JPH0736750U - 研磨用回転ブラシ - Google Patents

研磨用回転ブラシ

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JPH0736750U
JPH0736750U JP7335793U JP7335793U JPH0736750U JP H0736750 U JPH0736750 U JP H0736750U JP 7335793 U JP7335793 U JP 7335793U JP 7335793 U JP7335793 U JP 7335793U JP H0736750 U JPH0736750 U JP H0736750U
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JP
Japan
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brush
base
bristles
rotary
brush base
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Pending
Application number
JP7335793U
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English (en)
Inventor
一弘 北島
勝一 石水
Original Assignee
石水ブラシ工業株式会社
北島産業有限会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシ毛の列数が異なる回転ブラシを容易に
実現し、更にブラシ毛の植設孔を容易に得る。 【構成】 回転中心を有する円盤状のブラシ台1A、1
B、1Cの円盤面にブラシ台同士を重合状態で結合する
ための着脱部材21を設ける。又、ブラシ毛を植設すべ
き植設孔3も含めてブラシ台を厚み方向に2分割し、各
分割面には互いに固着すべき手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0000】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば歯科補綴材や身飾用のアクセサリーの製作にあたり、それ を研磨するために、レーズ等により回転駆動されることにより使用に供される研 磨用回転ブラシに関する。
【0000】
【従来の技術】
上記のような用途のブラシとしては、図10に示すようなものが従来公知であ った。 この回転ブラシは、中心にレーズの回転シャフトに固定されるべき孔31を有 する円盤状のブラシ台30の周側に複数本のブラシ毛32を植設した構造よりな るものであり、このブラシ台30は木材又は合成樹脂材により構成されていた。
【0000】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の回転ブラシは次のような問題点を有し、コスト 面及び使い勝手において必ずしも満足のいくものではなかった。 図10に示した従来の回転ブラシは、一つのブラシ台に対してブラシ毛は一列 設けられるものを例示してある。 ところが、研磨対象によってはブラシ毛は1列でなくてはいけない場合がある 反面、逆に2列以上必要な場合もあり、使用者は研磨対象に応じて毛の列数を違 えた複数種の回転ブラシを用意しなくてならず、製作者にとっても一つの規格の 回転ブラシに対し列数を違えた複数種の回転ブラシを製作しなければならない煩 わしさがあった。
【0000】 この種ブラシにおいては、ブラシ毛を植設するための植設孔が必須であるが、 この植設孔は穿設のための手間を要するのみならず、円盤状のブラシの周側とい う限られた厚みの空間に穿設しなくてはならないので、木製のブラシ台の場合に は往々にしてブラシ台にひび割れを生じさせる事態を生じた。
【0000】 特にブラシ台の回転軸に対しブラシ毛を傾斜して植設したい場合は、上記問題 点は致命的であった。
【0000】 一方、合成樹脂製のブラシ台の場合は、植設孔が360度方向に分散して開口 しているために、型抜きの関係から植設孔も含めて一体成形することが不可能で あり、植設孔を設けない状態でブラシ台を成形した後、改めて植設孔を穿設する 作業が必要となり、本来成形性に優れる筈の合成樹脂製とすべきメリットを失い 逆に工賃が嵩む問題が生じた。
【0000】 特に前記のようにブラシ毛を2列以上配した回転ブラシにおいては、上記の 及びの問題点は致命的であった。
【0000】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記のような従来技術の問題点を解消した回転ブラシを提供するこ とを目的としたものであり、ここでは次の二つの考案を開示する。 先ず、第1の考案は回転中心を有する円盤状のブラシ台の周側に複数本のブラ シ毛を植設した回転ブラシにおいて、ブラシ台同士を重合状態で結合するための 着脱部材をブラシ台に設けたことを特徴とする。
【0000】 次に、第2の考案は回転中心を有する円盤状のブラシ台の周側に複数本のブラ シ毛を植設した回転ブラシにおいて、ブラシ毛を植設すべき植設孔も含めてブラ シ台を厚み方向に2分割し、各分割面には互いに固着すべき手段を設けたことを 特徴とする。
【0000】
【作用】
よって、第1の考案によれば、ブラシ台には互いを重合状態で結合するための 着脱部材が設けられているので、所望数の回転ブラシ同士を結合することにより その数に応じた列数のブラシ毛を有する回転ブラシを得る作用を生じる(図2及 び図3参照)。
【0000】 又、第2の考案によれば、ブラシ台は厚み方向に2分割されるので、分割片同 士を重合して固着すれば周側に植設孔を有するブラシ台を得ることができる作用 を生じ、又、植設孔自体は360度方向に開口していても、2分割されることに より上方が開放された溝状となるので、型抜き上の問題が解消して一体成形が可 能となる作用を生じ(図4及び図5参照)。
【0000】
【実施例】
以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。 尚、ここでは説明の便宜上、上記第1の考案と第2の考案の両方を同時に実施 した回転ブラシを想定することにより両者の実施例とする。
【0000】 図1はこの考案の回転ブラシの一実施例を示す図である。 この回転ブラシは中心にレーズの回転シャフトに固定されるべき孔2を有する ブラシ台1Bと、その周側に配される植設孔3に植設されるべきブラシ毛4から 構成される。
【0000】 このブラシ台1Bは合成樹脂素材により構成されると共に、更に厚み方向に2 分割されて、分割片10及び20に構成される(図4参照)。 これらの分割片10及び20には、それぞれの分割面に結合時に植設孔3を構 成するための多数の溝13及び23が放射状に配される(溝13については図4 及び図9に図示、同じく23については図5及び図7に図示)。 上記の分割面はここでは、ブラシ台の回転軸と直交する方向の植設孔を構成す るように平面としているが、例えば植設孔を回転軸に対し傾斜させたい場合は、 一方の分割面をすり鉢状に形成すると共に、他方の分割面をこれに対応する形状 の山状に形成し、これらの表面に植設孔を構成するための溝を配せばよい(図示 せず)。
【0000】 これらの分割片10及び20は固着部材により互いに固着されるものであるが 、ここでは分割片10の分割面に複数個の嵌合突起14を、同じく20の分割面 にこれに対応する複数個の嵌合孔24を設けることにより固着手段としている( 嵌合突起14については図4及び図9に図示、嵌合孔24については図5及び図 7に図示)。
【0000】 以上の分割片10及び20は分割面同士を嵌合部材により固着することにより 、ブラシ台1Bを構成する。 このブラシ台1Bにはブラシ台同士を重合状態で結合するための着脱部材が設 けられる。 即ち、ブラシ台を構成する分割片10の円盤面には中央にボス状の嵌合突起1 2と、これを囲むように複数個の嵌合孔11が設けられ、同じく分割片20の円 盤面には中央にボス状の嵌合孔22と、これを囲むように複数個の嵌合突起21 が設けられる(嵌合突起12及び嵌合孔11については図5及び図8に図示、嵌 合孔22及び嵌合突起21については図4及び図6に図示)。 よって、上記の着脱部材の位置を合わせてブラシ台1B同士を重合・押圧すれ ば結合が完了することとなる(図2及び図3参照)。 尚、この場合この実施例では重合時に隣合うブラシ台のブラシ毛4のピッチが 互い違いとなるように、分割片10側の嵌合孔11と分割片20側の嵌合突起2 1の位置をブラシ台の回転中心を軸としてずらしている(図2参照)。
【0000】 又、ブラシ台における着脱部材の配置は上記の構成に限らず、例えば図2に示 すようにブラシ台中分割片10の円盤面にのみ中央にボス状の嵌合突起12と、 これを囲むように複数個の嵌合孔11が設けたブラシ台1A、同じく分割片20 の円盤面にのみ中央にボス状の嵌合孔22と、これを囲むように複数個の嵌合突 起21を設けたブラシ台1Cとしてもよいことは勿論である。
【0000】
【考案の効果】
以上の構成よりなるこの考案は次の特有の効果を奏する。 必要に応じてブラシ台同士を結合することにより、所望の列数の回転ブラシと することができるので、従来技術のように研磨対象に応じて毛の列数を違えた複 数種の回転ブラシを用意する必要がなく使用者にとって便利であり、又製作者に とっても一つの規格の回転ブラシに対し列数を違えた複数種の回転ブラシを製作 する必要がなくなる(第1の考案)。
【0000】 ブラシ台は厚み方向に2分割され植設孔は溝状に成形できるので、型抜き上の 問題が解消して穿設孔も含めた一体成形が可能となり、植設孔を穿設により得る 必要がなくなり製作コストが軽減される(第2の考案)。
【0000】 同様の理由より、従来穿設が困難であったブラシ台の回転軸に対し傾斜した穿 設孔も難なく実現することが可能となる(第2の考案)。
【0000】 製作コストを要した、ブラシ毛を2列以上配した回転ブラシが、上記第1の考 案と第2の考案の効果を行かして低コストで容易に実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の回転ブラシの分解斜視図。
【図2】この考案の回転ブラシのブラシ毛を省略した状
態の結合前の斜視図。
【図3】この考案の回転ブラシのブラシ毛を省略した状
態の結合状態の斜視図。
【図4】この考案の回転ブラシのブラシ台の分解斜視
図。
【図5】この考案の回転ブラシのブラシ台を底面方向か
ら観察した分解斜視図。
【図6】この考案の回転ブラシのブラシ台の分割片の平
面図。
【図7】同上、底面図。
【図8】この考案の回転ブラシのブラシ台の分割片の平
面図。
【図9】同上、底面図。
【図10】従来技術の回転ブラシの斜視図。
【符号の説明】
1A ブラシ体 1B ブラシ体 1C ブラシ体 2 孔 3 植設孔 4 ブラシ毛 10 分割片 11 嵌合孔 12 嵌合突起 13 溝 14 嵌合突起 20 分割片 21 嵌合突起 22 嵌合孔 23 溝 24 嵌合孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心を有する円盤状のブラシ台の周
    側に複数本のブラシ毛を植設した回転ブラシにおいて、
    ブラシ台同士を重合状態で結合するための着脱部材をブ
    ラシ台に設けたことを特徴とする研磨用回転ブラシ。
  2. 【請求項2】 ブラシ毛は一つのブラシ台に対して一列
    宛設けられる請求項1記載の研磨用回転ブラシ。
  3. 【請求項3】 ブラシ台に設けられる着脱部材として、
    ブラシ台の円盤面に配される雌雄の嵌合部材を採用した
    請求項1又は2記載の研磨用回転ブラシ。
  4. 【請求項4】 重合時に隣合うブラシ台のブラシ毛のピ
    ッチが互い違いとなるように、着脱部材の位置を設定し
    た請求項1から3のいずれかに記載の研磨用回転ブラ
    シ。
  5. 【請求項5】 回転中心を有する円盤状のブラシ台の周
    側に複数本のブラシ毛を植設した回転ブラシにおいて、
    ブラシ毛を植設すべき植設孔も含めてブラシ台を厚み方
    向に2分割し、各分割面には互いに固着すべき手段を設
    けたことを特徴とする研磨用回転ブラシ。
  6. 【請求項6】 ブラシ台同士を重合状態で結合するため
    の着脱部材をブラシ台に設けた請求項5記載の研磨用回
    転ブラシ。
JP7335793U 1993-12-24 1993-12-24 研磨用回転ブラシ Pending JPH0736750U (ja)

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JP7335793U JPH0736750U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 研磨用回転ブラシ

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JP7335793U JPH0736750U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 研磨用回転ブラシ

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JPH0736750U true JPH0736750U (ja) 1995-07-11

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ID=13515844

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JP7335793U Pending JPH0736750U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 研磨用回転ブラシ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947475U (ja) * 1972-07-26 1974-04-25
JPS5226205U (ja) * 1975-08-14 1977-02-24
JPH0268007A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Seiko Epson Corp 模様付ブラシの構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947475U (ja) * 1972-07-26 1974-04-25
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JPH0268007A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Seiko Epson Corp 模様付ブラシの構造

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990420