    徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報種別データと、前記出力装置種
    別データは、少なくとも、カラー出力あるいは、多値出
    力が可能かどうかを示すフラグを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の文書処理装置。
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